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【怪談朗読】神社にまつわる怖い話・12話つめあわせ【女性朗読】Ghost stories read aloud, 8.地図 に ない 神社

8.地図 に ない 神社

地図 に ない 神社

小学校 の 頃 体験 した 出来事 。

当時 小学生 の 俺 は 、 ボーイ スカウト の 団員 だった 。 ボーイ スカウト と いう の は キャンプ と か の 野外 活動 を する 団体 で 、 夏 休み の ある 日

地元 の 公害 を 十 数 キロ ハイキング する こと に なった

俳句 でば ルート の 途中 に 何 箇所 か 2 かつ ポイント を 決めて おく その 時 は 住宅 地 の 片隅 に ある 小さな 神社 を チェック ポイント に して いた んだ けど

いざ 実際 歩いて その 場所 に 着いたら 神社 が 2 つ あった

十字 路 を 挟んだ 対角線 上 に そっくり 似て いる 神社 が 2 つ まるで 鏡 合わせ に なって いる みたいだった

地図 に は トリイマーク は 一 つ しか ない の に おかしい ぞ と

オレ 竜 は とりあえず せ ず 通り の 場所 に ある 方 の 前座 で 休憩 を 取った こっち の 境内 は 本殿 が 一 つ と 小さな 祠 が 一 つ

ぶっちゃ け 何の 変哲 も ない する と 中学生 の リーダー が

向こう側 の 神 も 見て みよう と 提案 して きた 俺 を 含めた 他 の メンバー も みんな 気 に なって いた から 何の 異論 も なかった

異変 は その 鳥居 を くぐって すぐに 気づいた なんだ か 生臭かった んだ

魚 の 腐った みたいな 悪臭 が 鼻 を 突いて きた 他の メンバー も 気 が ついた みたいで 顔 を しかめたり 臭い の て 所 を 探ろう と 辺り を 見回し

たり して いる 境内 は さっき の 前座 と 何の 違い も ない

だけど よく 見る と こっち の 本 弁 の 引き戸 が 少し だけ 開いて いた 中 に 何 か ヤバい もん が ある んじゃ ない か って

俺 は 匹 越し だった んだ けど リーダー は ずんずん 本殿 の 石畳 を 進んで いった

おまえ ら ちょっと 待って ろ リーダー は そう 言う と 本殿 の 中 へ 入って いた

俺 たち は それ から 数 分間 待った けど なぜ か なかなか 出て こ ない さすが に しびれ を 切らして 様子 を 見 に 行く こと に なった

すると 引き戸 の 裏 から リーダー が うわ ぁと 大声 と ともに 飛び出して きた

リーダー は ビビ って る 俺 たち を 笑って や っぱ から かい 甲斐 が ある よ な と か 言って いる

何も なかった よ 匂い は 読解 へ の 生 ゴミ でも 腐って る んだろう

リーダー の 話す 通り 本殿 の 中 は さっき の 神社 と 同じで 動く 普通だった に 通った 仁 左 が 2 つ ある 理由 も 調べよう と した けど その場で は 結局 何も わから なかった

ただ その 神社 を 出る 間際 俺 は ミーター

リーダー の 後ろ髪 から 背中 に かけて 水 で べったり と 濡れて いた んだ

汗 に して は 不自然 すぎる 秒 で 濃密な 悪臭 は 明らかに その 水 から 漂って くる だ けど それ が 見えた の ば 鳥居 を くぐる 間 の 一瞬 だけ だった

道路 に 出る と 水 も 臭い も なくなった ん リーダー も 他の メンバー も 気づいて い ない ようだった から

俺 の 気のせい か と 思って 何も 言わ なかった

その す 術後 海水 浴 へ 行って ー た リーダー が 離 岸 流 に 巻き込ま れて 行方 不明に なった

遺体 が 見つかった の は さらに 筋 津 子 俺 は とても 見 に 行く 勇気 が なかった けれど

発見 現場 に 居合わせた メンバー 五 瀑 遺体 は 夏場 の 高温 で 腐って いて

あの 前者 みたいな 悪臭 を 発して いた と いう これ が 後 に なって 知った こと だ けど

あの 神社 は 金比羅 神社 と いって 海 の 安全 基盤 の ため に 全国 で 何 百 社 と を 建て られた もの らしい

つまり それ 自体 は 本当に 何の 変哲 も ない 神社 だった わけだ だ けど 海 と 関係 の ある 人材 いった 後

リーダー が なくなった の が 偶然に 思え なかった それ で どうしても 気 に なった 俺 な もう 一 度 訪れた 時

神社 は たった 一 つ しか なかった


8.地図 に ない 神社 ちず|||じんじゃ 8. Schreine, die nicht auf Karten verzeichnet sind 8\. A shrine not on the map 8. Haritalarda gösterilmeyen tapınaklar 8. 地图上没有显示的神社 8.地圖上沒有的神社

地図 に ない 神社 ちず|||じんじゃ

小学校 の 頃 体験 した 出来事 。 しょうがっこう||ころ|たいけん||できごと Events that I experienced when I was in elementary school.

当時 小学生 の 俺 は 、 ボーイ スカウト の 団員 だった 。 ボーイ スカウト と いう の は キャンプ と か の 野外 活動 を する 団体 で 、 夏 休み の ある 日 とうじ|しょうがくせい||おれ||ぼーい|すかうと||だんいん||ぼーい|すかうと|||||きゃんぷ||||やがい|かつどう|||だんたい||なつ|やすみ|||ひ At that time, I was an elementary school student, and I was a member of a boy scout. A boy scout is an organization that engages in outdoor activities such as camping, and one day during the summer vacation.

地元 の 公害 を 十 数 キロ ハイキング する こと に なった じもと||こうがい||じゅう|すう|きろ|はいきんぐ|||| It was decided to hike the local pollution for more than a dozen kilometers.

俳句 でば ルート の 途中 に 何 箇所 か 2 かつ ポイント を 決めて おく その 時 は 住宅 地 の 片隅 に ある 小さな 神社 を チェック ポイント に して いた んだ けど はいく||るーと||とちゅう||なん|かしょ|||ぽいんと||きめて|||じ||じゅうたく|ち||かたすみ|||ちいさな|じんじゃ||ちぇっく|ぽいんと||||| In haiku, I decided on some points in the middle of the route. At that time, I used to use a small shrine in one corner of the residential area as a checkpoint.

いざ 実際 歩いて その 場所 に 着いたら 神社 が 2 つ あった |じっさい|あるいて||ばしょ||ついたら|じんじゃ||| When I actually arrived at the location, I found two shrines.

十字 路 を 挟んだ 対角線 上 に そっくり 似て いる 神社 が 2 つ まるで 鏡 合わせ に なって いる みたいだった じゅうじ|じ||はさんだ|たいかくせん|うえ|||にて||じんじゃ||||きよう|あわせ|||| It was as if there were two shrines on opposite sides of the crossroads that looked exactly alike, mirroring each other.

地図 に は トリイマーク は 一 つ しか ない の に おかしい ぞ と ちず|||||ひと|||||||| I thought it was strange that there was only one trii mark on the map.

オレ 竜 は とりあえず せ ず 通り の 場所 に ある 方 の 前座 で 休憩 を 取った こっち の 境内 は 本殿 が 一 つ と 小さな 祠 が 一 つ おれ|りゅう|||||とおり||ばしょ|||かた||ぜんざ||きゅうけい||とった|||けいだい||ほんでん||ひと|||ちいさな|し||ひと| Orelong took a break in the front of the street for now, but this one has a main shrine and a small shrine.

ぶっちゃ け 何の 変哲 も ない する と 中学生 の リーダー が ||なんの|へんてつ|||||ちゅうがくせい||りーだー| To be honest, it's not much of a stretch to say that a junior high school reader is a good friend of mine.

向こう側 の 神 も 見て みよう と 提案 して きた 俺 を 含めた 他 の メンバー も みんな 気 に なって いた から 何の 異論 も なかった むこうがわ||かみ||みて|||ていあん|||おれ||ふくめた|た||めんばー|||き|||||なんの|いろん|| He suggested that we take a look at the Gods on the other side, and since everyone else, including me, was curious, I had no objections.

異変 は その 鳥居 を くぐって すぐに 気づいた なんだ か 生臭かった んだ いへん|||とりい||||きづいた|||なまぐさかった| I noticed something strange as soon as I passed through the torii, something that smelled fishy.

魚 の 腐った みたいな 悪臭 が 鼻 を 突いて きた 他の メンバー も 気 が ついた みたいで 顔 を しかめたり 臭い の て 所 を 探ろう と 辺り を 見回し ぎょ||くさった||あくしゅう||はな||ついて||たの|めんばー||き||||かお|||くさい|||しょ||さぐろう||あたり||みまわし The stench of rotten fish hit my nose, and the other members seemed to notice it too, frowning and looking around to see where the smell was coming from.

たり して いる 境内 は さっき の 前座 と 何の 違い も ない |||けいだい||||ぜんざ||なんの|ちがい|| The precincts where the two groups are sitting in the same place are no different from those of the previous group.

だけど よく 見る と こっち の 本 弁 の 引き戸 が 少し だけ 開いて いた 中 に 何 か ヤバい もん が ある んじゃ ない か って ||みる||||ほん|べん||ひきど||すこし||あいて||なか||なん||ヤバ い||||||| But when I looked closer, I saw that the sliding door to the main valve over here was slightly ajar, and I thought there might be something dangerous inside.

俺 は 匹 越し だった んだ けど リーダー は ずんずん 本殿 の 石畳 を 進んで いった おれ||ひき|こし||||りーだー||ず ん ず ん|ほんでん||いしだたみ||すすんで| I was over a loner, but the leader was walking up and down the stone pavement of the main shrine.

おまえ ら ちょっと 待って ろ リーダー は そう 言う と 本殿 の 中 へ 入って いた |||まって||りーだー|||いう||ほんでん||なか||はいって| The leader said, "Wait a minute, you guys." And with that, he walked into the main shrine.

俺 たち は それ から 数 分間 待った けど なぜ か なかなか 出て こ ない さすが に しびれ を 切らして 様子 を 見 に 行く こと に なった おれ|||||すう|ぶん かん|まった|||||でて|||||||きらして|ようす||み||いく||| We waited for a few more minutes, but for some reason he didn't come out.

すると 引き戸 の 裏 から リーダー が うわ ぁと 大声 と ともに 飛び出して きた |ひきど||うら||りーだー||||おおごえ|||とびだして| Then, the leader came running out from behind the sliding door with a loud "wow!

リーダー は ビビ って る 俺 たち を 笑って や っぱ から かい 甲斐 が ある よ な と か 言って いる りーだー|||||おれ|||わらって|||||かい|||||||いって| The leader is laughing at us for being so scared and saying that it's all worth it.

何も なかった よ 匂い は 読解 へ の 生 ゴミ でも 腐って る んだろう なにも|||におい||どっかい|||せい|ごみ||くさって|| There's nothing here. The smell is probably the garbage from the reading, but it's probably rotting.

リーダー の 話す 通り 本殿 の 中 は さっき の 神社 と 同じで 動く 普通だった に 通った 仁 左 が 2 つ ある 理由 も 調べよう と した けど その場で は 結局 何も わから なかった りーだー||はなす|とおり|ほんでん||なか||||じんじゃ||おなじで|うごく|ふつうだった||かよった|しとし|ひだり||||りゆう||しらべよう||||そのばで||けっきょく|なにも|| I tried to find out why there were two lefts, but I couldn't figure anything out on the spot.

ただ その 神社 を 出る 間際 俺 は ミーター ||じんじゃ||でる|まぎわ|おれ|| But just as I was leaving the shrine, I saw a meater.

リーダー の 後ろ髪 から 背中 に かけて 水 で べったり と 濡れて いた んだ りーだー||うしろがみ||せなか|||すい||||ぬれて|| The leader's back hair and back were soaked with water.

汗 に して は 不自然 すぎる 秒 で 濃密な 悪臭 は 明らかに その 水 から 漂って くる だ けど それ が 見えた の ば 鳥居 を くぐる 間 の 一瞬 だけ だった あせ||||ふしぜん||びょう||のうみつな|あくしゅう||あきらかに||すい||ただよって||||||みえた|||とりい|||あいだ||いっしゅん|| The second, dense stench of the water, which was too unnatural to be sweat, was clearly wafting from the water, but I only saw it for a brief moment while I was passing through the torii gate.

道路 に 出る と 水 も 臭い も なくなった ん リーダー も 他の メンバー も 気づいて い ない ようだった から どうろ||でる||すい||くさい||||りーだー||たの|めんばー||きづいて|||| Once on the road, the water and the smell were gone, and neither the leader nor the other members seemed to notice.

俺 の 気のせい か と 思って 何も 言わ なかった おれ||きのせい|||おもって|なにも|いわ| I thought maybe I was imagining things, so I didn't say anything.

その す 術後 海水 浴 へ 行って ー た リーダー が 離 岸 流 に 巻き込ま れて 行方 不明に なった ||じゅつご|かいすい|よく||おこなって|-||りーだー||はな|きし|りゅう||まきこま||ゆくえ|ふめいに| The leader, who had gone swimming after the surgery, was swept away by the rip current and disappeared.

遺体 が 見つかった の は さらに 筋 津 子 俺 は とても 見 に 行く 勇気 が なかった けれど いたい||みつかった||||すじ|つ|こ|おれ|||み||いく|ゆうき||| The body was found in the woods, and I didn't have the heart to go and see it, but I was so excited to see it, and I was so excited to see it, and I was so excited to see it.

発見 現場 に 居合わせた メンバー 五 瀑 遺体 は 夏場 の 高温 で 腐って いて はっけん|げんば||いあわせた|めんばー|いつ|ばく|いたい||なつば||こうおん||くさって| Five waterfalls were found by the members who were present at the scene of the discovery.

あの 前者 みたいな 悪臭 を 発して いた と いう これ が 後 に なって 知った こと だ けど |ぜんしゃ||あくしゅう||はっして||||||あと|||しった||| I only found out later that it had a stench like the former.

あの 神社 は 金比羅 神社 と いって 海 の 安全 基盤 の ため に 全国 で 何 百 社 と を 建て られた もの らしい |じんじゃ||こんぴら|じんじゃ|||うみ||あんぜん|きばん||||ぜんこく||なん|ひゃく|しゃ|||たて||| That shrine is called Kompira Shrine, and it is said that hundreds of them were built all over Japan to ensure the safety of the sea.

つまり それ 自体 は 本当に 何の 変哲 も ない 神社 だった わけだ だ けど 海 と 関係 の ある 人材 いった 後 ||じたい||ほんとうに|なんの|へんてつ|||じんじゃ|||||うみ||かんけい|||じんざい||あと I mean, it's really just an ordinary shrine in itself, but after the human resources that have something to do with the sea...

リーダー が なくなった の が 偶然に 思え なかった それ で どうしても 気 に なった 俺 な もう 一 度 訪れた 時 りーだー|||||ぐうぜんに|おもえ|||||き|||おれ|||ひと|たび|おとずれた|じ I didn't think it was a coincidence that the leader was missing, so I couldn't help but notice that when I visited him one more time...

神社 は たった 一 つ しか なかった じんじゃ|||ひと||| There was only one shrine.