NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 4 - 074 - 星空 の 下 で
( ナルト ) 多重 影 分身 の 術 !
ハッ !
ハッ !
《 クソッ !》
( カカシ ) ま … そう 焦る なって 。
( カカシ ) 修業 は 順調だ よ 。 あと は 時間 の 問題 だ 。
時間 の 問題 なら もっと もっと ➡
修業 を 続け させて くれた って いい じゃ ねえ か !
( カカシ ) ん ~ お前 が タフ な の は わかって んだ けど さ …。
( ヤマト ) ボク … ボク なら いつ だって … 大丈夫 。
ヤマト 隊長 … 怖い って ば よ 。
♪♪~
( 角 都 ) 次 は お前 が 持て 。
( 飛 段 ) おい おいおい 金 金 言って ん の は テメエ だ ろ !
最後 まで テメエ が 運べ ! 大事な 賞金 首 だ ろ 。
なんだ よ ! その めん どくせ え 目 は よ ぉ !
( 角 都 ) お前 は いつか 必ず オレ が 殺して やる 。
( 飛 段 ) だ から それ を オレ に 言う かよ … 角 都 !
ハッ ! ハッ ! ハッ ! ハッ !
( サクラ ) なんだ … 元気に やって る じゃ ない 。
兵糧 丸 なんて いら なかった かな ?
( サイ ) そう で も ない と 思い ます よ 。
うわ … や だ ~ ちょっと いつ から そこ に い ん の よ !?
サクラ が 来る ずっと 前 から …。
ウソ ! 全然 気づか なかった … アンタ 存在 感 な さ すぎ !
アハ … すみません …。
それ より あの 修業 見た目 以上 に ハ ー ド です よ 。
ボク の 目 から 見て も ナルト は 器用な ほう じゃ ない 。
その 彼 が 限界 に 近い 影 分身 を 使い ながら ➡
集中 力 を 維持 し なければ なら ない んだ から …。
疲労 の 度合い は 通常 の 修業 と は 桁外れでしょう ね 。
ええ … そう よね …。
( サイ )… と 。 ん ?
… この 本 に 書いて あり ました 。
隠す こと ない のに 。
( サイ ) また 本 の 知識 に 頼って と あきれ られる か と …。
やっぱり …。
フフフ … ごめん そう じゃ ない の そういう の は いい の よ 。
だって 仲間 の こと が 心配だ から 調べた んでしょう 。
本 は ね そういう とき に こそ 役 に 立つ の よ 。
アンタ 優しい とこ ある んじゃ ない 。
えっ ! ボク が 優しい …。
さ ぁ 修業 の 邪魔に なら ない ように 私 たち は 行き ましょう 。
《 オレ の い ない 間 に いい チ ー ム に まとまって た の か な ?》
《 ま いい こと だ よ ね 》
ハァ ハァ ハァ ハァ …。
はっ !
ナルト ~!
いったん 影 分身 を 解く んだ 。
これ まで の 修業 の 成果 を 反芻 し ながら な 。
( カカシ ) 経験 値 の 蓄積 だ ! オッス !
どう だ ? 実感 ある か ?
この 程度 じゃ まだ だ …。
修業 を 続ける って ば よ …。
だから ムリ し すぎ なんだ って 。
それ は ? サクラ から の 差し入れ だ 。
兵糧 丸 と メモ が 入って る 。
サクラ ちゃん …。
ハハハ ! サクラ ちゃん の 手作り 兵糧 丸 いただく って ば よ !
まず っ !! って サクラ ちゃん !
とても じゃ ねえ が 食え ねえ って ば よ 。
おし ! 修業 再開 だ !
多重 影 分身 の 術 !
はっ !
はっ ! はっ !
はっ !
はっ ! はっ !
はっ !
はっ ! はっ !
♪♪~
《 フフッ あの ナルト が 修業 を こんなに 続け られる の も ➡
きっと 私 の 兵糧 丸 の おかげ ね 》
( 水 の はねる 音 )
す すごい …。
( カカシ ) ナルト ! 少し は 休憩 したら どう だ ?
こんなんで 音 を 上げて た んじゃ ➡
いつまで たって も サスケ に ゃ 追いつけ ねえ って ば よ !
( イルカ ) サクラ じゃ ない か !
( サクラ ) あぁ ! イルカ 先生 !
( イルカ ) いや ~ ナルト も たいした もん だ よ な 。
里 の ピンチ に 大 活躍 だ もん な 。
私 だって 活躍 し ました 。 なん ちゃ って 。
ハハハ すま ん すま ん 。
サクラ も 綱 手 様 の 弟子 に なった し ➡
優秀な 生徒 を 持った オレ は 鼻 が 高い よ 。
特に おちこぼれ の 生徒 は かわいい もん さ 。
今 だって ナルト に しか でき ない すごい 修業 を 続けて る んだ ろ ?
たいした もん だ 。
私 は 最初 から 優秀でした から ね 。
かわいい 生徒 じゃ なくて すみません でした 。
おいおい 今日 は やけに 絡む なぁ 。
エヘヘッ 。 でも ホント アイツ は 強く なった 。
あぁ 変わった 。 みんな 変わって いく 。
( イルカ ) 強く たくましく オレ の 生徒 は 成長 して いく んだ 。
♪♪~
( イズモ ) ん ? あれ は …。
♪♪~
( 綱 手 ) そう か …。 あの 地 陸 まで も …。
自分 は ちょうど 巡 警 に 出て いて ➡
帰って きた とき に は もう …。
( シズネ ) おそらく 暁 の 連中 ➡
火 ノ 国 で 人 柱 力 の い そうな 場所 を ➡
しらみつぶし に して る のでしょう 。
ついに … 来 ました ね 。
火 ノ 国 から 逃がす な 。
新 編成 した 二十 小 隊 に ただちに 連絡 しろ !
♪♪~
話 は ここ まで だ 。
何 か 質問 が ある 者 は いる か ?
何 だ ?
( アスマ ) あそこ に は 元 守護 忍 十二 士 の ➡
地 陸 が いる はずです 。 彼 は どう なった んです ?
地 陸 様 は ソヤツ ら の 手 に かかり …➡
亡くなり ました 。
♪♪~
《 あの 地 陸 が … バカ な !》
♪♪~
( 綱 手 ) 木 ノ 葉 の 威信 に かけて も ➡
何より 火 ノ 国 の 安全 の ため に も ➡
ヤツ ら を これ 以上 野放し に して おく わけに は いか ない !
( 綱 手 ) ヤツ ら の 目的 も 知り たい が かなり の 手練 だ 。
火 ノ 国 から 絶対 に 逃がす な !
必ず 見つけ出し 身柄 の 拘束 が 不可能な 場合 ➡
抹殺 しろ ! 行け ! 散 !
♪♪~
《 いの : 元 アスマ 班 の 名 を 汚さ ない よう …》
《 チョウジ : がんばる から ね シカマル アスマ 先生 !》
♪♪~
( シカマル ) さて …。
じゃあ オレ たち は 火 ノ 寺 から あたる ぞ 。
♪♪~
誰 か が やら なきゃ な …。
( アスマ ) 行く ぞ !
アスマ 先生 。 なんだ ?
アンタ 火 ノ 寺 の 地 陸 って 人 と 知り合い っぽかった が 。
あぁ 言って なかった か ?
昔 の 戦友 だ 。
オレ が 木 ノ 葉 を 離れ ➡
守護 忍 十二 士 なんて 呼ば れて た 頃 の な 。
火 ノ 寺 は 近い ! 急ぐ ぞ !
( サクラ ) 月 が きれい 。
( 物音 )
♪♪~
(( ヘヘヘ !
は ぁ ~ サクラ ちゃん って ば す っげ え !
さすが オレ の 見込んだ 女 !))
♪♪~
(( みんな 変わって いく ))
《 そう 変わって しまった …》
《 サクラ : ナルト は サスケ 君 を 追いかけて ➡
誰 に も でき ない ような 修業 を 続けて いる 》
(( イテテテ …。
( サスケ ) フン ! アハハ ! ナルト ったら ))
♪♪~
《 私 が できる の は ほんの 小さな こと だけ 》
(( ヤマト : できる こと の 大きい 小さい は 問題 じゃ ない よ 。
大切な の は ナルト を 思う 気持 の 大き さ でしょ ))
♪♪~
流れ星 か 。
♪♪~
サスケ …。
多重 影 分身 の 術 !
はっ ! はっ ! はっ !
はっ ! はっ !
クソッ !
《 サスケ …》
《 でも よ オレ が 折れ なきゃ …➡
オレ が 休 まず 歩き 続けりゃ …➡
いつか たどり着く よ な 》
いく ぞ ~! はっ !
よっ しゃ !
( ヤマト ) この 修業 は なかなか の もん です ね 。
あの ナルト が こんなに 早く …。
( カカシ ) いや この 修業 方法 の おかげ ばかり じゃ ない よ 。
( カカシ ) サスケ が そう さ せる んだ 。
滝 切れた って ば よ ! マジ 切れた !!
フゥ …。 ( カカシ ) よく やった 。
これ で 次 から は オリジナル の 新 術 開発 に 入る 。
ハァ ハァ … わかった って ば 。
大丈夫 か ナルト ?
《 少し やり すぎた か 》
な … なんだ ?
は … 腹 … 減った …。
《 本当に たいした ヤツ だ よ お前 は 》
♪♪~
ダ ~ ッ ! カカシ 先生 今日 も 遅刻 かよ 。
ま ぁ いつも の こと だ けど 。
お っ そうだ ! え !?
グフフフ …。 何 よ ?
( カカシ ) いや ~ 遅刻 遅刻 。
ふ ぇ ~ もう 1 歩 たり と も 動け ん 。
いや ~ すまない ねぇ 。 いえ いえ いえ 。
ところで おばあ さん の 家 は まだ です か ?
へい 。 ん ? なに ~!?
あぁ えらい 目 に あった 。
じっと して て ! 今 助けて あげる よ !
( カカシ ) どうした の キミ たち ?
( カカシ ) ネコ ?
(2 人 ) ありがとう おじちゃん 。 ( カカシ ) お おじちゃん !?
(2 人 ) じゃあ ね ! ( カカシ ) アハハハ …。
あぁ … 今日 は なんて 日 な んだ …。
たまに は いい 薬 よ ね 。 いい 気味じゃ 。 ニヒヒ !