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終わりのセラフ, Owari no Seraph Episode 9

Owari no Seraph Episode 9

撃て

二 班 撃て

よし 総員 第 四 波 に 備えろ

南西 方面 で は すでに 敵機 の 侵入 を 許し て いる

ここ が 突破 さ れ れ ば 新宿 は 終わり だ

なんと し て でも 食い止めろ

帝 鬼 軍 を なめる な よ 吸 血 鬼 ども

行く よ ー

なかなか うまい だ ろ ピン ポイント だ

自慢 できる ほど じゃ ない な

右 に 3 メートル ずれ て た ぞ

相変わらず 細かい な

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

We were all swept away

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

You always do

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

No signs , no lights

Such a mess all over

Don ' t kill your hopes

Don ' t kill your hopes

You make me realize who I need

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

The shadows appear

The shadows appear

The shadows appear

The shadows appear

Illusions are born

Illusions are born

Illusions are born

Illusions are born

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

Torn old sepia photographs show

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Torn old sepia photographs show

Torn old sepia photographs show

Our fragile preious world

Our fragile preious world

Our fragile preious world

Our fragile preious world

Must discard it , respond to the call

急げ

奴 ら は

西 だ

新宿 は 日本 帝 鬼 軍 の 第 二 都市 だ ぞ

吸 血 鬼 の 侵入 を 許す なんて

吸 血 鬼 殲滅 部隊 は 何 してん だ

どう なって る

言葉 通り でしょ 吸 血 鬼 たち は 攻め て き て …

クソ 完全 に 戦争 じゃ ねぇ か

グレン 中佐 が 言って た 通り だ

関西 の 吸 血 鬼 ども は 日本 帝 鬼 軍 を 潰す つもり だ

やれ

あれ って 僕 と 同じ 鬼 呪 装備

の ダウン グレード 版 です

鬼 呪 装備 を 簡略 化 し た 通称 呪術 装備 だ

来い

総員 戦闘 準備

はっ

私 たち も 出る ぞ

与一 お前 は ヘリ だ

こっち も 終わった ぞ

よく やって くれ た 礼 を 言う

私 は 新宿 警備 部隊 第 三 小 隊 所属 長井 伍長 だ

君 たち は 吸 血 鬼 殲滅 部隊 だ な

月 鬼 ノ 組 です

月 鬼 ノ 組 か まだ 付き が 残って る な

お前 ら すぐに 手配 し て くれ

はっ

先程 西 防御 壁 が 突破 さ れ 吸 血 鬼 侵入 を 許し た

現在 は 迎撃 部隊 が 食い止め て いる が

長く は 持た ん

思った 以上 に 戦況 が 悪い よう です ね

まるで 悪夢 だ よ

君 たち に は 急ぎ 西 へ 向かい 吸 血 鬼 討伐 に 加わって 欲しい

言わ れる まで も ねぇ よ

それ が 任務 だ から なぁ

頼もしい な

長井 伍長 準備 完了 し て い ます

うん 俺 は 彼ら を 防衛 地点 まで お 連れ する

ここ は 任せ た ぞ

はっ

さ 乗って くれ

始まった なぁ 本当 に 攻め てき や がった

んで ど ー こ が 司令塔 だ

お ー っと や べ ぇ

この 距離 で 気付く の か よ

あの グレン 中佐

こんな ところ で 悠長 に し てる 場合 で は …

別に 悠長 に し てる わけ じゃ ねぇ けど な

防衛 線 に は 見張り 塔 が いる だ ろ う

と すれ ば 吸 血 鬼 ども は ここ も 狙って くる と 思 っ …

言って る そば から 来 た ぞ 小百合

遅 ぇ よ 美 十

何 が 遅い よ 急に こんな ところ に 呼び出し て

どういう こと です か

グレン 様 ただいま 参り まし た

な ー ん か すげ ぇ こと 始まった みたい だ なぁ

どう す ん だ

新宿 の 殲滅 部隊 は まるで 対応 でき て ない ぞ これ

よし 全員 揃った な

時雨 優 の チーム は どう だ

無事 民間 人 の 解放 を 終え 新宿 に 入り まし た

早い な じゃあ この 戦争 に も 参加 できる なぁ

強く なる に は 実践 が 一 番 だ 死な なきゃ 強く なる

よし 行く ぞ お前 ら

司令塔 は 五 丁目 の 交差 点 だ

頭 を 潰しゃ 状況 も 変 わん だ ろ

これ は 見 られ て ます ね

見 られ てる

いえいえ こちら の 話 です

それ より どう です 久しぶり の 東京 は

いい 思い出 は ない かも しれ ませ ん が

実際 に 帰って くる と 考え 深い もの が ある ん じゃ ない です か

おまけに 百 夜 の 優 ちゃん に 会 える と なる と なおさら

君 は 血 を 吸わ なく て いい ん です か ミカ 君

戦時 中 の 今 飲ま ない と

僕ら の 街 で は 直接 人間 の 血 を 飲め ませ ん よ

お前 は 法 を 守ら ず 僕 の 血 を 飲 ん で た じゃ ない か フェリド ・ バー トリー

人 聞き の 悪い こと 言わ ない で ください よ ミカ 君

君 の 方 から 飲 ん で と 言って き た ん でしょ う

で 僕 の 屋敷 から 銃 や 地図 を 盗 ん で た 違い まし た っけ

お前 の 薄汚い 手のひら の 上 で 踊ら さ れ て いる と も 知ら ず に な

僕 は お前 の 道楽 で 家族 を 皆殺し に さ れ た

吸 血 鬼 に なった 今 でも まだ そんな 古い こと を 怒って る ん です か ぁ

いや 僕 が 怒り を 感じる の は

家族 を 守る だけ の 力 が なかった 自分 に だけ だ

相変わらず 自 罰 的 です ね

で 最後 に 残った 家族 百 夜 の 優 ちゃん だけ は 守る です か

愛 だ なぁ

でも ね ミカ 君

人間 の 血 は 吸 っと か なきゃ ダメ です よ

血 が 欠乏 し た 吸 血 鬼 が どう なっちゃ う か 君 も 知って る でしょ

さあ ミカ 血 を 吸い なさい

そう すれ ば あなた の 細胞 は 動き を 止める

人間 を 超越 し た 力 と 老い の ない 肉体

完全 な 吸 血 鬼 へ と 変貌 する

ぼ … 僕 は 吸 血 鬼 に なる つもり は ない

そんな こと 言って も 体 は 我慢 でき ない でしょ う

全身 が 痛い はず

渇 い て 渇 い て 仕方ない はず

我慢 せ ず 欲望 の まま に

うるさい

じゃあ このまま 死ぬ

吸 血 鬼 に なる くらい なら 死 ん だ ほう が まし だ

そう

まあ 確かに

千 年 二 千 年 と 成長 も なく 退屈 する の は 賢い 選択 じゃ ない かも しれ ない

でも あなた もう 普通 に は 死ね ない わ よ

私 が あなた を 変え ちゃ った から

血 を 飲ま なけ れ ば あなた は 意志 の ない 醜い 「 鬼 」 に 変わって しまう

だから 人間 の 血 を

絶対 に 嫌 だ

僕 は … 僕 は お前 ら に なる つもり は ない

じゃ 別 の 選択肢 を あげる わ

私 の 血 を 飲む の よ

飲み 続け て 生き長らえる

我慢 する 必要 なんて どこ に も ない わ

さあ お 飲み な さ い

い … 言った はず だ

お前 ら に なる つもり は ない

そう

飲む の

なら あなた は もう 私 から 離れ られ な いわ ね

永遠 に 永 劫 に あなた は 私 の 犬 に なる の よ

百 夜 ミカエラ

クルル の 血 が 十 日 分

十 日 以内 に 優 ちゃん を 見つけ ない と

あと 15 分 ほど で 防衛 地点 に 到着 する 準備 を 整え て おい て くれ

最 前線 に 行く 前 に ちょっと いい です か 優 さん

なん だ よ

突然 です が

今 から 優 さん たち の 第 一 回 目 の 修業 を 始め ます

修業 ?

こんな 状況 で 何 言って ん だ

こんな 状況 だ から 言って ます

皆さん も 吸 血 鬼 の 貴族 と ぶつかって 分かった と は 思い ます が

いくら 「 黒 鬼 」 シリーズ を 保有 し て いる と は いえ

今 の まま だ と 瞬 殺 です

前線 に 出 て も まるで 役 に 立た ん な

もう ね あれ です

地面 に 落ち てる うん ち 以下 の 存在

何 の 話 だ よ

冗談 は あと だ

で 何 すりゃ いい

いや と いって も 別に 今回 は 特別 な こと は 何も ない ん です が

やる の は 簡単

これ です

薬 ?

今 一 番 最 先端 の 修業 法 だ

まあ ドーピング です ね ドーピング

飲む と 鬼 と 同化 し やすく なって 本来 の 力 が 引き出せ ます

じゃ それ 飲みゃ 吸 血 鬼 の 貴族 も

少なくとも すぐに 殺さ れ た り は し なく なる でしょ う

理論 上 は 一 錠 飲め ば 1.5 倍

二 錠 飲め ば 1.8 倍 の 力 が 使え ます

マジ か よ ん じゃ 十 錠 くらい 飲みゃ

神 でも 殺せ る ん じゃ ない です か

じゃ 早く

ただ 三 錠 で 内蔵 が 破裂 し ます

二 錠 でも ショック 死 し かね ない 深刻 な ダメージ が あり ます

な の で 普通 は 一 錠 まで

おまけに 効果 時間 は 15 分 だ

薬 が 切れ た 瞬間 完全 な 無防備 に なる

はい どうぞ

あの 貴族 と ぶつかった 時 なぜ これ を 渡さ なかった

あん 時 これ 飲 ん でりゃ ー

勝て ませ ん でし た よ

薬 の 効果 が 出 始める のに 10 秒 掛かり ます

そして 10 秒 も あれ ば

彼 は 私 たち を 皆殺し に でき た

もう 一 つ いい か

これ が お前 の 言って た 鬼 呪 装備 の 本当 の 使い 方 な の か

これ さえ 飲め ば 今度 こそ 鬼 呪 装備 の 力 を 全部 引き出せ る

いえいえ これ は 一時的 な もの です

鬼 呪 の 力 を 使いこなす に は もっと 勉強 と 修業 が 必要 です が

でも 今 は それ やって る 時間 ない でしょ う

何せ 戦争 始まっちゃ い まし た し

確かに な

それ が 戦場 だ

お前 それ ばっ か だ な

ああ 今 なんて 言った

皆さん 来 ます よ

お っ さん

優 さん

クソ

与一

うん

シノア おい

シノア おい

地下鉄 の よう です ね

ああ

み っちゃ ん たち は

見える 範囲 に は い ねえ

それ より お っ さん を なんとか しね え と

地上 に 出 れ ば 臨時 拠点 が ある でしょ う

そこ まで 行け ば 医療 を 受け れ ます

おい 馬鹿 優

聞こえ か

お前 ら 無事 か

当たり前 だ

こんな とこ で くたばる わけ ねえ だ ろ う 馬鹿 が

出 れ そう か

問題 ない

じゃ 皆さん は 先 に 行って ください

私 たち は ちょっと 寄り道 する んで

防衛 地点 で 合流 する ぞ

でも

遅れ ん な よ

馴染め た 白 鳥 が ご 隅 鼓動 獲 た ツボミ も

置き去り 声 眩め た 記憶 の 影

I need your blood

You really love 唱える

足 掻く Red Light

嗅ぎ分け た 音 音 と

こじ開け た Reason が

ただ 平行 に 並ぶ

Come on break it down for me !

A river will flow

KEY が ない 「 欲しい 」 でも 利害 鳴る 鈴

懺悔 さえ 乾 い た 4 拍子 が 奏で た 意図 を 辿 る

木漏れ日 の 赤 が 騒ぐ

次回 終わり の セラフ


Owari no Seraph Episode 9

撃て うて

二 班 撃て ふた|はん|うて

よし 総員 第 四 波 に 備えろ |そういん|だい|よっ|なみ||そなえろ

南西 方面 で は すでに 敵機 の 侵入 を 許し て いる なんせい|ほうめん||||てっき||しんにゅう||ゆるし||

ここ が 突破 さ れ れ ば 新宿 は 終わり だ ||とっぱ|||||しんじゅく||おわり|

なんと し て でも 食い止めろ ||||くいとめろ

帝 鬼 軍 を なめる な よ 吸 血 鬼 ども みかど|おに|ぐん|||||す|ち|おに|

行く よ ー いく||-

なかなか うまい だ ろ ピン ポイント だ ||||ぴん|ぽいんと|

自慢 できる ほど じゃ ない な じまん|||||

右 に 3 メートル ずれ て た ぞ みぎ||めーとる||||

相変わらず 細かい な あいかわらず|こまかい|

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

We were all swept away

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

Don ' t take all of the weight

You always do

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

There will always be something you cannot control

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

We will overcome . Your salvation has begun

No signs , no lights

Such a mess all over

Don ' t kill your hopes

Don ' t kill your hopes

You make me realize who I need

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

They ' ll change you somehow

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

I ' ll reach you by dawn

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Illusions are born

Illusions are born

Illusions are born

Illusions are born

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

The fallen angels you run with don ' t know

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

It is our pain that makes us all human after all

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Our fragile preious world

Our fragile preious world

Our fragile preious world

Our fragile preious world

Must discard it , respond to the call

急げ いそげ

奴 ら は やつ||

西 だ にし|

新宿 は 日本 帝 鬼 軍 の 第 二 都市 だ ぞ しんじゅく||にっぽん|みかど|おに|ぐん||だい|ふた|とし||

吸 血 鬼 の 侵入 を 許す なんて す|ち|おに||しんにゅう||ゆるす|

吸 血 鬼 殲滅 部隊 は 何 してん だ す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||なん||

どう なって る

言葉 通り でしょ 吸 血 鬼 たち は 攻め て き て … ことば|とおり||す|ち|おに|||せめ|||

クソ 完全 に 戦争 じゃ ねぇ か くそ|かんぜん||せんそう|||

グレン 中佐 が 言って た 通り だ |ちゅうさ||いって||とおり|

関西 の 吸 血 鬼 ども は 日本 帝 鬼 軍 を 潰す つもり だ かんさい||す|ち|おに|||にっぽん|みかど|おに|ぐん||つぶす||

やれ

あれ って 僕 と 同じ 鬼 呪 装備 ||ぼく||おなじ|おに|まじない|そうび

の ダウン グレード 版 です |だうん||はん|

鬼 呪 装備 を 簡略 化 し た 通称 呪術 装備 だ おに|まじない|そうび||かんりゃく|か|||つうしょう|じゅじゅつ|そうび|

来い こい

総員 戦闘 準備 そういん|せんとう|じゅんび

はっ

私 たち も 出る ぞ わたくし|||でる|

与一 お前 は ヘリ だ よいち|おまえ||へり|

こっち も 終わった ぞ ||おわった|

よく やって くれ た 礼 を 言う ||||れい||いう

私 は 新宿 警備 部隊 第 三 小 隊 所属 長井 伍長 だ わたくし||しんじゅく|けいび|ぶたい|だい|みっ|しょう|たい|しょぞく|ながい|ごちょう|

君 たち は 吸 血 鬼 殲滅 部隊 だ な きみ|||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||

月 鬼 ノ 組 です つき|おに||くみ|

月 鬼 ノ 組 か まだ 付き が 残って る な つき|おに||くみ|||つき||のこって||

お前 ら すぐに 手配 し て くれ おまえ|||てはい|||

はっ

先程 西 防御 壁 が 突破 さ れ 吸 血 鬼 侵入 を 許し た さきほど|にし|ぼうぎょ|かべ||とっぱ|||す|ち|おに|しんにゅう||ゆるし|

現在 は 迎撃 部隊 が 食い止め て いる が げんざい||げいげき|ぶたい||くいとめ|||

長く は 持た ん ながく||もた|

思った 以上 に 戦況 が 悪い よう です ね おもった|いじょう||せんきょう||わるい|||

まるで 悪夢 だ よ |あくむ||

君 たち に は 急ぎ 西 へ 向かい 吸 血 鬼 討伐 に 加わって 欲しい きみ||||いそぎ|にし||むかい|す|ち|おに|とうばつ||くわわって|ほしい

言わ れる まで も ねぇ よ いわ|||||

それ が 任務 だ から なぁ ||にんむ|||

頼もしい な たのもしい|

長井 伍長 準備 完了 し て い ます ながい|ごちょう|じゅんび|かんりょう||||

うん 俺 は 彼ら を 防衛 地点 まで お 連れ する |おれ||かれら||ぼうえい|ちてん|||つれ|

ここ は 任せ た ぞ ||まかせ||

はっ

さ 乗って くれ |のって|

始まった なぁ 本当 に 攻め てき や がった はじまった||ほんとう||せめ|||

んで ど ー こ が 司令塔 だ ||-|||しれいとう|

お ー っと や べ ぇ |-||||

この 距離 で 気付く の か よ |きょり||きづく|||

あの グレン 中佐 ||ちゅうさ

こんな ところ で 悠長 に し てる 場合 で は … |||ゆうちょう||||ばあい||

別に 悠長 に し てる わけ じゃ ねぇ けど な べつに|ゆうちょう||||||||

防衛 線 に は 見張り 塔 が いる だ ろ う ぼうえい|せん|||みはり|とう|||||

と すれ ば 吸 血 鬼 ども は ここ も 狙って くる と 思 っ … |||す|ち|おに|||||ねらって|||おも|

言って る そば から 来 た ぞ 小百合 いって||||らい|||さゆり

遅 ぇ よ 美 十 おそ|||び|じゅう

何 が 遅い よ 急に こんな ところ に 呼び出し て なん||おそい||きゅうに||||よびだし|

どういう こと です か

グレン 様 ただいま 参り まし た |さま||まいり||

な ー ん か すげ ぇ こと 始まった みたい だ なぁ |-||||||はじまった|||

どう す ん だ

新宿 の 殲滅 部隊 は まるで 対応 でき て ない ぞ これ しんじゅく||せんめつ|ぶたい|||たいおう|||||

よし 全員 揃った な |ぜんいん|そろった|

時雨 優 の チーム は どう だ しぐれ|すぐる||ちーむ|||

無事 民間 人 の 解放 を 終え 新宿 に 入り まし た ぶじ|みんかん|じん||かいほう||おえ|しんじゅく||はいり||

早い な じゃあ この 戦争 に も 参加 できる なぁ はやい||||せんそう|||さんか||

強く なる に は 実践 が 一 番 だ 死な なきゃ 強く なる つよく||||じっせん||ひと|ばん||しな||つよく|

よし 行く ぞ お前 ら |いく||おまえ|

司令塔 は 五 丁目 の 交差 点 だ しれいとう||いつ|ちょうめ||こうさ|てん|

頭 を 潰しゃ 状況 も 変 わん だ ろ あたま||つぶしゃ|じょうきょう||へん|||

これ は 見 られ て ます ね ||み||||

見 られ てる み||

いえいえ こちら の 話 です |||はなし|

それ より どう です 久しぶり の 東京 は ||||ひさしぶり||とうきょう|

いい 思い出 は ない かも しれ ませ ん が |おもいで|||||||

実際 に 帰って くる と 考え 深い もの が ある ん じゃ ない です か じっさい||かえって|||かんがえ|ふかい||||||||

おまけに 百 夜 の 優 ちゃん に 会 える と なる と なおさら |ひゃく|よ||すぐる|||かい|||||

君 は 血 を 吸わ なく て いい ん です か ミカ 君 きみ||ち||すわ|||||||みか|きみ

戦時 中 の 今 飲ま ない と せんじ|なか||いま|のま||

僕ら の 街 で は 直接 人間 の 血 を 飲め ませ ん よ ぼくら||がい|||ちょくせつ|にんげん||ち||のめ|||

お前 は 法 を 守ら ず 僕 の 血 を 飲 ん で た じゃ ない か フェリド ・ バー トリー おまえ||ほう||まもら||ぼく||ち||いん||||||||ばー|

人 聞き の 悪い こと 言わ ない で ください よ ミカ 君 じん|きき||わるい||いわ|||||みか|きみ

君 の 方 から 飲 ん で と 言って き た ん でしょ う きみ||かた||いん||||いって|||||

で 僕 の 屋敷 から 銃 や 地図 を 盗 ん で た 違い まし た っけ |ぼく||やしき||じゅう||ちず||ぬす||||ちがい|||

お前 の 薄汚い 手のひら の 上 で 踊ら さ れ て いる と も 知ら ず に な おまえ||うすぎたない|てのひら||うえ||おどら|||||||しら|||

僕 は お前 の 道楽 で 家族 を 皆殺し に さ れ た ぼく||おまえ||どうらく||かぞく||みなごろし||||

吸 血 鬼 に なった 今 でも まだ そんな 古い こと を 怒って る ん です か ぁ す|ち|おに|||いま||||ふるい|||いかって|||||

いや 僕 が 怒り を 感じる の は |ぼく||いかり||かんじる||

家族 を 守る だけ の 力 が なかった 自分 に だけ だ かぞく||まもる|||ちから|||じぶん|||

相変わらず 自 罰 的 です ね あいかわらず|じ|ばち|てき||

で 最後 に 残った 家族 百 夜 の 優 ちゃん だけ は 守る です か |さいご||のこった|かぞく|ひゃく|よ||すぐる||||まもる||

愛 だ なぁ あい||

でも ね ミカ 君 ||みか|きみ

人間 の 血 は 吸 っと か なきゃ ダメ です よ にんげん||ち||す||||だめ||

血 が 欠乏 し た 吸 血 鬼 が どう なっちゃ う か 君 も 知って る でしょ ち||けつぼう|||す|ち|おに||||||きみ||しって||

さあ ミカ 血 を 吸い なさい |みか|ち||すい|

そう すれ ば あなた の 細胞 は 動き を 止める |||||さいぼう||うごき||とどめる

人間 を 超越 し た 力 と 老い の ない 肉体 にんげん||ちょうえつ|||ちから||おい|||にくたい

完全 な 吸 血 鬼 へ と 変貌 する かんぜん||す|ち|おに|||へんぼう|

ぼ … 僕 は 吸 血 鬼 に なる つもり は ない |ぼく||す|ち|おに|||||

そんな こと 言って も 体 は 我慢 でき ない でしょ う ||いって||からだ||がまん||||

全身 が 痛い はず ぜんしん||いたい|

渇 い て 渇 い て 仕方ない はず かわ|||かわ|||しかたない|

我慢 せ ず 欲望 の まま に がまん|||よくぼう|||

うるさい

じゃあ このまま 死ぬ ||しぬ

吸 血 鬼 に なる くらい なら 死 ん だ ほう が まし だ す|ち|おに|||||し||||||

そう

まあ 確かに |たしかに

千 年 二 千 年 と 成長 も なく 退屈 する の は 賢い 選択 じゃ ない かも しれ ない せん|とし|ふた|せん|とし||せいちょう|||たいくつ||||かしこい|せんたく|||||

でも あなた もう 普通 に は 死ね ない わ よ |||ふつう|||しね|||

私 が あなた を 変え ちゃ った から わたくし||||かえ|||

血 を 飲ま なけ れ ば あなた は 意志 の ない 醜い 「 鬼 」 に 変わって しまう ち||のま||||||いし|||みにくい|おに||かわって|

だから 人間 の 血 を |にんげん||ち|

絶対 に 嫌 だ ぜったい||いや|

僕 は … 僕 は お前 ら に なる つもり は ない ぼく||ぼく||おまえ||||||

じゃ 別 の 選択肢 を あげる わ |べつ||せんたくし|||

私 の 血 を 飲む の よ わたくし||ち||のむ||

飲み 続け て 生き長らえる のみ|つづけ||いきながらえる

我慢 する 必要 なんて どこ に も ない わ がまん||ひつよう||||||

さあ お 飲み な さ い ||のみ|||

い … 言った はず だ |いった||

お前 ら に なる つもり は ない おまえ||||||

そう

飲む の のむ|

なら あなた は もう 私 から 離れ られ な いわ ね ||||わたくし||はなれ||||

永遠 に 永 劫 に あなた は 私 の 犬 に なる の よ えいえん||なが|ごう||||わたくし||いぬ||||

百 夜 ミカエラ ひゃく|よ|

クルル の 血 が 十 日 分 ||ち||じゅう|ひ|ぶん

十 日 以内 に 優 ちゃん を 見つけ ない と じゅう|ひ|いない||すぐる|||みつけ||

あと 15 分 ほど で 防衛 地点 に 到着 する 準備 を 整え て おい て くれ |ぶん|||ぼうえい|ちてん||とうちゃく||じゅんび||ととのえ||||

最 前線 に 行く 前 に ちょっと いい です か 優 さん さい|ぜんせん||いく|ぜん||||||すぐる|

なん だ よ

突然 です が とつぜん||

今 から 優 さん たち の 第 一 回 目 の 修業 を 始め ます いま||すぐる||||だい|ひと|かい|め||しゅぎょう||はじめ|

修業 ? しゅぎょう

こんな 状況 で 何 言って ん だ |じょうきょう||なん|いって||

こんな 状況 だ から 言って ます |じょうきょう|||いって|

皆さん も 吸 血 鬼 の 貴族 と ぶつかって 分かった と は 思い ます が みなさん||す|ち|おに||きぞく|||わかった|||おもい||

いくら 「 黒 鬼 」 シリーズ を 保有 し て いる と は いえ |くろ|おに|しりーず||ほゆう||||||

今 の まま だ と 瞬 殺 です いま|||||またた|ころ|

前線 に 出 て も まるで 役 に 立た ん な ぜんせん||だ||||やく||たた||

もう ね あれ です

地面 に 落ち てる うん ち 以下 の 存在 じめん||おち||||いか||そんざい

何 の 話 だ よ なん||はなし||

冗談 は あと だ じょうだん|||

で 何 すりゃ いい |なん||

いや と いって も 別に 今回 は 特別 な こと は 何も ない ん です が ||||べつに|こんかい||とくべつ||||なにも||||

やる の は 簡単 |||かんたん

これ です

薬 ? くすり

今 一 番 最 先端 の 修業 法 だ いま|ひと|ばん|さい|せんたん||しゅぎょう|ほう|

まあ ドーピング です ね ドーピング |どーぴんぐ|||どーぴんぐ

飲む と 鬼 と 同化 し やすく なって 本来 の 力 が 引き出せ ます のむ||おに||どうか||||ほんらい||ちから||ひきだせ|

じゃ それ 飲みゃ 吸 血 鬼 の 貴族 も ||のみゃ|す|ち|おに||きぞく|

少なくとも すぐに 殺さ れ た り は し なく なる でしょ う すくなくとも||ころさ|||||||||

理論 上 は 一 錠 飲め ば 1.5 倍 りろん|うえ||ひと|じょう|のめ||ばい

二 錠 飲め ば 1.8 倍 の 力 が 使え ます ふた|じょう|のめ||ばい||ちから||つかえ|

マジ か よ ん じゃ 十 錠 くらい 飲みゃ |||||じゅう|じょう||のみゃ

神 でも 殺せ る ん じゃ ない です か かみ||ころせ||||||

じゃ 早く |はやく

ただ 三 錠 で 内蔵 が 破裂 し ます |みっ|じょう||ないぞう||はれつ||

二 錠 でも ショック 死 し かね ない 深刻 な ダメージ が あり ます ふた|じょう||しょっく|し||||しんこく||だめーじ|||

な の で 普通 は 一 錠 まで |||ふつう||ひと|じょう|

おまけに 効果 時間 は 15 分 だ |こうか|じかん||ぶん|

薬 が 切れ た 瞬間 完全 な 無防備 に なる くすり||きれ||しゅんかん|かんぜん||むぼうび||

はい どうぞ

あの 貴族 と ぶつかった 時 なぜ これ を 渡さ なかった |きぞく|||じ||||わたさ|

あん 時 これ 飲 ん でりゃ ー |じ||いん|||-

勝て ませ ん でし た よ かて|||||

薬 の 効果 が 出 始める のに 10 秒 掛かり ます くすり||こうか||だ|はじめる||びょう|かかり|

そして 10 秒 も あれ ば |びょう|||

彼 は 私 たち を 皆殺し に でき た かれ||わたくし|||みなごろし|||

もう 一 つ いい か |ひと|||

これ が お前 の 言って た 鬼 呪 装備 の 本当 の 使い 方 な の か ||おまえ||いって||おに|まじない|そうび||ほんとう||つかい|かた|||

これ さえ 飲め ば 今度 こそ 鬼 呪 装備 の 力 を 全部 引き出せ る ||のめ||こんど||おに|まじない|そうび||ちから||ぜんぶ|ひきだせ|

いえいえ これ は 一時的 な もの です |||いちじてき|||

鬼 呪 の 力 を 使いこなす に は もっと 勉強 と 修業 が 必要 です が おに|まじない||ちから||つかいこなす||||べんきょう||しゅぎょう||ひつよう||

でも 今 は それ やって る 時間 ない でしょ う |いま|||||じかん|||

何せ 戦争 始まっちゃ い まし た し なにせ|せんそう|はじまっちゃ||||

確かに な たしかに|

それ が 戦場 だ ||せんじょう|

お前 それ ばっ か だ な おまえ|||||

ああ 今 なんて 言った |いま||いった

皆さん 来 ます よ みなさん|らい||

お っ さん

優 さん すぐる|

クソ くそ

与一 よいち

うん

シノア おい

シノア おい

地下鉄 の よう です ね ちかてつ||||

ああ

み っちゃ ん たち は

見える 範囲 に は い ねえ みえる|はんい||||

それ より お っ さん を なんとか しね え と

地上 に 出 れ ば 臨時 拠点 が ある でしょ う ちじょう||だ|||りんじ|きょてん||||

そこ まで 行け ば 医療 を 受け れ ます ||いけ||いりょう||うけ||

おい 馬鹿 優 |ばか|すぐる

聞こえ か きこえ|

お前 ら 無事 か おまえ||ぶじ|

当たり前 だ あたりまえ|

こんな とこ で くたばる わけ ねえ だ ろ う 馬鹿 が |||||||||ばか|

出 れ そう か だ|||

問題 ない もんだい|

じゃ 皆さん は 先 に 行って ください |みなさん||さき||おこなって|

私 たち は ちょっと 寄り道 する んで わたくし||||よりみち||

防衛 地点 で 合流 する ぞ ぼうえい|ちてん||ごうりゅう||

でも

遅れ ん な よ おくれ|||

馴染め た 白 鳥 が ご 隅 鼓動 獲 た ツボミ も なじめ||しろ|ちょう|||すみ|こどう|え|||

置き去り 声 眩め た 記憶 の 影 おきざり|こえ|くらめ||きおく||かげ

I need your blood

You really love 唱える |||となえる

足 掻く Red Light あし|かく||

嗅ぎ分け た 音 音 と かぎ わけ||おと|おと|

こじ開け た Reason が こじあけ|||

ただ 平行 に 並ぶ |へいこう||ならぶ

Come on break it down for me !

A river will flow

KEY が ない 「 欲しい 」 でも 利害 鳴る 鈴 |||ほしい||りがい|なる|すず

懺悔 さえ 乾 い た 4 拍子 が 奏で た 意図 を 辿 る ざんげ||いぬい|||ひょうし||かなで||いと||てん|

木漏れ日 の 赤 が 騒ぐ こもれび||あか||さわぐ

次回 終わり の セラフ じかい|おわり||