Noragami Episode 3 noragami|episode

マジ で こんな の 着 ん の ||||ちゃく||

つべこべ 言う な |いう|

ほら 見ろ 雪 音 |みろ|ゆき|おと

これ なんか 可愛い ぞ ||かわいい|

だっせ

じゃあ 俺 着る よ |おれ|きる|

なんで こう 生理 現象 は 残って ん だ ||せいり|げんしょう||のこって||

俺 は もう とっくに 死 ん でる って の に おれ||||し|||||

流浪 神 差 るろう|かみ|さ

流浪 神 差 るろう|かみ|さ

流浪 神 差 るろう|かみ|さ

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

弾丸 込め た 小銃 を 僕 は 片手 に 持って いる だんがん|こめ||しょうじゅう||ぼく||かたて||もって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

震え た 君 の 居る 場所 へ 足 を 早め 向かって いる ふるえ||きみ||いる|ばしょ||あし||はや め|むかって|

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

焦る 心 を 急か し た だけ あせる|こころ||せか|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

留まる 気配 も なく 進 ん で ゆく とどまる|けはい|||すすむ|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

終わり と 始まり の 境目 おわり||はじまり||さかいめ

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

（ チクタク 針 を チクタク と ） |はり|||

全て 重なった すべて|かさなった

全て 重なった すべて|かさなった

全て 重なった すべて|かさなった

全て 重なった すべて|かさなった

全て 重なった すべて|かさなった

全て 重なった すべて|かさなった

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

ドア を 蹴破る その 音 を どあ||けやぶる||おと|

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

薄暗い 部屋 一 人きり うすぐらい|へや|ひと|ひときり

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

Hey ！ どうして 僕 は 待って い た hey||ぼく||まって||

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

もう 恐れる こと は 無い よ |おそれる|||ない|

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

弾丸 込め た 小銃 を 持って だんがん|こめ||しょうじゅう||もって

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

固く 閉ざさ れ た ドア を 蹴破った かたく|とざさ|||どあ||けやぶった

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

吸い付 い た 銃口 が 跳ね て すいつ|||じゅうこう||はね|

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

昨日 の 僕 を 貫 い た きのう||ぼく||つらぬ||

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

上澄み そう 絶望 を 受け取って うわずみ||ぜつぼう||うけとって

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

明日 へ と 僕 は 歩き 始め た あした|||ぼく||あるき|はじめ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

また 今夜 待ち合わせよ う |こんや|まちあわせよ|

今日 は ここ に する か きょう|||||

ほれ

何 これ なん|

雪 音 が 腹 減った っ つ うから ゆき|おと||はら|へった|||う から

昼 飯 食わせ て やって ん だ ろ ひる|めし|くわせ|||||

昼 飯 ひる|めし

お前 が 俺 の 神器 おまえ||おれ||しんき

主 の 言う こと は 絶対 だ おも||いう|||ぜったい|

神器 ね しんき|

そう

神器 と は 主人 を 敬い しんき|||あるじ||うやまい

奉り たてまつり

主人 の 手足 と なって 働く あるじ||てあし|||はたらく

お茶 汲 む くらい の 気 を 利かす おちゃ|きゅう||||き||きかす

お茶 入れよ う に も 家 ねえ じゃ ん おちゃ|いれよ||||いえ|||

口答え なんて もってのほか くちごたえ||

従順 で あれ じゅうじゅん||

い や ー 禿げる ||-|はげる

止めろ この クソ 猫 こら とどめろ||くそ|ねこ|

神 って 何 す ん の か と 思え ば かみ||なん||||||おもえ|

宛 も なく 街 を ふらふら し て あて|||がい||||

人目 避ける よう に その辺 の お 堂 の 隅 と か で 小さく なって 寝 て ひとめ|さける|||そのへん|||どう||すみ||||ちいさく||ね|

日用 品 は ゴミ の 中 から 拾った もん だ し にちよう|しな||ごみ||なか||ひろった|||

配送 之 神 夜 鬥 はいそう|ゆき|かみ|よ|とう

第 一 それ 何 だい|ひと||なん

布教 活動 ふきょう|かつどう

全然 依頼 来 ねえ じゃ ん ぜんぜん|いらい|らい|||

あんた 本当 に 神 な わけ |ほんとう||かみ||

なん だ よ その 目 ||||め

俺 の 力 見せ て やる よ おれ||ちから|みせ|||

第 3 話 だい|はなし

災 厄 招 至 わざわい|やく|まね|いたる

いらっしゃい ませ

ひより が 食い もん 供える って よ ||くい||そなえる||

どう よ この カリス マス ||||ます

完全 に たかり じゃ ん かんぜん||||

食べ たら 今度 こそ 私 の お 願い 聞い て ください よ たべ||こんど||わたくし|||ねがい|ききい|||

いらっしゃい ませ

お決まり に なり まし たら おきまり||||

お 姉さん 水 三 つ |ねえさん|すい|みっ|

も 申し訳 ご さ い ませ ん |もうしわけ|||||

夜 ト たち は 人間 じゃ ない から 人 に 見え ない の で は よ||||にんげん||||じん||みえ||||

違う ちがう

俺 たち は 見え ない ん じゃ なく て おれ|||みえ|||||

目 に 止まり にくい の め||とまり||

実際 に ゃ 見え てる じっさい|||みえ|

逆 に 聞く が ぎゃく||きく|

ここ の ウエーイトレス は 何 人 い た ||||なん|じん||

おっと 見 ん な よ |み|||

えっ と 二 人 ||ふた|じん

あれ 四 人 |よっ|じん

そういう こと

俺 と 雪 音 は お前 が 見落とし た 二 人 の よう に おれ||ゆき|おと||おまえ||みおとし||ふた|じん|||

背景 扱い な の さ はいけい|あつかい|||

一 度 認識 さ れる と 人 と して 共有 さ れる が ひと|たび|にんしき||||じん|||きょうゆう|||

また すぐ 忘れ られる ||わすれ|

大変 失礼 いたし まし た たいへん|しつれい|||

ひより だって 今 まで 街 で すれ違った 人間 ||いま||がい||すれちがった|にんげん

全て 覚え ちゃ い ねえ だ ろ すべて|おぼえ|||||

俺 たち は 彼岸 の 住人 だ から おれ|||ひがん||じゅうにん||

なおさら な

その わりに は よく 召し上がり ます ね ||||めしあがり||

お供え 物 は 残さ ない おそなえ|ぶつ||のこさ|

これ 絶対 |ぜったい

お腹 壊し ます よ おなか|こわし||

大丈夫 だいじょうぶ

神様 うん こ し ない かみさま||||

ありがとう ご さ い まし た

もう 全く あの 人 は |まったく||じん|

一応 ごちそう さん いちおう||

いえいえ

私 壱岐 ひより わたくし|いき|

ひより で いい よ

ひより は あれ の 何 ||||なん

請 自 行 取 用 こ|じ|ぎょう|と|よう

えっ と 体 を 落とす 体質 に なっちゃ っ た から ||からだ||おとす|たいしつ|||||

この 飴 全部 くれ |あめ|ぜんぶ|

あの う

どうして

夜 ト に 治し て もらい たく て よ|||なおし||||

ただ でしょ ただ な ん でしょ う

つい て ない ね

だ よ ね

あの う 雪 音 君 は 何で ||ゆき|おと|きみ||なんで

夜 ト の 神器 に なる 前 は どうして た の よ|||しんき|||ぜん||||

さあ

とにかく 死 ん だ の は 知って る けど |し|||||しって||

気付 い たら あいつ の 手 の 中 に い て きづ|||||て||なか|||

生き て た 時 の こと は 全く 覚え て ない いき|||じ||||まったく|おぼえ||

これ から の こと も さっぱり

お前 さっき の 目刺し 泥棒 おまえ|||めざし|どろぼう

よし よし

雪 音 君 ネコ 好き な の ゆき|おと|きみ|ねこ|すき||

多分 たぶん

可愛い よ ね ネコ かわいい|||ねこ

私 も 好き わたくし||すき

雪 音 お前 今 エロ い こと 考え た ろ ゆき|おと|おまえ|いま||||かんがえ||

いい か 雪 音 教え とく ぞ ||ゆき|おと|おしえ||

神 と 神器 は 一心同体 な の かみ||しんき||いっしんどうたい||

お前 の 邪 な 心 の 波 は おまえ||じゃ||こころ||なみ|

主人 で ある 俺 に 伝わ っち まう ん だ から な あるじ|||おれ||つたわ||||||

何 言って ん だ こいつ なん|いって|||

あの う 一心同体 って どういう ||いっしんどうたい||

まったく

思春期 の お 子 ちゃ ま に は 困り もん で ち ゅ ねえ ししゅんき|||こ|||||こまり|||||

う っ さ い ボケ

ボケ と は 何 だ |||なん|

お前 に 俺 の 何 が 分かった よ おまえ||おれ||なん||わかった|

あん なんて 本当 に 人 の 願い を 聞く 神様 な の ||ほんとう||じん||ねがい||きく|かみさま||

やる の か この エロ ガキ が |||||がき|

マジ う っ せい よ

はい

早く て 安く て 安心 デリバリー ゴッド の 夜 ト で ござい ます はやく||やすく||あんしん||||よ||||

雪 音 仕事 だ すぐ 行く ぞ ゆき|おと|しごと|||いく|

仕事 しごと

ちょっと 私 の 依頼 は |わたくし||いらい|

ひ っ ひ っ ふ ー |||||-

ひ っ ひ っ ふ ー |||||-

お前 まで 来 ち まった の か よ おまえ||らい|||||

文句 ある なら 私 の 体質 何とか し て ください もんく|||わたくし||たいしつ|なんとか|||

尻尾 しっぽ

何 もん だ なん||

依頼 の ふり し て ハメ や がった な いらい||||||||

東 風 吹か ば ひがし|かぜ|ふか|

匂い おこ せよ 梅 の 花 におい|||うめ||か

う 梅 が |うめ|

主人 なし とて 春 を 忘 る な あるじ|||はる||ぼう||

こ この 歌 は 菅原 道 真 ||うた||すがはら|どう|まこと

もし かして

学問 の 神 天神 様 がくもん||かみ|てんじん|さま

あれ 分かっちゃ っ た |わかっちゃ||

神 よ かみ|

そこ の 生 霊 ちゃん よく 知って る ね ||せい|れい|||しって||

結構 な 懐 メロ よ けっこう||ふところ||

教科 書 に 載って ます きょうか|しょ||のって|

困る な 著作 権 は どう なって る の こまる||ちょさく|けん|||||

没後 50 年 まで です ぼつご|とし||

あらそう

す っ げ ー 神 オーラ |||-|かみ|

格好 し すぎ ます かっこう|||

あら あら そう

それ に 引き換え ||ひきかえ

夜 ト 君 よ||きみ

この 子 名前 は |こ|なまえ|

名 は 雪 （ ゆき ） 器 は 雪 （ せつ ） な||ゆき||うつわ||ゆき|

呼び名 は 雪 音 だ よびな||ゆき|おと|

雪 音 君 君 神器 に 成り立て だ ね ゆき|おと|きみ|きみ|しんき||なりたて||

神器 は 平伏 せ ず と も よい の だ よ しんき||へいふく||||||||

梅雨 つゆ

そう じゃ

良い か 坊 よい||ぼう

己 が 仕える 神 の 手前 にて 他の 神 に 平伏 す は おのれ||つかえる|かみ||てまえ||たの|かみ||へいふく||

礼 を 欠く こと と なる れい||かく|||

覚え て おく が 良い おぼえ||||よい

すごい

やっぱり 巫女 さん も 沢山 いらっしゃる ん です ね |いちこ|||たくさん||||

歩 喩 です ふ|ゆ|

南 喩 です みなみ|ゆ|

実 喩 です み|ゆ|

望 喩 です のぞみ|ゆ|

私 たち わたくし|

天神 シスターズ です てんじん||

彼女 たち は まあ みんな 僕 の 神器 だ よ かのじょ|||||ぼく||しんき||

養う だけ でも 大変 さ やしなう|||たいへん|

本物 の 神様 は 違い ます ほんもの||かみさま||ちがい|

俺 も 本物 だ おれ||ほんもの|

で 要件 は |ようけん|

僕 今 忙しい じゃ ない ぼく|いま|いそがしい||

希望 能 きぼう|のう

希 望 能 考 上 まれ|のぞみ|のう|こう|うえ

志 願 大 學 こころざし|ねがい|だい|まなぶ

希望 能 考 上 高 中 きぼう|のう|こう|うえ|たか|なか

受験 シーズン で じゅけん|しーずん|

ちょっと 斬って 欲しい あや かし が いる ん だ よ ね |きって|ほしい||||||||

君 どうせ 暇 でしょ きみ||いとま|

うち の お 社 で 勝手 に 寝泊まり し てる の 知って る よ |||しゃ||かって||ねとまり||||しって||

いい ん だ よ

うち の 天満 グループ に 入れ て やって も ||てんま|ぐるーぷ||いれ|||

支店 長 に し て あげる よ してん|ちょう|||||

でも さ

君 自分 の お 社 欲し い ん でしょ う きみ|じぶん|||しゃ|ほし||||

だったら ほら

ごめん 大きい の しか なかった |おおきい|||

お釣り ある おつり|

おや 足りない の か な |たりない|||

こんな 所 に まで 貧富 の 差 が |しょ|||ひんぷ||さ|

だから 世の中 不公平 な ん だ な |よのなか|ふこうへい||||

持って ん じゃ ねえ か もって||||

では 案内 を 頼 ん だ よ |あんない||たの|||

真 公 真 喩 は ここ に 来 て 日 も 浅く まこと|おおやけ|まこと|ゆ||||らい||ひ||あさく 案内 は ほか の 者 に あんない||||もの|

うん けど ね

真 喩 は 夜 ト 君 の こと よく 知って る ん だ まこと|ゆ||よ||きみ||||しって|||

偽物 じゃ ねえ だ ろ う な にせもの||||||

伴 音 ばん|おと

伴 音 で は あり ませ ん ばん|おと|||||

真 喩 です まこと|ゆ|

伴 音 お前 ばん|おと|おまえ

こんな 大手 に |おおて|

真 喩 です まこと|ゆ|

あの

私 前 は 夜 ト さん の 神器 だった ん です わたくし|ぜん||よ||||しんき|||

そう だった ん です か

どう で し た お 仕事 の ほう は |||||しごと|||

ちゃんと 依頼 は こなし て まし た か |いらい||||||

衣食住 の ほう は いしょくじゅう|||

あいつ 本当 に 住所 不定 無職 の ジャージー |ほんとう||じゅうしょ|ふてい|むしょく||

住所 不定 無職 の 自分 は 神 だ と 言う ジャージー の 人 で し た じゅうしょ|ふてい|むしょく||じぶん||かみ|||いう|||じん|||

少し は 元 主 を たてろ 伴 音 すこし||もと|おも|||ばん|おと

真 喩 です まこと|ゆ|

昔 の 名前 で 呼ば ない で 汚らわしい むかし||なまえ||よば|||けがらわしい

俺 に 触ら れる の が どう と か 言って た くせ に おれ||さわら|||||||いって|||

爺 の 煙 管 なんか 成り 上がって じい||けむり|かん||なり|あがって

金 に 目 が 眩 ん だ か きむ||め||くら|||

あんた の とこ じゃ なきゃ どこ だって いい わ

も 元 カノ さん |もと|かの|

違う ちがう

元 嫁 か 相当 拗れ た な もと|よめ||そうとう|こじれ||

だから 違う って |ちがう|

どっち に しろ 拗れ せ てる じゃ ねえ か |||こじれ|||||

おい 伴 音 |ばん|おと

汚らわしい と は 何事 だ けがらわしい|||なにごと|

あの

訴え て やる 法廷 で 会 お う うったえ|||ほうてい||かい||

この 野郎 |やろう

夜 トヘ の 依頼 って あや かし 退治 な ん です よ ね よ|||いらい||||たいじ|||||

あや かし って そんなに 悪い 存在 な ん です か ||||わるい|そんざい||||

何で やっつけ なく ちゃ いけない ん でしょ う か なんで||||||||

人 が 荒 め ば 天 も 荒む じん||あら|||てん||すさむ

ひより さん と いった か ね

余り こちら 側 に かかわる の は 感心 し ない ね あまり||がわ|||||かんしん|||

僕ら と 人 は 干渉 し やすい ぼくら||じん||かんしょう||

先日 せんじつ

ちょっと 気 に なる 絵馬 が 奉納 さ れ まし た ので |き|||えま||ほうのう|||||

為 了 升 入 天 堂 的 朋 友 ため|さとる|しょう|はい|てん|どう|てき|とも|とも

那 月 な|つき

我 一 定 要 考 上 大 學 われ|ひと|てい|かなめ|こう|うえ|だい|まなぶ

調べ て み まし たら しらべ||||

既に 二 人 も なくなって いる そう です すでに|ふた|じん|||||

なんで そんな こと

この 辺り は よく 時 化 ます |あたり|||じ|か|

寄って き た あ や かし に 取り付か れ 魔 が 差す の でしょ う よって|||||||とりつか||ま||さす|||

お 心 を 痛め られ た 道 真 さん も ここ に 結 界 を 張る など なさった の です が |こころ||いため|||どう|まこと|||||けつ|かい||はる|||||

人 は 魔 を 内 に 秘め た まま 出入り する ので じん||ま||うち||ひめ|||でいり||

完全 な 浄化 は 難しく て かんぜん||じょうか||むずかしく|

尊い 命 な のに とうとい|いのち||

もったいない です よ ね

では その 人 に 取り付く あや かし を 倒せ ば いい ん です ね ||じん||とりつく||||たおせ|||||

はい

ひより

人 が なくなって る ん です よ じん||||||

何とか し たい と 思い ませ ん か なんとか||||おもい|||

死に たい やつ は 死ね ば いい しに||||しね||

相変わらず 何という くず あいかわらず|なんという|

あの 今 の 言い 方 は ない ん じゃ ない です か |いま||いい|かた|||||||

自殺 する よう な 魂 は 既に 魔 に 取り付か れ てる から じさつ||||たましい||すでに|ま||とりつか|||

神器 に も なれ ねえ しんき||||

もう 死 ん だ やつ も まだ 生き てる やつ も |し||||||いき|||

救い よう が ない すくい|||

そ そんな

それ が あなた の 仕事 でしょ ||||しごと|

さあ けん べ

お 待ち 前 金 |まち|ぜん|きむ

いい の か よ

一 人 で 行か せ て ひと|じん||いか||

あいつ って 本当 に ||ほんとう|

雪 音 ゆき|おと

初 仕事 だ はつ|しごと|

俺 は 何 を すれ ば おれ||なん|||

「 器 」 を 呼 ん だ ら 来い うつわ||よ||||こい

「 名 」 を 呼 ん だ ら 戻れ な||よ||||もどれ

今 は それ で いい いま||||

夜 ト よ|

死に たい やつ は 死ね ば いい しに||||しね||

あなた って 最低 ||さいてい

まだ 働き たく ねえ けど |はたらき|||

別に 大学 に 行って も やり たい こと ない し べつに|だいがく||おこなって||||||

寿司 ロール キック すし|ろーる|きっく

人 に つい て 悪 さ する 子 は 許し ませ ん じん||||あく|||こ||ゆるし||

なんだ あれ は

仲間 なかま

仲間 半分 なかま|はんぶん

一 番 ホーム まもなく 電車 が 通り過ぎ ます ひと|ばん|ほーむ||でんしゃ||とおりすぎ|

連れ て 行 こ う つれ||ぎょう||

黄色い 線 の 内側 で お 待ち ください きいろい|せん||うちがわ|||まち|

そう だ ね

こちら に 連れ て 行 こ う ||つれ||ぎょう||

おいで おいで

ちょ っ

飛べ とべ

大丈夫 か だいじょうぶ|

った く

尻尾 が 切れ たら 死 ぬ っ つ っ た だ ろ しっぽ||きれ||し|||||||

おとなしく そこ に いろ

雪 音 この先 の 踏み切り が 本番 だ ゆき|おと|このさき||ふみきり||ほんばん|

第 一 志望 E 判定 だい|ひと|しぼう|e|はんてい

ああ まず いよ これ

E いい e|

いい じゃ ん いい じゃ ん

こっち に これ ば いい じゃ ん

いい よ いい よ

いい よ

いい かな

いい よ いい よ

あの あや かし を 斬る ||||きる

ビビ ん な よ 雪 音 ||||ゆき|おと

余裕 よゆう

いい よ いい よ

だめ だ 間に合 わ ||まにあ|

せ る

いい よ

豊 葦原 の 中津 国 とよ|あしはら||なかつ|くに

荒び 足ら せ ぬ 「 彼 」 の もの よ すさび|たら|||かれ|||

我 夜 ト 神 来 たり 降り われ|よ||かみ|らい||ふり

雪 器 を 以 って 砕き ふせ ゆき|うつわ||い||くだき|

種々 の 障り 穢 れ を 打ち 払わ ん しゅじゅ||さわり|あい|||うち|はらわ|

斬 雪 もう いい 戻れ き|ゆき|||もどれ お前 は 斬り すぎる おまえ||きり|

死に たい やつ は 死ね ば いい なんて いって た けど しに||||しね||||||

やっぱり 助け て くれる ん です ね |たすけ|||||

そう なん じゃ ねえ よ

だが こいつ ら の 前 で 軽々しく 死 な せ たり し ねえ ||||ぜん||かるがるしく|し|||||

こいつ ら

苦しく て も つらく て も くるしく|||||

生き て い られる 重み を 感じ や がれ って ん だ いき||||おもみ||かんじ|||||

自殺 する よう な 魂 は 既に 魔 に 取り付か れ てる から じさつ||||たましい||すでに|ま||とりつか|||

神器 に も なれ ねえ しんき||||

皆 あんなに 若く 幼い みな||わかく|おさない

自殺 で は ない と いう こと は じさつ|||||||

神器 は まだ 生き たかった 人 たち しんき|||いき||じん|

そんな 人 たち の 前 で |じん|||ぜん|

命 を 粗末 に する 人間 を 夜 ト は 許せ なかった ん だ いのち||そまつ|||にんげん||よ|||ゆるせ|||

ひより

エロ 雪 音 |ゆき|おと

お前 何 か し た の か おまえ|なん|||||

し て ねえ

だい 大丈夫 です |だいじょうぶ|

ちょっと さっき の 粉々 が 目 に 入った だけ |||こなごな||め||はいった|

それ 全然 大丈夫 じゃ … |ぜんぜん|だいじょうぶ|

目 擦る な め|かする|

ひより 冷静 に なれ |れいせい||

こういう 時 は いい か 深呼吸 しろ |じ||||しんこきゅう|

ひ っ ひ っ ふ ー だ |||||-|

それ で 助か ん の か ||たすか|||

使え つかえ

少し は 暖かい だ ろ すこし||あたたかい||

今日 は ま ぁ きょう|||

初めて に し ちゃ なかなか いい 仕事 ぶり だった はじめて||||||しごと||

君 の 名前 何 が あって も きみ||なまえ|なん|||

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必ず 呼ぶ から かならず|よぶ|

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君 は ぎ ざ ぎ ざ ハート の 持ち主 きみ||||||はーと||もちぬし

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触れる もの は 何でも 傷つけ ふれる|||なんでも|きずつけ

世界 の すべて を 睨み付け て せかい||||にらみつけ|

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その 目 は 言う ん だ |め||いう||

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「 僕 は ここ に いる 」 ぼく||||

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誰 か が 笑って た だれ|||わらって|

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だから 引 い た ん だ その 境界 線 |ひ||||||きょうかい|せん

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それ なら

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私 は その 手 を 引く わたくし|||て||ひく

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さ ぁ

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連れ て く から つれ|||

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言え ない なら いえ||

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この 手 を 強く 握って |て||つよく|にぎって

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離さ ない で はなさ||

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君 は もう 一 人 じゃ ない ん だ って きみ|||ひと|じん|||||

知って ほしい ん だ よ しって||||

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雪 音 バター と マーガリン の 違い は 分かる か ゆき|おと|ばたー||まーがりん||ちがい||わかる|

ざ い 材料 の 違い と か ||ざいりょう||ちがい||

ぶ ぶ 名前 が 違い ます ||なまえ||ちがい|

こんな 簡単 な 謎 なぞ も 分か ん ねえ の か |かんたん||なぞ|||わか||||

次回 ノラガミ じかい|

しあわせ の 在 処 ||ざい|しょ

夜 ト まじ う ぜ え よ|||||

幸福 所在 之 處 こうふく|しょざい|ゆき|ところ

下 集 した|しゅう

ファイト 雪 音 君 ふぁいと|ゆき|おと|きみ