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ブラック★ロックシューター, Black★Rock Shooter (TV) Episode 6

Black ★ Rock Shooter ( TV ) Episode 6

( マト ) 私 は 殺し て しまった 。 →

汚れ て しまった ことり とり の 羽 。 →

私 は ヨミ に よく 似 た 女の子 を 。 →

もう 飛ぶ こと は でき ない 。 私 は もう … 。 →

はっ !

( マト ) ああ … ああ … 。

♪♪~

う っ … N ああ あっ !

♪♪~

う っ … 。

( 叫び声 )

♪♪~

( ヨミ ) うん … 。

( ヨミ ) う う … 。

( ヨミ ) あれ ? あっ えっ ! ?

( ユウ ) マト つらかった ね 。 →

マト ご苦労さま 。 マト 戻って き て 。

( ユウ ) マト マト !

( ユウ ) は っ … マト ! マト ! マト !

( サヤ ) う っ … 。 →

どうして … N ブラック ロック シューター 。

≪ ( チャイム )

( サヤ ) はい 。 あっ … 。

( ユウ ) サヤ ちゃん 。 ( サヤ ) ああ … 。

どう しよ う !

( 頬 を たたく 音 )

( サヤ ) 何て こと し た の ! →

少女 たち に 最大 の 精神 的 負荷 を 与える こと で →

あの 世界 の 少女 たち は わずか に 残る 人間 性 を 消し去り →

真実 の 力 に 目覚める ! →

私 は 小鳥 遊 君 に 負荷 を かけ て デッド マスター を 目覚め させ た 。

そして あなた は ブラック ロック シューター を 。

まさか マト が 取り込ま れ ちゃ う なんて →

思って なかった 。 →

マト が あの 世界 に 触れる こと で →

ブラック ロック シューター が 目覚め れ ば って 。 →

それ だけ で … 。

どうして よ ! ブラック ロック シューター は →

あの 世界 を 壊し て しまう 。

そし たら 私 たち の あの 子 が どう なる か 分かって る の !

( ユウ ) だって このまま じゃ みんな つらい !

サヤ ちゃん だって ! ( サヤ ) 私 は いい の 。

( ユウ ) あっ … N サヤ ちゃん 。

( サヤ ) こう なったら 黒衣 君 を ここ で 殺し て しまえ ば 。

( ユウ ) まっ … 待って !

( サヤ ) できる わけ ない じゃ ない 。

( サヤ ) 黒衣 君 に は 何の 罪 も ない のに 。 →

実際 できる わけ ない じゃ ん よ !

♪♪~

( ユウ の 泣き声 )

( サヤ ) 黒衣 君 は →

ブラック ロック シューター の 中 で 閉じ込め られ て いる 。

サヤ ちゃん … 。

( サヤ ) ブラック ロック シューター の 中 の 黒衣 君 に 呼び掛け て みる 。

誰 か の 声 が 届け ば も しか して ! ( ユウ ) うん 。

あなた は 駄目 ! ( ユウ ) で … でも !

でも 覚え て おい て 。

私 が 一 番 に 守り たい の は →

黒衣 君 じゃ なく 私 たち の あの 子 よ 。

≪ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ →

痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 。

( サヤ ) 黒衣 君 ! 黒衣 君 お 願い ! →

黒衣 君 私 の 声 を 聞い て !

( サヤ ) 黒衣 君 な の ね !

( サヤ ) お 願い ! 届 い て !

( サヤ ) 私 は あの 子 と 出会った 。

( サヤ ) < 私 と あの 子 の 始まり は あの 夏 の 日 >

( サヤ ) あっ つ ー 。

( サヤ ) あっ … 。

( サヤ ) ちょ っ … N ど … どう し た の ? ねえ 。

まっ … 待って よ !

( 生徒 たち の 笑い声 )

( サヤ ) うち に おい で 。 ( ユウ ) えっ … 。

( サヤ ) いい から !

( サヤ ) ほら 食べ な 。

遠慮 し ない で ほら 。

( サヤ ) ねえ アイス と か ない ? アイス 。

( サヤ の 母 ) ねえ あれ って 3 丁目 の 神 足 さん ち の 子 でしょ ?

( サヤ ) えっ … 知って る の ?

有名 じゃ ない 。 だって … 。

< 学校 でも 家 でも ユウ は 私 なんか じゃ →

想像 もつ か ない よう な つらい 思い を し て >

< それ でも じっと こらえ て た >

< ちっちゃ い 体 に 全て の 痛 み を 押し込め て >

( サヤ ) よ ー っす !

< 何となく 放っておけ なく なって >

( サヤ ) ユウ ちゃん は 強い な 。 ( ユウ ) 強い ?

( サヤ ) うん 。 うらやましい 。

私 なんて どう で も いい こと で いっ つ も ぐちゃぐちゃ し て さ 。

ホント すごい 。 尊敬 する 。

ユウ じゃ ない →

別 の 子 が ね いる の 。 ( サヤ ) えっ ?

( ユウ ) いじめ られ たり 悲しい こと が あったり する と ね →

ユウ じゃ ない 別 の 子 が ね 出 て き て →

ユウ の 代わり に ね 痛み 引き受け て くれる の 。 →

だから ユウ は そんなに 痛く ない ん だ 。

あっ … 。

< この 子 を 一 人 に でき ない って 思った …>

< ユウ の ため に 何 か が でき れ ば …>

< ユウ の 傷 を …→

私 も 少し でも 分かって やる こと が でき れ ば >

や だ 。 これ 麦茶 じゃ なく て そうめん の つゆ じゃ ん 。

≪ ( 足音 ) ( サヤ ) えっ ?

サヤ ! ユウ ちゃん の 家 が !

えっ ! ?

ユウ ちゃん !

( ユウ の 泣き声 )

< 私 は 思って しまった >

< ユウ が やった ん だ と >

< ユウ が 自分 を 苦しめる もの に 復讐 し た ん だ と >

( ユウ ) 私 が やった って 思って る よ ね 。

( サヤ ) ユウ ちゃん … ?

あっ … 。 ( 救急 隊員 ) ほら 乗って 。

あっ !

ユウ ちゃん !

( サイレン )

( サヤ ) 《 違う ! ごめん 》 →

《 違う の ユウ ちゃん ! 》 →

《 私 は … 》

あっ !

( サヤ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ユウ ちゃ ー ん !

< 火事 の 原因 は →

ユウ の 義理 の 父親 が 消し 忘れ た たばこ の 火 だった >

< あの 笑顔 が 忘れ られ なかった >

< どう し たら 私 は ユウ に 償う こと が できる の か >

< どう し たら …>

あっ !

ユウ ちゃん … 。

( サヤ ) 待って ! ハァ ハァ … 。

ユウ ちゃん ごめんなさい 。

ホント に 違う の 。

ずっと ユウ ちゃん の 味方 に なり たく て 。

ごめんなさい ! 許し て くれる なら →

どんな こと でも する ! だ から … 。

( ユウ ) この 世界 より →

生き て く の が つらい 世界 なんて どこ に も ない 。

ユウ ちゃん ?

今度 は 何 を 考え た の ?

変な こと し たり し ない よ 。 →

痛い の は 嫌 だ もん 。 →

だけど …→

あの 子 に 引き受け て もら お う か な って 。 →

この 痛み 。 ( サヤ ) ね … ねえ 。

どう し ちゃ った の ? ユウ ちゃん 。 ( ユウ ) どんな こと でも →

し て くれる ん だ よ ね ? 私 の ため に 。

うん 。

だったら 私 を 守って 。

守る って … 。

自分 の 名前 を 呼ぶ の 。

( サヤ ) えっ ? サヤ ?

( ユウ ) 違う 。 もう 一 つ の 名前 。

もう 一 つ の 名前 ?

( ユウ ) そう 。 あなた は … 。

( ユウ ) ブラック ゴールド ソー 。

( マト ) う お ー っ !

( サヤ ) 目覚め て 黒衣 君 ! →

お 願い !

♪♪~

あっ … 。

( ユウ ) サヤ ちゃん !

どう だった ?

( サヤ ) あの 子 が … N 私 を 守って くれ た 。

私 たち の あの 子 が … 。 ( ユウ ) あっ 。

どうして ?

私 は あの 子 に ひどい こと を … 。

なのに … 。

いい ん だ よ 。

サヤ ちゃん は 許さ れ た ん だ よ 。

う っ … N 私 は 何も でき なかった … 。

( ユウ ) いい から 。

守ら なきゃ いけなかった のに →

あの 世界 を 守ら なきゃ … 。 ( ユウ ) もう いい ん だ よ 。

よく ない … 。 ( ユウ ) もう いい の … 。

サヤ ちゃん →

ごめん ね サヤ ちゃん 。

( ユウ ) 《 ごめん ね マト 》 →

《 今ごろ あなた は … 》

( ユウ ) 今ごろ … 痛い よ ね 。

( ユウ ) 今ごろ … つらい よ ね 。

( ユウ ) ごめん ね マト 。

( ユウ ) ごめん ね ブラック ロック シューター 。

( ユウ ) 私 は あなた たち に 私 の 願い を 押し付け た 。

痛く て つらく て … 。

私 やっと 分かった 。

この 痛 み が 今 まで →

私 が 他の 子 に 押し付け て い た 心 の 痛み 。

《 もう 一 人 の 自分 は いつも 戦って る 》

《 私 たち の 悩み や ぐちゃぐちゃ し た 思い を 背負って 》

《 そして その 戦い で もう 一 人 の 自分 が 死ぬ こと で →

消滅 する 》 《 えっ … 》

《 青い 瞳 の 女の子 が 誰 か を 傷つけ て も 戦う 理由 は →

私 たち を 悩み から 救う ため … 》

《 でも … 》

《 でも 違う ん だ よ 》

♪♪~

≪ ( 戸 の 開く 音 )

あっ … 。

♪♪~

( カガリ ) ヨミ … 。

( ヨミ ) 何 ? ( カガリ ) あっ … 。

カガリ 大丈夫 ?

( カガリ ) 何 だ ろ … ? ( 生徒 ) えっ ?

何だか 分から ない けど ざ わざ わ する 。

♪♪~

《 そんな の は 絶対 違う ん だ よ 》

( 茎 道 ) 桜 満 集 が ヴォイドゲノム を 獲得 し →

王 の 力 を 回復 。 →

さらに 自分 の ヴォイド を も 出現 さ せ た 。

( 涯 ) 分かって いる 。

( 茎 道 ) 分かって … 。 まさか ?

( 涯 ) どう だ ? 真 名 。 ( 真 名 ) 「 窮屈 ね 」

( 真 名 ) 「 この 子 偽者 の くせ に 頑固 な ん だ もの 」

( 真 名 ) 「 でも もう 少し で 全部 私 に なる わ 」 →

「 そ したら 楽しい こと いっぱい し ま しょ う ね トリトン 」


Black ★ Rock Shooter ( TV ) Episode 6

( マト ) 私 は 殺し て しまった 。 → |わたくし||ころし||

汚れ て しまった ことり とり の 羽 。 → けがれ||||||はね The little bird's feathers have become dirty.

私 は ヨミ に よく 似 た 女の子 を 。 → わたくし||よみ|||に||おんなのこ| The girl I killed looked just like Yomi.

もう 飛ぶ こと は でき ない 。 私 は もう … 。 → |とぶ|||||わたくし|| I can't fly anymore.

はっ !

( マト ) ああ … ああ … 。

♪♪~

う っ …\ N ああ あっ !

♪♪~

う っ … 。

( 叫び声 ) さけびごえ

♪♪~

( ヨミ ) うん … 。 よみ|

( ヨミ ) う う … 。 よみ||

( ヨミ ) あれ ? あっ えっ ! ? よみ|||

( ユウ ) マト つらかった ね 。 → ゆう||| Mato... It must have been hard.

マト ご苦労さま 。 マト 戻って き て 。 |ごくろうさま||もどって||

( ユウ ) マト マト ! ゆう||

( ユウ ) は っ … マト ! マト ! マト ! ゆう||||| Mato! Mato!

( サヤ ) う っ … 。 →

どうして …\ N ブラック ロック シューター 。 ||ぶらっく|ろっく|

≪ ( チャイム ) ちゃいむ

( サヤ ) はい 。 あっ … 。

( ユウ ) サヤ ちゃん 。 ( サヤ ) ああ … 。 ゆう||||

どう しよ う ! What should I do?!

( 頬 を たたく 音 ) ほお|||おと

( サヤ ) 何て こと し た の ! → |なんて||||

少女 たち に 最大 の 精神 的 負荷 を 与える こと で → しょうじょ|||さいだい||せいしん|てき|ふか||あたえる|| If these girls have to endure great mental burdens,

あの 世界 の 少女 たち は わずか に 残る 人間 性 を 消し去り → |せかい||しょうじょ|||||のこる|にんげん|せい||けしさり then the girls in the other world will lose what little humanity they have left.

真実 の 力 に 目覚める ! → しんじつ||ちから||めざめる Their true powers will awaken.

私 は 小鳥 遊 君 に 負荷 を かけ て デッド マスター を 目覚め させ た 。 わたくし||ことり|あそ|きみ||ふか|||||ますたー||めざめ|さ せ| I put a lot of mental stress on Takanashi in order to awaken Dead Master.

そして あなた は ブラック ロック シューター を 。 |||ぶらっく|ろっく|| And you...

まさか マト が 取り込ま れ ちゃ う なんて → |||とりこま|||| I didn't think Mato could get trapped in there.

思って なかった 。 → おもって|

マト が あの 世界 に 触れる こと で → |||せかい||ふれる|| I thought that if she made contact with that world...

ブラック ロック シューター が 目覚め れ ば って 。 → ぶらっく|ろっく|||めざめ||| If Black Rock Shooter awakened,

それ だけ で … 。 that alone might be enough.

どうして よ ! ブラック ロック シューター は → ||ぶらっく|ろっく|| But why?!

あの 世界 を 壊し て しまう 。 |せかい||こわし||

そし たら 私 たち の あの 子 が どう なる か 分かって る の ! ||わたくし||||こ|||||わかって||

( ユウ ) だって このまま じゃ みんな つらい ! ゆう|||||

サヤ ちゃん だって ! ( サヤ ) 私 は いい の 。 ||||わたくし||| Even you!

( ユウ ) あっ …\ N サヤ ちゃん 。 ゆう|||| Saya...

( サヤ ) こう なったら 黒衣 君 を ここ で 殺し て しまえ ば 。 |||こくい|きみ||||ころし|||

( ユウ ) まっ … 待って ! ゆう||まって W-Wait!

( サヤ ) できる わけ ない じゃ ない 。 I can't do that.

( サヤ ) 黒衣 君 に は 何の 罪 も ない のに 。 → |こくい|きみ|||なんの|ざい|||

実際 できる わけ ない じゃ ん よ ! じっさい||||||

♪♪~

( ユウ の 泣き声 ) ゆう||なきごえ

( サヤ ) 黒衣 君 は → |こくい|きみ| Kuroi is locked inside Black Rock Shooter.

ブラック ロック シューター の 中 で 閉じ込め られ て いる 。 ぶらっく|ろっく|||なか||とじこめ|||

サヤ ちゃん … 。 Saya?

( サヤ ) ブラック ロック シューター の 中 の 黒衣 君 に 呼び掛け て みる 。 |ぶらっく|ろっく|||なか||こくい|きみ||よびかけ||

誰 か の 声 が 届け ば も しか して ! ( ユウ ) うん 。 だれ|||こえ||とどけ|||||ゆう| Maybe if a voice reaches her...

あなた は 駄目 ! ( ユウ ) で … でも ! ||だめ|ゆう||

でも 覚え て おい て 。 |おぼえ||| Keep in mind that Kuroi isn't the one that I want to protect the most.

私 が 一 番 に 守り たい の は → わたくし||ひと|ばん||まもり|||

黒衣 君 じゃ なく 私 たち の あの 子 よ 。 こくい|きみ|||わたくし||||こ|

≪ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ → いたい||||いたい|||

痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 。 いたい||||いたい||||いたい||| It hurts.

( サヤ ) 黒衣 君 ! 黒衣 君 お 願い ! → |こくい|きみ|こくい|きみ||ねがい

黒衣 君 私 の 声 を 聞い て ! こくい|きみ|わたくし||こえ||ききい| Please, Kuroi, hear my voice!

( サヤ ) 黒衣 君 な の ね ! |こくい|きみ||| You're Kuroi, aren't you?

( サヤ ) お 願い ! 届 い て ! ||ねがい|とどけ|| Please, let me reach you!

( サヤ ) 私 は あの 子 と 出会った 。 |わたくし|||こ||であった

( サヤ ) < 私 と あの 子 の 始まり は あの 夏 の 日 > |わたくし|||こ||はじまり|||なつ||ひ Our story started that summer day.

( サヤ ) あっ つ ー 。 |||-

( サヤ ) あっ … 。

( サヤ ) ちょ っ …\ N ど … どう し た の ? ねえ 。

まっ … 待って よ ! |まって| W-Wait!

( 生徒 たち の 笑い声 ) せいと|||わらいごえ

( サヤ ) うち に おい で 。 ( ユウ ) えっ … 。 |||||ゆう| Come to my place.

( サヤ ) いい から !

( サヤ ) ほら 食べ な 。 ||たべ| There, have some.

遠慮 し ない で ほら 。 えんりょ||||

( サヤ ) ねえ アイス と か ない ? アイス 。 ||あいす||||あいす

( サヤ の 母 ) ねえ あれ って 3 丁目 の 神 足 さん ち の 子 でしょ ? ||はは||||ちょうめ||かみ|あし||||こ| That's Kotari's daughter from block three, right?

( サヤ ) えっ … 知って る の ? ||しって|| You know her?

有名 じゃ ない 。 だって … 。 ゆうめい|||

< 学校 でも 家 でも ユウ は 私 なんか じゃ → がっこう||いえ||ゆう||わたくし||

想像 もつ か ない よう な つらい 思い を し て > そうぞう|||||||おもい|||

< それ でも じっと こらえ て た > that someone like me couldn't even imagine.

< ちっちゃ い 体 に 全て の 痛 み を 押し込め て > ||からだ||すべて||つう|||おしこめ|

( サヤ ) よ ー っす ! ||-|

< 何となく 放っておけ なく なって > なんとなく|ほうっておけ||

( サヤ ) ユウ ちゃん は 強い な 。 ( ユウ ) 強い ? |ゆう|||つよい||ゆう|つよい You're really strong, Yuu.

( サヤ ) うん 。 うらやましい 。 Yeah. I throw fits about stuff that doesn't matter at all.

私 なんて どう で も いい こと で いっ つ も ぐちゃぐちゃ し て さ 。 わたくし||||||||||||||

ホント すごい 。 尊敬 する 。 ほんと||そんけい|

ユウ じゃ ない → ゆう||

別 の 子 が ね いる の 。 ( サヤ ) えっ ? べつ||こ||||||

( ユウ ) いじめ られ たり 悲しい こと が あったり する と ね → ゆう||||かなしい||||||

ユウ じゃ ない 別 の 子 が ね 出 て き て → ゆう|||べつ||こ|||だ||| another girl comes out,

ユウ の 代わり に ね 痛み 引き受け て くれる の 。 → ゆう||かわり|||いたみ|ひきうけ||| and takes on all the pain instead.

だから ユウ は そんなに 痛く ない ん だ 。 |ゆう|||いたく|||

あっ … 。

< この 子 を 一 人 に でき ない って 思った …> |こ||ひと|じん|||||おもった I thought I couldn't leave her alone.

< ユウ の ため に 何 か が でき れ ば …> ゆう||||なん||||| If I could do something for her...

< ユウ の 傷 を …→ ゆう||きず| If I could understand just a bit of her pain...

私 も 少し でも 分かって やる こと が でき れ ば > わたくし||すこし||わかって||||||

や だ 。 これ 麦茶 じゃ なく て そうめん の つゆ じゃ ん 。 |||むぎちゃ||||||||

≪ ( 足音 ) ( サヤ ) えっ ? あしおと||

サヤ ! ユウ ちゃん の 家 が ! |ゆう|||いえ| Saya, Yuu's house...!

えっ ! ?

ユウ ちゃん ! ゆう| Yuu!

( ユウ の 泣き声 ) ゆう||なきごえ

< 私 は 思って しまった > わたくし||おもって|

< ユウ が やった ん だ と > ゆう|||||

< ユウ が 自分 を 苦しめる もの に 復讐 し た ん だ と > ゆう||じぶん||くるしめる|||ふくしゅう|||||

( ユウ ) 私 が やった って 思って る よ ね 。 ゆう|わたくし||||おもって|||

( サヤ ) ユウ ちゃん … ? |ゆう| Yuu?

あっ … 。 ( 救急 隊員 ) ほら 乗って 。 |きゅうきゅう|たいいん||のって Come on, get in the ambulance.

あっ !

ユウ ちゃん ! ゆう|

( サイレン ) さいれん

( サヤ ) 《 違う ! ごめん 》 → |ちがう|

《 違う の ユウ ちゃん ! 》 → ちがう||ゆう|

《 私 は … 》 わたくし|

あっ !

( サヤ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ユウ ちゃ ー ん ! ゆう||-| Yuu!

< 火事 の 原因 は → かじ||げんいん| The cause of the fire

ユウ の 義理 の 父親 が 消し 忘れ た たばこ の 火 だった > ゆう||ぎり||ちちおや||けし|わすれ||||ひ| was a cigarette that Yuu's stepfather had forgotten to put out.

< あの 笑顔 が 忘れ られ なかった > |えがお||わすれ||

< どう し たら 私 は ユウ に 償う こと が できる の か > |||わたくし||ゆう||つぐなう|||||

< どう し たら …> What...

あっ !

ユウ ちゃん … 。 ゆう| Yuu!

( サヤ ) 待って ! ハァ ハァ … 。 |まって||

ユウ ちゃん ごめんなさい 。 ゆう||

ホント に 違う の 。 ほんと||ちがう| You have it wrong.

ずっと ユウ ちゃん の 味方 に なり たく て 。 |ゆう|||みかた||||

ごめんなさい ! 許し て くれる なら → |ゆるし|||

どんな こと でも する ! だ から … 。

( ユウ ) この 世界 より → ゆう||せかい|

生き て く の が つらい 世界 なんて どこ に も ない 。 いき||||||せかい|||||

ユウ ちゃん ? ゆう| Yuu?

今度 は 何 を 考え た の ? こんど||なん||かんがえ||

変な こと し たり し ない よ 。 → へんな|||||| I won't do anything weird.

痛い の は 嫌 だ もん 。 → いたい|||いや||

だけど …→ But I was wondering whether or not I should make her take all my pain.

あの 子 に 引き受け て もら お う か な って 。 → |こ||ひきうけ|||||||

この 痛み 。 ( サヤ ) ね … ねえ 。 |いたみ|||

どう し ちゃ った の ? ユウ ちゃん 。 ( ユウ ) どんな こと でも → |||||ゆう||ゆう|||

し て くれる ん だ よ ね ? 私 の ため に 。 |||||||わたくし|||

うん 。 Yes.

だったら 私 を 守って 。 |わたくし||まもって Then...

守る って … 。 まもる|

自分 の 名前 を 呼ぶ の 。 じぶん||なまえ||よぶ|

( サヤ ) えっ ? サヤ ? Saya.

( ユウ ) 違う 。 もう 一 つ の 名前 。 ゆう|ちがう||ひと|||なまえ No.

もう 一 つ の 名前 ? |ひと|||なまえ

( ユウ ) そう 。 あなた は … 。 ゆう||| Yes.

( ユウ ) ブラック ゴールド ソー 。 ゆう|ぶらっく||

( マト ) う お ー っ ! |||-|

( サヤ ) 目覚め て 黒衣 君 ! → |めざめ||こくい|きみ

お 願い ! |ねがい

♪♪~

あっ … 。

( ユウ ) サヤ ちゃん ! ゆう||

どう だった ? How'd it go?

( サヤ ) あの 子 が …\ N 私 を 守って くれ た 。 ||こ|||わたくし||まもって||

私 たち の あの 子 が … 。 ( ユウ ) あっ 。 わたくし||||こ||ゆう| That girl...

どうして ?

私 は あの 子 に ひどい こと を … 。 わたくし|||こ||||

なのに … 。 And yet...

いい ん だ よ 。 Don't worry.

サヤ ちゃん は 許さ れ た ん だ よ 。 |||ゆるさ|||||

う っ …\ N 私 は 何も でき なかった … 。 |||わたくし||なにも|| I couldn't do anything.

( ユウ ) いい から 。 ゆう|| Don't worry.

守ら なきゃ いけなかった のに → まもら||| I had a duty to protect that world.

あの 世界 を 守ら なきゃ … 。 ( ユウ ) もう いい ん だ よ 。 |せかい||まもら||ゆう|||||

よく ない … 。 ( ユウ ) もう いい の … 。 ||ゆう|||

サヤ ちゃん → Saya...

ごめん ね サヤ ちゃん 。 I'm sorry, Saya.

( ユウ ) 《 ごめん ね マト 》 → ゆう||| I'm sorry, Mato.

《 今ごろ あなた は … 》 いまごろ|| Right now...

( ユウ ) 今ごろ … 痛い よ ね 。 ゆう|いまごろ|いたい||

( ユウ ) 今ごろ … つらい よ ね 。 ゆう|いまごろ|||

( ユウ ) ごめん ね マト 。 ゆう||| I'm sorry, Mato.

( ユウ ) ごめん ね ブラック ロック シューター 。 ゆう|||ぶらっく|ろっく| I'm sorry, Black Rock Shooter.

( ユウ ) 私 は あなた たち に 私 の 願い を 押し付け た 。 ゆう|わたくし|||||わたくし||ねがい||おしつけ|

痛く て つらく て … 。 いたく||| It hurts, it's hard, but now I understand.

私 やっと 分かった 。 わたくし||わかった

この 痛 み が 今 まで → |つう|||いま|

私 が 他の 子 に 押し付け て い た 心 の 痛み 。 わたくし||たの|こ||おしつけ||||こころ||いたみ

《 もう 一 人 の 自分 は いつも 戦って る 》 |ひと|じん||じぶん|||たたかって|

《 私 たち の 悩み や ぐちゃぐちゃ し た 思い を 背負って 》 わたくし|||なやみ|||||おもい||せおって She shoulders all of your grief and suffering.

《 そして その 戦い で もう 一 人 の 自分 が 死ぬ こと で → ||たたかい|||ひと|じん||じぶん||しぬ|| And in the course of the fighting, that other you will eventually be annihilated.

消滅 する 》 《 えっ … 》 しょうめつ||

《 青い 瞳 の 女の子 が 誰 か を 傷つけ て も 戦う 理由 は → あおい|ひとみ||おんなのこ||だれ|||きずつけ|||たたかう|りゆう|

私 たち を 悩み から 救う ため … 》 わたくし|||なやみ||すくう| is to save us from our grief.

《 でも … 》 But...

《 でも 違う ん だ よ 》 |ちがう||| But...

♪♪~

≪ ( 戸 の 開く 音 ) と||あく|おと

あっ … 。 but of course that's impossible.

♪♪~

( カガリ ) ヨミ … 。 |よみ Yomi... who lives in your heart will tell you

( ヨミ ) 何 ? ( カガリ ) あっ … 。 よみ|なん|| Yes? who lives in your heart will tell you

カガリ 大丈夫 ? |だいじょうぶ Something wrong, Kagari? that no one can live straightforward,

( カガリ ) 何 だ ろ … ? ( 生徒 ) えっ ? |なん|||せいと| Sort of. that no one can live straightforward,

何だか 分から ない けど ざ わざ わ する 。 なんだか|わから|||||| I don't really get it.

♪♪~

《 そんな の は 絶対 違う ん だ よ 》 |||ぜったい|ちがう||| And that's... so wrong.

( 茎 道 ) 桜 満 集 が ヴォイドゲノム を 獲得 し → くき|どう|さくら|まん|しゅう||||かくとく|

王 の 力 を 回復 。 → おう||ちから||かいふく

さらに 自分 の ヴォイド を も 出現 さ せ た 。 |じぶん|||||しゅつげん|||

( 涯 ) 分かって いる 。 がい|わかって|

( 茎 道 ) 分かって … 。 まさか ? くき|どう|わかって|

( 涯 ) どう だ ? 真 名 。 ( 真 名 ) 「 窮屈 ね 」 がい|||まこと|な|まこと|な|きゅうくつ|

( 真 名 ) 「 この 子 偽者 の くせ に 頑固 な ん だ もの 」 まこと|な||こ|にせもの||||がんこ||||

( 真 名 ) 「 でも もう 少し で 全部 私 に なる わ 」 → まこと|な|||すこし||ぜんぶ|わたくし|||

「 そ したら 楽しい こと いっぱい し ま しょ う ね トリトン 」 ||たのしい||||||||