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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (21)

この 素晴らしい 世界 に 祝福を !あぁ 、駄女神さま (21)

俺 が ダクネス を 止める べき か 止めない べき か を 悩んでいる と 、それ を 察した ダクネス が 自信 有り 気 に 言い放つ 。

「安心 しろ カズマ 。 私 は 頑丈 さ で は 誰 に も 負け ない 。 それ に 、スキル は 所持 して いる 武器 や 鎧 に も 効果 が ある んだ 。 ベルディア の 剣 は 、確かに 良い 物 だろう 。 だが 、それ だけ で 金属 鎧 が 、紙 を 裂く 様 に 斬れる 訳 が 無い だろう ? 先ほど 斬られた 冒険者 を 見る 限り 、ベルディア は 強力な 攻撃 スキル 持ち だ 。 私 の 防御 スキル と どちら が 上 か 、勝負 して やる ! 今日 の ダクネス は 珍しく 攻撃的だ 。

だが 、防御 は 出来て も 、お前 の 場合 攻撃 が 当たら ない だろう に 。

「止め とけよ 。 あいつ 、攻撃 だけ じゃなく 回避 も 凄かった だろ ? あれ だけ の 冒険者 が 斬り かかって も 当たらなかった もの を 、不器用な お前 が 当てられる 訳 が ない だろ 」

俺 の 言葉 に ダクネス は 、じっと ベルディア と 対峙 した まま 。

「……聖 騎士 と して ……。 ……守る 事 を 生業 と する 者 として 。 どうしても 譲れ ない 物 が ある 。 やら せて 欲しい 」

何の 事 だ か は 知ら ない が 、ダクネス なり の 譲れ ない 理由 で も ある のだろう か 。

俺 が 何も 言えないで いる と 、ダクネス は 大剣 を 正眼 に 構え 、ベルディア に 向かって 駆け出した !

「 ほう ! 来る の か ! 首 無し 騎士 と して 、相手 が 聖 騎士 と は 是非 も 無し 。 よし 、やろう かっ ! ベルディア が それ を 迎え撃つ 。

ダクネス が 両手 で 握る 大 剣 を 見て 、受け止める の を 嫌がった の か 、ベルディア は 身 を 低く 落とし 、回避 の 構え を 見せて いる 。

その ベルディア に 、ダクネス は 体 ごと 叩きつける ように 大 剣 を ……!

……距離 の 目測 を 見 誤った の か 、ベルディア の 足先 数 センチ ほど 前 の 地面 に 叩きつけた 。

「………… は ? ベルディア が 、気 の 抜けた 声 を 上げる 。

そのまま 呆然と ダクネス を 見て いる が 、同じ 様 な 視線 で 他の 冒険者達 も ダクネス を 眺めて いた 。

……や だ もう 、動か ない 相手 で すら 外す なんて 恥ずかしい っ ! この 子 、俺 の 仲間 な んです けど !

素人 が 刀 を 思い切り 振る と 自分 の 足 を 斬り つける 事 が ある と か 、そんな 話 は 聞いた 事 は ある が 、これ は 流石 に ……。

まど を 外した ダクネス は 、当たらない の は いつも の 事 だ と 言わんばかり に 、一歩 前 へ と 踏み出し 、今度 は 大剣 を 横 に 払う 。

あれ だけ 格好 つけた 後 で 外した の は 恥ずかしかった の か 、ほんのり と 頰 を 赤く し ながら 。

これ は 当たる 角度 だった の か 、ベルディア が 身 を 更に 低く し 、ひょいと かわした 。

「なんたる 期待 外れ だ 。 もう いい 。 …… さて ……」

ベルディア が つまらない 者 を 相手 に した と でも 言い たげ な 口調 で 、袈裟懸け に 、ダクネス に 対して 無造作に 剣 を 一閃 させた 。

「さて 、次の ……相手 …………。 …… は ? 確実に 討ち取った と いう 自信 が あった のだろう 。

だが ベルディア の 剣 は 、耳障り な 音 と 共に ダクネス の 鎧 の 表面 を 派手に ひっかいた だけ だった 。 ダクネス が 、一旦 ベルディア から 距離 を 取り 。

「 あ あっ!? わ 、 私 の 新調 した 鎧 がっ!?」 鎧 に 出来た 大きな 傷 を 悲し げに 見つめた 後 、 キッ と ベルディア を 睨み つける 。 鎧 の 傷 は 大きい ものの 、ダクネス の 身体 に 届く ような 傷 で は 無い 。

つまり ……。

「な 、何 だ 貴様 は ……? 俺 の 剣 を 受けて 、なぜ 斬れ ない ……? その 鎧 が 相当な 業物 な の か ? ……いや 、それにしても ……。 先ほど の アークプリースト と いい 、爆裂 魔法 を 放つ アークウィザード と いい 、お前 ら は ……」

何 か ブツブツ 言い出した ベルディア の 隙 を つき 、俺 は 他の 冒険者 の 間 に 紛れ込む 。

そして 、背負って い ため ぐみん を 他の 冒険者 に 預ける と 、

「 ダクネス ! お前 なら そい つ の 攻撃 に 耐えられる ! 攻撃 は 任せ とけ 、援護 して やる ! 俺 の 言葉 に ダクネス が 、目 は ベルディア に 向けた まま 頷いた 。

「 任せた ! だが 、私 に も こいつ に 一太刀 浴びせる 機会 を 作って くれ 。 頼む ! 俺 は ダクネス の 頼み に 分かった と だけ 叫び 、ベルディア から 離れ 、近く に いた 冒険者 に 呼びかけた 。

「魔法使い のみ な さーん !!」

俺 の 呼びかけ に 、自分 の 仕事 を 思い出した 魔法使い 達 が 次々 と 魔法 の 準備 を 始め 、他の 冒険者 達 も 自分 に 出来る 事 が 無い か と 動き出した 。

これ は 魔王 の 幹部 と の 戦争 だ 。

冒険者 の 街 に 敵 の 大物 が ノコノコ と やって 来て いる のだ 、無事に 帰して やる 理由 が 無い 。

と 、ベルディア が 地 に 剣 を 突き 立て 、開いた 右手 で 、魔法 を 唱えだした 魔法使い 達 を 次々 と 指す 。

「お前 ら まとめて 、一 週間 後 に ィィィ ! 死に さらせ ェェ !!」

ベルディア が 、魔法 を 詠唱 していた 魔法使い達 に まとめて 死 の 宣告 の 呪い を かけた 。

自分 が 死 の 宣告 を 受けた 事実 に 、魔法使い 達 が うろたえ 、次々 と 詠唱 を 止めて しまう 。

参戦 しよう と して いた 他 の 魔法使い は 、死 の 宣告 を 受けた 同業者 の 姿 を 見て 、顔 を 引きつらせ ながら 魔法 を 唱える の を 躊躇 した 。

クソデュラハン め 、いやらしい 手 を 使い やがって !

「よし 、今度 は 本気 で 試して みよう か ! ベルディア が 、叫ぶ と 同時に 再び 自分 の 首 を 空高く 放り投げた 。

……あの 首 、弓 使い の 人 に 頼んで 撃ち落として 貰え ない だろう か 。

俺 が そんな 事 を 考えて いる と 、ベルディア は 両手 で 大剣 を 握り直し 、ダクネス へ と 襲いかかった !

兜 の 顔 の 部分 は 、また もや 下 を 向いた 状態 で 投げられている 。

宙 に 放り投げた 首 で 、空 から 戦場 全体 を 見渡している のだろう 。

あれ を さ れる と 、ベルディア に は 死角 も 無くなり 、剣 を 振るえば 相手 が どこ へ 躱す かも 簡単に 予想 が ついて しまう 。

「カ 、カズマ ! ダクネス が ……! 後ろ から めぐみ ん の 悲鳴 が 上がった 。

この 場 に は 、街 の 殆ど の 冒険者 が 集まっている 。

見覚え の ある あの 人 も 、モンスター の 弱点 を 教えて くれた あいつ も 。

弓 を 手 に しながら 、ベルディア と 対峙 する ダクネス に 当たったら どう しようか と 攻め あぐねている 、ネロイド って 飲み物 が ある と 教えてくれた あの 子 。 槍 を 手 に 、 ベルディア の 背後 に 回り 込もう と して いる 、 ギルド で 、 酒 も 飲めない の か と 俺 を からかった あの おっさん も 。 ダクネス が 崩れれば 、ベルディア は 気まぐれに 、本当に この 場 の 全員 を 皆殺し に する かも しれない 。

それ が 分かって いる から な の か 、襲いかかる ベルディア に 、ダクネス は 正眼 に 構えていた 幅広の 大剣 を くるりと 返し 、剣の 腹 を 前に 出し 、盾に でも する かの 様に 一歩も 退かず 、掲げ立つ 。

兜 を 着けて いない 頭 以外 は 好きに 攻撃 しろ と でも 言わんばかり に 。 「ほう 、潔し ! これ で 、どう だっ !?」ベルディア が 両手 で しっかり と 大 剣 を 構える 。 そして 、魔王 の 幹部 の 常人離れ した 無数の 斬撃 が 、ダクネス に 向けて 放たれた 。

一つ 、二つ 、三つ 、四つ ……!

斬り つける 斬 撃 は あっという間 に 二 桁 を 超え 、その 度 に 、金属 を 引っかく 不愉快な 音 と 共に 、ダクネス の 鎧 に 無数の 刀 傷 が 刻まれる 。

並 の 冒険者 なら 細切れ に されて も おかしく ない 斬撃 に 、ダクネス は 微動 だ に せず 立ち塞がった 。 剣 に 触れた ダクネス の 長い 金髪 が 、数 本 ほど 宙 に 舞う 。

ベルディア は 強烈な 連続 攻撃 を 一旦 止めて 、空 から 落ちてきた 首 を 片手 で 受け止め 、ほお …… と 、ダクネス の タフさ に 感心した 後 、今度 は 片手 で 剣 を 振るう 。

耐える ダクネス の 姿 を 見て いた 魔法使い 達 が 。

ショック で 青い 顔 で 立ち尽くして いた 連中 が ……。

意 を 決した 様 に 、再び 魔法 を 唱え 始めた 。

……と 、俺 の 頰 に 温かい 何か が ピッ とかかる 。

手の甲 で 拭った それ は …………。

「おい ダクネス 、お前 手 傷 負わされて る の か ! もう いい 下がれ ! 冒険者 全員 で 、バラバラ に 走って 逃げて 、ひとまず 対策 を 練り直す ぞ ! 見れば ダクネス は 、頰 や 鎧 の 切れ目 から 、所々 血 を 流して いた 。

そんな ダクネス へ 呼びかける が 、ダクネス は 下がら ない 。

「クルセイダー は 、背 に 誰 か を 庇って いる 状況 で は 下がれない ! これ ばっかり は 絶対 に ! そ 、それ に だっ ! 格好いい 事 を 言い ながら 、ダクネス は 頰 を 赤く し 、必死の 抵抗 を 続け …… !

「それ にっ ! こ 、この デュラハン は やり手 だ ぞっ ! こや つ 、先ほど から 私 の 鎧 を 少しずつ 削り取る のだ ……! 全裸 に 剝く ので は なく 中途半端 に 一部 だけ 鎧 を 残し 、私 を この 公衆 の 面前 で 、裸 より 扇情的な 姿 に して 辱めよう と ……っ ! 「えっ !?」ダクネス の 言葉 に 一瞬 手 を 止め 、ちょっと ひく ベルディア に 、俺 は 手 に 魔力 を 込め ながら 、こんな 時 でも ブレ ない 本物 の 変態 を 罵倒 する 。 「時 と 場合 ぐらい 考えろ 、この 筋金入り の ド 変態 が !!」

俺 の 罵声 に ダクネス が ビクン と 震え 、

「 くう ……! カ 、カズマ こそ 時 と 場合 を 考えろっ ! 公衆 の 面前 で デュラハン に 痛めつけられて いる だけ でも 精一杯 な のに 、これ で カズマ まで も が 私 を 罵倒したら ……っ ! お 、お前 と この デュラハン は 、一体 二人 がかり で この 私 を どう する つもり だっ ! 「 え えっ!?」 「 どうも しね ー よ ド 変態 ! 『 クリエイト ・ ウォーター 』 ッ ! ツッコミ も 兼ねて ダクネス に 放った 水 魔法 。

俺 の 叫び と ともに 、ダクネス と ベルディア の 頭上 に 突然 水 が 現れた 。

バケツ を ひっくり返した 様 な 勢い で 、大量 の 水 が 二人 に ぶち 撒けられる 。 ダクネス は 頭 から 盛大に 水 を 被り 、そして ベルディア は 、大慌て で ぶち撒けられる 水 から 飛び退いた 。 …………?

何で ベルディア は 、あんなに 慌てて ……?

……と 、頭 から 水 を 被った ダクネス が 、ほんのり と 顔 を 火照らせて 呟いた 。

「……不意打ち で 突然 こんな 仕打ち と は ……。 や 、やって くれる な カズマ 、こういう の は 嫌い じゃ ない 。 嫌い じゃ ない が 、本当に 時 と 場合 を 考えて 欲しい ……」

「ち 、違う 、これ は 妙な プレイ じゃ ない ! これ は 、こう する んだ よっ ! 『 フリーズ 』! 続け様 に 唱える の は 、水 を 凍らせる だけ の 初級 魔法 。

これ だけ で は 何の 効果 も 無い 魔法 だ が ……。

「!?ほう 、足場 を 凍らせて の 足止め か ……! なるほど 、俺 の 強み が 回避 だけ だ と 思って いる な ? だが …… ! 足元 の 地面 を 凍ら さ れた ベルディア が 、何か を 言う より 早く 、俺 は 本命 の スキル を 。

……そう 、先ほど ミツルギ に 使った 、今 の 俺 の 最大 の 武器 !

「回避 し 辛く なれば それ で 十分だ ! お前 の 持つ 武器 を 貰う ぞ 、喰らえ 『スティール 』ッッッ ! 相手 の 持つ 物 を ランダム に 取り上げる スキル 、スティール を 炸裂 させた 。

この 世界 に は 魔法 や スキル と いう 物 が ある 。

それ ら は 体力 と は 別の 、誰 に でも 備わって いる 、魔力 と いう もの を 使って 使用 する 。

アクア いわ く 。

使い方 を 忘れて いる だけ で 、地球 でも 、昔 は 魔法 を 使う 人 が たくさん いた のだ そうだ 。

魔力 を 込めれば 込める ほど 、スキル や 魔法 は 威力 を 増加 させ 、成功 率 を 高める のだ 。

ベルディア の 隙 を 作り 、まず 避け られ ない 、最高の タイミング で 放った 俺 の 会心の スティール は …………!

「……悪く は ない 手 だった な 。 それなり に 自信 が あった のだろう が 、俺 は 仮にも 魔王 の 幹部 。 レベル 差 と いう ヤツ だ 。 もう 少し お前 と の 力 の 差 が 無ければ 、危なかった の かも しれない が 」

……魔王 の 幹部 、ベルディア に は 、何の 効果 も 及ぼさ なかった 。

ベルディア が 、俺 を 指差す 。

……参った な 、流石 は 高 レベル の 魔王 の 幹部 。

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