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IS 〈インフィニット・ストラトス〉, IS: Infinite Stratos Episode 11

IS : Infinite Stratos Episode 11

================ TEXT ================

教師 の 前 で 淫行 を 期待 する な よ 15 歳

もっと いい 作戦 が 頭 の 中 に ナウ ・ プリンティング

お前 たち に やって もらい たい こと が ある

これ が 紅 椿 …

私 の 専用 機 か

眩 しい 風 の 中 で

描く よ 君 の 笑顔

素直 に なれる 瞬間

小さな こと で 揺れる

弱い 自分 が 悔しい

泣き たい 時 だって

上 を 向いて

私 だけ に 出来る 事 が ある の

諦め ない よ 君 を 守り 続ける

止まら ない スピード で

想い が 溢れ て いく

負け たく は ない

誰 より も 輝 い て い たい

星 が 見え ない 日 も

光 は ある きっと

信じる こと

願い 未来 へ

あの 空 で 逢える から

GET READY

来い 白 式 !

行く ぞ 紅 椿

じゃあ 箒

よろしく 頼む

本来 なら 女 の 上 に 男 が 乗る など 私 の プライド が 許さ ない が

今回 だけ は 特別 だ ぞ

いい か 箒

これ は 訓練 じゃ ない

十分 に 注意 を し て とり

むろん 分かって いる さ

心配 する な

お前 は ちゃんと 私 が 運 ん で やる

大船 に 乗った つもり で いれ ば いい さ

何だか 楽し そう だ な

やっと 専用 機 を 持て たから か ?

私 は いつも どおり だ

一 夏 こそ

戦 に は 冷静 に あたる こと だ

分かって る よ

織 斑

篠 ノ 之

聞こえる か ?

はい

よく 聞こえ ます

這 今回 の 作戦 の 要 は 一撃 必殺 だ

短 時間 で の 決着 を 心がけろ

討つ べき は シルバ リオ ・ ゴスペル

silvery gospel

以降

福音 と 呼称 する

了解 !

織 斑 先生

私 は 状況 に 応じ て 一 夏 の サポート を すれ ば よろしい です か ?

そう だ な

だが 無理 は する な

お前 は 紅 椿 で の 実戦 経験 は 皆無 だ

突然 何かしら の 問題 が 出る と も 限ら ない

分かり まし た

ですが できる 範囲 で 支援 を し ます

あの 子 声 が は ず ん で ない ?

そう 聞こえ まし た わ ね

分から なく も ない けど

織 斑 へ の プライベート ・ チャネル を

はい

一 夏

は … はい !

これ は プライベート ・ チャネル だ

篠 ノ 之 に は 聞か れ ない

どうも 篠 ノ 之 は 浮かれ てる な

あんな 状態 で は

何 か を 仕損じる や も し れ ん

いざというとき は サポート して やれ

分かり まし た

意識 し て おき ます

頼む ぞ

オープン ・ チャネル に 切りかえ ます

スタンバイ どうぞ

では はじめ !

行く ぞ

何 だ この スピード ! ?

すげ え よ 紅 椿

イグニッション ・ ブースト の ヒー じゃ ない の よ

驚異 的 な 速 さ だ

暫時 衛星 連 接 建立

情報 照合 完了

一 夏

一気に 行く ぞ

おう !

見え た ぞ 一 夏

あれ が シルバ リオ ・ ゴスペル か

加速 する ぞ

目標 に 接触 する の は 10 秒 後 だ !

箒 このまま 押し切る かわし た ! ?

箒 左右 から 同時に 攻める ぞ 左 は 頼 ん だ !

了解 し た

一 夏

私 が 動き を 止める !

分かった !

一 夏

今 だ !

一 夏 ?

何 を し て いる ! ?

せっかく の チャンス に

船 が いる ん だ

海上 は 先生 達 が 封鎖 し た はず な のに

船 ! ?

密漁 船 みたい だ

密漁 船 ! ?

この 非常 事態 に

ヤツ ら は 犯罪 者 だ

かまう な !

見殺し に は でき ない !

バカ 者 !

犯罪 者 など を かばって

そんな ヤツ ら …

箒 箒 そんな … そんな 寂しい こと 言う な

言う な よ

力 を 手 に し たら

弱い ヤツ の こと が みえ なく に なって どう し た ん だ よ 箒

らしく ない

全然 らしく ない ぜ

私 は …

アイツ も エネルギー 切れ か

間に合って くれ ー !

一 夏 ! !

一 夏 !

停止 し て い ます ね

本部 は まだ 私 達 に 作戦 の 継続 を ?

解除 命令 が 出 て い ない 以上

継続 だ

ですが …

これ から どの よう な 手 を ?

失礼 し ます

誰 だ ?

デュ ノア です

待機 と 言った はず だ !

入室 は 許可 でき ない

教官 の 言う とおり に する べき だ

でも

先生 だって 一 夏 の こと が 心配 な はず だ よ

お 姉さん な ん だ よ

ずっと 目覚め て い ませ ん のに

手当て の 指示 を 出し て から

一 度 も 様子 を 見 に いって ない なんて

だから

どう しろ と ?

箒 さん に も 声 を かけ ませ ん で し た わ

いくら 作戦 失敗 と は いえ

冷た すぎる の で は なく て ?

今 は 福音 の 捕 捉 に 集中 する

教官 は やる べき こと を やって いる に すぎ ない

教官 だって 苦しい はず だ

苦しい から こそ

作戦 室 に こもって いる

心配 する だけ で

一 夏 を 見舞う だけ で

福音 を 撃破 できる と でも ?

それ より も

問題 は …

作戦 は 失敗 だ

以降 状況 に 変化 が あれ ば 招集 する

それ まで 各自

現状 待機 しろ !

私 は …

見殺し に は でき ない !

バカ 者 !

犯罪 者 など を かばって

そんな 寂しい こと 言う な

力 を 手 に し たら

弱い ヤツ の こと が 見え なく なる なんて

違う

違う ん だ !

見え なく なった わけ じゃ ない

ヤツ ら が 弱い ヤツ だ と でも いう の か !

守る べき 存在 だ と ! ?

ヤツ ら は 秩序 を 乱し て いる

なのに どうして お前 は ヤツ ら を 許せ る ! ?

それ が … お前 の 強 さ な の か ?

だから お前 は 強い の か ! ?

お前 に 比べ て 私 は …

力 の おもむく まま に

暴力 を ふるって いただけ だった の だ ろ う か ?

一 夏 に とって

密漁 船 も 私 も 等しく 守る べき もの だった と いう のに

私 は …

篠 ノ 之 さん

あなた も 少し 休 ん で ください

根 を つめ て

あなた まで 倒れ て しまって は

みんな 心配 し ます よ

ここ に い たい ん です

いけ ませ ん

休み なさい

これ は 織 斑 先生 から の 要請 で も ある ん です

いい です ね ?

分かり まし た …

オイ オトコ 女

今日 は 木刀 持って ない の か よ

う っせ ー な !

て め えら 暇 なら 帰れ よ

それ か 手伝え よ

何 だ よ 織 斑 お前

お前 コイツ の 味方 か よ ?

この オトコ 女 が 好き な の か ?

だ よ な

コイツ ら 夫婦 な ん だ よ

知って る ん だ ぜ 俺

お前 ら 朝 から イチャイチャ し てる ん だ ろ

だ よ な

こない だ なんか コイツ リボン し て た もん な

オトコ 女 の くせ に よ

笑っちゃ う よ な

お前 は バカ だ な

ああ ?

何 が だ よ

あんな こと を すれ ば

あと で 面倒 な こと に なる と 考え ない の か

考え ね ー な

許せ ねえ ヤツ は ブン 殴る

だから お前 も 気 に す ん な よ

前 に し て た リボン 似合って た ぞ

また しろ よ

フン 私 は 誰 の 指図 も 受け ない

じゃあ 帰る わ

また な

篠 ノ 之

待て !

私 の 名前 は 箒 だ

いいかげん 覚えろ

大体 この 道場 は

父 も 母 も 姉 も 篠 ノ 之 な の だ から

紛らわしい だ ろ

次 から は 名前 で 呼べ

いい な

じゃあ 一 夏 な

何 ?

だから 名前 だ よ

織 斑 は 2 人 いる から

俺 の こと も 一 夏 って 呼べ よ な

箒 分かり やすい わ ね あの さ 一 夏 が こう なった の って

アンタ の せい な ん でしょ ?

で 落ち込 ん で ます って ポーズ ?

ざ っけ ん じゃ な いわ よ !

やる べき こと が ある でしょ う が !

今 戦わ なく て どう す ん の よ !

もう IS は … 使わ ない

甘ったれ てん じゃ な いわ よ

専用 機 持ち っつ ー の は ね

そんな ワガママ が 許さ れる よう な 立場 じゃ ない の !

それとも アンタ は

戦う べき とき に 戦え ない 臆病 者 な け ! ?

どう しろ と 言う ん だ

もう 敵 の 居場所 も 分から ない

戦え る なら

私 だって 戦う !

やっと やる 気 に なった わ ね

あー あ めん ど くさかった

な … 何 ?

みんな 気持ち は 1 つ って こと

負け た まま 終わって いい はず が ない でしょ ?

ラウラ

福音 は ?

確認 済み だ

ここ から 30 キロ 離れ た 沖合 上空 に

目標 を 確認 し た

ステルス モード に 入って い た が どう も 光学 迷彩 は 持って い ない よう だ

衛星 に よる 目 視 で 発見 し た

さすが ドイツ 軍 特殊 部隊

やる わ ね

お前 達 の 方 は どう な ん だ

準備 は でき てる の か ?

当然

甲 龍 の 攻撃 特化 パッケージ は インストール 済み

こちら も 完了 し て い ます わ

僕 も 準備 オッケー だ よ

いつ でも 行け る

待って くれ 行く と いう の か ?

命令 違反 で は ない の か ?

だから ?

アンタ 今 「 戦う 」 って 言った でしょ

お前 は どう する ?

私 … 私 は …

戦う

戦って 勝つ

今度 こそ 負け は し ない !

決まり ね 今度 こそ 確実 に おとす わ

初 弾 命中 !

先生 これ は !

アイツ ら …

命令 違反 です !

呼び戻し ま しょ う !

こう なる だ ろ う と は 思って い た が な

BrushUP ! ! ユウキ 今日 も わたし の ハート きらめく

Next Future はじまって る ね !

誰 に も 譲れ ない よ それぞれ の プライド

認めあって る って 言わ なく て も

まっすぐ 前向き な の . . . ワカル

頑張って る の って うれしい シンパシー

強い 風 が ミカタ か どう か なんて

関係ない 自分 次第 だ わ 行か なく ちゃ !

止まら ない カラダ 中 に 流れ出す エナジー

最高 の わたし で 飛 ん で いけ !

SUPER ∞ STREAM 感じ てる よ

今 も 未来 も 追い越し そう な 翼 に なる

BrushUP ! ! ユウキ 今日 も 負け ない ハート 磨く よ

Next Future 見逃さ ない で !

いよいよ 決戦 で すわ ね

う だ が なり ます わ

い いよ なれ ら ちゃ けど

反撃 開始 よ

一 夏 の 敵 を と ん て やる わ

だけど 油断 は でき ない よ

あいつ の 力 は まだまだ 底 し れ ない

だが なんと して も ここ で 暴走 を 食い止める

我々 力 を 見せ て やろ

次回 ユア ・ ネーム ・ イズ

「 You Name Is 」

一 夏 お前 の 背中 は 私 に 守ら せ て くれ


IS : Infinite Stratos Episode 11

================ TEXT ================

教師 の 前 で 淫行 を 期待 する な よ 15 歳 きょうし||ぜん||いんこう||きたい||||さい

もっと いい 作戦 が 頭 の 中 に ナウ ・ プリンティング ||さくせん||あたま||なか|||

お前 たち に やって もらい たい こと が ある おまえ||||||||

これ が 紅 椿 … ||くれない|つばき

私 の 専用 機 か わたくし||せんよう|き|

眩 しい 風 の 中 で くら||かぜ||なか|

描く よ 君 の 笑顔 えがく||きみ||えがお

素直 に なれる 瞬間 すなお|||しゅんかん

小さな こと で 揺れる ちいさな|||ゆれる

弱い 自分 が 悔しい よわい|じぶん||くやしい

泣き たい 時 だって なき||じ|

上 を 向いて うえ||むいて

私 だけ に 出来る 事 が ある の わたくし|||できる|こと|||

諦め ない よ 君 を 守り 続ける あきらめ|||きみ||まもり|つづける

止まら ない スピード で とまら||すぴーど|

想い が 溢れ て いく おもい||あふれ||

負け たく は ない まけ|||

誰 より も 輝 い て い たい だれ|||あきら||||

星 が 見え ない 日 も ほし||みえ||ひ|

光 は ある きっと ひかり|||

信じる こと しんじる|

願い 未来 へ ねがい|みらい|

あの 空 で 逢える から |から||あえる|

GET READY

来い 白 式 ! こい|しろ|しき

行く ぞ 紅 椿 いく||くれない|つばき

じゃあ 箒 |そう

よろしく 頼む |たのむ

本来 なら 女 の 上 に 男 が 乗る など 私 の プライド が 許さ ない が ほんらい||おんな||うえ||おとこ||のる||わたくし||ぷらいど||ゆるさ||

今回 だけ は 特別 だ ぞ こんかい|||とくべつ||

いい か 箒 ||そう

これ は 訓練 じゃ ない ||くんれん||

十分 に 注意 を し て とり じゅうぶん||ちゅうい||||

むろん 分かって いる さ |わかって||

心配 する な しんぱい||

お前 は ちゃんと 私 が 運 ん で やる おまえ|||わたくし||うん|||

大船 に 乗った つもり で いれ ば いい さ おおふな||のった||||||

何だか 楽し そう だ な なんだか|たのし|||

やっと 専用 機 を 持て たから か ? |せんよう|き||もて||

私 は いつも どおり だ わたくし||||

一 夏 こそ ひと|なつ|

戦 に は 冷静 に あたる こと だ いくさ|||れいせい||||

分かって る よ わかって||

織 斑 お|ぶち

篠 ノ 之 しの||ゆき

聞こえる か ? きこえる|

はい

よく 聞こえ ます |きこえ|

這 今回 の 作戦 の 要 は 一撃 必殺 だ は|こんかい||さくせん||かなめ||いちげき|ひっさつ|

短 時間 で の 決着 を 心がけろ みじか|じかん|||けっちゃく||こころがけろ

討つ べき は シルバ リオ ・ ゴスペル うつ|||||

silvery gospel

以降 いこう

福音 と 呼称 する ふくいん||こしょう|

了解 ! りょうかい

織 斑 先生 お|ぶち|せんせい

私 は 状況 に 応じ て 一 夏 の サポート を すれ ば よろしい です か ? わたくし||じょうきょう||おうじ||ひと|なつ||さぽーと||||||

そう だ な

だが 無理 は する な |むり|||

お前 は 紅 椿 で の 実戦 経験 は 皆無 だ おまえ||くれない|つばき|||じっせん|けいけん||かいむ|

突然 何かしら の 問題 が 出る と も 限ら ない とつぜん|なにかしら||もんだい||でる|||かぎら|

分かり まし た わかり||

ですが できる 範囲 で 支援 を し ます ||はんい||しえん|||

あの 子 声 が は ず ん で ない ? |こ|こえ||||||

そう 聞こえ まし た わ ね |きこえ||||

分から なく も ない けど わから||||

織 斑 へ の プライベート ・ チャネル を お|ぶち|||ぷらいべーと|ちゃねる|

はい

一 夏 ひと|なつ

は … はい !

これ は プライベート ・ チャネル だ ||ぷらいべーと|ちゃねる|

篠 ノ 之 に は 聞か れ ない しの||ゆき|||きか||

どうも 篠 ノ 之 は 浮かれ てる な |しの||ゆき||うかれ||

あんな 状態 で は |じょうたい||

何 か を 仕損じる や も し れ ん なん|||しそんじる|||||

いざというとき は サポート して やれ ||さぽーと||

分かり まし た わかり||

意識 し て おき ます いしき||||

頼む ぞ たのむ|

オープン ・ チャネル に 切りかえ ます おーぷん|ちゃねる||きりかえ|

スタンバイ どうぞ すたんばい|

では はじめ !

行く ぞ いく|

何 だ この スピード ! ? なん|||すぴーど

すげ え よ 紅 椿 |||くれない|つばき

イグニッション ・ ブースト の ヒー じゃ ない の よ

驚異 的 な 速 さ だ きょうい|てき||はや||

暫時 衛星 連 接 建立 ざんじ|えいせい|れん|つ|こんりゅう

情報 照合 完了 じょうほう|しょうごう|かんりょう

一 夏 ひと|なつ

一気に 行く ぞ いっきに|いく|

おう !

見え た ぞ 一 夏 みえ|||ひと|なつ

あれ が シルバ リオ ・ ゴスペル か

加速 する ぞ かそく||

目標 に 接触 する の は 10 秒 後 だ ! もくひょう||せっしょく||||びょう|あと|

箒 このまま 押し切る そう||おしきる かわし た ! ?

箒 左右 から 同時に 攻める ぞ そう|さゆう||どうじに|せめる| 左 は 頼 ん だ ! ひだり||たの||

了解 し た りょうかい||

一 夏 ひと|なつ

私 が 動き を 止める ! わたくし||うごき||とどめる

分かった ! わかった

一 夏 ひと|なつ

今 だ ! いま|

一 夏 ? ひと|なつ

何 を し て いる ! ? なん||||

せっかく の チャンス に ||ちゃんす|

船 が いる ん だ せん||||

海上 は 先生 達 が 封鎖 し た はず な のに かいじょう||せんせい|さとる||ふうさ|||||

船 ! ? せん

密漁 船 みたい だ みつりょう|せん||

密漁 船 ! ? みつりょう|せん

この 非常 事態 に |ひじょう|じたい|

ヤツ ら は 犯罪 者 だ やつ|||はんざい|もの|

かまう な !

見殺し に は でき ない ! みごろし||||

バカ 者 ! ばか|もの

犯罪 者 など を かばって はんざい|もの|||

そんな ヤツ ら … |やつ|

箒 箒 そんな … そう|そう| そんな 寂しい こと 言う な |さびしい||いう|

言う な よ いう||

力 を 手 に し たら ちから||て|||

弱い ヤツ の こと が みえ なく に なって どう し た ん だ よ 箒 よわい|やつ||||||||||||||そう

らしく ない

全然 らしく ない ぜ ぜんぜん|||

私 は … わたくし|

アイツ も エネルギー 切れ か ||えねるぎー|きれ|

間に合って くれ ー ! まにあって||-

一 夏 ! ! ひと|なつ

一 夏 ! ひと|なつ

停止 し て い ます ね ていし|||||

本部 は まだ 私 達 に 作戦 の 継続 を ? ほんぶ|||わたくし|さとる||さくせん||けいぞく|

解除 命令 が 出 て い ない 以上 かいじょ|めいれい||だ||||いじょう

継続 だ けいぞく|

ですが …

これ から どの よう な 手 を ? |||||て|

失礼 し ます しつれい||

誰 だ ? だれ|

デュ ノア です |のあ|

待機 と 言った はず だ ! たいき||いった||

入室 は 許可 でき ない にゅうしつ||きょか||

教官 の 言う とおり に する べき だ きょうかん||いう|||||

でも

先生 だって 一 夏 の こと が 心配 な はず だ よ せんせい||ひと|なつ||||しんぱい||||

お 姉さん な ん だ よ |ねえさん||||

ずっと 目覚め て い ませ ん のに |めざめ|||||

手当て の 指示 を 出し て から てあて||しじ||だし||

一 度 も 様子 を 見 に いって ない なんて ひと|たび||ようす||み||||

だから

どう しろ と ?

箒 さん に も 声 を かけ ませ ん で し た わ そう||||こえ||||||||

いくら 作戦 失敗 と は いえ |さくせん|しっぱい|||

冷た すぎる の で は なく て ? つめた||||||

今 は 福音 の 捕 捉 に 集中 する いま||ふくいん||ほ|そく||しゅうちゅう|

教官 は やる べき こと を やって いる に すぎ ない きょうかん||||||||||

教官 だって 苦しい はず だ きょうかん||くるしい||

苦しい から こそ くるしい||

作戦 室 に こもって いる さくせん|しつ|||

心配 する だけ で しんぱい|||

一 夏 を 見舞う だけ で ひと|なつ||みまう||

福音 を 撃破 できる と でも ? ふくいん||げきは|||

それ より も

問題 は … もんだい|

作戦 は 失敗 だ さくせん||しっぱい|

以降 状況 に 変化 が あれ ば 招集 する いこう|じょうきょう||へんか||||しょうしゅう|

それ まで 各自 ||かくじ

現状 待機 しろ ! げんじょう|たいき|

私 は … わたくし|

見殺し に は でき ない ! みごろし||||

バカ 者 ! ばか|もの

犯罪 者 など を かばって はんざい|もの|||

そんな 寂しい こと 言う な |さびしい||いう|

力 を 手 に し たら ちから||て|||

弱い ヤツ の こと が 見え なく なる なんて よわい|やつ||||みえ|||

違う ちがう

違う ん だ ! ちがう||

見え なく なった わけ じゃ ない みえ|||||

ヤツ ら が 弱い ヤツ だ と でも いう の か ! やつ|||よわい|やつ||||||

守る べき 存在 だ と ! ? まもる||そんざい||

ヤツ ら は 秩序 を 乱し て いる やつ|||ちつじょ||みだし||

なのに どうして お前 は ヤツ ら を 許せ る ! ? ||おまえ||やつ|||ゆるせ|

それ が … お前 の 強 さ な の か ? ||おまえ||つよ||||

だから お前 は 強い の か ! ? |おまえ||つよい||

お前 に 比べ て 私 は … おまえ||くらべ||わたくし|

力 の おもむく まま に ちから||||

暴力 を ふるって いただけ だった の だ ろ う か ? ぼうりょく|||||||||

一 夏 に とって ひと|なつ||

密漁 船 も 私 も 等しく 守る べき もの だった と いう のに みつりょう|せん||わたくし||ひとしく|まもる||||||

私 は … わたくし|

篠 ノ 之 さん しの||ゆき|

あなた も 少し 休 ん で ください ||すこし|きゅう|||

根 を つめ て ね|||

あなた まで 倒れ て しまって は ||たおれ|||

みんな 心配 し ます よ |しんぱい|||

ここ に い たい ん です

いけ ませ ん

休み なさい やすみ|

これ は 織 斑 先生 から の 要請 で も ある ん です ||お|ぶち|せんせい|||ようせい|||||

いい です ね ?

分かり まし た … わかり||

オイ オトコ 女 おい||おんな

今日 は 木刀 持って ない の か よ きょう||ぼくとう|もって||||

う っせ ー な ! ||-|

て め えら 暇 なら 帰れ よ |||いとま||かえれ|

それ か 手伝え よ ||てつだえ|

何 だ よ 織 斑 お前 なん|||お|ぶち|おまえ

お前 コイツ の 味方 か よ ? おまえ|||みかた||

この オトコ 女 が 好き な の か ? ||おんな||すき|||

だ よ な

コイツ ら 夫婦 な ん だ よ ||ふうふ||||

知って る ん だ ぜ 俺 しって|||||おれ

お前 ら 朝 から イチャイチャ し てる ん だ ろ おまえ||あさ|||||||

だ よ な

こない だ なんか コイツ リボン し て た もん な ||||りぼん|||||

オトコ 女 の くせ に よ |おんな||||

笑っちゃ う よ な わらっちゃ|||

お前 は バカ だ な おまえ||ばか||

ああ ?

何 が だ よ なん|||

あんな こと を すれ ば

あと で 面倒 な こと に なる と 考え ない の か ||めんどう||||||かんがえ|||

考え ね ー な かんがえ||-|

許せ ねえ ヤツ は ブン 殴る ゆるせ||やつ|||なぐる

だから お前 も 気 に す ん な よ |おまえ||き|||||

前 に し て た リボン 似合って た ぞ ぜん|||||りぼん|にあって||

また しろ よ

フン 私 は 誰 の 指図 も 受け ない ふん|わたくし||だれ||さしず||うけ|

じゃあ 帰る わ |かえる|

また な

篠 ノ 之 しの||ゆき

待て ! まて

私 の 名前 は 箒 だ わたくし||なまえ||そう|

いいかげん 覚えろ |おぼえろ

大体 この 道場 は だいたい||どうじょう|

父 も 母 も 姉 も 篠 ノ 之 な の だ から ちち||はは||あね||しの||ゆき||||

紛らわしい だ ろ まぎらわしい||

次 から は 名前 で 呼べ つぎ|||なまえ||よべ

いい な

じゃあ 一 夏 な |ひと|なつ|

何 ? なん

だから 名前 だ よ |なまえ||

織 斑 は 2 人 いる から お|ぶち||じん||

俺 の こと も 一 夏 って 呼べ よ な おれ||||ひと|なつ||よべ||

箒 分かり やすい わ ね そう|わかり||| あの さ 一 夏 が こう なった の って ||ひと|なつ|||||

アンタ の せい な ん でしょ ?

で 落ち込 ん で ます って ポーズ ? |おちこ|||||ぽーず

ざ っけ ん じゃ な いわ よ !

やる べき こと が ある でしょ う が !

今 戦わ なく て どう す ん の よ ! いま|たたかわ|||||||

もう IS は … 使わ ない |||つかわ|

甘ったれ てん じゃ な いわ よ あまったれ|||||

専用 機 持ち っつ ー の は ね せんよう|き|もち||-|||

そんな ワガママ が 許さ れる よう な 立場 じゃ ない の ! |||ゆるさ||||たちば|||

それとも アンタ は

戦う べき とき に 戦え ない 臆病 者 な け ! ? たたかう||||たたかえ||おくびょう|もの||

どう しろ と 言う ん だ |||いう||

もう 敵 の 居場所 も 分から ない |てき||いばしょ||わから|

戦え る なら たたかえ||

私 だって 戦う ! わたくし||たたかう

やっと やる 気 に なった わ ね ||き||||

あー あ めん ど くさかった

な … 何 ? |なん

みんな 気持ち は 1 つ って こと |きもち||||

負け た まま 終わって いい はず が ない でしょ ? まけ|||おわって|||||

ラウラ

福音 は ? ふくいん|

確認 済み だ かくにん|すみ|

ここ から 30 キロ 離れ た 沖合 上空 に ||きろ|はなれ||おきあい|じょうくう|

目標 を 確認 し た もくひょう||かくにん||

ステルス モード に 入って い た が どう も 光学 迷彩 は 持って い ない よう だ |もーど||はいって||||||こうがく|めいさい||もって||||

衛星 に よる 目 視 で 発見 し た えいせい|||め|し||はっけん||

さすが ドイツ 軍 特殊 部隊 |どいつ|ぐん|とくしゅ|ぶたい

やる わ ね

お前 達 の 方 は どう な ん だ おまえ|さとる||かた|||||

準備 は でき てる の か ? じゅんび|||||

当然 とうぜん

甲 龍 の 攻撃 特化 パッケージ は インストール 済み こう|りゅう||こうげき|とっか|ぱっけーじ|||すみ

こちら も 完了 し て い ます わ ||かんりょう|||||

僕 も 準備 オッケー だ よ ぼく||じゅんび|||

いつ でも 行け る ||いけ|

待って くれ 行く と いう の か ? まって||いく||||

命令 違反 で は ない の か ? めいれい|いはん|||||

だから ?

アンタ 今 「 戦う 」 って 言った でしょ |いま|たたかう||いった|

お前 は どう する ? おまえ|||

私 … 私 は … わたくし|わたくし|

戦う たたかう

戦って 勝つ たたかって|かつ

今度 こそ 負け は し ない ! こんど||まけ|||

決まり ね 今度 こそ 確実 に おとす わ きまり||こんど||かくじつ|||

初 弾 命中 ! はつ|たま|めいちゅう

先生 これ は ! せんせい||

アイツ ら …

命令 違反 です ! めいれい|いはん|

呼び戻し ま しょ う ! よびもどし|||

こう なる だ ろ う と は 思って い た が な |||||||おもって||||

BrushUP ! ! ユウキ 今日 も わたし の ハート きらめく ||きょう||||はーと|

Next Future はじまって る ね !

誰 に も 譲れ ない よ それぞれ の プライド だれ|||ゆずれ|||||ぷらいど

認めあって る って 言わ なく て も みとめあって|||いわ|||

まっすぐ 前向き な の . . . ワカル |まえむき|||

頑張って る の って うれしい シンパシー がんばって|||||

強い 風 が ミカタ か どう か なんて つよい|かぜ||||||

関係ない 自分 次第 だ わ 行か なく ちゃ ! かんけいない|じぶん|しだい|||いか||

止まら ない カラダ 中 に 流れ出す エナジー とまら|||なか||ながれだす|

最高 の わたし で 飛 ん で いけ ! さいこう||||と|||

SUPER ∞ STREAM 感じ てる よ ||かんじ||

今 も 未来 も 追い越し そう な 翼 に なる いま||みらい||おいこし|||つばさ||

BrushUP ! ! ユウキ 今日 も 負け ない ハート 磨く よ ||きょう||まけ||はーと|みがく|

Next Future 見逃さ ない で ! ||みのがさ||

いよいよ 決戦 で すわ ね |けっせん|||

う だ が なり ます わ

い いよ なれ ら ちゃ けど

反撃 開始 よ はんげき|かいし|

一 夏 の 敵 を と ん て やる わ ひと|なつ||てき||||||

だけど 油断 は でき ない よ |ゆだん||||

あいつ の 力 は まだまだ 底 し れ ない ||ちから|||そこ|||

だが なんと して も ここ で 暴走 を 食い止める ||||||ぼうそう||くいとめる

我々 力 を 見せ て やろ われわれ|ちから||みせ||

次回 ユア ・ ネーム ・ イズ じかい||ねーむ|

「 You Name Is 」

一 夏 お前 の 背中 は 私 に 守ら せ て くれ ひと|なつ|おまえ||せなか||わたくし||まもら|||