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食戟のソーマ 弍ノ皿, Shokugeki no Souma: Ni no Sara (Food Wars! The Second Plate) Episode 11

Shokugeki no Souma : Ni no Sara (FoodWars!TheSecondPlate) Episode 11

( 幸平 創 真 ( ゆき ひ ら そう ま ) ) どう だ ? 2 種 の オム ラップ サンド

こっち が チリ ソース こっち が バジル ソース だ

( 黒 木場 ( くろ きば ) リョウ ) 俺 の ほう が もっと うまく 作れ る

は あ ?

( 葉山 ( は やま ) アキラ ) お前 ら 食って ばっかり だ な

(創真 )んで 汐見 先輩

“スタジエール ”で し たっけ ?何 すか それ

( 汐見 潤 ( し お み じゅん ) ) そもそも スタジエール と は ―

フランス 語 で 研修生 と いう 意味 な の

高等 部 1 年 の 生徒 が ―

外部 の 様々 な 料理 の 現場 に 派遣 される カリキュラム

その 行き先 は --

高級 料理 店 から 食品 メーカー 公的 機関 まで 多種多様

実践 の 空気 を 学ぶ 正式 な 授業 の 一環 な の

楽勝 っす ね

そこ い ら の プロ でも ―

俺 より できる ヤツ が そう いる と は 思え ねえ し

そんなに 甘い もの じゃ ない よ !

どこ の スタジエール 先 も ―

遠 月 ( と お つき ) 学園 へ の 信頼 が あって 受け入れ て くれ てる の

もしも 遠 月 の 名 を 汚す よう な 問題 を 起こせば ―

一 発 退学 に なる こと だって ある ん だよ

( 創 真 ) そう だった … N この 学校って そんな 感じ だった

よそ の 厨房 ( ちゅう ぼう ) の 仕事 に …

外 の 世界 に 触れられる って わけ か

問題 を 起こさ ず に ―

滞り なく 仕事 を こなせれば クリア って こと か ?

合格 基準 は 研修 期間 内 に ―

目 に 見える 実績 を 残し て くる こと

目 に 見える …

実績 ?

(創真 )えっ と …

最初 の 研修 先 は ―

“ 2人 1 組 で 実施 する ” か

(物音 )(創真 )ん ?

あ …

( 新 戸 ( あら と ) 緋 沙 子 ( ひ さ こ ) ) う う …

ああ …幸平 …

創 真 …

♪~

~ ♪

(創真 )まあ 一緒に 頑張ろう ぜ 秘書 子

貴様 と 協力 する 気 など 毛頭 ない

私 1 人 だけ の 力 で スタジエール を 乗り越え て みせる

ああ そう

いや あ 研修 先 って どんな 店 な ん だろう なぁ ?

話しかけ て くる な

(創真 )遠 月 学園 が 行け って 言う ん だ から ―

すげ え 豪華 な 店 かも なぁ

(緋沙子 )聞い て いる の か 私 の 話 を !

( 創 真 ) ここ ?

何 か イメージ と 違う な

( 客 A ) 何 分 待た せる ん だ ! ( 客 B ) 5 分 で 食える か !

( 客 C ) オーダー 取り消し ( 客 D ) もう いい よ

( 客 E ) まったく ( 客 F ) ふざける な !

( 三 田村 衛 ( み た むら まもる ) ) すみません ! すみません ! すみません ! あ …

ひょっとして 遠 月 学園 の 生徒 さん ?

( 緋 沙 子 ・ 創 真 ) あ …

アハハ …

恥ずかしい ところ を 見せ ちゃった ね

ここ の 3 代目 店主 三田村 です

はじめ まして

本日 から 1 週間 スタジエール を させて いただく ―

新 戸 緋 沙 子 と 申し ます

至らない 点 も 多い か と 思い ます が ―

何 卒 よろしく お 願い いたし ます

幸平 創 真 っす

お 世話 に なり ます

ふ ~ん

新 戸 さん と 幸平 君 ね

ん じゃ 早速 で 悪い ん だ けど ―

(三田村 )サイン もらえ ない か な ?(創真 )は っ ?

だって あの 遠 月 学園 に 通う 生徒 さん だ よ

将来 世界中 に 知られ る ―

スター シェフ に なる かも しれない から ね ~

なんか 誰か に 似てる な

( 富田 友 哉 ( と み た ゆう や ) ) 創 真 ちゃ ~ ん

(緋沙子 )私 なんて ―

人様 に 誇れ る よう な 料理人 で は ありませ ん から

(創真 )新戸 ~まだ ぁ ?

(緋 沙子 )着替え 中 に 話しかける な

非常識 だ ぞ

( 創 真 ) それ に して も ―

ゆき ひ ら Tシャツ以外で現場に立つなんて新鮮だぜ

お ?

待た せ た な

何 か 新 戸 って エプロン 似合う なぁ

な っ !

(創真 )しかし こう やって 2 人 で 話す なんて 初めて だ な

お前 いつも 薙 切 と 一緒 だ し

ああ そうだ 次 薙 切に 会ったら だ けど さ …

(緋沙子 )私 は …N(創真 )ん ?

もう えり な 様 の 元 へ は 戻れ ない

秋 の 選抜 で 敗れた 私 に その 資格 は ない

ああ お前 葉山 に 負け た もん なぁ

黙れ 笑う な !

えり な 様 は 完全無欠 を 体現 なさって いる お 人 なん だ

敗北 者 で ある 私 が おそば に い て は ―

えり な 様 の 格 が 下がって しまう から な

モタモタ する な

静か だ なぁ

さっき の 騒ぎ が ウソ の よう だ

(創真 )よし 気合 入れ て いこ う かね

えっ と とりあえず 新 戸 は …

私 に 指図 する な

いい か 現場 経験 が ある から と いって 調子 に 乗る な

私 だって チーム を 組んで 調理 する 授業 は 受けて いる し ―

合宿 で の スピード が 求め られる 課題 も クリア し て いる

スタジエール だ ろう と 問題 は ない

でも それ って さ ―

不特定 多数 の 注文 が 飛んで こない 状況 で の 話 だろ ?

何 ?

(物音 )(緋沙子 )ん ?

(スタッフ A )ひっ !(スタッフ B )き …

(スタッフ たち )来た ~っ

(緋 沙 子 )何 ?

一瞬 で 満席

(客 と スタッフ の 声 )

(緋沙子 )オーダー 殺到

(スタッフ たち の 声 )

(緋 沙 子 )これほど と は …

(三田村 )元々 うち は ―

地元 客 ばかり が 来て くれる 店 だった ん だ

うち の 最寄り 駅 新幹線 が 停まる ように なった でしょ

乗車 前 の お客さん が 一気に 来店 し て 一気に 注文 し て

一気に お 会計 する もん だ から …

(緋 沙子 )さばき きれ なく なって る わけ か

(客 G)ちょっと 料理 まだ ぁ ?

(客 H)そろそろ 来て くれない と

(スタッフ C )NAセットとDセットまだですか?

待って あと 5 分

(三田村 )洗い 物 が たまってる ぞ

今 手 が 離せ ない

食器 が 足り ない !

あっ私 やります

(客 I)もう 走ん なきゃ 間に合わない じゃん !

また の ご 来店 を …

(緋 沙子 の ため 息 )

はっ!

(スタッフ B)また!(スタッフたち)来た~っ!

(緋 沙子 )さ ばい た と 思った 矢先 に 次 の 一団

まるで 戦場 !

次 から 次 へ と 息 つく 暇 も ない

オーダー いただき まし た !

1 番 テーブル 特製 サンドイッチ 1 フレンチ トースト 2

ホット コーヒー 3 コーヒー は 全員 食後

3 番 テーブル ビーフ シチュー 2 ナポリタン 2

ホット コーヒー 1 アイス コーヒー 2

メロン ソーダ 1 ナポリタン 1 皿 は ピーマン 抜き

(客 J)何か 遅い ね 料理

(客 K)これ じゃ 間に合わない な

(創真 )新戸 ホール の ほう 頼む わ

えっ !

(創真 )4番テーブルナポリタンほか全部あがりっす!

おお …

(客 L)ちょっと 俺 が 頼んだ の チェダー チーズ ハンバーグ だ よ

(三田村 )申し訳 あり ませ ん お 取り替え を …

もう いい よ 間に合わない …

新 戸 厨房 と ホール の 連絡 が 混乱 し てる

見 て き て くん ねえ ?

くっ…

(緋 沙 子 )ふざける な

私 に 指図 する な 何 様 の つもり …

う …う う っ !

(葉山 )何もかも 狭い んだ お前 は

( 創 真 ) それって さ ―

不特定 多数 の 注文 が 飛んで こない 状況 で の 話 だろ ?

(緋 沙 子 )私 に は ―

えり な 様 に お 見せ する 顔 など あり ません

う うっ …

くそ っ !

(三田村 )ありがとう ございました

(スタッフ D)うほ~N(スタッフE)終わった

(スタッフ F )乗り切った ぞ !

すばらしかった !

君 が いなけりゃ 絶対 乗り切れ なかった よ

(緋 沙子 の ため 息 )

いや ~たまげ た よ

やっぱり 遠 月 の 生徒 さん は 違う ね

あっ ええ 彼 は 現場 で 働いていた 経験 も ある ので

何 言って る ん だい あんた も だ よ

あっ…

ディナー の 頃 に は もう 手間取ら なく なって た じゃないか

覚え が 早い し 要領 も いい

助かった よ 本当 に

はっ …ありがとう …ございます

何 を する 無礼 な !

お 疲れ さ ん

明日 から も この 調子 で 頼む ぜ 新 戸

あ …

う っ は っ !

私 に 指図 する な !

(創真 )へ ー へ ー 分かり まし た よ

( 薙 切 ( な きり ) えり な ) お 断り します

( 傘 山 ( かさ やま ) ) 何 だ と ?

( 田所 恵 ( た どころ めぐみ ) ) ひ ~っ

皿洗い など し ない と 言って いる の です

この 私 に 雑務 を 押し付ける の は ―

愚か な 采配 ミス に ほかならない と 存じます

なめる な よ

学生 風情 が

(恵 )創 真 君 こちら は 波乱 の 予感 です

(スタッフ C )いや ~N今日 も 助かった よ

研修 を 受け入れ て 大 正解 です ね

ん ?

この 店 の 写真 です か ?

ああ

僕 の 父 が シェフ を し て い た 頃 の ね

今 でも 思い出す よ

地域 の 常連 さん みんな に 愛さ れ て

確かに こちら の お店 ―

品数 が すごく 豊富 です ね

味付け も 丁寧 で

(三田村 )アハッ …Nそれ だけ は 僕 の 自慢 な ん だ

あの 頃 の 店 を 理想 に 頑張り たい ん だ よ ね

(緋 沙 子 )ん ?

う ~ん

何 を サボって いる の だ 幸平 創真 まだ 清掃 が 済んで ない ぞ

( 創 真 ) こんな ん で いい の か な ?

え ?

(創真 )“目 に 見える 実績 を 残す ”って ―

こういう こと で いい の か ?

(緋沙子 )何 を 言っている 研修 は すこぶる 順調 じゃないか ?

う ~ん まあ そう なんだ けど な

あっそう いや あ ほか の ヤツ ら は どう なってる の か な ?

どんな 店 に 行って ん だろう な ?

(緋沙子 )えり な 様 は 立派 に やって おられる はず だ

私 など が い なく とも

(男性 客 )すばらしい よ シェフ

今 まで より も 圧倒的 に 洗練 さ れ て いる

コース の 構成 も 新鮮 かつ 大胆

パーフェクト だ これ なら 来年 は 星 も 確実 だ よ

あ …は あ 恐れ入り ます

ぐ ぐ …む む む …

ウフッ

(コック A)えり な 様 味 の チェック を

(コック B )えり な 様 下ごしらえ お 待たせ し まし た

ソー シエ の 方 作業 が 50 秒 遅れ て いて よ

(コック C)すみません

よろしい お 客様 に お 出し し て

(コック D)はい

(傘 山 )俺 の 城 が …

あんな 小 娘 に

あっという間 に 掌握 さ れた

(えり な )傘 山 シェフ (傘 山 )あ …

(えり な )メイン ディッシュ に つい て です が ―

ポシェ する 際 今 より 少々 火 加減 を 抑えた ほうが ―

素材 の 食感 を 生かせる と 思います わ

ほか に も 12 点 ほど 申し上げ たい こと が

意見 させて いただいて も よろしくて ?

う う う …くく っ …

む む む …

…お 願い し ます

(えり な )で は まず オードブル に 関し て

(恵 )私 に も 何 か できる こと は ?

( 創 真 ) う ~ ん やっぱし こんな ん じゃ な ぁ

まだ そんな こと を 言って いる の か

何 が 不満 な の だ ?

味 は 確か だ し スタッフ も 皆 優しく て ―

店 を 大事 に 思ってる

私 は できる 限り あの 店 の 力 に なり たい と 思う

( 創 真 ) お前 さ このまま で 本当 に いい の か ?

えっ ?

お前 が 本当 に いたい 場所 って そこ じゃ ねえ だろ ?

あの 店 は 変わら なきゃ ダメ だ と 思う

それ に …

まあ いい や ん じゃ な 明日 も よろしく

(三田村 )おはよう 新 戸 さん

今日 は 伝票 整理 頼む ね

はい もう 進め て ます ので

じゃあ よろしく

(ドア の 閉まる 音 )

(緋 沙子 )この 店 が 変わら なきゃ ダメ …

一体 何 だ と 言う ん だ 幸平 創 真

お前 が 本当 に いたい 場所 って そこ じゃ ねえ だろ ?

フン あの 男 の 言う こと だ

見ろ 現に 売り上げ や クレーム 件数 は ―

私 たち が 来て から …

はっ!私たちが―

い なく なったら …

( 創 真 ) そう ( 緋 沙 子 ) あっ!

今 まで と 同じ 状態 に 逆戻り だ

えっ ?

(創真 )そりゃ 忙しかったら ―

臨時 で 人 を 投入 すれ ば 店 は 回る だろう けど さ

根本 的 な 解決 に は なら ない だろ ?

う ~ん このまま で いい の か なぁ

あ あ ~っ

緊急 会議 を 開きます !

(恵 )このまま じゃ 雑務 だけ で スタジエール が 終わっちゃう

薙 切 さん みたい に すごい こと は できない けど ―

私 も もっと 役 に 立た なく ちゃ

(コック E )次 頼む よ

(恵 )あっ はい !

あ …

(スタッフ A )今 から バイト の 募集 を かけ ましょう

遠 月 の 2 人 が い なく なる 前 に 新しい 人手 を 増やさない と

でも 彼ら の 穴 を 埋める バイト が 簡単 に 見つかる と 思う か ?

ああ …

メニュー を 絞る べき でしょう か ?

(スタッフ の どよめき )

(緋沙子 )豊富 な 品数 が 逆に 足かせ に なって い ます

人気 の ある メニュー だけ を 残し て 刷新 すれ ば …

そんな !

祖父 の 代 から 受け継いだ レシピ だって ある ん だよ

現状 の まま で は この 店 は いつか ―

(緋沙子 )破綻 を …N(スタッフ B)あのね

あなた たち が 来て くれて 助かって は いる けど

そこ まで 変える の は ちょっと …

俺 たち は 先代 の 頃 から ここ で 働いてる ん だ

メニュー を 変え たら もう 三田村 じゃ なく なる よ

でも お 客 さん たち かわいそう じゃ ない っす か

せっかく この 店 を 選んで 入ってきた のに ―

うまい まずい 以前 に ―

料理 すら 出 ない って そりゃ ない でしょ

(スタッフ たち )ああ …

( 創 真 ) 三 田村 さん ( 三 田村 ) あ …

ここ を どんな 店 に し たい っす か ?

え …

(創真 )1つ 聞い てもらい たい 事 が ある んですけど

(恵 )すみません

あの …

ああ ?

コース 2 皿 目 の ―

サラダ 仕立て の 魚 料理 に つい て なん です が

何 だ お前 まで !

おとなしく 皿 洗って ろ !

はい ~ごめんなさい ~

いい わ 言って ごらん なさい

(傘 山 )あっ …くく く …ぐ ぐ っ

え ~とかける ソース の 量 を ―

お客様 が 自由 に 選べたら いい と 思って

下がって き た お 皿 を 見る と ―

ソース が 結構 余って い たり

逆 に パン に 付けて 食べた お客様 の お皿 は ―

野菜 の ほう が 残って いたり し たんです

( えり な ) 皿洗い の 作業 だけ で ―

その 改善 点 に たどり着い た と いう の ?

でも 難しい です よ ね

ホール に も 厨房 に も 手間 が 増え ちゃう し

(えり な )いいえ

ソース を ソーシエール に 入れ て 給仕 する 方法 は ―

フランス で も 古く から 広まって いまし た

トラディショナル な 趣向 と して 逆に 目新しい かも しれません わ

いい加減 に しろ ぉ !

客 は 俺 の 料理 を 食い に 来てる ん だ

ソース の 量 なんか …

(ボーイ )あの シェフ !

ああ ?

お客様 から ソース が もっと 欲しい と …

あ …

( 恵 ) ああ … N ( えり な ) ウフッ

(三田村 )また の ご 来店 を

ありがとう ござい ました

(三田村 )完全 予約 制 だって ?

三田村 の 料理 は うまい

それ は 間違い ない っす

丁寧 な 仕事 と ―

豊富 な メニュー の おかげ で 満足 感 も 高い

けど 今 周り の 状況 が 昔 と 変わって ―

その 良 さ が かす ん じ まって ます よ ね

だから こういう 選択肢 も ある の か な っと

飛び入り の お 客 に は 申し訳 ねえ けど

完全 予約 制 ねえ

口 で 言う の は 簡単 だ けど ―

うまく いく もん でしょう か ?

せっかく 流れ てき てる 客 を 失う の は リスク が デカい ぞ

(スタッフ B)今までずっと同じやり方だったのに―

急に 変える の は …

(緋 沙子 )現状 が 変わった の ならば ―

自ら も 変わら なけれ ば 進む 道 は 閉ざされます

本当 に 貫き たい もの が ある ならば ―

体面 など 構わず しがみつく べき です

この 店 に は 可能性 が ある と 思い ます

私 は それ を 信じ たい

(創真 )まっ 決める の は あくまで 俺 ら じゃ ない

トップ に 立ってる 人 でしょ 三田村 さん

シェフ と して 貫き たい もの は 何 す か ?

ようこそ !

清水 さん ご 予約 ありがとう ございます

( 清水 ( しみ ず ) ) いや あ ~ ご無沙汰 し て 悪かった ね

何だか 最近 忙し そう だった から ちょっと 足 が 遠のい ちゃって さ

予約 制 に なった って 聞い て 飛ん でき ちゃった よ

いつも の ナポリタン と サイド メニュー 2 品

ああ それ と …

塩分 少な 目 です ね ?

ハハッ !さすが 分かって る ね 3 代 目

(創真 )お 待たせ し まし た

う ~ん

ハハ …やっぱり ―

ここ の 味 は いい ねえ

食後 に コーヒー を もらおう かな

かしこまり まし た

( 西 園 和音 ( に し ぞ のか ず ね ) ) スタジエール で 試さ れる ポイント を ―

まず 1 つ 乗り越えた ようだ な

与え られ た 仕事 を 漫然 と こなす だけ で は 論外 だ

店 の ため に 何 が できる か を 模索 し 行動 する

スタジエール の 第 1 歩 は そこ から 始まる の だ

初日 は しょぼくれ た 顔 してた のに ちっと は マシ に なった な

フン 無駄 口 を たたいている 暇 が ある なら ―

キリキリ 働け 幸平 創 真

御粗末 様 !

“ありがとう ございましたまたのご来店を”だろ

オリジナル を 持ち込む な !

第 1 の スタジエール 合格 だ

え ?

文句なし の 働き だった

ありがとう ございます

どこ から 見 られ て たん だ ?すげえ な 遠 月

どこ から 見 られ て たん だ ?すげえ な 遠 月

(車 の ドア の 開閉 音 )

次 の 研修 先 に つい て の 資料 は 明日 に は 届く はず だ

健闘 を 祈って いる

フフッ …

ところで 新 戸

近々 薙 切 ん とこ に 戻る ん だろ ?

う うっ …

(緋 沙 子 )う う う …N(創 真 )いや あ …

また だ …Nどう したんだ 元気 出せ って

話 聞く から よ

(恵 )き …緊張 する べ ~Nなし て こんな こと に ?

異様 に 荷物 が 多い わ ね

乗って おい きなさい よ

あ …

あなた ほど の 素材 が ―

どうして 今 まで 無名 だった の か 分から ない わ

(恵 )そそ …そんな まさか 言え ねえ

は あ ~

高等 部 へ の 進学 試験 の 成績 は どう だった の かしら ?

え えっ と それ は ホント に 下 の 方 で …

(恵 )最下位 だった なんて 言えない …

(恵 )でも その 状態 から 変われ た の は ―

私 1 人 の 力 じゃ なく て

合宿 で 生き残れた の も 選抜 に 出られた の も ―

寮 の みんな と か 創真 君 が い て くれた ―

(恵 )おかげ で …N(えり な )あ …はっ

創 真 君 を 初めて 見 た 時 は ―

絶対 近づか ない ように しよ う って 思って た のに

いつの間にか 仲良く なって

それ 以上 あの 男 の 話 は しない で !

(恵 )あっ ごめんなさい (えり な )う う う …

(恵 )何 か 気 に さわる こと 言った かな ?

あっそう いえ ば 薙 切 さんって いつも 新 戸 さん と 一緒 に いる よ ね

は ああ …

あれ れ !あの …どうか し た ?

(えり な )緋 沙 子 …

(えり な )ほら 緋 沙 子

こんなに 桜 が きれい

わ あ …

あなた も こっち に おいで なさい よ

そんな 恐れ多い

私 は えり な 様 の 後ろ に 控え て おり ます

従者 で ある 身 です から

ああ …

(えり な )緋 沙 子

あの 時 私 が あなた に し て ほしかった こと は …

(緋 沙 子 )情けない な

まだ 何だか 自信 が 持て ない

今 まで の 私 は 安心 しきって いた ん だ と 思う

えり な 様 の 後ろ を 歩いて いれば いい と

それ 以上 の こと は 考え も し なかった から

ふ あ ~ あ で 何 悩 ん でる わけ ?

(緋沙子 )話 聞い て た の か !

答え は 簡単 だ ろ ?

これ から は 薙切 の 後ろ じゃ なくて さ

隣 に 立って 歩け る 自分 に 変わって け ば いい ん じゃ ねえ の ?

(緋 沙 子 )あっ …

(創真 )俺 も 葉山 に 負け ちまった から さ

いつか あいつ を ギャフン と 言わ せて やろう ぜ なっ ?

(緋 沙子 )でも ―

一 度 敗北 し た 私 に そんな 資格 は …

(創真 )本当 に 貫き たい もの が ある なら ―

体面 気 に せず しがみつく

自分 で 言った こと じゃ ん か

ああ そう そう

うち の 寮 の ヤツ の もん な ん だ けど ―

貸し て い いよ って 言って くれ て さ

ん ?あ …

(創真 )薙切 と 約束 し た んだ けど なかなか 行く 機会 なく って よ

ハッ だ から ちょうど よかった わ

届け て くれよ 薙 切に さ

頼む ぜ 新 戸 途中 で 落っこ とし たり すん な よ

幸平 創 真 …

ありがとう

こっち に おいで なさい よ

(緋 沙子 の 息遣い )

(創真 )俺 も だ よ 新 戸

俺 も 結局 …

親父 の 足跡 を 追いかけて ―

料理 し て きた だけ だった の かも しん ねえ

たっぷり 拝 ん で やる

ゆき ひ ら 以外 の 料理 の 世界 を

そん で 俺 自身 の 味 に 新しい 光 を 当てる ん だ !

よし !次 の スタジエール は どこ だ ?

♪~

~ ♪

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