Hokuto no Ken (Fist of the North Star ) Episode 17
( ナレーション ) 199 X 年
地球 は 核 の 炎 に 包ま れ た
あらゆる 生命 体 は 絶滅 し た か に 見え た
しかし 人類 は 死に 絶え て は い なかった
♪ ~
~ ♪
( バルコム ) 招集 だ ー っ
KING ( キング ) 様 の ご 命令 が 下った ぞ ー っ !
( オートバイ の 走行 音 )
「 戦え ば こそ 男 対決 の 門 は ついに 開か れ た 」
( シン ) ご 苦労
( 一同 ) お ー っ
( バルコム ) ご 苦労 軍団 長 諸君
いよいよ お前 たち の 力 を 試す 時 が 来 た
もう お前 たち も 知って いる だ ろ う が ―
胸 に 七 つ の 傷 を つけ た 北斗 ( ほ く と ) の 男 ―
ケンシロウ が 舞い戻って き た の だ
事もあろうに 奴 は キング 様 を 狙って いる
我々 の 組織 に 歯 向かう 者 は 許し て は なら ん !
北斗 の 男 ケンシロウ を 地獄 へ 葬り去れ い !
( 一同 ) お ー っ
しかし 奴 の 力 を 侮って は なら ぬ
今 まで 多く の 南 斗 聖 拳 ( なんと せいけん ) の 強者 ( つわもの ) たち が 奴 を 襲った
だが 奴 は それ を ことごとく はねのけ た
奴 と 最初 に 戦った の は ジード の 組織 だった …
( リン ) ケン !
来 ちゃ … ダメー っ !
( バット ) しゃ しゃべった ! リン が …
な っ 何者 な ん だ ? あいつ は …
( ジード ) うん ?
( ケンシロウ ) その 子 を すぐ に 放す ん だ
貴 様 か 俺 の 仲間 を やった の は !
こんな ガキ ひねり 潰し て やる !
あー っ
う わ ー っ
あ た ー っ !
あた た た たた た た …
あ た ー っ !
あー っ !
( ケンシロウ ) 北斗 百 裂 拳 ( ひ ゃ くれ つ けん ) !
( バルコム ) 我ら の 仲間 スペード も …
( スペード ) 野郎 ふざけ や が って !
た あっ
( ケンシロウ ) ほ わ ちゃ
どう し た ? それ まで か
い や ー っ
う わ ー っ !
( ケンシロウ ) 北斗 残 悔 拳 ( ざん かいけん ) !
708 ある 経 絡 秘 孔 ( けい らく ひこう ) の うち の 頭 維 ( と う い ) を 突 い た
指 を 抜 い て 7 秒 後 に お前 は 死ぬ
そんな …
( ケンシロウ ) その 7 秒間 に 自分 の 罪深 さ を 思い知れ
( スペード ) ちょ ちょっと 待って くれ
う わ ー っ
イヤ だ 俺 は まだ 死に たく ねえ
死 に … 死に たく …
( バルコム ) そして クラブ も …
( クラブ ) う わ ー っ
あー っ
は た ー っ
( ケンシロウ ) 五 指 烈 弾 ( ご しれ つ だ ん ) !
う お っ …
ひ えー お ー っ
が ー っ
( バルコム ) 奴 の 北斗 神 拳 ( しんけん ) は ―
全 エネルギー を 集中 し ―
人間 の 体 に ある 708 の 経 絡 秘 孔 を 突き ―
体 を 内部 から 爆発 さ せる と いう 一子 相 伝 の 拳法 だ
拳法 殺し と 言わ れ た あの ハート で さえ ―
敗れ 去って しまった …
こ っ これ は ! ?
( ハート ) 私 の 体 は ゴム みたい な もん で し て ね
どんな 攻撃 でも すべて 軟らかく 包み込 ん で しまう ん です
だから 君 の へ な ちょ こ 拳法 も ―
経 絡 秘 孔 など と いう もの に 届く まで に …
ぐ わ っ !
う う っ
… と こう なる の です
ぬ う っ …
私 に 勝 てる の は キング 様 の 南 斗 聖 拳 だけ だ
南 斗 聖 拳 ?
南 斗 聖 拳 の 使い 手 やはり 奴 が …
北斗 の 拳 は 無敵 だ !
痛 ( い て ) えよ
お ー っ
あ た !
ムダ だ
もう 一 度 言う 北斗 の 拳 は 無敵 だ
あた た た たた た た !
あた た たた た た た ー っ !
腹 が …
わ ちゃ ー っ
( ケンシロウ ) 北斗 柔 破 斬 ( じゅう は ざん ) !
は ー っ
経 絡 秘 孔 の 1 つ を 突 い た
お前 は もう 死 ん で いる
えっ ?
ひで ぶ !
( バルコム ) そして ゴッド アーミー の ボス 超 能力 者 カーネル も …
貴 様 に 明 日 の 光 は ない !
( ケンシロウ ) 北斗 壊 骨 拳 ( かいこ つけ ん ) !
お前 は もう 死 ん で いる
( カーネル ) なぜ だ おい …
貴 様 ほど の 力 が あった なら 何でも 手 に 入る
好き な こと が できる 神 自身 に も な れる
なのに 貴 様 は …
きっと きっと 後悔 する ぞ …
め ぐ … あ あー っ
め ぐ …
へ げ ー っ
( バルコム ) 懲役 500 年 の 悪魔 の 化身 デビル リバース
そして ならず者 の 集団 ―
ウォーリアーズ の 首領 ジャッカル も 倒れ た
( ジャッカル ) そう だ そのまま 握り潰し て しまえ
( デビル リバース ) う お ー っ
ぬ あー っ
北斗 七 死 星 点 ( し ち し せい てん )
あた っ あた っ あた っ あた っ あた っ あ たっ お あ た ー っ
デビル …
呼吸 法 に より 極限 まで 力 を ため 7 つ の 経 絡 秘 孔 を 突 い た
あと は 死 ある のみ
ひ ー っ
で ー っ
ぶ ー っ
奴 は 言う
普通 の 人 間 は 潜在 能力 の 30 % しか 使う こと は でき ない が ―
北斗 神 拳 は 残り 70 % を 使い切る こと に 極意 が ある と
しかし 奴 も これ で 終わり だ
我々 が 立ち上がった 以上 ―
この 地上 に 北斗 神 拳 の 安らぐ 場所 は ない !
( シン ) フフ フフッ
天空 に 2 つ の 極 星 ( きょく せい ) あり すなわち 北斗 と 南 斗
だが 暗殺 拳 に 2 つ の 星 は 要ら ぬ
この世 に 光り輝く の は 我 が 南 斗 聖 拳 だけ だ !
( 歓声 )
( サキ ) 七 つ の 傷 の 男 ?
ユリア 様 と 何 か 関係 が ある の かしら …
あっ ! ?
( ジョーカー ) 何 を し て おる の だ ?
いえ 別に …
ユリア 様 お 着替え を 持って まいり まし た
( ユリア ) ありがとう サキ
何やら 広間 の ほう が 騒がしい よう だ けど …
ええ お っか ない 人 たち が いっぱい 集まって 何やら 相談 を …
そう … 七 つ の 傷 の 男 を やっつける ん です って
えっ ? 七 つ の 傷 の 男 …
じゃ 七 つ の 傷 の 男 を ご存じ な ん です か ?
( ユリア ) ケン …
( サキ ) ど … どなた です ? ケン … さん って
ケンシロウ … 私 ( わたくし ) の 婚約 者
えっ !
命 より も 大切 な 人 …
( 笑い声 )
シン ?
力 こそ が 正義
いい 時代 に なった もの だ
強い 者 は 心おきなく ―
好き な もの を 手 に 入れ られる
何 の マネ だ シン 俺 は 北斗 お前 は 南 斗
流派 は 違う が 互いに 技 を 競い 合って き た 仲 じゃ ない か
フフ フッ … 俺 は 昔 から ユリア が 好き だった
何 を ! そう 思わ れ た だけ で 死に たく なる
ますます 好き に なる
俺 は そう いう 気 が 強く て 美しい 女 が 好き だ
ケン ユリア は 俺 が もらった ぞ
バカ な ! ユリア は 俺 の 大事 な 人 だ
それ なら ば 力 で 奪う だけ だ ど けっ !
よせ シン !
師 の 教え を 忘れ た か !
( リュウ ケン ) 北斗 の 拳 と 南 斗 の 拳 は 表裏 一体 争って は なら ぬ
お互い 力 を 合わせ それぞれ の 拳法 を 伝承 する の じゃ
そんな 老 いぼ れ の たわ言 …
とうに 忘れ た わ !
何 を する !
ハハハハッ … やっと その 気 に なった よう だ な
ユリア は 俺 が もらう
血迷った か シン !
お前 など 俺 の 敵 で は ない わ !
た ー っ !
( シン ) 南 斗 獄 殺 拳 ( ごく さ つけ ん ) !
( ケンシロウ ) 北斗 飛 衛 拳 ( ひえ い けん ) !
う …
ど わ っ !
う わ ー っ !
ケン !
( シン ) フハハハッ …
お前 ごとき で は 俺 に 勝つ こと は でき ん
お前 と 俺 と の 間 に は ―
致命 的 な 違い が ある それ は 欲望 …
執念 だ !
欲望 こそ が 強 さ に つながる お前 に は それ が ない
ユリア は 俺 が もらった ぞ
わ … 渡す もん か
ケン !
よし 起こせ
( ケンシロウ ) う う …
( ユリア ) ケン
ユリア 俺 を 愛し て いる と 言って みろ
言 え ない の か
う わ ー っ
フフ フフッ
これ が 南 斗 聖 拳 の 処刑 だ
普通 の 人 間 なら この 1 本 でも 耐え られ まい
ケンシロウ は 何 本 目 に 死ぬ の か な ?
( ユリア ) やめ て ( ケンシロウ ) ぐ わ ー っ !
ケン が 死 ん だ ら 私 も 死ぬ !
この 処刑 を 止め られる の は お前 だけ だ
お前 の たった 1 つ の 言葉 で いい
( ケンシロウ ) う わ ー っ !
( シン ) 強制 は せ ぬ さあ どう する ユリア !
私 の 愛する 人 は ケンシロウ ただ 1 人
シン 殺す なら 早く 殺せ
フフ フフッ よか ろ う 殺し て やる
ユリア 生き て くれ ! 俺 の ため に 生き 続け て くれ
ケン !
俺 は 前 から お前 の 生き 方 が 許 せ なかった
う う っ ぐ わ っ
ぐ う っ …
死 ねえ !
( ケンシロウ ) ぐ あ !
う わ ー っ
( ユリア ) 待って !
よせ ユリア
愛し … 愛し ます
聞こえ ん その 程度 で 俺 の 心 が 動く と 思って いる の か
う わ ー っ
ケン !
さあ どう し た ユリア !
愛し ます シン あなた を …
愛し ます
一生 どこ へ でも ついていき ます !
( シン ) フフ フフッ …
ハハ ハハハッ
アハハ ハハハッ …
聞い た か ケンシロウ
俺 を 死ぬ ほど 嫌い だ と 言った 女 が
俺 を 愛する と よ 一生 どこ へ でも ついていく と よ
フフ フフ フッ …
女 の 心変わり は 恐ろしい のう ええ ?
ワハハハ ハハッ ハハハハ ハハッ ハッハッハッ
( シン ) さあ 来る ん だ ユリア ( ユリア ) どこ へ ?
( シン ) 享 楽 の 花園 だ
ケン !
ケン !
( ケンシロウ ) ユ … ユリア
( ユリア ) ケン !
ユリ … ユリア
( ユリア ) ケーン !
ユリア
ユリア !
ユリアーッ !
ユリアーッ !
( ユリア ) シン は 戦闘 を 繰り返し 領土 を 広げ て いき まし た
( 蛮 刀 男 ) ウフ フフ フフッ ハハハハッ
ガハハハハッ 死 ね ー っ
( シン ) あ たっ
( 蛮 刀 男 ) う わ あ …
また 勝った ぞ
この 俺 の 戦い は すべて ユリア お前 の ため な ん だ
そして シン は ―
自ら を “ KING ” と 名乗る よう に なった の です
悲しい けれど 私 ( わたくし ) は シン と 一緒に いる しか なかった
もう すぐ だ ユリア
もう すぐ お前 に きらめく よう な 町 を プレゼント する ぞ
そこ で は 何もかも が お前 の もの だ
お前 は 女王 だ すべて の 人 間 が お前 の 前 で ひれ伏す
そう すれ ば お前 の 気持ち も 変わる 絶対 に 変わる !
ハハハハ ハハハッ
( 稲妻 の 音 )
( シン ) 見よ ユリア この 輝く 町 サザンクロス を
お前 の 町 だ
この 町 の 草 も 木 も すべて お前 の もの だ
( ユリア ) シン あなた は 何 も 分かって い ない
私 が 欲しい の は 海 の よう な 優し さ
緑 の 草原 の よう な 瞳 の 輝き 太陽 の よう な 温かい 心
ユリア !
私 ( わたくし ) の 気持ち は 変わら ない ケン と の 約 束 が ある かぎり …
ユリア 生き て くれ 俺 の ため に 生き 続け て くれ !
( ユリア ) どんな こと が あって も 生き て ゆか なけ れ ば なら ない
( サキ の 泣き声 )
サキ …
ユリア 様 お かわいそう …
あ … サキ ありがとう
う わ あ すげ え 砂 嵐 だ しばらく ここ に いる しか ねえ な
( リン ) フッ フフ フフ フッ …
ペル ったら フフッ
なあ ケン サザンクロス って 一体 どこ に ある ん だ ろ う …
北斗 神 拳 を 闇 へ 葬り去れ
ケンシロウ を 地獄 へ 突き落とせ !
フフ フフッ
ケンシロウ ユリア は 俺 の もの だ 絶対 に お前 に は 渡 さん !
♪ ~
~ ♪
( ナレーション ) 地響き を 立て 襲い 来る シン の 大 軍団
ただ 1 人 立ち向かう ケンシロウ に ユリア の 心 の 叫び が 届く の か ?
次回 北斗 の 拳
「 生 か 死 か 荒野 の 果て は 地獄 の 1 丁目 」
お前 は もう 死 ん で いる