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星の王子さま ( The Little Prince ), 5: 第 1 章 夜明け の 声 - page 5 - 4… – Zu lesender Text

星の王子さま ( The Little Prince ), 5: 第 1 章 夜明け の 声 - page 5 - 4. 小 惑星 B 612

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第 1 章 夜明け の 声 -page 5 -4 .小 惑星 B 612

4 .小 惑星 B 612

なんと 、王子さま の 星 は 、一軒 の 家 より ちょっと 大きい ぐらい の 大きさ だった 。 不思議と 僕 は あまり びっくりしなかった 。 地球 や 木星 や 火星 、 金星 みたいに 名前 の ある 大きな 惑星 の ほか に 、 望遠 鏡 でも なかなか 見つけられない 小さな 星 が 、 宇宙 に は 、 たくさん ある こと を 知っていた から だ 。 そういった 星 が 天文学者 に 見つかる と 、番号 で 呼ばれる ことになる 。 〈 小 惑星 325〉 と いった 感じ に 。

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おそらく 王子さま の 星 は 、小惑星 B612 だ と 、僕 は 思うんだ 。 それ に は ちゃんとした わけ が ある 。 その 星 は 1909年 に 、望遠鏡 を のぞいていた トルコ の 天文学者 が 、一度 だけ 見つけたことがある 星 だった 。 その トルコ の 天文学者 は 、全世界 天文学者 会議 で 、その 星 を 見つけた こと を きちんと 発表した んだけど 、身につけている 民族衣装 の せいで 、世界 の 権威ある 学者たち には 、まったく 信じてもらえなかった んだ 。 大人たち というのは 、いつも こんな 風 。

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つまり 「王子さま の 声 って どんな 声 ? 好きな 遊び は なんなの ? 蝶 は 集めてる ? 」とは 聞かずに 、「王子さま は いくつ ? 何人 兄弟 ? 体重 は ? お父さん は 年収 は どれだけ ? 」とか 聞いてくる 。 大人たち は 、数字 を 聞いた だけで 、わかった つもりになる んだ 。 大人たち に 「すごい 家 を 見た よ 、バラ色 の レンガ で ね 、窓 の そば に ゼラニウム が あって ね 、屋根 の 上 に も ハト が たくさん いる んだ よ 」と 言った ところで 、大人たち は 、全く その 家 の こと を 思い描けない んだ 。 こう 言わない と 大人たち は 、ちっとも わかってくれない 。 「10万 フラン の 家 を 見ました 。」 すると 大人たち は 「おお 素晴らしい ! 」と言う 。 「 変でしょ 」 だから 、 僕 が 大人 たち に 、 あの とき 王子 さま が いたって 説明 する 時 に は 「 王子 さま に は 、 普通の 男の子 にない 魅力 が あって 、 けら けら と 笑って 、 ヒツジ を 僕 に お ねだり して ・・・ だから 、 王子 さま が いたって 言いきれる じゃない か 」 と 言って も 、「 何 言ってる の 」 と 大人 たち に 子供 扱い されて しまう 。 だから 「王子さま の 星 は 、小惑星 B612 だ 」と 言いきる 。 そう 言う と 大人たち は 納得して 、文句 の 一つ も 言わないんだ 。 大人 って こういう もの なんだ 。 恨んじゃいけないよ 。 大人たち に 、子どもたち は 、もっと 広い 心 を 持たなくちゃいけないんだ 。 もちろん 、子どもたち は 人間 が どう 生きる か という こと を 、どういう こと なのか よく わかっている から 、番号 や 数字 なんて どうだっていい 。 できる なら 、僕 は この 王子さま の お話 を 、おとぎ話風 に はじめたかった んだ 。 「むかし 、むかし 、王子さま が 、自分 より 少し 大きい くらい の 星 に 住んでいました 。 王子さま は 友だち が 欲しくて 」人間 が どう 生きる という こと を よく わかっている 人 には 、こっち のほう が 、ずっと もっともらしい と 思う 。 でも 、大人たち は 「おとぎ話 か ・・・子ども の 読み物 だな 」と 、真剣に 読んでくれないんだ 。 というのも 、僕 は この 本 を 、あまり 軽々しく 誰 にも 読んでほしくないんだ 。 この 王子さま と の 思い出 を 話す の は 、とても 辛い から 。 6 年 前 、 あの 王子 さま は 、 僕 の 描いた ヒツジ と 一緒に い なく なって しまった から 。

ここ に 書こう と 思った の は 、忘れたくない からだ 。 僕 に 忘れてほしくない からだ 。 友だち を 忘れる の は つらい 。 いつでも どこでも 誰でも 、友達 が いる わけではない という こと を みんな 知っている から ね 。 そして 僕 も 、いつ 、数字 の 大好き な 大人 に なってしまう とも 限らない から ね 。

だから その ため に も 、僕 は 絵の具 と 鉛筆 を 久しぶりに 手 に 取り 、この 歳 で また 絵 を 描く こと にしたんだ 。 最後に 絵 を 描いた の は 、中身 の 見えない ボア と 中身 の 見える ボア を 描いた 六歳 の とき だ 。 当たり前 だけど 、なるべく そっくりに 、王子さま の 姿 を 描きたい と 思う 。 うまく 描ける 自信 なんて ない 。 一回 くらい 描けても 、他 は 全然 ダメ かもしれない 。 背丈 も 少し 違っていたり 、王子さま が ものすごく 大きかったり 、ものすごく 小さかったり 。 服 の 色 も 迷ってしまう 。

「君 も キミ の 王子さま を 描いてみる と いい よ 」

そう やって あれ や これ や 、うまくいったり いかなかったり しながら 、がんばった んだ 。 もっと 大事な 、細かい ところ も 間違ってる と 思う 。 でも できれば 大目に 見て 欲しい 。 僕 の 友達 の 王子さま は 、ひと言 も はっきりした こと を 言わなかったんだ 。 王子 さま は 僕 を 、 似た者 同士 だ と 思って いた の かも しれない 。 でも あいにく 、僕 は 箱 の 中 に ヒツジ を 見る こと は できなかった し …もしかすると 、僕 も ちょっと 大人 な の かもしれない 。 きっと 歳

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