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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者, Outbreak Company Episode 3

Outbreak Company Episode 3

< ( 慎一 ) エル ダント 帝国 に 来 て から 1 ヵ 月 あまり >

< 的場 さん に 頼 ん で あった 発電 所 と 学校 が もう じき 完成 する >

( ミュセル ) わ あ ッ

あそこ に 学校 と いう もの が できる の です ね

そう そこ で たくさん の 人 に 日本 の 文化 を 知って ほしい ん だ

身分 と か 関係なく …

( ペトラルカ ) シン イチ !

♪♪~

( ペトラルカ ) 捜し た ぞ 今日 は 勉強 会 ない 日 じゃ

なければ 来 て は いか ん の か ?

いえいえ そんな こと は … N ならば よし

ふ ふん 漢字 ?

すごい !

≪ ( ペトラルカ ) 妾 の 聡明 さ に 恐れ入る が よい わ

いや マジ で ビックリ だ よ メイド ふ ぜ い に は 負け られ ぬ

え ッ あ ッ いえ その …

ちょうど よい どちら が より 習得 し て おる か 勝負 じゃ !

え ッ ? ちょ っ … ペトラルカ ?

ナマ ムギ ナマ ゴメ ナマ タマゴ !

はい ? ナマ ムギ ナマ ゴメ ナマ タマゴ !

ほれ やって みよ はい

ナマムゴ …

ふん ッ

( 美 埜 里 ) 慎一 くん ? あ ッ

陛下 まで … どう し た の ? 美 埜 里 さん こそ その 格好

いや これ が 本来 の 仕事 着 な ん だ けど …

あ ッ 胸 を ガン 見 し ない よう に

ああ すいません

シン イチ は 胸 の 大きい 女 が 好み な の か ?

え ッ ? まあ 巨乳 は これ 以上 ない キャラ の アピール ポイント だ し ね

キャラ と か 言う な ふん ッ

ただ 胸 の 肉 が 余計 に つい て いる だけ で は ない か

え ッ ? あ ッ いや 小さ め の 胸 に は

小さ め の 胸 の よ さ と いう もの が あって だ ね

控えめ な 主張 は 清純 な つぼみ の ごとし

それ が さらけださ れる とき の 倒 錯的 な エロス は …

え ッ ?

エル ダント で なかったら セクハラ で 訴え られ てるよ

え ッ ? シン イチ は 実に スケベエ じゃ な

違う 僕 は 別に …

しかも やたら 許容 範囲 が 広い と みえる

きちんと 見張って おか ね ば いつ 使用人 に 手 を 出し て

はらま せる か は ッ は ら ッ ? 出さ ない よ !

つか 女の子 が はらま せる と か 言っちゃ ダメ !

は いはい

( アレッシオ ) ふ ッ

< そして 洋館 で いつも の 勉強 会 >

< 相変わらず この 感じ で 加え て 貴族 の 子 が 20 人 >

< でも 学校 が でき たら 亜 人種 の 子 達 も …>

( 慎一 が せきばらい を する )

「 駆逐 して やる 1 匹 残ら ず ! 」

もう みんな 帰っちゃ っ た よ

妾 と 2 人 は イヤ か ?

あ ッ そんな こと ない けど …

では もう 少し 妾 と 話せ

あ ッ は い

≪ ( ペトラルカ ) 汝 は この 漫画 が 好き な ん じゃ な

は あ …

初めて じゃ 汝 の よう な やつ は

え ッ ? 伝道 師 や 宣教師 は

誰 も 彼 も 下心 丸出し じゃ った →

我が国 に 取り 入って 金 や 名声 を 得よ う と する

汝 は 本当 に 楽し そう で よい

そう かな ?

妾 は な シン イチ

誰 か と 一緒 に い て 楽しい と 思った の は

生まれて 初めて じゃ

ペトラルカ … N うん ?

僕 も この 世界 に 来 た の が 楽しく なって き てる よ

ペトラルカ や ミュセル に 会え て …

ペトラルカ ? 帰る

え ッ ? この あ ほう が !

青春 だ ね 美 埜 里 さん

君 自分 が し てる こと 分かって る ?

え ッ ? あ ッ いや 何も 見 て ない で す 何も

そう じゃ なく て ここ は バリバリ の 封建 社会 だ よ

自由 平等 なんて 受け入れ られ ない から

今 は 目新しい の と いまひとつ 理解 し て ない から

エル ダント 帝国 側 も 容認 し て くれ てる けど

君 は エル ダント 帝国 の 体制 そのもの を 否定 する

教育 機関 を つくろう と して る ん だ よ

分かって ます よ 僕 なり に わきまえ てる つもり です

だったら いい けど じゃあ

さあ 始めよ う か

あの 旦那 様

少し だけ 指輪 を 外し て いただけ ませ ん か ?

何で ? お 願い し ます

ちょっと で いい です から

はい どう する の ?

て 言って も 通じ ない か …

ダンナ サマ

私 ハ

アナタノ シモベ

何 デモ 言 イナリ ダヨ

ドウデスカ 正 シイ ?

ウン 正 シイ 正 シイヨ

アリ ガト ゴザイマス !

すごい ね まさか こんな 短 期間 に 話 が できる よう に なる なんて

ホント に おかしく なかった です か ?

まあ 多少 ぎこちない けど 普通 に 会話 でき て た よ

よかった です 本当 に 頑張った ね

せっかく 旦那 様 に 教え て い ただい た もの です し

それ に …

旦那 様 の お国 の 言葉 を

素 の まま で やりとり できる よう に なり たい ん です

まあ その方 が アニメ も 自由 に 見 られる し ね

僕 の 同時 通訳 じゃ 雰囲気 台なし だ もん ね

いえ その …

いつか 旦那 様 が お国 に お 帰り に なる とき に

連れ て いって いた だけ たら と …

え ッ ?

< だまさ れる な 加納 慎一 それ は 孔明 の 罠 だ >

< も とい 僕 の ところ の 待遇 が いい から そう 言って る だけ で >

< 僕 の そば に い たい と か そういう 意味 じゃ ない >

< 変 に 期待 する な しっぺ返し を 食らう ぞ >

< あの 幼なじみ ん とき み たい に …>

< それ から 20 日 後 >

( 子供 A ) 学校 だって ? ( 子供 B ) あれ みんな 貴族 様 だ よ

あたし 達 も 行って いい って 本当 か な ?

いや ~ ッ 何 か 感無量 です

あ ッ どう し た の ?

まどか タン の 誕生日

何 それ ? 「 レンタル ☆ まどか 」 の 主人公 が

設定 で は ちょうど 今日 の 夜 7 時 に 生まれ た こと に なって る んで

は あ …

旦那 様

ミュセル ? お 弁当 お 忘れ で

ありがとう

< お 弁当 を 忘れ て 一緒 に 住 ん でる 女の子 に 届け て もらう >

< まさか 一生 の うち に 堪能 できる なんて ! >

( ペトラルカ ) シン イチ !

ペトラルカ 順調 の よう じゃ な

おかげ さま で 貴 様 は どこ まで 進 ん だ ?

え ッ ? あの … N 漢字 ドリル じゃ

妾 は もう 2 が 終わった ぞ どう じゃ 追いつけ まい →

図 に 乗る で ない ぞ ! あ ッ はい もちろん です

まあまあ ミュセル は 僕 の 世話 で 忙しく て

勉強 時間 限ら れ ちゃ って る し ね ッ

え ッ いえ …

あ ッ イッタタ …

( ペトラルカ ) 貴 様 は いつも こや つ の こと ばかり じゃ

学校 の 建設 も 許可 して やった 造る のに 軍隊 も 貸し て やった

どうして 妾 を ないがしろ に し て こや つ ばかり 構う !

ないがしろ に なんて … N ( ペトラルカ ) 黙れ ! →

こや つ に たぶらかさ れ た か た ぶら か … 何で ?

ええ い ミュセル は い

貴 様 は シン イチ の 屋敷 から 出 て いけ !

そんな … N ちょっと 待って ペトラルカ

貴 様 は 黙って おれ ! ( 兵士 A ・ B ) う わ ~ ッ !

動く な ! 抵抗 すれ ば 皇帝 の 命 は ない ぞ !

我々 は 憂 国士 団

ベイ ドゥナ で ある !

は あ ッ ?

う わ ッ

イッテテ 何 が どうして こう なって る ん でしょ う ?

さあ ね

おど えっ つ ぇっ ぷ れ れ っぷ め て ぃ うれ ー と せ の ?

陛下 ト 他 ノ 人 一緒 イイカ ?

え う えら お ー と …

今 サラ 余計 ニ 考 エル ダメ

人質 分 ケテ 見張 ル 無理

れ ご ー ぶ ぐ に ふ てる ぴ れ った

に すぐ おる ぴ え ふと

トン デモ ナイ モノ 持 チコミオッタ

あれ は 何 な の ?

すい た ふと た お ぅ おん く お よっ ど

いま る ふ ぇ び する ぺぐ ぜ

エーッ 追 イ 払 ウ … 火 ?

え ッ ? の ー ぱ え うら しが む

魔法 武器

「 駆逐 する 炎 」 だ え ッ ?

火炎 系 の 魔法 兵器 よ そういう の が ある って 聞い た

こんな 学校 な ん か 軽く 吹っ飛ば せる 代物 よ

< ミュセル の 通訳 に よる と やつ ら は 反 帝国 組織 の 中 で は >

< 資金 力 も 政治 力 も ない 少数 派 らしい >

< 「 何で こんな とてつもない 兵器 を 持って いる の か 謎 だ 」 と 語る >

< ペトラルカ の 横顔 に 僕 は 初めて 皇帝 の 威厳 を 感じ た >

ダンナ サマ !

貴 様 が 首謀 者 だ な

首謀 者 ? 一体 何 の ?

とぼける な この 忌まわしき 施設 そのもの が →

貴 様 の 罪 の 象徴 だ →

種族 の 別なく 文字 を 教え 亜 人種 と 人間 を →

同じ 部屋 で 学ば せる など 言語道断 ! →

分別 なき 若者 達 に 異 文化 を 崇拝 さ せよ う と いう の は →

許し がたい 心 の 侵略 だ !

種族 と いう 区別 は 何故 存在 する の か ?

神 の おぼしめし だ ! →

エルフ は 強い 魔力 を 持つ が 故 増え すぎ ぬ よ う 繁殖 力 が 弱い →

ドワーフ は 恐ろしい 腕力 を 持つ が 故 暴力 支配 に 走ら ぬ よ う →

小さな 体 を 与え られ た そして →

それ ら の 力 で 劣る 人間 は 支配 力 に 優れる

我々 は 亜 人種 を 統括 し 支配 する 種族 な の だ !

典型 的 な 選 民 意識 だ ね

何 だ と ?

あんた 達 は エルフ や ドワーフ の 力 を 持ち たく て も 持て ない

だから ひと くくり に し て さげすむ ん だ

彼ら の 恩恵 に どれ だけ 欲 し て いる か を 考え も せ ず に ね

そして そう する こと で 自分 達 が 偉い よう に 見せ たい ん だ

確かに だ が 国家 を つくりあげ た の は 人間 で あり

それ は 他の 種族 が 成し 得 なかった 偉業 だ ! →

その 恩恵 に あずかって いる 以上 人間 を 敬う の は 当然 !

亜 人種 は 安心 し て 暮らせ る ん だ から

おとなしく 人間 に 支配 さ れ て ろ って こと

そう だ お前 達 が 持ち込む 文化 と やら は

我々 の 祖先 が 築き あげて き た 歴史 も

そこ から くる 当然 の 権利 も 根こそぎ 否定 する

お前 は 我々 の 歴史 ある 価値 観 を 破壊 し て いる の だ →

侵略 者 だ !

我々 は 父祖 から の 文化 を 国体 を

侵略 者 の 魔 の 手 から 守ら ね ば なら ん

旦那 様 !

( アレッシオ ) 何もかも が 手遅れ に なる 前 に →

我々 は その 愚か さ を 警告 する !

しかと 受け止め られよ 皇帝 陛下 ! 旦那 様 ~ ッ !

( ペトラルカ ) 愚か 者 が そや つ は ただ の 飾り じゃ

何 だ と ? ( ペトラルカ ) ふ ふ ふ ッ

そや つ は ニッポン 国 が 雇った いわば 使い っ 走り じゃ

もちろん その 女 も な こや つ ら が 殺さ れ た ところ で →

ニッポン 国 は 痛く も かゆく も なら ない ぞ

むしろ 妾 なら 悲劇 の 英雄 に 祭り上げ て

臣民 を あおる の に 使う 平和 使節 を 虐殺 し た

あく ら つ な 憂国 士 団 を 許す な と な

チッ

あ ~ ッ !

だ と すれば 我々 の 相手 は あなた と いう こと に なり ます な

陛下 あ ッ そう じゃ な

言い たい こと が あれ ば 聞い て やろ う 話し て みよ

すいません 今 起き ます から

う うん もっと 来 て

いい から 奥 まで 入れ て

こ ッ こう で ふか ?

< これ は …>

出し て 私 に ちょうだい

何 を し て いる !

別に かゆい ところ を かい て もらって た だけ

胸 の 谷間 を ね 指輪 ない から 分か ん ない か

ふざけ た マネ し たら 即 ぶ っ 殺す から な !

ありがとう

不二子 ちゃん スタイル だ よ

どう する ん です か ?

とりあえず いつ でも 縄 が 切れる よう に する

みんな の も ね それ で ?

その先 は 未定 え ッ ?

そんなに 都合 よく いか ない よ

まあ そう です よ ね

あ ッ

美 埜 里 さん あと 10 分 待って くれ れ ば

突破 口 が 開ける か も え ッ ?

≪ ( アレッシオ ) 皇帝 に ふさわしき お方 は 他 に も おら れる →

これ 以上 ニッポン 国 の 侵略 行為 を 許す お つもり なら ば →

我々 に も それなり の 考え が ある

そう か そな た の 主張 は 分かった それ なら ば …

( ザハール ) 状況 は どう じゃ ? ガリウス 殿

( ガリウス ) 陛下 が 人質 に なって いる 以上 強行 は でき ませ ぬ

( 的場 ) 古賀 沼 くん も 何 か 考え て いる はず です

動き が あったら すぐに 対応 できる よう

万全 の 態勢 を 整え て ください

あ ッ あの ~ ッ

あ ッ 何 だ 貴 様 !

トイレ トイレ に 行か せ て ~ !

( 男 A ) ダメ だ ここ で 垂れ流せ !

漏れる ここ で 漏らし たら 部屋 中 臭く て たまら なく なる

とっとと 連れ て いけ ! →

逃げよ う と して も 無駄 だ ぞ !

止まる な とっとと 歩け !

歩け と 言って いる おい 貴 様 !

( アラーム )

貴 様 何 を し た ?

( 「 レンタル ☆ まどか 」 の オープニング 曲 が 流れる )

この 歌 は 何 だ ? 何事 だ !

動く な ! もう 呪文 詠 唱 は 終わって る

いつ でも お前 達 を 引き 裂ける ぞ

< まさか アラーム が 役立つ なんて ね まどか タン ありがとう >

( アレッシオ ) ハッタリ だ 魔力 は 出 て い ない

僕 は 異 世界 人 だ よ

こっち の 世界 の 魔力 探知 に は 引っかから ない

殺せ ! 皇帝 陛下 が いる 以上

大きな 魔法 は 使え ない はず !

< 意外に 頭 の 回転 速い ! >

≪ ( 男 B ) う わ ッ !

≪ ( アレッシオ ) 貴 様 !

大丈夫 ? 助かり まし た

その 女 を 殺せ ! しかし この 男 に は 未知 の 魔法 が !

ちなみに 僕 の 魔力 は 53 万 です

≪ ( 男 C ) バカ な … N おのれ …

貴 様 !

ティフ ムロッツェ !

全軍 突撃 !

おのれ こう なったら …

い ー まる ふ ぇ ぴ する ぺぐ ぜ !

( ペトラルカ ) しまった ! 陛下 …

あの 兵器 は 一 度 稼働 し 始め たら もう …

誰 も 止める こと は でき ない

何 だ これ は ?

貴 様 今 何 を … それ は 一体 ?

人間 界 の 便利 アイテム 消火 器 だ よ

< 消え て よかった ~>

ショー カキ 何という 恐ろしい 武器 …

侵略 者 の 言いなり に なる やつ に

皇帝 の 資格 は ない !

陛下 !

な ッ … ミュセル !

ミュセル !

ミュセル …

( ペトラルカ ) なぜ お前 が …

妾 は お前 を …

なのに なぜ じゃ ?

分かり ませ ん

でも 旦那 様 の 漫画 を

信じ て み たく て …

漫画 ?

身分 の 違う 人 同士

いつか

分かり 合え る って …

ミュセル バカ か お前 は バカ か !

誰 か 誰 か 早う 早う この 者 を 医者 に !

は ッ !

死ぬ な ミュセル 死ぬ こと は 妾 が 許さ ん ! →

命令 じゃ ミュセル !

♪♪~

( 的場 ) 深手 を 負って しまった よう だ が →

何と して も 元気 に なって もらわ なけ れ ば →

番組 の オアシス 的 存在 だった 彼女 に もしも の こと が あれ ば →

いや それ より 何より 私 は …→

私 は あの 首 リボン の 下 に 見え隠れ する 鎖骨 に →

ひそか に 癒 や さ れ て い た の だ

あの … N ( 的場 ) どう し た ? 古賀 沼 くん

元気 みたい な ん です けど …


Outbreak Company Episode 3

< ( 慎一 ) エル ダント 帝国 に 来 て から 1 ヵ 月 あまり > しんいち|||ていこく||らい||||つき|

< 的場 さん に 頼 ん で あった 発電 所 と 学校 が もう じき 完成 する > まとば|||たの||||はつでん|しょ||がっこう||||かんせい|

( ミュセル ) わ あ ッ

あそこ に 学校 と いう もの が できる の です ね ||がっこう||||||||

そう そこ で たくさん の 人 に 日本 の 文化 を 知って ほしい ん だ |||||じん||にっぽん||ぶんか||しって|||

身分 と か 関係なく … みぶん|||かんけいなく

( ペトラルカ ) シン イチ ! ||いち

♪♪~

( ペトラルカ ) 捜し た ぞ 今日 は 勉強 会 ない 日 じゃ |さがし|||きょう||べんきょう|かい||ひ|

なければ 来 て は いか ん の か ? |らい||||||

いえいえ そんな こと は …\ N ならば よし

ふ ふん 漢字 ? ||かんじ

すごい !

≪ ( ペトラルカ ) 妾 の 聡明 さ に 恐れ入る が よい わ |めかけ||そうめい|||おそれいる|||

いや マジ で ビックリ だ よ メイド ふ ぜ い に は 負け られ ぬ |||びっくり|||||||||まけ||

え ッ あ ッ いえ その …

ちょうど よい どちら が より 習得 し て おる か 勝負 じゃ ! |||||しゅうとく|||||しょうぶ|

え ッ ? ちょ っ … ペトラルカ ?

ナマ ムギ ナマ ゴメ ナマ タマゴ ! なま||なま||なま|たまご

はい ? ナマ ムギ ナマ ゴメ ナマ タマゴ ! |なま||なま||なま|たまご

ほれ やって みよ はい

ナマムゴ …

ふん ッ

( 美 埜 里 ) 慎一 くん ? あ ッ び|の|さと|しんいち|||

陛下 まで … どう し た の ? 美 埜 里 さん こそ その 格好 へいか||||||び|の|さと||||かっこう

いや これ が 本来 の 仕事 着 な ん だ けど … |||ほんらい||しごと|ちゃく||||

あ ッ 胸 を ガン 見 し ない よう に ||むね||がん|み||||

ああ すいません

シン イチ は 胸 の 大きい 女 が 好み な の か ? |いち||むね||おおきい|おんな||よしみ|||

え ッ ? まあ 巨乳 は これ 以上 ない キャラ の アピール ポイント だ し ね |||きょにゅう|||いじょう||||あぴーる|ぽいんと|||

キャラ と か 言う な ふん ッ |||いう|||

ただ 胸 の 肉 が 余計 に つい て いる だけ で は ない か |むね||にく||よけい|||||||||

え ッ ? あ ッ いや 小さ め の 胸 に は |||||ちいさ|||むね||

小さ め の 胸 の よ さ と いう もの が あって だ ね ちいさ|||むね||||||||||

控えめ な 主張 は 清純 な つぼみ の ごとし ひかえめ||しゅちょう||せいじゅん||||

それ が さらけださ れる とき の 倒 錯的 な エロス は … ||||||たお|さくてき|||

え ッ ?

エル ダント で なかったら セクハラ で 訴え られ てるよ ||||せくはら||うったえ||

え ッ ? シン イチ は 実に スケベエ じゃ な |||いち||じつに|||

違う 僕 は 別に … ちがう|ぼく||べつに

しかも やたら 許容 範囲 が 広い と みえる ||きょよう|はんい||ひろい||

きちんと 見張って おか ね ば いつ 使用人 に 手 を 出し て |みはって|||||しよう にん||て||だし|

はらま せる か は ッ は ら ッ ? 出さ ない よ ! ||||||||ださ||

つか 女の子 が はらま せる と か 言っちゃ ダメ ! |おんなのこ||||||いっちゃ|だめ

は いはい

( アレッシオ ) ふ ッ

< そして 洋館 で いつも の 勉強 会 > |ようかん||||べんきょう|かい

< 相変わらず この 感じ で 加え て 貴族 の 子 が 20 人 > あいかわらず||かんじ||くわえ||きぞく||こ||じん

< でも 学校 が でき たら 亜 人種 の 子 達 も …> |がっこう||||あ|じんしゅ||こ|さとる|

( 慎一 が せきばらい を する ) しんいち||||

「 駆逐 して やる 1 匹 残ら ず ! 」 くちく|||ひき|のこら|

もう みんな 帰っちゃ っ た よ ||かえっちゃ|||

妾 と 2 人 は イヤ か ? めかけ||じん||いや|

あ ッ そんな こと ない けど …

では もう 少し 妾 と 話せ ||すこし|めかけ||はなせ

あ ッ は い

≪ ( ペトラルカ ) 汝 は この 漫画 が 好き な ん じゃ な |なんじ|||まんが||すき||||

は あ …

初めて じゃ 汝 の よう な やつ は はじめて||なんじ|||||

え ッ ? 伝道 師 や 宣教師 は ||でんどう|し||せんきょうし|

誰 も 彼 も 下心 丸出し じゃ った → だれ||かれ||したごころ|まるだし||

我が国 に 取り 入って 金 や 名声 を 得よ う と する わがくに||とり|はいって|きむ||めいせい||えよ|||

汝 は 本当 に 楽し そう で よい なんじ||ほんとう||たのし|||

そう かな ?

妾 は な シン イチ めかけ||||いち

誰 か と 一緒 に い て 楽しい と 思った の は だれ|||いっしょ||||たのしい||おもった||

生まれて 初めて じゃ うまれて|はじめて|

ペトラルカ …\ N うん ?

僕 も この 世界 に 来 た の が 楽しく なって き てる よ ぼく|||せかい||らい||||たのしく||||

ペトラルカ や ミュセル に 会え て … ||||あえ|

ペトラルカ ? 帰る |かえる

え ッ ? この あ ほう が !

青春 だ ね 美 埜 里 さん せいしゅん|||び|の|さと|

君 自分 が し てる こと 分かって る ? きみ|じぶん|||||わかって|

え ッ ? あ ッ いや 何も 見 て ない で す 何も |||||なにも|み|||||なにも

そう じゃ なく て ここ は バリバリ の 封建 社会 だ よ ||||||ばりばり||ほうけん|しゃかい||

自由 平等 なんて 受け入れ られ ない から じゆう|びょうどう||うけいれ|||

今 は 目新しい の と いまひとつ 理解 し て ない から いま||めあたらしい||||りかい||||

エル ダント 帝国 側 も 容認 し て くれ てる けど ||ていこく|がわ||よう にん|||||

君 は エル ダント 帝国 の 体制 そのもの を 否定 する きみ||||ていこく||たいせい|その もの||ひてい|

教育 機関 を つくろう と して る ん だ よ きょういく|きかん||||||||

分かって ます よ 僕 なり に わきまえ てる つもり です わかって|||ぼく||||||

だったら いい けど じゃあ

さあ 始めよ う か |はじめよ||

あの 旦那 様 |だんな|さま

少し だけ 指輪 を 外し て いただけ ませ ん か ? すこし||ゆびわ||はずし|||||

何で ? お 願い し ます なんで||ねがい||

ちょっと で いい です から

はい どう する の ?

て 言って も 通じ ない か … |いって||つうじ||

ダンナ サマ

私 ハ わたくし|

アナタノ シモベ

何 デモ 言 イナリ ダヨ なん|でも|げん||

ドウデスカ 正 シイ ? |せい|しい

ウン 正 シイ 正 シイヨ |せい|しい|せい|

アリ ガト ゴザイマス ! あり||

すごい ね まさか こんな 短 期間 に 話 が できる よう に なる なんて ||||みじか|きかん||はなし||||||

ホント に おかしく なかった です か ? ほんと|||||

まあ 多少 ぎこちない けど 普通 に 会話 でき て た よ |たしょう|||ふつう||かいわ||||

よかった です 本当 に 頑張った ね ||ほんとう||がんばった|

せっかく 旦那 様 に 教え て い ただい た もの です し |だんな|さま||おしえ|||||||

それ に …

旦那 様 の お国 の 言葉 を だんな|さま||おくに||ことば|

素 の まま で やりとり できる よう に なり たい ん です そ|||||||||||

まあ その方 が アニメ も 自由 に 見 られる し ね |そのほう||あにめ||じゆう||み|||

僕 の 同時 通訳 じゃ 雰囲気 台なし だ もん ね ぼく||どうじ|つうやく||ふんいき|だいなし|||

いえ その …

いつか 旦那 様 が お国 に お 帰り に なる とき に |だんな|さま||おくに|||かえり||||

連れ て いって いた だけ たら と … つれ||||||

え ッ ?

< だまさ れる な 加納 慎一 それ は 孔明 の 罠 だ > |||かのう|しんいち|||こうめい||わな|

< も とい 僕 の ところ の 待遇 が いい から そう 言って る だけ で > ||ぼく||||たいぐう|||||いって|||

< 僕 の そば に い たい と か そういう 意味 じゃ ない > ぼく|||||||||いみ||

< 変 に 期待 する な しっぺ返し を 食らう ぞ > へん||きたい|||しっぺがえし||くらう|

< あの 幼なじみ ん とき み たい に …> |おさななじみ|||||

< それ から 20 日 後 > ||ひ|あと

( 子供 A ) 学校 だって ? ( 子供 B ) あれ みんな 貴族 様 だ よ こども||がっこう||こども||||きぞく|さま||

あたし 達 も 行って いい って 本当 か な ? |さとる||おこなって|||ほんとう||

いや ~ ッ 何 か 感無量 です ||なん||かんむりょう|

あ ッ どう し た の ?

まどか タン の 誕生日 |||たんじょうび

何 それ ? 「 レンタル ☆ まどか 」 の 主人公 が なん||れんたる|||しゅじんこう|

設定 で は ちょうど 今日 の 夜 7 時 に 生まれ た こと に なって る んで せってい||||きょう||よ|じ||うまれ||||||

は あ …

旦那 様 だんな|さま

ミュセル ? お 弁当 お 忘れ で ||べんとう||わすれ|

ありがとう

< お 弁当 を 忘れ て 一緒 に 住 ん でる 女の子 に 届け て もらう > |べんとう||わすれ||いっしょ||じゅう|||おんなのこ||とどけ||

< まさか 一生 の うち に 堪能 できる なんて ! > |いっしょう||||たんのう||

( ペトラルカ ) シン イチ ! ||いち

ペトラルカ 順調 の よう じゃ な |じゅんちょう||||

おかげ さま で 貴 様 は どこ まで 進 ん だ ? |||とうと|さま||||すすむ||

え ッ ? あの …\ N 漢字 ドリル じゃ ||||かんじ|どりる|

妾 は もう 2 が 終わった ぞ どう じゃ 追いつけ まい → めかけ||||おわった||||おいつけ|

図 に 乗る で ない ぞ ! あ ッ はい もちろん です ず||のる||||||||

まあまあ ミュセル は 僕 の 世話 で 忙しく て |||ぼく||せわ||いそがしく|

勉強 時間 限ら れ ちゃ って る し ね ッ べんきょう|じかん|かぎら|||||||

え ッ いえ …

あ ッ イッタタ …

( ペトラルカ ) 貴 様 は いつも こや つ の こと ばかり じゃ |とうと|さま||||||||

学校 の 建設 も 許可 して やった 造る のに 軍隊 も 貸し て やった がっこう||けんせつ||きょか|||つくる||ぐんたい||かし||

どうして 妾 を ないがしろ に し て こや つ ばかり 構う ! |めかけ|||||||||かまう

ないがしろ に なんて …\ N ( ペトラルカ ) 黙れ ! → |||||だまれ

こや つ に たぶらかさ れ た か た ぶら か … 何で ? ||||||||||なんで

ええ い ミュセル は い

貴 様 は シン イチ の 屋敷 から 出 て いけ ! とうと|さま|||いち||やしき||だ||

そんな …\ N ちょっと 待って ペトラルカ |||まって|

貴 様 は 黙って おれ ! ( 兵士 A ・ B ) う わ ~ ッ ! とうと|さま||だまって||へいし|||||

動く な ! 抵抗 すれ ば 皇帝 の 命 は ない ぞ ! うごく||ていこう|||こうてい||いのち|||

我々 は 憂 国士 団 われわれ||ゆう|こくし|だん

ベイ ドゥナ で ある ! べい|||

は あ ッ ?

う わ ッ

イッテテ 何 が どうして こう なって る ん でしょ う ? |なん||||||||

さあ ね

おど えっ つ ぇっ ぷ れ れ っぷ め て ぃ うれ ー と せ の ? ||||||||||||-|||

陛下 ト 他 ノ 人 一緒 イイカ ? へいか||た||じん|いっしょ|

え う えら お ー と … ||||-|

今 サラ 余計 ニ 考 エル ダメ いま||よけい||こう||だめ

人質 分 ケテ 見張 ル 無理 ひとじち|ぶん||みは||むり

れ ご ー ぶ ぐ に ふ てる ぴ れ った ||-||||||||

に すぐ おる ぴ え ふと

トン デモ ナイ モノ 持 チコミオッタ とん|でも||もの|じ|

あれ は 何 な の ? ||なん||

すい た ふと た お ぅ おん く お よっ ど

いま る ふ ぇ び する ぺぐ ぜ

エーッ 追 イ 払 ウ … 火 ? |つい||はら||ひ

え ッ ? の ー ぱ え うら しが む |||-|||||

魔法 武器 まほう|ぶき

「 駆逐 する 炎 」 だ え ッ ? くちく||えん|||

火炎 系 の 魔法 兵器 よ そういう の が ある って 聞い た かえん|けい||まほう|へいき|||||||ききい|

こんな 学校 な ん か 軽く 吹っ飛ば せる 代物 よ |がっこう||||かるく|ふっとば||しろもの|

< ミュセル の 通訳 に よる と やつ ら は 反 帝国 組織 の 中 で は > ||つうやく|||||||はん|ていこく|そしき||なか||

< 資金 力 も 政治 力 も ない 少数 派 らしい > しきん|ちから||せいじ|ちから|||しょうすう|は|

< 「 何で こんな とてつもない 兵器 を 持って いる の か 謎 だ 」 と 語る > なんで|||へいき||もって||||なぞ|||かたる

< ペトラルカ の 横顔 に 僕 は 初めて 皇帝 の 威厳 を 感じ た > ||よこがお||ぼく||はじめて|こうてい||いげん||かんじ|

ダンナ サマ !

貴 様 が 首謀 者 だ な とうと|さま||しゅぼう|もの||

首謀 者 ? 一体 何 の ? しゅぼう|もの|いったい|なん|

とぼける な この 忌まわしき 施設 そのもの が → |||いまわしき|しせつ|その もの|

貴 様 の 罪 の 象徴 だ → とうと|さま||ざい||しょうちょう|

種族 の 別なく 文字 を 教え 亜 人種 と 人間 を → しゅぞく||わりなく|もじ||おしえ|あ|じんしゅ||にんげん|

同じ 部屋 で 学ば せる など 言語道断 ! → おなじ|へや||まなば|||ごんごどうだん

分別 なき 若者 達 に 異 文化 を 崇拝 さ せよ う と いう の は → ぶんべつ||わかもの|さとる||い|ぶんか||すうはい|||||||

許し がたい 心 の 侵略 だ ! ゆるし||こころ||しんりゃく|

種族 と いう 区別 は 何故 存在 する の か ? しゅぞく|||くべつ||なぜ|そんざい|||

神 の おぼしめし だ ! → かみ|||

エルフ は 強い 魔力 を 持つ が 故 増え すぎ ぬ よ う 繁殖 力 が 弱い → ||つよい|まりょく||もつ||こ|ふえ|||||はんしょく|ちから||よわい

ドワーフ は 恐ろしい 腕力 を 持つ が 故 暴力 支配 に 走ら ぬ よ う → ||おそろしい|わんりょく||もつ||こ|ぼうりょく|しはい||はしら|||

小さな 体 を 与え られ た そして → ちいさな|からだ||あたえ|||

それ ら の 力 で 劣る 人間 は 支配 力 に 優れる |||ちから||おとる|にんげん||しはい|ちから||すぐれる

我々 は 亜 人種 を 統括 し 支配 する 種族 な の だ ! われわれ||あ|じんしゅ||とうかつ||しはい||しゅぞく|||

典型 的 な 選 民 意識 だ ね てんけい|てき||せん|たみ|いしき||

何 だ と ? なん||

あんた 達 は エルフ や ドワーフ の 力 を 持ち たく て も 持て ない |さとる||||||ちから||もち||||もて|

だから ひと くくり に し て さげすむ ん だ

彼ら の 恩恵 に どれ だけ 欲 し て いる か を 考え も せ ず に ね かれら||おんけい||||よく||||||かんがえ|||||

そして そう する こと で 自分 達 が 偉い よう に 見せ たい ん だ |||||じぶん|さとる||えらい|||みせ|||

確かに だ が 国家 を つくりあげ た の は 人間 で あり たしかに|||こっか||||||にんげん||

それ は 他の 種族 が 成し 得 なかった 偉業 だ ! → ||たの|しゅぞく||なし|とく||いぎょう|

その 恩恵 に あずかって いる 以上 人間 を 敬う の は 当然 ! |おんけい||||いじょう|にんげん||うやまう|||とうぜん

亜 人種 は 安心 し て 暮らせ る ん だ から あ|じんしゅ||あんしん|||くらせ||||

おとなしく 人間 に 支配 さ れ て ろ って こと |にんげん||しはい||||||

そう だ お前 達 が 持ち込む 文化 と やら は ||おまえ|さとる||もちこむ|ぶんか|||

我々 の 祖先 が 築き あげて き た 歴史 も われわれ||そせん||きずき||||れきし|

そこ から くる 当然 の 権利 も 根こそぎ 否定 する |||とうぜん||けんり||ねこそぎ|ひてい|

お前 は 我々 の 歴史 ある 価値 観 を 破壊 し て いる の だ → おまえ||われわれ||れきし||かち|かん||はかい|||||

侵略 者 だ ! しんりゃく|もの|

我々 は 父祖 から の 文化 を 国体 を われわれ||ふそ|||ぶんか||こくたい|

侵略 者 の 魔 の 手 から 守ら ね ば なら ん しんりゃく|もの||ま||て||まもら||||

旦那 様 ! だんな|さま

( アレッシオ ) 何もかも が 手遅れ に なる 前 に → |なにもかも||ておくれ|||ぜん|

我々 は その 愚か さ を 警告 する ! われわれ|||おろか|||けいこく|

しかと 受け止め られよ 皇帝 陛下 ! 旦那 様 ~ ッ ! |うけとめ||こうてい|へいか|だんな|さま|

( ペトラルカ ) 愚か 者 が そや つ は ただ の 飾り じゃ |おろか|もの|||||||かざり|

何 だ と ? ( ペトラルカ ) ふ ふ ふ ッ なん|||||||

そや つ は ニッポン 国 が 雇った いわば 使い っ 走り じゃ |||にっぽん|くに||やとった||つかい||はしり|

もちろん その 女 も な こや つ ら が 殺さ れ た ところ で → ||おんな|||||||ころさ||||

ニッポン 国 は 痛く も かゆく も なら ない ぞ にっぽん|くに||いたく||||||

むしろ 妾 なら 悲劇 の 英雄 に 祭り上げ て |めかけ||ひげき||えいゆう||まつりあげ|

臣民 を あおる の に 使う 平和 使節 を 虐殺 し た しんみん|||||つかう|へいわ|しせつ||ぎゃくさつ||

あく ら つ な 憂国 士 団 を 許す な と な ||||ゆうこく|し|だん||ゆるす|||

チッ

あ ~ ッ !

だ と すれば 我々 の 相手 は あなた と いう こと に なり ます な |||われわれ||あいて|||||||||

陛下 あ ッ そう じゃ な へいか|||||

言い たい こと が あれ ば 聞い て やろ う 話し て みよ いい||||||ききい||||はなし||

すいません 今 起き ます から |いま|おき||

う うん もっと 来 て |||らい|

いい から 奥 まで 入れ て ||おく||いれ|

こ ッ こう で ふか ?

< これ は …>

出し て 私 に ちょうだい だし||わたくし||

何 を し て いる ! なん||||

別に かゆい ところ を かい て もらって た だけ べつに||||||||

胸 の 谷間 を ね 指輪 ない から 分か ん ない か むね||たにま|||ゆびわ|||わか|||

ふざけ た マネ し たら 即 ぶ っ 殺す から な ! ||まね|||そく|||ころす||

ありがとう

不二子 ちゃん スタイル だ よ ふじこ||すたいる||

どう する ん です か ?

とりあえず いつ でも 縄 が 切れる よう に する |||なわ||きれる|||

みんな の も ね それ で ?

その先 は 未定 え ッ ? そのさき||みてい||

そんなに 都合 よく いか ない よ |つごう||||

まあ そう です よ ね

あ ッ

美 埜 里 さん あと 10 分 待って くれ れ ば び|の|さと|||ぶん|まって|||

突破 口 が 開ける か も え ッ ? とっぱ|くち||あける||||

≪ ( アレッシオ ) 皇帝 に ふさわしき お方 は 他 に も おら れる → |こうてい|||おかた||た||||

これ 以上 ニッポン 国 の 侵略 行為 を 許す お つもり なら ば → |いじょう|にっぽん|くに||しんりゃく|こうい||ゆるす||||

我々 に も それなり の 考え が ある われわれ|||||かんがえ||

そう か そな た の 主張 は 分かった それ なら ば … |||||しゅちょう||わかった|||

( ザハール ) 状況 は どう じゃ ? ガリウス 殿 |じょうきょう|||||しんがり

( ガリウス ) 陛下 が 人質 に なって いる 以上 強行 は でき ませ ぬ |へいか||ひとじち||||いじょう|きょうこう||||

( 的場 ) 古賀 沼 くん も 何 か 考え て いる はず です まとば|こが|ぬま|||なん||かんがえ||||

動き が あったら すぐに 対応 できる よう うごき||||たいおう||

万全 の 態勢 を 整え て ください ばんぜん||たいせい||ととのえ||

あ ッ あの ~ ッ

あ ッ 何 だ 貴 様 ! ||なん||とうと|さま

トイレ トイレ に 行か せ て ~ ! といれ|といれ||いか||

( 男 A ) ダメ だ ここ で 垂れ流せ ! おとこ||だめ||||たれながせ

漏れる ここ で 漏らし たら 部屋 中 臭く て たまら なく なる もれる|||もらし||へや|なか|くさく||||

とっとと 連れ て いけ ! → |つれ||

逃げよ う と して も 無駄 だ ぞ ! にげよ|||||むだ||

止まる な とっとと 歩け ! とまる|||あるけ

歩け と 言って いる おい 貴 様 ! あるけ||いって|||とうと|さま

( アラーム )

貴 様 何 を し た ? とうと|さま|なん|||

( 「 レンタル ☆ まどか 」 の オープニング 曲 が 流れる ) れんたる||||きょく||ながれる

この 歌 は 何 だ ? 何事 だ ! |うた||なん||なにごと|

動く な ! もう 呪文 詠 唱 は 終わって る うごく|||じゅもん|よ|しょう||おわって|

いつ でも お前 達 を 引き 裂ける ぞ ||おまえ|さとる||ひき|さける|

< まさか アラーム が 役立つ なんて ね まどか タン ありがとう > |||やくだつ|||||

( アレッシオ ) ハッタリ だ 魔力 は 出 て い ない |||まりょく||だ|||

僕 は 異 世界 人 だ よ ぼく||い|せかい|じん||

こっち の 世界 の 魔力 探知 に は 引っかから ない ||せかい||まりょく|たんち|||ひっかから|

殺せ ! 皇帝 陛下 が いる 以上 ころせ|こうてい|へいか|||いじょう

大きな 魔法 は 使え ない はず ! おおきな|まほう||つかえ||

< 意外に 頭 の 回転 速い ! > いがいに|あたま||かいてん|はやい

≪ ( 男 B ) う わ ッ ! おとこ||||

≪ ( アレッシオ ) 貴 様 ! |とうと|さま

大丈夫 ? 助かり まし た だいじょうぶ|たすかり||

その 女 を 殺せ ! しかし この 男 に は 未知 の 魔法 が ! |おんな||ころせ|||おとこ|||みち||まほう|

ちなみに 僕 の 魔力 は 53 万 です |ぼく||まりょく||よろず|

≪ ( 男 C ) バカ な …\ N おのれ … おとこ||ばか|||

貴 様 ! とうと|さま

ティフ ムロッツェ !

全軍 突撃 ! ぜんぐん|とつげき

おのれ こう なったら …

い ー まる ふ ぇ ぴ する ぺぐ ぜ ! |-|||||||

( ペトラルカ ) しまった ! 陛下 … ||へいか

あの 兵器 は 一 度 稼働 し 始め たら もう … |へいき||ひと|たび|かどう||はじめ||

誰 も 止める こと は でき ない だれ||とどめる||||

何 だ これ は ? なん|||

貴 様 今 何 を … それ は 一体 ? とうと|さま|いま|なん||||いったい

人間 界 の 便利 アイテム 消火 器 だ よ にんげん|かい||べんり|あいてむ|しょうか|うつわ||

< 消え て よかった ~> きえ||

ショー カキ 何という 恐ろしい 武器 … しょー|かき|なんという|おそろしい|ぶき

侵略 者 の 言いなり に なる やつ に しんりゃく|もの||いいなり||||

皇帝 の 資格 は ない ! こうてい||しかく||

陛下 ! へいか

な ッ … ミュセル !

ミュセル !

ミュセル …

( ペトラルカ ) なぜ お前 が … ||おまえ|

妾 は お前 を … めかけ||おまえ|

なのに なぜ じゃ ?

分かり ませ ん わかり||

でも 旦那 様 の 漫画 を |だんな|さま||まんが|

信じ て み たく て … しんじ||||

漫画 ? まんが

身分 の 違う 人 同士 みぶん||ちがう|じん|どうし

いつか

分かり 合え る って … わかり|あえ||

ミュセル バカ か お前 は バカ か ! |ばか||おまえ||ばか|

誰 か 誰 か 早う 早う この 者 を 医者 に ! だれ||だれ||はやう|はやう||もの||いしゃ|

は ッ !

死ぬ な ミュセル 死ぬ こと は 妾 が 許さ ん ! → しぬ|||しぬ|||めかけ||ゆるさ|

命令 じゃ ミュセル ! めいれい||

♪♪~

( 的場 ) 深手 を 負って しまった よう だ が → まとば|ふかで||おって||||

何と して も 元気 に なって もらわ なけ れ ば → なんと|||げんき||||||

番組 の オアシス 的 存在 だった 彼女 に もしも の こと が あれ ば → ばんぐみ||おあしす|てき|そんざい||かのじょ|||||||

いや それ より 何より 私 は …→ |||なにより|わたくし|

私 は あの 首 リボン の 下 に 見え隠れ する 鎖骨 に → わたくし|||くび|りぼん||した||みえがくれ||さこつ|

ひそか に 癒 や さ れ て い た の だ ||いや||||||||

あの …\ N ( 的場 ) どう し た ? 古賀 沼 くん ||まとば||||こが|ぬま|

元気 みたい な ん です けど … げんき|||||