Shigatsu wa Kimi no Uso (YourLieinApril)Episode7
≪ ( 黒 猫 ) 《 や あ 。 調子 は どう だい ? 》 →
《 もう すぐ だ ね コンクール 》
( 公 生 ) 《 うん 》
( 黒 猫 ) 《 怖 がる な よ 。 気 に しない 気 に しない 》 →
《 恥 か いたって 笑わ れ たって いい じゃ ん 》 →
《 捨てられる わけ じゃない し 》
( 黒 猫 ) 《 君 は ベートーベン じゃない もん な 》 →
《 もちろん ショパン でもない 》
( 公 生 ) 《 知ってる さ 》
( 黒 猫 ) 《 ふ ~ ん 。 じゃあ … 》
( 黒 猫 ) 《 君 は 誰 だい ? 》 →
《 君 は どこ に いる ん だい ? 》 →
《 さあ 旅 の 準備 は でき た かい ? 》
♪♪ ~
(生徒 たち )キャ ~ !
( かをり ・ 椿 ) いった れ 渡 !
(選手 )カバー 。(選手 )右 から 来た ぞ 。
(公生 )入れ替わった 。(椿 )いけ ーっ !
( 選手 たち ) やった ー ! ( ホイッスル )
<その ホイッスル は 澄み切った 空 に 乱 反射 し た >
(椿 )渡 も 負け ちゃった か 。残念 。
(渡 )泣く な よ 。精いっぱい やった ろ 。→
ほら 。挨拶 。
(椿 )渡 !
(渡 )応援 サンキュー な 。
カッコ 良かった よ 。
スター に なり 損ね ち まった 。
あと は お前 に 任せる わ 。
( 渡 ) また 高校 でも やろ う ぜ 。 ( 部員 ) 渡 … 。
ホント に カッコ 良かった よ 。
スター に なる の は 高校 で か 。
(渡 )チクショー 。チクショー チクショー !
次 は 絶対 負け ねえ から な !
♪♪(ピアノ の 演奏 )
♪♪ ~
<渡 と 椿 。中学 最後 の 大会 が 終わった >
♪♪~
<選択 した 課題 曲 も 暗譜 で 弾ける ように は なった >
< でも …>
有馬 !授業 中 だ !うるさい ぞ !
《 ♪♪ 「 タン タン タタタタタ … 」 》
(教師 )あと 3 周 。
ハァ ハァ …。
<渡 や 椿 は 輝いていた 。そして 君 も >
<りん と して そこ に い た >
<僕 は 深く 理解 できた の ?>
<ショパン を 自分 の もの に できた の か ?>
<譜面 を なぞった 音楽 の 中 に 僕 が いる の か ?>
( 黒 猫 ) 《 ここ の どこ に 君 が いる の ? 》
あっ… 。
(生徒 )有馬 !<分からない >
(生徒 )誰 か 水 !(教師 )保健室 の 先生 呼んで こい 。
<分から ない >
< 分からない …>
(かをり )ハァ ハァ …。
(かをり )友人 A !
はい ?
はい !?
信じ られ ない !
ご飯 食べ ない で ぶっ 倒れる なんて 。
体 が 資本 な のに 。
仕方ない だ ろ 。没頭 し て たん だ から 。
椿 から もらった 卵 サンド 食べ たら 治った 。
5 パック 。5 …!?
あっ ニャンコ 。
(心臓 の 鼓動 )
( 黒 猫 ) 《 君 は どこ に いる ん だい ? 》
あっ。
ゲホッ … うっ…。
大丈夫 ?近く に 公園 ある から 。
子供 の ころ 黒 猫 を 飼って た んだ 。
目 を 離し た 隙 に 僕 の あめ を 食べ て い た から →
名前 は チェルシー 。
いつも の ように チェルシー と じゃれ て いた ん だ 。
きっと 構い 過ぎ たん だろう な 。
ある 日 僕 の 手 を ひっかいたんだ 。
手 が 真っ赤 。
血 が ど ば ど ば 止まら なくて 焦った よ 。
次の 日 母親 が 捨て に 行った よ 。
( 早 希 ) 《 あなた の ため よ 》
チェルシー の 残し た 傷 は 母さん を 思わ せる 。
こんな の が 数 少ない 思い出 だ なんて 。
チェルシー を 捨て に 行く 母さん の 後ろ姿 を →
ただ 黙って 見て い た 。
「 やめ て 」 と か 「 待って 」 と か →
何 か 言え ば 変わって い た の かも しれない 。
あの 日 から 僕 は 母さん の 影 の 中 に いる 。
卵 サンド が 好き 。
モーモー 印 の 牛乳 も 好き 。
意外に も 甘い 物 も 好き 。運動 は 苦手 。
椿 ちゃん に 頭 が 上がら なく て →
モテ る 渡 君 が ちょっと うらやましい 。
君 は お母さん の 影 なんか じゃ ない よ 。君 は 君 だ よ 。
君 らしく …Nなんて 曖昧 な もの じゃ ない 。
何 やった って 変わった って 関係ない 。
君 は どうせ 君 だ よ 。
私 たち は ヨーロッパ に 生まれて ないし 変 な 髪形 で も ない もん 。
私 たち は ショパン じゃ ない もん 。
君 の 人生 で ありったけ の 君 で 真摯 に 弾け ば いい ん だ よ 。
君 は 時々 すごく いい こと を 言う 。
何 よ !時々 って !
励まし て やって ん の に !痛い !
《 真摯 に … 》
♪♪ ~
「気 が めいって いる とき は 頬づえ を 突く と いい 」
「腕 は 役 に 立つ の が うれしい ん だ 」
誰 の 言葉 ?
チャーリー ・ブラウン 。
大きく て 節くれ立った 手 。
ピアニスト の 手 だ 。ほら やっぱり 。
手 が 私 に 触れ て 喜んでる 。ああ …。
ピアノ が 弾き たい って うずうず し てる 。
《 悩 ん で 迷って 苦し ん で 》
《 たどりつ い た 答え は 笑っちゃ う くらい シンプル で 》
( 黒 猫 ) 《 や あ 。 調子 は どう だい ? 》
《 まあまあ か な 》
( 黒 猫 ) 《 あした だ ろ コンクール 》 →
《 まだ 音 は 聞こえない ん だ ろ ? 》 《 うん 》
( 黒 猫 ) 《 大丈夫 ? 》 《 どう か な 》
《 でも ある 女の子 が ね 真剣 に 音楽 の 力 を 信じ てる ん だ 》
《 そりゃ もう バカ みたい に 》
《 だから 僕 も 信じ て みよ う と 思う ん だ 》
( 黒 猫 ) 《 答え に なってない ね 》 《 そう だ ね 》
( 黒 猫 ) 《 準備 は でき た みたい だ ね 》 →
《 きっと あの人 も 来る よ 》
《 うん 》
( 黒 猫 ) 《 今日 は ゆっくり 休む と いい 》 →
《 あした は 大変 な 一 日 に なる 》
(渡 )お ~。(椿 )こんな 所 で やる の ?
(渡 )で け ぇ なぁ 。
じゃあ 行く ね 。
(椿 )公生 !(渡 )そっち じゃない ぞ 。
大丈夫 かな ?
おお っ !大変 !
な …何 ?何 ?
ギャ ~ … !
痛っ… 。
これ 見て 。
参加者 名簿 ?
君 の エントリー ナンバー 。
ケッヘル 265 番 。モーツァルト 『キラキラ 星 変奏曲 』
星 は 君 の 頭上 に 輝く よ !
アハハ ハハ …。
<真昼 の 星 >
(武士 )あれ って …。(絵 見 )うん 。
<過去 と の 邂逅 >
ん ?
<僕 の コンクール が 始まる >
( 参加者 ) 《 やった ー ! 》 ( 参加者 ) 《 あった ! 名前 》
( 女性 ) 《 お宅 の ケンタ 君 どう で し た ? 》
( 女性 ) 《 うち の 子 また 落ち ちゃって 》 →
《 悔しい けど 素晴らしかった わ 》 →
《 井川 絵 見 ちゃん に 相 座 武士 君 》 →
《 頭 一 つ も 二 つ も 抜きん出 て た わ 》 →
《 練習 量 の 多 さ を うかがわ せる レッスン の たまもの ね 》
《 それだけに 残念 》 →
《 より 有馬 君 が 際立っちゃ う 》
( 女性 ) 《 またまた 有馬 君 の 引き立て 役 ね 》
( 武士 ) 《 ムカ つく ぜ 有 馬 の やつ 》
( 絵 見 ) 《 また 負け た から ? 》
《 違う わ い ! 本選 勝利 へ の 布石 だ 》
《 それ より も … あの 野郎 →
当然 の よう に 結果 も 見ない で 帰り や がった 》
《 ちっと は 喜び や が れって ん だ ! 》
《 それ は それ で ムカ つく ! 》
《 あいつ は 興味ない の よ 。 他の人 に も 私 たち に も 》 →
《 たぶん 自分 に も 》
( 武士 ) 《 お前 は クール だ ね 》
( 絵 見 ) 《 クール … 》 →
《 こんな 屈辱 初めて だ わ ! 》
《 あ ちっ! 》
( 絵 見 ) 《 私 たち に 関心 が ない の なら →
力ずく で こっち を 振り向か せ て やる 》 →
《 気 に さ せ て やる 。 いつか きっと 》 →
《 あんた を ぶっ倒し て 》
( 武士 ) 《 少し 大人 に なった 。 でも 変わ ん ねえ 》 →
《 イラ つく 黒縁 眼鏡 。 変わ ん ねえ 有 馬 》
(武士 )久しぶり 。あっ 。
…だ な 有馬 。
えっ と …。
どちら さま で し た っけ ?
(椿 )お客さん 少ない ね 。とんでもない 。
一 次 予選 で は 上々 の 入り よ 。有馬 君 効果 かも 。
今 トイレ 行ったら 公生 の 話題 で 持ちきり だった な 。
すげ え の な あいつ 。
うん うん 。
何で 椿 が 得意 げ な ん だ ?
でも よ … N な ー ん か 変 な ん だ よ な ぁ 。
( 男性 ) 《 また 得意 の 超 絶 技巧 か ? 》
( 男性 ) 《 譜面 どおり 母親 の 言う とおり 》 →
《 秘 技 マリオネット 奏 法 》
公生 って 嫌わ れ てん の ?
譜面 どおり 作曲 者 の 指示 どおり 弾く 。
これ って すごい こと な ん だ 。
コンクール として は そこ で 評価 する しか ない ん だけど …。
譜面 に 忠実 に 弾く だけ で 優勝 を 奪って しまう 。
評価 を 上げて しまう 。
それ を 快く 思わない の よ 。
特に 音楽 に 何か を 求める 若い 世代 は 。
もちろん ねたみ も ある ん だ けど 。はぁ …。
有馬 君 コンクール 荒らし 回った から な 。
あ あっ 。たくさん 出て た 時期 あった 。
《 確か 公 生 ママ が 入院 し て た とき 》
デジタル 時計 の よう に →
コンマ 1 の 誤差 も なく 余韻 も ない 。
「ヒューマン メトロノーム 」「コンクール 仕様 」
「母親 の 操り人形 」
「譜面 の しもべ 」
有馬 公生 って いう 名前 は 悪名 な の よ 。
何 だ と !かかって きやがれ !
誰 よ そい つ ぶっ飛ばし て やる !し ーっし ーっ 。
うら ぁ ~!有馬 の 野郎 →
俺 ら の こと 忘れ て やがった !(絵 見 )どうどう 落ち着い て 武士 。
(絵 見 )心 を 乱す な 。お前 の 出番 は 早い だろ 。
着替えろ 。
《 それ に 有馬 は 私 たち を 忘れ た ん じゃない 》
《 もともと 知らない ん だ 》 →
《 全然 変わらない 。 2 年 前 と 》
《 気 に 入らない 》
《 母親 が 大 先生 の 教え子 だ からって 優遇 さ れ や がって 》 →
《 あんなに 技術 が ある の に つま ん ねえ もん 弾き や がって … 》
( 武士 ) 《 う が ー ! 》
( ブザー )
[ マイク ] ( アナウンス ) これ より 審査 を 開始 いたします 。
( 拍手 )
(武士 )初めて 会った の は 小学校 3 年 の とき 。
( 武士 ) 次 こそ は 次 こそ は …って →
手 を 精いっぱい 伸ばし て 捕らえた と 思ったら →
蜃気楼 の よう に 遠く に いる 。→
それ が 手品 の ハト みたい に ぱっと 消え ちまった 。
今日 やっと いる べき 所 に 帰ってきた 。
2 年間 この 日 を 待って た 。
< いよいよ >
<コンクール が 始まる >
♪♪(ピアノ の 演奏 )
♪♪ ~
( 井 端 ) 《 ふ ぅ 審査 は 疲れる から 嫌 だ 》
え ~…もう 寝てる 。
また ?最低 。
♪♪(ピアノ の 演奏 )
♪♪ ~
3 番 川中 優子 さん 。準備 お 願い し ます 。
≪(武士 の せき )
ハァ ハァ …。
《 大丈夫 。 お前 は できる 》
《 弾ける ! 》
《 変 だ な … 2 年 ぶり だ から か な 》
《 こんな こと 初めて だ 》
《 壊れ た シーソー みたい に →
ギッコンバッタン 心臓 が 脈打ってる 》
( 観客 ) 《 あー あ 》 ( 観客 ) 《 終わり だ 》
( 観客 ) 《 どうして 弾か ない の ? 》 ( 観客 ) 《 弾き 方 忘れ ちゃった の … 》
( 観客 ) 《 一人 減った 》 ( 観客 ) 《 自滅 で ね 》
《 怖い 怖い 怖い 》
4 番 相座 君 。準備 お 願い し ます 。
《 怖い 怖い 怖い 》
《 みんな 怖い よ 。 怖い よ 舞台 に 上がる の は 》
《 失敗 する かも しれない 。 全 否定 される かも しれない 》
《 それ でも 歯 を 食いしばって 舞台 に 上がる 》
♪♪ ~
( ざわめき )
何 か 空気 変わった ?まあ ね 。
ど 本命 の 登場 。去年 の チャンピオン 相 座 武士 。
(審査 員 )来た な 。やっと 本物 が 聴ける 。→
ショパン 『エチュード 作品 10 - 4 』
♪♪ ~
( 高 柳 ) 《 いい 表情 だ 。 気負う な よ 武士 》
( 武士 ) 《 俺 ドイツ に は 行きません 》
《 毎 報 音楽 コンクール に 出ます 》
( 高 柳 ) 《 向こう から の 招待 な ん だ ぞ 》 →
《 ショパン コンクール の ため に →
海外 に 顔 を 売る 絶好 の 機会 じゃない か 》 →
《 毎 報 コン は 去年 勝ってる ん だ し →
優先 する 意味 など … 》 《 意味 は あります 》
♪♪ ~