Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 83
( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる
天 に 背く 男 が いる
それ は 北斗 神 拳 2000 年 の 宿命
見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる
♪ ~
~ ♪
( ナレーター ) ケンシロウ の 行く 所 宿命 の 戦い が 待ち受ける
一方 世紀 末 覇権 を 目指す ラオウ は ―
各地 に 軍 を 進め 着々 と その 領土 を 広げ て いった
( ケンシロウ ) ウワア
アタタタタ
タタ タタ
( リュウガ ) 今 こそ 確信 し た
時代 は この 男 を …
ラオウ より も ケンシロウ を 選ぶ で あ ろ う
アア …
( トキ ) 悲しむ な ケンシロウ
その 悲し み を 怒り に 変え て 生きよ
( ナレーター ) ケンシロウ に 非情 の 戦い を 挑 ん だ 南 斗 の 男 たち
そして ケンシロウ を 待ち受ける ―
南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 の 正体 と は ?
宿命 が 宿命 を 呼ぶ
覇道 を 巡り 戦い の 嵐 が 乱世 の 荒野 に 荒れ狂う
( 拳 王 軍兵 ) 我ら は 拳 王様 の 軍隊 なり !
村 を 明け渡せ 拳 王様 に 忠誠 を 誓え
ウッ ウワア
グハッ
グワアア
オワアッ
ウウ ワア
( 拳 王 軍兵 ) ほら 突っ込め !
拳 王様 に 忠誠 を 誓う ん だ
ウワア
ギャフウ
( ラオウ ) フフ フフ ハハハハッ
( 群 盗 ) 拳 王 だ
ひるむ な 拳 王 を 殺せ
( 群 盗 たち ) いや ああ
( ラオウ ) おお っ
死 ねっ ウア アア
オワッ ガア
ひ … 引け !
( 拳 王 軍兵 ) 拳 王様 は 世紀 末 の 覇者 なり
乱世 は 我が 軍 に よって 統治 さ れ り
( ラオウ ) 俺 は 拳 王
目指す は 天
望む もの は すべて 手 に 入れる 邪魔 する 者 に は 死 ある のみ
( バット ) お ? イヤッホー ! 街 だ
街 だ ぜ
( リン ) やっと 落ち着ける ね ケン
( バット ) ドゥビ ドゥビ ドゥバ イエーイ アハハッ
ママ のど が 渇 い た よ
ああ 我慢 し て おくれ
( バット ) なんか 陰気 くさい 街 だ な
まるで お 葬式 だ ぜ
みんな おびえ て いる みたい
何 を 怖 がって いる の かしら ?
み … 水 を
水 を くれ
( バット ・ リン ) お じいさん
( 老人 ) 水 を くれ
( ケンシロウ ) さあ これ を
ありがとう
ここ は 水 が 豊富 な 街 と 聞い た が
昔 は そう じゃ った
だが 拳 王 の 部下 の ブー ガル が この 街 に 来 て から は もう …
( ケンシロウ ) 拳 王 の 部下 ?
ウウッ
おい て め えら 何 やって ん だい
うん ? 見 ねえ 顔 だ な 流れ 者 か ?
だったら どう だって ん だ よ
やめろ バット 行 こ う
おい 待て この 野郎
おい って て め え 痛 え 目 に 遭い て え の か ?
ウアッ ウア ウウッ
アア
( 兵士 A ) お いっ 大丈夫 か ?
て め え この ブー ガル 様 の 街 じゃ 勝手 な マネ は さ せ ねえ ぜ
今度 会ったら タダ じゃ 済ま ねえ から な
あ ?
う あっ
ウアア
( レジスタンス ) ブー ガル 覚悟 !
ん ?
ブー ガル どこ だ ?
出 て こい
ん ?
( ブー ガル ) ぬ あっ
( 2 人 ) おわ っ
デアアアッ
ウワアア
はっ
チッ また 汚し ち まった ぜ
おい 誰 かい ねえ か ?
はい
うん ? これ は …
フンッ 俺 様 を 殺 そ う だ なんて ―
バカ な レジスタンス の 野郎 ども よ ほっとけ
それ より 早く 風呂 を 用意 しろ
は あ ?
( ブー ガル ) 聞こえ ねえ の か ?
風呂 だ 俺 は 風呂 に 入り て え
しかし ブー ガル 様 は 今日 風呂 に 入る の は すでに 8 回 目
う うん !
う う っ
だから どう し た っ ちゅう ん で え ( 兵士 B ) いえ いえ いえ
俺 は キレイ 好き な ん だ
1 日 10 回 でも 100 回 でも 風呂 に 入る ん だ
う う っ う う …
拳 王様 に 領地 を 預かった ブー ガル 様 だ
誰 に 遠慮 が いる もんか
う うん ?
わ … 分かり まし た
エヘヘッ
いく ぞ それ え
( 兵士 B ) あー あ
( 兵士 C ) も … も もったい ねえ
( ブー ガル ) エヘヘヘッ
いい 気持ち だ もっと 水 を 足せ
水 だ 水 を 入れろ
ヒヒヒヒッ ああ いい 気持ち だ
俺 は 水 風呂 が 大好き な ん だ
ウッヒャア
ハア …
列 乱し た 奴 は 1 滴 の 水 も や ん ねえ かんな
よし 次
ああ … たった これ だけ です か ?
“ たった ” ? この 野郎 文句 あん の か ?
お め え 働き が 悪い から よ そん だけ ありゃ 十 分 だ
し しかし ―
一 日 一生懸命 働 い て たった これ だけ の 水 じゃ …
うる せ え な
ガタガタ ぬかし や がる と やら ねえ ぞ 次 だ
( 兵士 たち ) エッホ エッホ エッホ
エッホ エッホ エッホ
あっ ブー ガル 様
( 兵士 たち ) エッホ エッホ エッホ エッホ
エッホ エッホ エッホ エッホ
( ブー ガル ) よ ー し ここ が いい
ここ で 止めろ ( 兵士 たち ) へ い
ブー ガル 様 ようこそ
水 を 足せ たっぷり 入れろ
( 兵士 たち ) ヘイッ
( 村人 たち ) ああ …
おい もっと もっと たっぷり と 入れる ん だ
しかし 街 の 奴 ら の 分 が …
何 っ ?
あ あっ ( ブー ガル ) フン !
ウワア
バカ もん 俺 の 風呂 と どっち が 大事 な ん だ ?
これ から は 奴 ら の 飲み 分 を 半分 に 減ら せ
はっ !
( 村人 たち ) ああ …
エヘヘ へ ッ
広い 所 で 入る 風呂 は 気持ち が いい ぜ
エヘヘヘ 極楽 極楽
( 村人 たち ) ああ …
も … もったいない
何より 風呂 が 一 番 だ
ウエーイ
ヘヘ へ へ へ へ
う うーん
( 長老 ) ブー ガル 様
なん だ ?
お 願い で ござい ます 我々 に もう 少し お 水 を
何 い ?
我々 に も お 水 を
何 い ?
( 女 ) あ あっ
( 村人 たち ) あっ
( 長老 ) 我々 は 風呂 に 入る こと は おろか 飲み水 さえ も 十 分 に は …
どう か お 水 を
ハハハハ ハハッ
そう か ならば もっと 近く へ 寄れ
( 長老 ) はい … はい
そんなに 水 が 飲み たい かい ?
はい !
よ ー し 分かった それ じゃ 思う存分 飲ま し て やろ う
あ … ありがとう ございます
う わ ああ ( ブー ガル ) それ い !
( 長老 ) ウワア ! ウウッ
ちょ … 長老
( 2 人 ) 長老
フフフ
どう だ ? ええ ?
どう だ ? たっぷり 飲 ん だ ろ う
た … 助け て
そうかい まだ 飲み 足り ねえ の かい ?
う う あ !
ああ …
( ブー ガル ) 飲め しっかり と 飲め
あ あっ お じいちゃん が
たらふく 飲 ん だ か ?
( 村人 たち ) ああ …
エヘヘヘッ おら あ
グアッ
( 2 人 ) 長老
( 村人 たち ) 長老
長老 様 しっかり し て ください
しっかり し て ください 長老
ウハハハハハハハハハハ
アハハ ハハッ
ヘヘヘッ
ハハヘヘヘヘヘッ
ハハ ハハハッ
ほか に も 水 が 飲み て え 奴 が いる だ ろ う
俺 の 風呂 の 残り 水 を たっぷり と 飲ま せ て やれ
はい
ウヘヘ へ ッ
ブー ガル 様 が ああ おっしゃって いる
水 を 飲み て え 奴 は 前 へ 出ろ
( 村人 たち ) あっ いや …
遠慮 は い らん 早く 前 に 出ろ
ん ?
あ あっ
あれ ? さっき の ガキ じゃ ねえ か
まだ この 街 に い た の か
この 野郎
や いっ
おっと
て め え は さっき は よく も
( 兵士 B ) こっち へ 来る ん だ
( 兵士 A ) たっぷり 水 を 飲ま せ て やる ぜ アハハ ハッ
ケン
( 兵士 B ) フハハハハ なかなか 素直 じゃ ねえ か
さあ たっぷり と 飲め
( 兵士 A ) この お クッ ( 兵士 B ) ほら
おお っ ?
( 村人 たち ) ああ …
( 兵士 B ) ウウッ 苦しい
腹 いっぱい 飲め
て め え もう 許さ ねえ こう し て やる
( ケンシロウ ) アキャキャー
( 兵士 A ・ B の 悲鳴 )
( 村人 たち ) ああ …
( 兵士 たち ) あ あっ
う うん ?
お前 が ブー ガル か ? 早く ここ から 立ち去れ
( ブー ガル ) フフ フッ
この 街 は 拳 王様 から 預かった 街 だ
お め え に 指図 さ れる 覚え は ねえ
( ケンシロウ ) 拳 王 に 伝えよ
恐怖 で 人 の 心 は つかめ ぬ
野望 は 必ず 打ち砕か れる と
ヘッ 生意気 ほ ざ き や が って この 場 で 粉々 に して やる わ
やれ や っち まえ ( 兵士 たち ) ヘイ
う わ あ ああ
ど りゃ ああ
アタ タタ タタ
ば び ー っ
なんか あ
アチョー
アタアッ
び ぎょ ん
アタタタタタタタタターッ
ぐう …
な … 何 だ ? あれ は
ああ … すごい
あの お方 は 誰 じゃ ?
( バット ) は あん 知ら ねえ の か よ ケンシロウ だ ぜ
ああ あの 救世 主 と いわ れ た ケンシロウ 様
そう ! 北斗 神 拳 の 伝承 者 ケンシロウ で い
何 ?
そう か
ケンシロウ ヘヘエ
誰 でも かまわ ねえ
お前 を 倒し て しまえ ば ―
好き な 風呂 に も 一 日 中 入って られる って もんだい
( ケンシロウ ) 甘い 夢 は 捨てろ
うる せ え
転 界 殺生 拳
おりゃ あ ! と あっ
( ケンシロウ ) ホワッ タアッ
アタタタタ
タタ タタ タタ
アタアッ
ウウワ ウウッ
で や あ
( ケンシロウ ) アチョー
ぶ ひ ゃ あ
て え えっ
( ケンシロウ ) アチョー
あ つ っ
( バット ) チェッ ブー ガル の 奴 逃げ や がった な
違う これ が 奴 の ブー ガル の 奥の手 じゃ
奴 は 気配 を 消し て どこ に でも 身 を 隠す
奴 が 風呂 好き な の も ―
自分 の 体 の に おい を 消し去る ため な の じゃ
( バット ) な … なん だって ?
( 村人 たち ) ああ …
ああ …
( ブー ガル ) た あ ! ( ケンシロウ ) フー ワチャー
ウワッ グワッ
よくぞ 見破った ケンシロウ
北斗 神 拳 を 甘く 見 て い た よう だ な
わずか な 気配 も 北斗 神 拳 は 見逃さ ん
な … 何 い ?
あ あっ
ええ い 死ね ケンシロウ
ウッ な … 何 だ ? こりゃ
足 が 足 が … 勝手 に 動 い て いく あ う っ
すでに 秘 孔 を 突 い て ある
お前 の 体 は 意思 と は 無関係 に 動く
ああ … そりゃ ない ぜ
ウッ ウワア
ウワア 溺れる
やった あ
( 村人 たち ) あ あっ
溺れる
助け て くれ ! ウガア
お前 の 命 は あと 7 秒
身 も 心 も 清め て から 地獄 へ 行け
( ブー ガル ) ブ へ ッ ウソ だ ろ ? そんな あ
ブブブ … アアッ
( 兵士 たち ) う う っ
次 は 誰 だ ?
お … 俺 は まだ 死に たく ねえ
に … 逃げろ !
( バット ) やった ぜ !
( バット ・ リン ) ケン !
( 村人 A ) 俺 たち の 水 が 戻った ぞ
( 村人 B ) また 自由 に 飲 め る ぞ
誰 に も 気兼ね し なく て いい ん だ
よかった ね
ああ
人間 に とって 水 は かけがえのない 命 だ
同じ こと じゃ まだまだ わし ら の 地獄 は 続く
( リン ) えっ どう し て ? ようやく ブー ガル を 倒し た のに
ブー ガル を 倒し て も また 拳 王 の 新しい 部隊 が やって くる
水 は そい つ ら が 再び …
わし ら の 苦しみ は 終わら ない
この世 に 拳 王 が 生き て いる かぎり
そんな
ケン
( ラオウ ) 我 は 拳 王 なり 世紀 末 覇者 なり
( ケンシロウ ) ラオウ
拳 王様 拳 王様
ん ん ?
ブー ガル の 街 が 奪わ れ た と の 報告 が
ケンシロウ か ?
はい
う うん
( ラオウ ) 世紀 末 覇者 と 救世 主 並び 立た ず
ケンシロウ 雌雄 を 決する 時 が やって き た
( トウ ) ち … 父上 北斗 の 星 に
( リハク ) う うむ ケンシロウ と ラオウ か
我々 も いよいよ 動か ね ば なら ん
我が 南 斗 六 聖 拳 最後 の 将 の ため に も
♪ ~
~ ♪
( ナレーター ) 北斗 に 風雲 あり
南 斗 五 車 星 風 の ヒューイ が 動きだし た
南 斗 最後 の 将 の 望み は 何 か ?
( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る