×

我们使用cookies帮助改善LingQ。通过浏览本网站,表示你同意我们的 cookie 政策.


image

日本の最も人気の童話 | The Most Famous Japanese Tales, かぐや 姫

かぐや 姫

むかし 、むかし 、ある ところ に お じいさん と おばあ さん が 住んで おり 、お じいさん は 竹 を 切って かごや ざる を 作って 暮らして いました。

ある 日 の こと 、 いつも の ように 竹林 に 行く と 、光って いる 竹 が 一 本 ありました。

「おや 、あの 竹 は どうした ん だろう。 ぴかぴか 光って いる ぞ」

切って みる と 何と 女 の 赤ん坊 が 入って おり 、お じいさん は 、その 女の子 を 家 に つれて 帰りました。

お じいさん と おばあ さん に は 子供 が なかった ので 「かぐ や 姫 」と 名づけて 大切に 育てました。

それ から と いう もの 竹 を 切り に 行く 度 に 、お じいさん は 竹 の 中 に お 金 を 見つけ お 金持ち に なりました。

赤ん坊 は すくすく と 育ち 、とても 美しい 娘 に なりました。

その うつくし さ を 耳 に して 至る所 から 結婚 を 申し込み に たくさんの 若者 が やって 来ました が 、かぐ や 姫 は 興味 を 示しません でした。

いつも 物思い に ふけ り 空 を 見上げて いました。

お じいさん は 若者 の 求婚 を 無視 する こと も でき なかった ので 、不思議な 宝物 を 持ってきた 者 に かぐ や 姫 を やる こと に しました。

数 人 の 若者 が 宝物 を もってきました が 、かぐ や 姫 は すぐに 偽物 と 見破って しまいました。

かぐ や 姫 は 月 を 見る たび に 悲し そうな 顔 を して いました。

「どうして そんなに 悲し そうな 顔 を して いる のです か。」

と お じいさん が かぐ や 姫 に たずねる と、

「本当 は 私 は 月 から きた もの です。 もう すぐ 月 から おむかえ が きて 、月 に 帰ら なければ なりません。 やさしい お じいさん と おばあ さん と お 別れ する の が 悲しい のです。」

「そんな 馬鹿な。」 と お じいさん は 戸惑いました。

明日 が その 日 です。 お じいさん は 沢山の 武士 を やとって かぐ や 姫 を 守ろう と しました。

お じいさん は かぐ や 姫 を 手 離し たく は ありません でした。

その 夜 、月 が 山 の 上 に 現れる と 、金色 の 光 が 光りました。

武士 たち は 一斉に 光 めがけて 矢 を 放ちました が 、光 が あたる と 武士 たち は 力 を 失い 、眠り に 落ちて しまいました。

天使 が 明かり の 中 から 現われ 、家 の 上 に 降りて きました。 かぐ や 姫 の 手 を とる と 空 高く 上がって いきました。

「お じいさん 、おばあ さん 、長い 間 かわいがって くれて ありがとう。 私 は これ から 月 へ 帰ら なければ なりません。 どうか いつまでも お 元気で。 さようなら」

かぐ や 姫 は 、お じいさん と おばあ さん に お 別れ を いう と 、天 に のぼって いきました。


かぐや 姫 かぐ や|ひめ Kaguya Prinzessin Princess Kaguya Princesa Kaguya Kaguya prinses Принцесса Кагуя Kaguya Prenses 輝夜姬

むかし 、むかし 、ある ところ に お じいさん と おばあ さん が 住んで おり 、お じいさん は 竹 を 切って かごや ざる を 作って 暮らして いました。 |||||||||||すんで|||||たけ||きって||||つくって|くらして|い ました Es waren einmal ein alter Mann und eine alte Frau an einem bestimmten Ort, und der alte Mann schnitt Bambus und machte Körbe und Körbe. Once upon a time, an old man and an old man lived in a certain place, and he lived by cutting bamboo and making baskets and colanders. Давным-давно жили-были дед и бабка, которые резали бамбук, чтобы сделать корзину и дуршлаг.

ある 日 の こと 、 いつも の ように 竹林 に 行く と 、光って いる 竹 が 一 本 ありました。 |ひ||||||たけばやし||いく||ひかって||たけ||ひと|ほん|あり ました Eines Tages, als ich wie gewöhnlich in den Bambushain ging, gab es einen Bambus, der glänzte. One day, when I went to the bamboo grove as usual, there was a shining bamboo. Однажды я, как обычно, пошел в бамбуковую рощу и увидел блестящий бамбук.

「おや 、あの 竹 は どうした ん だろう。 ||たけ|||| „Oh, was ist mit dem Bambus passiert? "Oh, what happened to that bamboo? ぴかぴか 光って いる ぞ」 |ひかって|| Es strahlt hell." It's shining brightly. "

切って みる と 何と 女 の 赤ん坊 が 入って おり 、お じいさん は 、その 女の子 を 家 に つれて 帰りました。 きって|||なんと|おんな||あかんぼう||はいって||||||おんなのこ||いえ|||かえり ました Als er es aufschnitt, war ein kleines Mädchen darin, und der alte Mann nahm das Mädchen mit nach Hause. When I cut it, there was a baby girl in it, and the old man took the girl home. Quando eu cortei, havia uma menina nela, e o velho levou a menina para casa. Когда он вскрыл ее, то обнаружил внутри девочку, и дедушка забрал ее домой.

お じいさん と おばあ さん に は 子供 が なかった ので 「かぐ や 姫 」と 名づけて 大切に 育てました。 |||||||こども||||||ひめ||なづけて|たいせつに|そだて ました Der Großvater und die Großmutter hatten keine Kinder, also nannten sie sie Kaguyahime und zogen sie mit Sorgfalt auf. My grandfather and aunt had no children, so I named them "Kaguya Hime" and raised them carefully. Meu avô e minha tia não tiveram filhos, então eu os chamei de "Princesa Kaguya" e os criei com cuidado. Поскольку у моих дедушки и бабушки не было детей, они назвали ее "Кагуяхимэ" (принцесса Кагуя) и растили ее с большой заботой.

それ から と いう もの 竹 を 切り に 行く 度 に 、お じいさん は 竹 の 中 に お 金 を 見つけ お 金持ち に なりました。 |||||たけ||きり||いく|たび|||||たけ||なか|||きむ||みつけ||かねもち||なり ました Danach fand er jedes Mal, wenn er Bambus schnitt, Geld im Bambus und wurde reich. Every time I went to cut the bamboo, my grandfather found money in the bamboo and became rich. С тех пор каждый раз, когда он шел срезать бамбук, его дед находил в бамбуке золото и становился богатым.

赤ん坊 は すくすく と 育ち 、とても 美しい 娘 に なりました。 あかんぼう||||そだち||うつくしい|むすめ||なり ました Das Baby wuchs schnell heran und wurde ein sehr schönes Mädchen. The baby grew up quickly and became a very beautiful daughter. Малышка быстро выросла и стала очень красивой девочкой.

その うつくし さ を 耳 に して 至る所 から 結婚 を 申し込み に たくさんの 若者 が やって 来ました が 、かぐ や 姫 は 興味 を 示しません でした。 ||||みみ|||いたるところ||けっこん||もうしこみ|||わかもの|||き ました||||ひめ||きょうみ||しめし ませ ん| Als sie von ihrer Schönheit hörten, kamen viele junge Leute von überall her, um sich um die Ehe zu bewerben, aber Kaguya-hime zeigte kein Interesse. Many young people came to apply for marriage from everywhere after hearing the beauty, but Princess Kaguya did not show any interest. Многие молодые люди приезжали со всех концов страны, чтобы просить ее руки, но принцессу Кагуяхимэ это не интересовало.

いつも 物思い に ふけ り 空 を 見上げて いました。 |ものおもい||||から||みあげて|い ました Ich war immer in Gedanken versunken und schaute in den Himmel. I was always pondering and looking up at the sky. Я всегда размышлял и смотрел на небо.

お じいさん は 若者 の 求婚 を 無視 する こと も でき なかった ので 、不思議な 宝物 を 持ってきた 者 に かぐ や 姫 を やる こと に しました。 |||わかもの||きゅうこん||むし|||||||ふしぎな|たからもの||もってきた|もの||||ひめ|||||し ました Der alte Mann konnte den Heiratsantrag des jungen Mannes nicht ignorieren, also beschloss er, Kaguya-hime demjenigen zu geben, der den mysteriösen Schatz brachte. The old man couldn't ignore the marriage proposal of the young man, so he decided to give Princess Kaguya to the one who brought the mysterious treasure. Старик не мог проигнорировать предложение руки и сердца молодого человека, поэтому решил отдать Кагуя-химэ тому, кто принес таинственное сокровище.

数 人 の 若者 が 宝物 を もってきました が 、かぐ や 姫 は すぐに 偽物 と 見破って しまいました。 すう|じん||わかもの||たからもの||もってき ました||||ひめ|||にせもの||みやぶって|しまい ました Mehrere junge Männer brachten Schätze mit, aber Prinzessin Kaguya sah sie schnell als Fälschungen an. A few young people brought the treasure, but Princess Kaguya quickly identified it as a fake. Несколько молодых людей принесли сокровища, но Кагуяхимэ сразу же распознала в них подделку.

かぐ や 姫 は 月 を 見る たび に 悲し そうな 顔 を して いました。 ||ひめ||つき||みる|||かなし|そう な|かお|||い ました Kaguya-hime sah jedes Mal traurig aus, wenn sie den Mond ansah.

「どうして そんなに 悲し そうな 顔 を して いる のです か。」 ||かなし|そう な|かお||||| "Warum siehst du so traurig aus?"

と お じいさん が かぐ や 姫 に たずねる と、 ||||||ひめ||| Als der alte Mann Kaguya-hime fragte,

「本当 は 私 は 月 から きた もの です。 ほんとう||わたくし||つき|||| „Eigentlich komme ich vom Mond. "Actually, I'm from the moon. もう すぐ 月 から おむかえ が きて 、月 に 帰ら なければ なりません。 ||つき|||||つき||かえら||なり ませ ん Der Mond kommt bald, und ich muss zurück zum Mond. I will be back soon from the moon and I have to return to the moon. やさしい お じいさん と おばあ さん と お 別れ する の が 悲しい のです。」 ||||||||わかれ||||かなしい| Ich bin traurig, mich von meinem lieben alten Mann und meiner Großmutter zu verabschieden. " Мне грустно прощаться с дедушкой и бабушкой".

「そんな 馬鹿な。」 |ばかな "Das ist blöd." と お じいさん は 戸惑いました。 ||||とまどい ました Der alte Mann war verwirrt.

明日 が その 日 です。 あした|||ひ| Morgen ist dieser Tag. お じいさん は 沢山の 武士 を やとって かぐ や 姫 を 守ろう と しました。 |||たくさんの|ぶし|||||ひめ||まもろう||し ました Der alte Mann rekrutierte viele Samurai, um Prinzessin Kaguya zu beschützen. Старик пытался защитить Кагуяхимэ, набрав множество воинов.

お じいさん は かぐ や 姫 を 手 離し たく は ありません でした。 |||||ひめ||て|はなし|||あり ませ ん| Der alte Mann wollte Kaguya-hime nicht loslassen. The old man didn't want to let go of Kaguya-hime. Дед не хотел отпускать принцессу Кагуяхимэ.

その 夜 、月 が 山 の 上 に 現れる と 、金色 の 光 が 光りました。 |よ|つき||やま||うえ||あらわれる||きんいろ||ひかり||ひかり ました In dieser Nacht, als der Mond über den Bergen erschien, gab es ein goldenes Licht. В ту ночь, когда луна показалась над горами, засиял золотой свет.

武士 たち は 一斉に 光 めがけて 矢 を 放ちました が 、光 が あたる と 武士 たち は 力 を 失い 、眠り に 落ちて しまいました。 ぶし|||いっせいに|ひかり||や||はなち ました||ひかり||||ぶし|||ちから||うしない|ねむり||おちて|しまい ました Die Samurai schossen alle Pfeile auf das Licht, aber als das Licht sie traf, verloren sie ihre Kraft und schliefen ein.

天使 が 明かり の 中 から 現われ 、家 の 上 に 降りて きました。 てんし||あかり||なか||あらわれ|いえ||うえ||おりて|き ました Ein Engel erschien aus dem Licht und landete auf dem Haus. An angel appeared from the light and came down to the top of the house. かぐ や 姫 の 手 を とる と 空 高く 上がって いきました。 ||ひめ||て||||から|たかく|あがって|いき ました Er nahm Kaguya-himes Hand und flog hoch in den Himmel. Он взял Кагуя-химэ за руку и взлетел высоко в небо.

「お じいさん 、おばあ さん 、長い 間 かわいがって くれて ありがとう。 ||||ながい|あいだ||| „Großvater, Großmutter, danke, dass ihr euch so lange um mich gekümmert habt. 私 は これ から 月 へ 帰ら なければ なりません。 わたくし||||つき||かえら||なり ませ ん Ich muss jetzt zurück zum Mond. Я должен вернуться на Луну сейчас. どうか いつまでも お 元気で。 |||げんきで Bleiben Sie bitte für immer gesund. Пожалуйста, всегда будьте здоровы. さようなら」

かぐ や 姫 は 、お じいさん と おばあ さん に お 別れ を いう と 、天 に のぼって いきました。 ||ひめ|||||||||わかれ||||てん|||いき ました Nachdem sie sich von ihrem Großvater und ihrer Großmutter verabschiedet hatte, stieg Kaguya-hime in den Himmel auf. Princess Kaguya said goodbye to her grandfather and grandfather and went up to heaven. Попрощавшись с дедушкой и бабушкой, Кагуя-химэ вознеслась на небеса.