Outbreak Company Episode 5

（ 慎一 ） すごい じゃ ない か エル ビア キャラ の 特徴 を よく とらえ てる よ しんいち|||||||||とくちょう|||||

（ エル ビア ） いや ～ 照れる っす |||てれる|

＜ お 抱え 絵師 と して エル ビア を 迎え入れ て 数 日 ＞ |かかえ|えし||||||むかえいれ||すう|ひ

＜ 試しに 旬 な アニメ の キャラ を 描 い て もらった ん だ けど ＞ ためしに|しゅん||あにめ||||えが||||||

予想外 だった な まさか ここ まで 描け る なんて よそうがい||||||えがけ||

エヘヘ 私ら ウェア ウルフ って 狩猟 本能 が 強い っす から ね |わたしら||||しゅりょう|ほんのう||つよい|||

は ッ ？ 絵 を 描く の は 狩り の 代わり → ||え||えがく|||かり||かわり

本能 に 任せ て うかつ な こと し たら 重 罰 っす から ね → ほんのう||まかせ|||||||おも|ばち|||

私ら ウェア ウルフ は 狩り や 闘い の 衝動 を 何 か で 紛らわす よう → わたしら||||かり||たたかい||しょうどう||なん|||まぎらわす|

教育 さ れ てる っす きょういく||||

じゃあ 我慢 てい うか 気 を 紛らわす ため に 描 い てる の ？ |がまん|||き||まぎらわす|||えが|||

エヘヘ でも 私 絵 を 描く の 好き だ し → ||わたくし|え||えがく||すき||

これ で よかった と 思って る っす ||||おもって||

そ っか それ じゃ この 調子 で 頑張って ね |||||ちょうし||がんばって|

はい っす

♪♪～

≪ （ 一同 ） いただき ま ～ す いちどう|||

＜ この 屋敷 で は 屋敷 の 主人 と その 護衛 と ＞ |やしき|||やしき||あるじ|||ごえい|

＜ メイド と 下 男 と スパイ … ？ と ＞ ||した|おとこ||すぱい|

＜ この メンツ が 全員 同じ テーブル に つい て 食事 を 取る ＞ |めんつ||ぜんいん|おなじ|てーぶる||||しょくじ||とる

＜ エル ダント で は 極めて 珍しい 朝食 風景 が 出来上がって い た ＞ ||||きわめて|めずらしい|ちょうしょく|ふうけい||できあがって||

（ 美 埜 里 ） ねえ 慎一 君 び|の|さと||しんいち|きみ

何で すか ？ 今日 は ＢＬ の 授業 する の ？ なんで||きょう||||じゅぎょう||

いえ 考え て ませ ん けど そ っか |かんがえ||||||

今日 から 美 少女 ゲーム の 歴史 に 入り たい と 思い ます きょう||び|しょうじょ|げーむ||れきし||はいり|||おもい|

恐らく ヒロイン だけ の ゲーム は おそらく|ひろいん|||げーむ|

１９９１ 年 に 発売 さ れ た これ が 始まり か と 思い ます とし||はつばい||||||はじまり|||おもい|

「 プリンセス プリン プリン メーカー 」 ぷりんせす|ぷりん|ぷりん|めーかー

これ は 戦争 孤児 と なって しまった 幼女 を プリンセス に なる まで 育て て いく ||せんそう|こじ||||ようじょ||ぷりんせす||||そだて||

育成 シミュレーション ゲーム です いくせい|しみゅれーしょん|げーむ|

次に 翌年 に 発売 さ れ た これ つぎに|よくねん||はつばい||||

「 また 卒業 」 |そつぎょう

これ は 架空 の 高校 の 教師 に なって ||かくう||こうこう||きょうし||

５ 人 の 問題 児 を 無事 卒業 さ せる ゲーム です じん||もんだい|じ||ぶじ|そつぎょう|||げーむ|

多少 難易 度 が 高い 気 も し まし た が たしょう|なんい|たび||たかい|き|||||

とても うまく まとまった ゲーム だ と いえ ます |||げーむ||||

原画 は とても キレイ です し げんが|||||

それ から ２ 年 後 この ジャンル に 革命 を もたらす 作品 が 登場 し まし た ||とし|あと||じゃんる||かくめい|||さくひん||とうじょう|||

これ です

伝説 の 樹 の 下 で 憧れ の 美 少女 達 から 告白 さ れる でんせつ||き||した||あこがれ||び|しょうじょ|さとる||こくはく||

その ため に 主人公 が ひたすら 女の子 の 好感 度 が 上がる よう |||しゅじんこう|||おんなのこ||こうかん|たび||あがる|

涙ぐましい 努力 を し て いく ゲーム です なみだぐましい|どりょく|||||げーむ|

これ は 衝撃 的 で し た ||しょうげき|てき|||

買う とき は 抵抗 が あり まし た が 程よい 難度 で やり やすい し かう|||ていこう||||||ほどよい|なんど||||

キャラ の 感情 表現 も 細かく ゲーム と して の 完成 度 が 高かった ||かんじょう|ひょうげん||こまかく|げーむ||||かんせい|たび||たかかった

（ ロミルダ ） 先生 は い ロミルダ 君 |せんせい||||きみ

先生 の 好き な キャラ は …\ N フジ マキ イオリ です ね せんせい||すき|||||ふじ|まき|||

え ッ あ ッ はい …

しかし フジ マキ イオリ は 難 攻 不 落 で し た |ふじ|まき|||なん|おさむ|ふ|おと|||

彼女 に は 本当 に 手 を 焼か さ れ まし た かのじょ|||ほんとう||て||やか||||

他 に 何 か 質問 は あり ます か ？ た||なん||しつもん||||

≪ （ ドワラ ） 先生 は い ドワラ 君 |せんせい||||きみ

（ ドワラ ） 先生 が 一 番 好き な ゲーム は 何 です か ？ |せんせい||ひと|ばん|すき||げーむ||なん||

これ だ よ 「 Ｓ ． Ｊ ． Ⅱ 」

ハジメ 島 に ある 枯れ ない 梅 と 魔法 に より |しま|||かれ||うめ||まほう||

不思議 な 体験 を する 人々 と 主人公 を とりまく ふしぎ||たいけん|||ひとびと||しゅじんこう||

純愛 物語 の ２ 作 目 です じゅんあい|ものがたり||さく|め|

主人公 ・ トシ ユキ を 助ける ため しゅじんこう|とし|ゆき||たすける|

一生懸命 努力 する コトネ と 梅 を 見て いる と いっしょうけんめい|どりょく||||うめ||みて||

心 打た れる もの が あり ます こころ|うた|||||

では 実際 に 体験 し て もらい ま しょ う |じっさい||たいけん||||||

（ 生徒 達 ） おお ～ せいと|さとる|

まずは 幼なじみ の 梅 が 初 登場 する シーン を 見 て ください |おさななじみ||うめ||はつ|とうじょう||しーん||み||

[ ﾃﾚﾋﾞ ] サン ・ ジャーポ Ⅱ

そんな 中 梅 は 校門 で トシ ユキ を 待って い ます |なか|うめ||こうもん||とし|ゆき||まって||

[ ﾃﾚﾋﾞ ] （ トシ ユキ ） こんな くそ 寒い 中 何 やって ん だ か |とし|ゆき|||さむい|なか|なん||||

[ ﾃﾚﾋﾞ ] （ 梅 ） この 世の中 に 絶対 なんて ない ん だ よ ～ っと |うめ||よのなか||ぜったい||||||

[ ﾃﾚﾋﾞ ] （ トシ ユキ ） そう か それ じゃあ また 明日 |とし|ゆき||||||あした

（ 慎一 が 笑い を こらえ て いる ） しんいち||わらい||||

（ 慎一 が 笑う ） しんいち||わらう

ねえ 慎一 君 は い |しんいち|きみ||

明日 は ＢＬ の 授業 する の ？ あした||||じゅぎょう||

いえ 考え て ませ ん けど そ っか |かんがえ||||||

ただいま

あれ ミュセル ？

おかしい な ミュセル

あ ッ （ ミュセル ） あ ッ 旦那 様 |||||だんな|さま

ミュセル ？ お ッ おか …

お かえ … あ ～ ！

ミュセル

申し訳 あり ませ ん もうし わけ|||

だ ッ 大丈夫 ？ は ッ は い ||だいじょうぶ||||

あ ッ

う わ ～ ち ッ 違う ん だ ||||ちがう||

女の子 の 下着 で ハァ ハァ し たい と か そういう ん じゃ なく て おんなのこ||したぎ||||||||||||

あの その …\ N 旦那 様 ？ |||だんな|さま

て いう か すごい 洗濯物 の 量 だ ね ||||せんたくもの||りょう||

ええ ほとんど エルビア さん の です エル ビア の ？

何でも 絵 を 描 い て おら れる と こう なって しまう と か なんでも|え||えが||||||||||

頑張る の は いい けど がんばる||||

ミュセル の 仕事 を 増やす の は ちょっと な … ||しごと||ふやす||||

大丈夫 大丈夫 です だいじょうぶ|だいじょうぶ|

エルビア さん は 旦那 様 の お 仕事 を 手伝って おら れる の です から |||だんな|さま|||しごと||てつだって|||||

お 気 に なさら ず 頑張って ほしい です |き||||がんばって||

まだ 準備 中 だ けど ね |じゅんび|なか|||

いずれ は エル ビア の 描 い た 同人 誌 と か も 見 て み たい ん だ よ ね |||||えが|||どうじん|し||||み|||||||

羨ま しい え ッ ？ うらやま|||

あ ッ いえ 私 は お 洗濯 と か お 食事 と か |||わたくし|||せんたく||||しょくじ||

そういう こと で しか 旦那 様 の お 力 に は なれ ませ ん から ||||だんな|さま|||ちから||||||

ミュセル …\ N あの です が

せめて 私 が 洗濯 を こまめ に する こと で |わたくし||せんたく||||||

エルビア さん が 頑張れ る なら |||がんばれ||

それ は 旦那 様 の お 手伝い を 私 も した こと に ||だんな|さま|||てつだい||わたくし||||

なり … ませ ん か ？

＜ どこ まで けなげ な ん だ この 子 は ＞ |||||||こ|

ねえ ミュセル

掃除 も 洗濯 も 生活 の 基本 だ よ そうじ||せんたく||せいかつ||きほん||

絵 が 描け なく て も 生活 に 支障 は ない けど え||えがけ||||せいかつ||ししょう|||

こっち は 出 まくり だ し ||だ|||

そう でしょう か そう だ よ

僕 が 頑張れ る の は ミュセル の おかげ な ん だ ぼく||がんばれ|||||||||

いつも ありがとう

旦那 様 手伝う よ だんな|さま|てつだう|

よい しょ あ ～ ！

いけ ませ ん 旦那 様 それ は 私 の 仕事 です から |||だんな|さま|||わたくし||しごと||

いい から いい から

あ ッ ！

あれ エル ビア は ？

部屋 に こもった まま よ 食事 も いら ない ん だ って へや|||||しょくじ||||||

何度 も お呼び し た の です が なんど||および|||||

そう

エル ビア ご飯 いい の ？ ||ごはん||

入る よ はいる|

エル ビア ？

ねえ エル ビア ？

う わ ッ ！

いや あの …

（ エル ビア ） 出て 行って ほしい っす う わ ッ ||でて|おこなって|||||

エル ビア ？

じゃ 邪魔 し て ごめん ね |じゃま||||

＜ どう し た ん だ ろ う ＞

う わ ッ ！

しかし みんな 吸収 が 早い よ ね ||きゅうしゅう||はやい||

それだけに 目先 も 変え て いか ない と |めさき||かえ||||

ええ そろそろ いい ん じゃ ない か な …

＜ ゆうべ の あれ 何 だった ん だ ろ う ＞ |||なん|||||

ちょっと 聞い てる ？ |ききい|

ああ すみ ませ ん 何 です か ？ もう … ||||なん|||

≪ （ ファル カン ） 無礼 だ ろ ！ ≪ （ エルフ 子 ） あんた こそ ！ |かん|ぶれい||||こ||

≪ （ ファル カン ） 今 まで 我慢 し て き た が もう 勘弁 なら ん |かん|いま||がまん|||||||かんべん||

（ エルフ 子 ） それ は こっち の セリフ よ （ ファル カン ） 表 へ 出ろ ！ |こ|||||せりふ|||かん|ひょう||でろ

＜ や ばい ＞

「 守って お 兄ちゃん ４ 」 の 完成 度 は まもって||にいちゃん||かんせい|たび|

シリーズ を 通し て 最高峰 だ と 言って る でしょ → しりーず||とおし||さいこうほう|||いって||

グラフィック の 透明 感 も さること ながら キス シーン の パターン も 種類 豊富 → ぐらふぃっく||とうめい|かん||||きす|しーん||ぱたーん||しゅるい|ほうふ

ゲーム 要素 も 満載 で 他の ギャルゲー と は レベル が 違う の よ げーむ|ようそ||まんさい||たの||||れべる||ちがう||

（ ファル カン ） グラフィック な ぞ 所詮 は 平面 だ 何 です って ！ |かん|ぐらふぃっく|||しょせん||へいめん||なん||

それ より ＧＳ ３ ソフト 「 お 姉ちゃん ソード 」 |||そふと||ねえちゃん|

初回 限定 パック 同 梱 フィギュア に 注目 しろ しょかい|げんてい|ぱっく|どう|こん|ふぃぎゅあ||ちゅうもく|

パール 加工 の ブラジャー メタリック そのもの の 質感 を かも し だす 武器 の テクスチャー |かこう||ぶらじゃー||その もの||しつかん|||||ぶき||

いや 何より も 肌 の 透明 感 は もはや 芸術 |なにより||はだ||とうめい|かん|||げいじゅつ

何 が 芸術 よ バカ 「 クラウド 」 は 人生 よ なん||げいじゅつ||ばか|||じんせい|

（ プラティーニ ） そう よそう よ

薄っぺら い お前 の 人生 に は 二 次元 キャラ が お 似合い だ ぜ うすっぺら||おまえ||じんせい|||ふた|じげん||||にあい||

あんた ら の よう な 泥くさい や つら に あの シナリオ は 分か ん ない |||||どろくさい|||||しなりお||わか||

≪ （ ファル カン ） 何 だ と ！ ≪ （ エルフ 子 ） やる 気 ！ ？ |かん|なん||||こ||き

いい加減 に しろ 何 よ あんた いいかげん|||なん||

その よう な こと で 言い争う など くだら ぬ と は 思わ ん か ？ |||||いいあらそう||||||おもわ||

＜ よかった どうやら 理性 が 働 い て いる 人 も いる らしい ＞ ||りせい||はたら||||じん|||

≪ （ ドワラ ） ギャルゲー ？ フィギュア ？ あきれ果て た 堕落 ぶり だ な ||ふぃぎゅあ|あきれはて||だらく|||

どうせ 語る なら 我々 の よう に → |かたる||われわれ|||

もっと 高尚 な 話題 に 興じ て は どう だ |こうしょう||わだい||きょうじ||||

え ッ ？ そう 我々 |||われわれ

ロリ っ子 ドワーフ を 守る 会 の よう に |っこ|||まもる|かい|||

＜ うん この 子 も ダメ だ ね ＞ ||こ||だめ||

単なる 幼女 好き じゃ ない の ！ たんなる|ようじょ|すき|||

何 を 言う ドワーフ の 女性 は 総じて 童顔 小さな 体 躯 を 持ち なん||いう|||じょせい||そうじて|どうがん|ちいさな|からだ|く||もち

成人 に なって も まさに 永遠 の ロリ っ 娘 せいじん|||||えいえん||||むすめ

そんな 娘 を 遠く から 見守る こと こそ 紳士 の 使命 で は ない か |むすめ||とおく||みまもる|||しんし||しめい||||

（ ソクラテス ） うん ち っ ぱい 最高 （ ジーコ ） 紳士 の 使命 だ ね そくらてす|||||さいこう||しんし||しめい||

≪ （ エルフ 子 ） 黙れ 紳士 と いう 名 の 変態 め ！ |こ|だまれ|しんし|||な||へんたい|

≪ （ ドワラ ） それ は 我ら に は むしろ 尊 称 |||われら||||とうと|そや

なな な …\ N 何 変な こと 言って る の よ ！ |||なん|へんな||いって|||

（ 銃声 ） じゅうせい

はい そこ まで みんな 席 に つい て ||||せき|||

もう チャイム 鳴った わ よ （ 生徒 達 ） は ～ い |ちゃいむ|なった|||せいと|さとる||

＜ 君 ら いくら 何でも 順応 早 すぎ だ ろ ＞ きみ|||なんでも|じゅんのう|はや|||

＜ もし かして あれ か 免疫 の ない ところ に 薬 を 与え たら ＞ ||||めんえき|||||くすり||あたえ|

＜ 効き すぎ ちゃ った って いう …＞ きき|||||

大変 です 旦那 様 たいへん||だんな|さま

どう し た の ？

陛下 が 至急 お 城 に 来る よう に と へいか||しきゅう||しろ||くる|||

ペトラルカ が ？

＜ エル ビア ！ ＞

＜ また だ どう し た ん だ ろ う ＞

＜ まさか ！ ＞

《 すっかり 油断 し て いる わ ね 狙わ れ てる と も 知ら ず に 》 |ゆだん||||||ねらわ|||||しら||

《 バカ な シン イチ 》 ばか|||いち

＜ エル ビア は やり手 の 暗殺 者 で ＞ |||やりて||あんさつ|もの|

＜ アホ っぽい しゃべり も モフモフ の 獣 っ子 姿 も ＞ ||||||けだもの|っこ|すがた|

＜ 全て 僕 を 油断 さ せる ため の カムフラージュ な ん じゃ …＞ すべて|ぼく||ゆだん||||||||

＜ 学校 の こと と いい エル ビア の こと と いい ＞ がっこう||||||||||

＜ 僕 は 考え 方 甘い の か な ＞ ぼく||かんがえ|かた|あまい|||

＜ それにしても 急 な 呼び出し って 何 だ ろ う ＞ |きゅう||よびだし||なん|||

＜ ひょっとして エル ビア がらみ か な ＞

（ ペトラルカ ） 何 し に 来 た の よ |なん|||らい|||

へ ッ ？

べ ッ 別 に 妾 は シン イチ の こと な ぞ 待って おら ん の じゃ から ね ||べつ||めかけ|||いち|||||まって||||||

えっ と 呼び出し た よ ね … ？ フンッ ||よびだし||||

どう し た の かしら さあ …

≪ （ ペトラルカ ） シン イチ ！ はい ||いち|

妾 は シン イチ 汝 の こと な ぞ 嫌い な の じゃ から ね フンッ めかけ|||いち|なんじ|||||きらい||||||

どう し た の ペトラルカ

あ ッ いや じゃ から …

汝 の こと な ぞ 嫌い な の じゃ から ね フンッ なんじ|||||きらい||||||

えっ と …

何 か 陛下 の お 気 に 障る よう な こと を し た でしょう か なん||へいか|||き||さわる||||||||

なぜ そう なる の じゃ

だって 今 嫌い って |いま|きらい|

≪ （ ペトラルカ ） 妾 が 汝 を 嫌う なぞ ある はず が なか ろ う |めかけ||なんじ||きらう|||||||

貴 様 オタク 文化 の 伝道 師 の くせ に 悟ら ん か とうと|さま|おたく|ぶんか||でんどう|し||||さとら||

いや 何 を ？ これ は その いわゆる … |なん|||||

ほれ ツンドラ と いう やつ じゃ

ペトラルカ 何 じゃ ？ |なん|

それ ツンデレ

それ は 別 の もの な の か ？ 全然 違い ます ||べつ||||||ぜんぜん|ちがい|

やはり オタク の 文化 は 奥 が 深い のう |おたく||ぶんか||おく||ふかい|

≪ （ ガリウス ） さよう に ござい ます な →

シン イチ 私 は 以前 |いち|わたくし||いぜん

オタク 文化 など 取る に 足ら ない もの と 言った が → おたく|ぶんか||とる||たら||||いった|

どうやら 少々 考え を 改める 必要 が ある よう だ |しょうしょう|かんがえ||あらためる|ひつよう||||

ガリウス さん どう し た ん です ？

私 も 学 ん だ と いう こと だ わたくし||まな||||||

ミノリ ありがとう とても 参考 に なった |||さんこう||

そう ？ え ッ ？

ああ 気 に し ない で くれ シン イチ 借り て い た もの を 返す だけ だ |き|||||||いち|かり||||||かえす||

＜ て 一体 何 を ？ ＞ |いったい|なん|

え ッ え ～ ！

美 埜 里 さん ！ え ッ ？ び|の|さと|||

何て 本 を 貸し てる ん です か ！ なんて|ほん||かし||||

ガリウス さん が こういう の 好き そう だった から |||||すき|||

好き そう だった から って … すき||||

≪ （ ガリウス ） 安心 し たまえ シン イチ |あんしん||||いち

私 は 「 ノンケ でも 食 っち まう 男 」 で は ない わたくし||||しょく|||おとこ|||

＜ 意味 が わから ず 言って いる と 信じ たい ＞ いみ||||いって|||しんじ|

そろそろ 本題 に 入って よ え ッ ？ |ほんだい||はいって|||

急用 って ツンデレ 見せ たかった だけ ？ きゅうよう|||みせ||

と いう わけ で 授業 に \ NＢＬ ネタ を 取り入れる こと が ||||じゅぎょう|||ねた||とりいれる||

正式 に 閣議 決定 し まし た せいしき||かくぎ|けってい|||

旦那 様 ちょっと 質問 が だんな|さま||しつもん|

この 漫画 の シノ 様 が おっしゃって いる |まんが||しの|さま|||

「 今日 は 重い 日 」 と は どういう 意味 です か ？ きょう||おもい|ひ||||いみ||

あの …

ああ ごめん ね えっ と 何 ？ |||||なん

申し訳 ござい ませ ん 何で ミュセル が 謝る の ？ もうし わけ||||なんで|||あやまる|

授業 で ひどく お 疲れ な のに 私 なんか の ため に じゅぎょう||||つかれ|||わたくし||||

そう じゃ ない って ちょっと 気 に なる こと が あって さ |||||き||||||

それ で つい ボ ～ ッ と

何 か お 困り な の です か ？ なん|||こまり||||

いや あの エル ビア が …\ N じゃ なく て

何となく このまま で いい の か な って なんとなく|||||||

何 言って ん だ ろ う ね ホント なん|いって||||||ほんと

さ ッ 勉強 勉強 ||べんきょう|べんきょう

次 は どこ だ っけ ？ つぎ||||

本当 に 不思議 な お方 です え ッ ？ ほんとう||ふしぎ||おかた|||

旦那 様 が いらっしゃって から 色々 な こと が あり まし た だんな|さま||||いろいろ||||||

私 の よう な 者 に 平等 に 接し て くださった ばかり か わたくし||||もの||びょうどう||せっし||||

陛下 と も お 近づき に なれ まし た へいか||||ちかづき||||

それ は ミュセル の 人柄 の おかげ だ よ ||||ひとがら||||

いいえ

旦那 様 の おかげ です だんな|さま|||

旦那 様 に この 文化 を 教え て いた だい た から だんな|さま|||ぶんか||おしえ|||||

いつか 身分 が 違う 人 達 と も |みぶん||ちがう|じん|さとる||

分かり 合え る 日 が くる かも しれ ない わかり|あえ||ひ|||||

そんな ふう に 思う よう に なれ た ん です |||おもう||||||

ありがとう

あの 旦那 様 は |だんな|さま|

いつか 祖国 に お 帰り に なる ん です よ ね ？ |そこく|||かえり||||||

うん たぶん ね でも まだ ずっと 先 だ と 思う よ ||||||さき|||おもう|

《 いつか 旦那 様 が お国 に お 帰り に なる とき に 》 |だんな|さま||おくに|||かえり||||

《 連れ て いって いた だけ たら … 》 つれ|||||

＜ 前 に ミュセル が あんな こと 言って た けど ＞ ぜん||||||いって||

＜ 今 でも そう 思って くれ てる の か な ＞ いま|||おもって|||||

ミュセル

もし もし だ よ

ミュセル は その …\ N 僕 が 日本 に 帰る こと に なったら ||||ぼく||にっぽん||かえる|||

エル ダント を 出 て 一緒 に 日本 に 行き たい と 思う ？ |||だ||いっしょ||にっぽん||いき|||おもう

はい ！

もう ここ に 戻れ なく て も ？ はい |||もどれ||||

許さ れる なら です けど … ゆるさ||||

そ っか は い

《 あの 連れ て いって ください 先輩 》 |つれ||||せんぱい

《 え ッ ？ 》

《 お 願い 先輩 ！ 》 |ねがい|せんぱい

《 ミュセル 》 《 いい 匂い 》 ||におい

《 え ッ ？ 》 《 ああ ホント いい 匂い 》 |||ほんと||におい

《 ミュセル 君 ほど じゃ ない よ 》 |きみ||||

《 油断 し た わ ね シン イチ 》 ゆだん||||||いち

《 エル ビア ？ 》 《 お 命 頂 戴 する っす 》 |||いのち|いただ|たい||

う わ ～ ！

夢 か … うん ？ ゆめ||

エル … ビア ？

ど ッ どう し た の ？

＜ や ッ やっぱり 僕 を 暗殺 しよ う と …＞ |||ぼく||あんさつ|||

ごめんなさい っす ホント ごめんなさい っす ||ほんと||

ギャ ～ ！

あ ッ ああ …

何 して ん の なん|||

美 埜 里 さん 違う ん です 聞い て ください ああ … び|の|さと||ちがう|||ききい|||

行か ない で ミュセル 言い訳 くらい さ せ て ！ いか||||いい わけ||||

は あ ～

や 申し訳ない っす |もうし わけない|

月 の もの が くる と どうにも コントロール が きか なく て つき|||||||こんとろーる||||

ああ うん … ビックリ し た よ ||びっくり|||

それ って 発 情 期 と か そういう こと ？ ||はつ|じょう|き||||

そう っす 満月 に なる と いつも より 獣 っぽく なって ||まんげつ||||||けだもの||

色々 な 欲求 が 強く なっちゃ う ん す よ いろいろ||よっきゅう||つよく|||||

本能 に 逆らえ なく なる って いう か ほんのう||さからえ|||||

え ッ じゃあ も しか して 今 まで 様子 が おかしかった の も ？ ||||||いま||ようす||||

バハイ ラム 関係 の 何 か で は なく ？ ||かんけい||なん||||

え ッ 何で バハイ ラム が 出 て くる っす か ？ ||なんで||||だ||||

いや だって …\ N もう 帰る 気 ない っす から ||||かえる|き|||

じゃあ あの 変 な 絵 も ？ ああ あれ っす か → ||へん||え|||||

シン イチ 様 の 絵 を 描 い て たら 我慢 でき なく なっちゃ っ て |いち|さま||え||えが||||がまん|||||

ホント 申し訳ない っす いや 僕 こそ 謝ら なきゃ ほんと|もうし わけない|||ぼく||あやまら|

え ッ ？ 君 に 命 を 狙わ れ てる かも と 疑って ||きみ||いのち||ねらわ|||||うたがって

エル ビア が そんな こと する はず ない のに

ホント ごめん ね いや ～ 別に いい っす よ ほんと||||べつに|||

でも さ 男 なら 誰 で も いい と か ||おとこ||だれ|||||

そこ まで 我 を 忘れ ちゃ う もん な の ？ ||われ||わすれ|||||

いや そういう わけ で は ない っす けど …

つまり 慎一 君 なら いい と え ッ ！ |しんいち|きみ|||||

で ッ でも 気持ち 悪い っす よ ね 私 は 人間 と 違い ます し |||きもち|わるい||||わたくし||にんげん||ちがい||

そんな こと ない って

前 に も 言った でしょ ぜん|||いった|

ケモノ ミミ と ケモノ シッポ は いい もの だって ね

シン イチ 様 ～ ！ う わ ～ |いち|さま||

あ ッ 当たって る ああ … ||あたって||

これ は うかうか し て らん ない ん じゃ ない

は ッ は い 頑張り ます ||||がんばり|

いえ その …\ N 今 の は そういう 意味 で は なく |||いま||||いみ|||

メイド さん に ケモノ ミミ が 同棲 し て いる 時点 で ||||||どうせい||||じてん|

ハーレム 条件 は クリア だ よ はーれむ|じょうけん||くりあ||

モテ 期 襲来 羨ま し い |き|しゅうらい|うらやま||

勘弁 し て ください よ ～ ！ かんべん||||

だから キノコノヤマ の 方 が うまい って 言って る でしょ |||かた||||いって||

（ ロイク ） いい や タケノコノサト の 方 が 上 だ ね |||||かた||うえ||

あんた も 何 か 言って やり なさい よ ||なん||いって|||

ドアラ の マーチ が いい ||まーち||

≪ （ ロミルダ ） 何 言って る の よ ！ |なん|いって|||

♪♪～

エル ビア まさか また 発 情 期 ？ 早 すぎ ない ？ ||||はつ|じょう|き|はや||

（ エル ビア ） 発 情 期 じゃ ない っす けど 抑え られ ない っす → ||はつ|じょう|き|||||おさえ|||

だって だって ミノリ 様 が あんな もの 見せる から |||さま||||みせる|

何 を 見せ た の ？ まさか ＢＬ ぼ … なん||みせ|||||

（ エル ビア ） ◯ 玉 っす え ～ ！ ||たま||

（ エル ビア ） デッカイ ◯ 玉 見せ られ た っす → |||たま|みせ|||

私 そういう の に は 弱い っす わたくし|||||よわい|

何 か が 間違って る 気 が する けど 次回 を 見 れ ば 分かる かな なん|||まちがって||き||||じかい||み|||わかる|