Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 69
( ナレーション ) 2000 年 の 歴史 を 刻み 受け継が れ て き た
恐るべき 暗殺 拳 が あった
その 名 を 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) !
天空 に 連なる 七 つ の 星 の もと ―
一子 相 伝 の 北斗 神 拳 を 巡って 悲劇 は 繰り返さ れる
♪ ~
~ ♪
( ラオウ ) 我 が 生涯 の 敵 が また 1 人 …
( トキ ) ラオウ どこ へ ?
再び 天 へ
いずれ 貴 様 と も 戦う こと に な ろ う
2 人 の 敵 貴 様 と ケンシロウ を 倒さ ぬ 限り ―
天 は 握 れ ぬ
また 会 お う
( ナレーション ) 南 斗 ( なんと ) 帝王 の 星 サウザー は 落ち た
時代 は 新た なる 時 へ と 向かう
そして 宿命 の 星 は なお も 輝き 続ける
「 北斗 最強 の 時代 ついに 動き出し た 宿命 の 三 兄弟 」
( コウ リュウ ) また 1 人 乱世 に 星 が 飲ま れ た か
そして 北斗 の 巨星 が 動き出す
ゼンギョウ か
ラオウ が … あの ラオウ が 動き出し た
( ゼンギョウ ) コウ リュウ 様
ラオウ の 動き を 探って み て くれ
は はっ
因果 な も の よ
“ 南 斗 乱 る る 時 北斗 現れ り ”
北斗 の 運命 ( さ だめ ) が また 乱 を 呼ぶ
おお あ あっ
( ケンシロウ ) う わ ー っ !
ぬ お ー う っ !
( ケンシロウ ) あちゃ ー っ ! あと ー っ あ た ー っ あ た ー っ !
うりゃ ー っ !
あちゃ ー っ !
あー たた た た …
あた っ !
ゆ わ ー っ !
フフ フフ …
う … う お あっ !
お あた あっ !
ぐ り ー や !
フッフ … 強く なった な
昔 の … 昔 の ラオウ だったら 倒 せ て い た もの を
傷 は まだ 完全 に 癒え ぬ
まだ !
だが 俺 は …
拳 王 ( けん おう ) は 必ず 復活 する !
乱世 を 支配 する の は この 拳 王 だ
( 少女 の うなされる 声 )
しっかり する の よ ユリ
来 た ぞ ! 来 て くれ た ぞ
どうぞ
あっ トキ 様
うん
もう 大丈夫 よ トキ 様 が いらっしゃった わ
( ケンシロウ ) トキ 優しき 兄 よ
技 の 切れ 流れ 速 さ
どれ を とって も 非 の 打ち どころ なく
本来 なら トキ こそ ―
北斗 神 拳 の 伝承 者 たる 資格 を 持って い た
だが …
あの 核 戦争 が トキ の 運命 を 変え た
( 爆発 音 )
( トキ ) 早く シェルター へ
ケンシロウ ユリア こっち だ
( 2 人 の 荒い 息 )
あ あっ
ああ あっ
( ユリア ) は あ あっ
( 保母 たち ) 早く 早く
( 警報 音 )
扉 の 故障 です 人 の 力 で は 動か せ ませ ん
何 か 強い 力 で 外 から 閉じ なけ れ ば
( ケンシロウ ・ ユリア ) あっ
( ケンシロウ ) な … 何 を !
トキ … 兄さん 待って
う あっ
兄さん !
ハア …
( ケンシロウ ) ふ っ く う っ …
ケン
( 保母 ) 開け ない で
今 開け たら 死 の 灰 が …
トキ …
そして 2 週間 後 …
兄さん !
( ユリア ) トキ
( トキ ) や あ
( ケンシロウ ) 死 の 灰 を その 身 に 浴び た トキ は
拳 を 捨て 医療 の 道 へ と 進 ん だ
( トキ ) ふ っ !
( ユリ ) あ あっ !
( 人々 の 喜ぶ 声 )
もう 大丈夫 だ やがて 熱 も 下がる
あ ありがとう ございます
トキ 様 ありがとう ございます
( バット ) アハッ やった ぜ ( リン ) う ふ ふ っ
( バット ) うーん ( リン ) う わ あ きれい
あー っ いい 眺め だ
ケンシロウ 私 の 夢 は 医術 に 生きる こと だった
う っ あ あー っ あ あー っ
なあ ケンシロウ 俺 に は な 夢 が ある ん だ
この世 に は 現代 の 医学 でも 治せ ぬ 病 に 苦しむ 人々 が ―
何 千 何 万 と いる
経 絡 秘 孔 ( けい らく ひこう ) は 強く 突け ば 肉体 を 内部 から 破壊 する
逆 に 柔らかく 押せ ば 体 の 自然 な 治癒 力 を 促進 さ せる
その 力 を 人々 の 役 に 立て たい の だ
しかし 核 の 灰 を 浴び た 私 は ―
明日 を も 知れ ぬ 命 に 夢 も 希望 も 失って ―
各地 を さまよった
そして ある 村 に たどり 着 い た
その 後 奇跡 の 村 と いわ れ た 所 だ
その 村 で 私 は 希望 を 見つけ た
捨て られ た 村
病 に 倒れ 治る 当て も なく 絶望 と 共に 死 まで の 時 を 過ごす 人々
残さ れ た 命 を 彼ら の ため に 使 お う と …
( 村人 たち ) わ ー っ お 願い し ます
ああ ありがとう ございます
やった ー っ
( 村人 たち の 笑い声 )
( トキ ) だ が その 村 も あの 男 が …
( アミバ ) ケンシロウ 暴力 は いい ぞ
拳 王 の 部下 アミバ
私 に 成り済まし 村 を 死 の 村 に し た
( バット と リン の 笑い声 )
( トキ ) 私 は あえて 捕らえ られ ―
拳 王 の こと を 探る と ともに お前 の 来る の を 待って い た
カサンドラ 牢獄 … 鬼 の 哭 ( な ) く 町 で !
遅かった よう だ な
ケンシロウ は もう 来 て いる
は ー っ !
ほっ !
どう お ほ ー っ
( トキ ) ほっ
ぶ は っ !
( トキ ) 北斗 有 情 破 顔 拳 ( う じょう は がん けん )
はは は あお … お … は あ …
る る る る …
あー っ 気持ち いい
いい 気持ち だ あ ハッハッハッ
あ ひ ひ っ
う ひ ひ っ
ケンシロウ …
兄さん …
待って い た ぞ ケンシロウ
私 は 一生 を ―
子供 たち や 病 に 苦しむ 人々 と 共に 終わる つもり だった
だが …
あ あっ
( トキ ) ケンシロウ
お前 の 戦い を 見 て いる うち に 考え が 変わった
血 が 燃える の だ
熱く 強く !
私 も 一 度 は 拳法 を 目指し た 男
その 男 の 本能 が 私 を 突き動かす
たっ 助け て くれ ー っ !
助け て くれ ー っ !
あ あっ
( 群 盗 ) ヒャハハハ やれ ー っ !
( 群 盗 たち の 雄 たけ び )
おら 食い もん だ あ
見ろ ! こんなに ある ぜ
ヌハハハハ こたえ られ ねえ ぜ
( 笑い声 )
うん ?
ヘヘ また 獲物 が 来 た ぜ
ようし
( 笑い声 )
うん ?
お お っ
クソ オッ 待ち や がれ
ヘヘヘ 1 人 で 砂漠 を 旅 する と は いい 度胸 だ な
( 群 盗 ) おら 食 いもん を 置 い て け
なけりゃ その 馬 で も いい ぜ
殺せ ば 食い で が あり そう だ
それ も イヤ なら て め え を 食 っち まう ぜ
こいつ !
ただ の こけ おど かし だ
や っち まえ !
( ラオウ ) 愚か 者 め
( 群 盗 たち の おびえる 声 )
( 群 盗 たち ) う わ ー っ !
フン クズ ども が
あわ わ バケ モン だ
( ゼンギョウ ) コウ リュウ 様
やはり 拳 王 すなわち ラオウ は こちら に 向かって おり ます
( コウ リュウ ) うむ
( ゼンギョウ ) 目 の 光 は 鋭く 闘 気 ( とうき ) みなぎり ―
もはや 完全 復活 は 間近 と …
( コウ リュウ ) ラオウ 不憫 ( ふびん ) な 奴 よ
まだ 拳 も 野望 も 捨て られ ぬ の か
( リュウ ケン ) ラオウ ケンシロウ 継承 者 を 決める 日 は 近い
ラオウ に 問う 北斗 神 拳 を 何 に 使う ?
フッ 知れ た こと を ! 己 の ため だ
“ 己 の ” ?
そして 何 を 目指す ?
( ラオウ ) 天 !
( リュウ ケン ) それ は 天 に 立ち 権力 の 座 に 座る と いう こと か ?
この世 に 生 を 受け た からに は 俺 は すべて を この 手 に 握る
( リュウ ケン ) そんな こと は 神 が 許さ ん !
( ラオウ ) ならば 神 と も 戦う まで !
ゼンギョウ お前 も 知って いる だ ろ う
かつて 私 も 先代 リュウ ケン と 共に 継承 者 の 道 を 競い合った こと を
た あ ! ( リュウ ケン ) と あ !
う お っ
( リュウ ケン ) 強い
( コウ リュウ ) このまま で は 相 打ち か
( リュウ ケン ) 相 打ち 覚悟 で 倒し て も 同じ 兄弟 弟子 同士
( コウ リュウ ) なぜ こんな 過酷 な 戦い を ?
( リュウ ケン ) なぜ ?
( コウ リュウ ) なぜ ?
( リュウ ケン ) なぜ ?
( コウ リュウ ) なぜ ?
( リュウ ケン ) なぜ ?
( コウ リュウ ・ リュウ ケン ) なぜ ? なぜ ? なぜ ? なぜ ? なぜ ? なぜ ? なぜ ? なぜ …
私 は リュウ ケン に 継承 者 の 座 を 譲った
そして 北斗 一子 相 伝 の 宿命 に より 自ら の 拳 を 捨て た
ラオウ
お前 の 無念 この 私 が 一 番 よく 分かる
それゆえ …
それ だ から こそ お前 が 捨て られ ぬ 拳 ―
この 私 が 封じよ う
それ も 北斗 2000 年 の 掟
かつて 継承 者 を 目指し た 男 の 宿命
( 雷鳴 )
拳 王 復活 の 確か な 証し を !
フフフフフフフフフ
ハアッ !
南 斗 六 星 ( なんと ろく せい ) の うち 既に 5 つ の 星 が この 地 に 散った
シン
レイ
ユダ
シュウ
そして サウザー
残る 1 星 と も いずれ 戦わ ね ば なら ぬ 時 が 来る だ ろ う
それ も 北斗 神 拳 伝承 者 の 宿命
宿命 が お前 を 呼ぶ で あ ろ う
トキ は ?
私 も 己 の 宿命 に 生きよ う
北斗 神 拳 は 一子 相 伝
あの 男 の 拳 を 封じ ね ば なる まい
我が 生涯 の 敵 その 名 は ラオウ
♪ ~
~ ♪
( ナレーション ) 拳 王 復活 なる か ? だが 北斗 神 拳 伝承 者 は ただ 1 人
男 たち は 戦い の 荒野 に 向かう
次回 北斗 の 拳
「 もう 一 つ の 北斗 神 拳 」
「 ラオウ を 闇 に 葬り 去れ 」
( ケンシロウ ) 乱世 の 怒り が 俺 を 呼ぶ