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ヴァイオレット・エヴァーガーデン, Violet Evergarden Episode 5

( ホッジンズ ) 失礼 し ます

( 将官 )1 杯 やる か ね ?

( ホッジンズ ) いえ 今 は

( 将官 ) そう か

まあ 君 は もう 軍 の 人間 で は なく 民間 の 会社 経営 者 だ から な

だいぶ 繁盛 して る そう じゃ ない か

( ホッジンズ ) おかげ さま で

( 将官 ) だ が それ も 再び 戦争 が 始まったら ―

どう なる かな ?

( ホッジンズ ) 北側 と ? ( 将官 ) そうだ

ガルダリク 帝国 に 率い られた 北部 同盟 諸国 の 中 に は

和平 に 納得 でき ない 勢力 が いる

( 将官 ) ドロッセル の 公開 恋文 は 知っている な ?

( ホッジンズ ) ドロッセル は 我々 南部 連合 の 一員 でした ね

( 将官 ) そうだ

ドロッセル と フリューゲル

敵対 した 勢力 同士 が 幸せな 婚姻 を 結ぶ

これ は 戦争 が 終わった こと を 周辺 諸国 に 告げる ―

明確な 儀式 な のだ よ

( ヴァイオレット ) 社長

では 行って まいり ます

( ホッジンズ ) ヴァイオレット ちゃん

今回 の は 大変な 仕事 だ と 思う けど ―

ここ 数 カ月 で たくさんの 依頼 を こなして きた から ―

自信 を 持って行って おいで

( 兵士 ) こちら が 王宮 です

では

良い 手紙 を

( アルベルタ ) CH 郵便 社 ―

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン 様

シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 王女 殿下 に ―

ご 謁見 で ございます

( ヴァイオレット ) お初 に お目にかかり ます

お 客 様 が お 望み なら どこ でも 駆けつけ ます

自動 手記 人形 サービス

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン です

姫 ( アルベルタ ) 姫 謁見 が ある と 先日 お 伝え した はずです

( シャルロッテ ) 何 ? 代筆 屋 が 来た の ?

お初 に お目にかかり ます

自動 手記 人形 サービス

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン です

わたくし は シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル

隣国 フリューゲル の 王子

ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル と 婚姻 する 予定 です

お前 に は 公開 恋文 の 代筆 を して もらい ます

姫 ! 格調 高く おっしゃって いて も ―

その お 姿 で は 台なしで ございます

( アルベルタ ) 公開 恋文 は ―

いかに 美しい 文章 で 恋 を つづる か

人々 に 2 人 の 婚姻 は すばらしい もの だ と ―

思わ せ られる の か

( シャルロッテ ) 代筆 屋

すべて は お前 の 腕 に かかって い ます

心得て おり ます

ご 期待 を 裏切ら ない 働き を いたし ます

何だか 人 と 話して いる 気 が し ない わ ね

お前 本当に 人形 みたいだ わ

時に 代筆 屋 年 は いく つ な の ?

( ヴァイオレット ) 申し訳 ございませ ん

孤児 な ので 自分 の 正しい 年齢 が 分かり ませ ん

ですが 大体 14 歳 ぐらい だろう と 聞か さ れて おり ます

悪かった わ

謝罪 を 受け入れて くれる かしら ? 代筆 屋

お 気遣い なく

年齢 に 何 か 問題 が あり ます でしょう か ?

( シャルロッテ ) いいえ 年 の 近い 者 の 感覚 が 知り たい の

その … 年上 の 男性 って 何 歳 まで あり だ と 思う ?

あり ?

“ 恋愛 対象 と して 見 られる か ” と 姫 様 は 聞いて おら れ ます

恋愛 は した こと が あり ませ ん

しかし 古今東西 の 文献 に あたり 統計 的に 分析 は して おり ます

それ から 判断 すれば

年 の 離れた 夫婦 や 恋人 は たくさん い ます

世間 的に いえば 特に 年齢 の 垣根 は ない ので は ?

( シャルロッテ )10 も 年上 でも ?

ダミアン 王子 は 24 歳 な のです

問題 ない と 思わ れ ます

愛 が なくて も ?

( シャルロッテ ) どう な の ?

“ 愛 ” と いう こと に ついて 考えて おり ます

愛 も 愛 が ない 結婚 も

現 時点 で は 十分な 情報 と 理解 が 足り ず

返答 でき ませ ん

何 な の ? お前 は !

今 まで どんなふうに 生きて きた の よ !

会話 が うまく 成り立た ない じゃ ない

わたくし より お前 の 今後 の ほう が 心配 よ

それ と もう 少し 表情 豊かに 話せ ない の ?

( ヴァイオレット ) 少々 お 待ち ください ませ

あっ …

( ヴァイオレット ) 書け ました

“ ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル 様 ”

“ わたくし が その お 名前 を 言葉 に する だけ でも ―”

“ こうして 文字 と して 表す だけ でも 心 が 震える と 言ったら ―”

“ あなた は どう 思う のでしょう か ?”

“ わたくし は この 花 の 都 から ―”

“ あらゆる 事柄 に あなた を 結びつけて ―”

“ ため息 を もらす 毎日 な のです ”

“ 例えば それ は 夜空 に 浮かぶ 月 を 見上げた とき ”

“ わたくし は 欠けた 月 を ―”

“ ひらり と 舞い 落ちる 花弁 の ようだ と 思い ます ”

“ そして 次に こう 考える のです ”

“ あなた は 同じ もの を 見て 何 を 思う の かしら と ”

指定 どおり 月 と 花 が 入って い ます ね

お前 恋文 うまい じゃ ない の

ねえ

はい

( ホッジンズ ) おお “ 両 国 の 婚姻 近し ” か

どうやら うまく いき そうだ な

( 伝令 兵 )“ 白 椿 ( しろ つばき ) の 城 で その 美し さ を たたえ られる ―”

“ シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 様 ”

“ 私 の 恋 の 物語 であり ―”

“ 情熱 の 対象 である あなた に ついて は せる 思い は ―”

“ 情熱 の 対象 である あなた に ついて は せる 思い は ―”

( 人々 が ざわめく 音 )

( 人々 が ざわめく 音 )

( 人々 が ざわめく 音 )

“ あふれ ん ばかりです ”

“ あふれ ん ばかりです ”

“ 私 は 早く 私 の あなた に 触れ たい と 思って い ます ”

失礼 いたし ます

( ドア が 閉まる 音 )

うん さすが に 美麗 な 文章 です ね

ん っ !

( ドア が 閉まる 音 )

恥じらって いらっしゃる のでしょう か ?

( アルベルタ ) いいえ

あの 泣き 方 は そういう もの で は あり ませ ん ね

思いどおりに いか ない とき に 見せる 泣き顔 です

姫 の こと は

お 妃 ( きさき ) 様 の お腹 の 中 に いる ころ から 存じて おり ます

姫 お 隠れ に なって も どこ に いる の か すぐに 分かり ます よ

姫 わたくし が 嫁ぎ 先 の お 母 様 でしたら 今 の は 減点 です ね 姫 は 感情 的に なる と ご 自身 の 立場 を お 忘れ に なら れる

フリューゲル に 嫁が れれば この アルベルタ は い ない のです よ

( シャルロッテ ) どうして そんな こと 言う の ?

わたくし は 宮廷 女官 です

わたくし の 身 は 王宮 の もの であって

シャルロッテ 様 の もの で は ない のです

お前 は わたくし の もの よ !

お前 が 母上 の 腹 から わたくし を 取り上げて

お前 が わたくし を 育てた の よ !

少なくとも …

わたくし は お前 の もの だ わ !

もう イヤ …

手紙 も お前 も 何もかも …

出て 行って !

出て 行って よ !

いいえ お そば に おり ます

( シャルロッテ の 泣き声 )

( ヴァイオレット ) シャルロッテ 様

次の 手紙 は いかが いたし ます か ?

( シャルロッテ ) 何 か もう どう で も いい わ

いい から 好きな こと 書いて おいて

どうせ あっ ち も ドール が 書いて る んだ し

ダミアン 王子 は お 忙しい 方 だ から ―

手紙 を 読んで すら いらっしゃら ない わ よ

何 を 書いた って 同じだ わ

シャルロッテ 様 は

あちら の お 返事 に 満足 さ れて い ない ようです ね

そう いう わけじゃ ない わ ただ …

わたくし が 一 度 だけ お 会い した ダミアン 様 は ―

あんな 言葉 を 使う 方 で は ない の

ねえ

今 だけ ドロッセル の 王女 を やめて も いい かしら ?

ヴァイオレット あなた も 今 だけ は ドール を やめて ―

ありのままの 姿 で 私 の 話 を 聞いて

ただ 聞いて くれる だけ で いい の

はい

( シャルロッテ ) わたくし が 10 歳 に なる 日 ―

ドロッセル で は 盛大な 宴 ( うた げ ) が 開か れた の

王族 は 10 歳 に なれば もう 結婚 の 対象

会う 相手 会う 相手 すべて が 見合い の 相手

誕生日 を 祝わ れて る 気 が 全く し なかった わ

わたくし の 気持ち なんて どう で も いい

そう 思わ れて る みたいだった

( シャルロッテ の 泣き声 )

( 足音 )

( ダミアン ) よう

誰 も 見つけて くれ なかった の か ?

泣け 泣け もっと 泣いて いい

わたくし は 泣きやみ たい の

そんな こと 言わ ないで

ハハハッ …

宴 で 見た とき

何て 小 生意気な 子供 な んだ と 思った

こうして 泣いて いて 安心 した よ

あんな 誕生 会 最悪だ

俺 で すら 逃げ出して きた んだ

当の 本人 なら 泣き たく も なる さ

じゃあ な

( シャルロッテ ) あの 方 は ―

ありのまま で わたくし に 話しかけて くれた

たった それ だけ

だけど わたくし は …

わたくし に は それ が …

とても うれしかった の

その後 戦争 が 悪化 して ―

わたくし の 結婚 どころ で は なくなった の

ところが 戦争 が 終わって すぐに 縁談 が 持ち込ま れて 驚いた わ

だから わたくし この 機会 を 逃して は なら ない と ―

両 国 が つながれば 国益 と なり 得る 情報 を 調べ 上げた わ

父上 や 議会 に も それ と なく 根回し を して

その せい か は 分から ない けど ―

ドロッセル は フリューゲル を 選んだ

わたくし この 婚姻 が うれしくて しかたない の

だけど あの 方 は どう な の かしら ?

本当 は 心 に 決めた 方 が いら した ので は ない かしら ?

年 だって 10 も 離れて いる わ

お 話 が 合わ ない かも しれ ない

だって …

わたくし なんて ただ の 泣き虫 な 娘 よ

アルベルタ も い ない 異国 で もし 嫌わ れて しまったら …

あんな 手紙 の 内容 は 全部 ウソ

本心 が 見え ない わ

わたくし は

あの 方 の 本当の 気持ち が 知り たい の

“ 本当の 気持ち が 知り たい ”?

( シャルロッテ の 泣き声 )

( ヴァイオレット ) シャルロッテ 様

ヴァイオレット ?

( ヴァイオレット ) 我々 自動 手記 人形 は ―

お 客 様 に とって の 代筆 の ドール

役割 以外 の 仕事 は いたし ませ ん

ですから これ から する こと は 私 の 出 すぎた 行為 です

弊社 CH 郵便 社 と は 無関係だ と ご 承知 ください

何 を する 気 な の ?

あなた の 涙 を 止めて さしあげ たい

( ヴァイオレット ) 実は ―

あちら の ドール が 書く 文章 に 少し 覚え が あり ます

ヴァイオレット

何 を する 気 な の かしら ?

( アルベルタ ) 姫

( 伝令 兵 )“ シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 様 ”

“ あの 月 の 夜 白 椿 の 庭 で の 俺 の こと を 覚えて い ます か ?”

( 女性 ) あの 手紙 手書き よ

( 女性 ) 中身 も あれ だけ で 一体 何 な の ?

( 女性 ) 歴史 上 初 の 事態 よ どういう こと ?

( シャルロッテ ) ヴァイオレット

相手方 の ドール と 今後 の 手紙 の 協議 を して まいり ました

次 は あなた が 手紙 を 書いて ください

あなた 自身 の 言葉 で

( シャルロッテ ) “ ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル 様 ”

“ 覚えて い ます ”

“ あなた わたくし の 泣き顔 を 見て 笑い ました ね ”

“ わたくし とても 腹 が 立ち ました ”

“ けれど あなた が 泣いて いい と 言って くれた 声 を ”

“ その とき の 優し さ を いつまでも 覚えて い ます ”

( ダミアン ) “ 年 相応 の 君 が 可愛くて 笑った んだ ”

“ 悪気 が あった わけじゃ ない ごめん よ ”

“ 俺 は 肩書 は 王子 だ けど みんな が 望む ような 性格 じゃ ない ”

“ 大人 の 男 を 期待 し ないで くれ ”

“ あの 夜 一 度 しか 会って ない けど 君 は どんな 子 な の ?”

( 女性 ) ステキ ( 女性 ) 本気 の 恋文 みたい

( シャルロッテ ) “ わたくし は 泣き虫 で かんしゃく 持ち です ”

“ きっと あなた を 夢中に さ せる ような ―”

“ 女性 で は あり ませ ん ”

( 兵士 ) そんな こと ない よ

( 兵士 ) 姫 様 を 安心 さ せて やれよ 王子 様

( ダミアン )“ 妹 が いる から 泣き虫 な 女の子 は 慣れて いる よ ”

“ でも 俺 も 大層な 人間 じゃ ない ”

“ 君 を 夢中に さ せる ような 男 じゃ ない さ ”

( 兵士 ) 何 言って んだ よ !

( 兵士 ) 男 なら “ 俺 に ついてこい ” だ ろ

( シャルロッテ ) “ いいえ わたくし は もう すでに あなた に 夢中な のです ”

( ダミアン ) “ 最初の 手紙 の せいかい ?”

“ あれ は 腕 の いい ドール が 書いて くれた んだ ”

( シャルロッテ ) “ 手紙 の あなた で は あり ませ ん ”

“4 年 前 わたくし の 頭 を なでて くれた ―”

“ 月下 の あなた です ”

( ダミアン ) “ たった 一 度 泣いて いる の を なぐさめた だけ だ よ ”

( シャルロッテ )“ わたくし は その たった 一 度 を ―”

“ ずっと 宝石 の ように 大切に して きた のです ”

( ダミアン )“ 俺 は ガサツ で 女心 も 分から ない ”

“ 君 を 置いて 狩り に 出かけたり する と 思う ”

“ きっと 君 を ガッカリ さ せる と 思う よ ”

“ 君 は 大人 に なる 過程 で もっと ステキな 人 に 出会う と 思う ”

( シャルロッテ ) “ お 言葉 です が ―”

“ ステキな 男性 と は どのような 方 です か ?”

“ お 顔 ? お 金 ?”

“ わたくし が 思う ステキな 方 と いう の は ―”

“ 自分 を 偽ら ず 接して くれる 方 です ”

“ うわべ だけ の 人々 の 中 で ―”

“ 自分 は いい 男 で は ない と おっしゃる の は ―”

“ わたくし の 知る かぎり あなた だけ ”

“ それ で いい んです それ が いい んです ”

“ あなた が 狩り に 行く の なら わたくし も 行き ます ”

“ ドロッセル の 王女 を ナメ ないで ください ”

“ どんな 殿 方 に も 嫁げ る ように 教育 さ れて い ます ”

“ 遠乗り なら わたくし の ほう が 速い わ ”

( シャルロッテ ) ああ ー !

あんな こと 書か なければ よかった !

きっと 可愛く ない 生意気な 女 と 思わ れて いる に 違いない わ !

あー !

こんな こと なら ヴァイオレット に すべて 任せて おけば よかった

アルベルタ も 止めて くれれば よかった のに

シャルロッテ 様

シャルロッテ 様

( ドア が 開く 音 )

お 返事 です

お 返事 は 何と ?

( アルベルタ ) “ こ よい 月下 の 庭園 で 待つ ” と

( ダミアン ) おう

ダミアン 様

返事 を 持ってきた

俺 の 未来 の 花嫁 は ―

賢くて 気 が 強くて 面白い 人 らしい

いい 妃 に なる

結婚 しよう シャルロッテ

はっ ...

結婚 して くれ ない か ?

はい

( ヴァイオレット ) 恋 が 実り ました

姫 様

お 支度 の 時間 です

お 目覚め に なって ください

( シャルロッテ ) ウフフッ ( アルベルタ ) 姫 ?

( シャルロッテ ) アルベルタ

ウフッ

わたくし は ここ よ アルベルタ

おはよう

姫 大人 を からかう もの で は あり ませ ん よ

あら わたくし だって もう 立派な 大人 だ わ

ウフフッ

さあ お 支度 を シャルロッテ 様

( シャルロッテ ) ねえ アルベルタ

ヴァイオレット は 今頃 どこ に いる の かしら ?

( アルベルタ ) もう 国 を 出て いる ころ でしょう

( アルベルタ ) お キレイ です

ヴァイオレット に も

婚礼 衣装 を 見て ほしかった わ

♪~

もう 不安で は あり ませ ん か ?

不安 よ 不安だ わ

今 も 本当 は 泣き そうな の

( アルベルタ ) 泣いて は いけ ませ ん せっかく の 門出 に

( シャルロッテ ) ダミアン 様 の もと へ 嫁ぎ たい

( アルベルタ ) はい

でも 国 を 離れる の は イヤ

はい

( シャルロッテ ) でも 本当に イヤな の は

ほか の 誰 でも なく お前 と 離れる こと な の よ

アルベルタ

姫 幸せに お なり なさい シャルロッテ 姫

アルベルタ

~♪

( カトレア ) ヴァイオレット あなた 私 に 借り が できた わ ね

ダミアン 王子 説得 する の 大変だった んだ から

感謝 し ます

私 お 肉 食べ たい

( ヴァイオレット ) それ が 借り の 代償 と いう こと でしょう か ?

( カトレア ) その とおり

( ヴァイオレット ) 了解 し ました

ねえ 今日 本当に いい 日 ね

そう 思わ ない ?

( ヴァイオレット ) はい

良い 結婚 日和 です

( ディートフリート ) 貴 様

( ヴァイオレット ) ディートフリート ・ ブーゲンビリア 海軍 大佐

( ディートフリート ) ウワサ に は 聞いて いた が

本当に 自動 手記 人形 に なった んだ な

貴 様 が …

俺 の 仲間 を 何 人 も 殺した 貴 様 が …

手紙 か ?

多く の 命 を 奪った その 手 で …

( ディートフリート ) 人 を 結ぶ 手紙 を 書く の か ?



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( ホッジンズ ) 失礼 し ます

( 将官 )1 杯 やる か ね ?

( ホッジンズ ) いえ 今 は

( 将官 ) そう か

まあ 君 は もう 軍 の 人間 で は なく 民間 の 会社 経営 者 だ から な

だいぶ 繁盛 して る そう じゃ ない か

( ホッジンズ ) おかげ さま で

( 将官 ) だ が それ も 再び 戦争 が 始まったら ―

どう なる かな ?

( ホッジンズ ) 北側 と ? ( 将官 ) そうだ

ガルダリク 帝国 に 率い られた 北部 同盟 諸国 の 中 に は

和平 に 納得 でき ない 勢力 が いる

( 将官 ) ドロッセル の 公開 恋文 は 知っている な ?

( ホッジンズ ) ドロッセル は 我々 南部 連合 の 一員 でした ね

( 将官 ) そうだ

ドロッセル と フリューゲル

敵対 した 勢力 同士 が 幸せな 婚姻 を 結ぶ

これ は 戦争 が 終わった こと を 周辺 諸国 に 告げる ―

明確な 儀式 な のだ よ

( ヴァイオレット ) 社長

では 行って まいり ます

( ホッジンズ ) ヴァイオレット ちゃん

今回 の は 大変な 仕事 だ と 思う けど ―

ここ 数 カ月 で たくさんの 依頼 を こなして きた から ―

自信 を 持って行って おいで

( 兵士 ) こちら が 王宮 です

では

良い 手紙 を

( アルベルタ ) CH 郵便 社 ―

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン 様

シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 王女 殿下 に ―

ご 謁見 で ございます

( ヴァイオレット ) お初 に お目にかかり ます

お 客 様 が お 望み なら どこ でも 駆けつけ ます

自動 手記 人形 サービス

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン です

( アルベルタ ) 姫

謁見 が ある と 先日 お 伝え した はずです

( シャルロッテ ) 何 ? 代筆 屋 が 来た の ?

お初 に お目にかかり ます

自動 手記 人形 サービス

ヴァイオレット ・ エヴァーガーデン です

わたくし は シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル

隣国 フリューゲル の 王子

ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル と 婚姻 する 予定 です

お前 に は 公開 恋文 の 代筆 を して もらい ます

姫 ! 格調 高く おっしゃって いて も ―

その お 姿 で は 台なしで ございます

( アルベルタ ) 公開 恋文 は ―

いかに 美しい 文章 で 恋 を つづる か

人々 に 2 人 の 婚姻 は すばらしい もの だ と ―

思わ せ られる の か

( シャルロッテ ) 代筆 屋

すべて は お前 の 腕 に かかって い ます

心得て おり ます

ご 期待 を 裏切ら ない 働き を いたし ます

何だか 人 と 話して いる 気 が し ない わ ね

お前 本当に 人形 みたいだ わ

時に 代筆 屋 年 は いく つ な の ?

( ヴァイオレット ) 申し訳 ございませ ん

孤児 な ので 自分 の 正しい 年齢 が 分かり ませ ん

ですが 大体 14 歳 ぐらい だろう と 聞か さ れて おり ます

悪かった わ

謝罪 を 受け入れて くれる かしら ? 代筆 屋

お 気遣い なく

年齢 に 何 か 問題 が あり ます でしょう か ?

( シャルロッテ ) いいえ 年 の 近い 者 の 感覚 が 知り たい の

その … 年上 の 男性 って 何 歳 まで あり だ と 思う ?

あり ?

“ 恋愛 対象 と して 見 られる か ” と 姫 様 は 聞いて おら れ ます

恋愛 は した こと が あり ませ ん

しかし 古今東西 の 文献 に あたり 統計 的に 分析 は して おり ます

それ から 判断 すれば

年 の 離れた 夫婦 や 恋人 は たくさん い ます

世間 的に いえば 特に 年齢 の 垣根 は ない ので は ?

( シャルロッテ )10 も 年上 でも ?

ダミアン 王子 は 24 歳 な のです

問題 ない と 思わ れ ます

愛 が なくて も ?

( シャルロッテ ) どう な の ?

“ 愛 ” と いう こと に ついて 考えて おり ます

愛 も 愛 が ない 結婚 も

現 時点 で は 十分な 情報 と 理解 が 足り ず

返答 でき ませ ん

何 な の ? お前 は !

今 まで どんなふうに 生きて きた の よ !

会話 が うまく 成り立た ない じゃ ない

わたくし より お前 の 今後 の ほう が 心配 よ

それ と もう 少し 表情 豊かに 話せ ない の ?

( ヴァイオレット ) 少々 お 待ち ください ませ

あっ …

( ヴァイオレット ) 書け ました

“ ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル 様 ”

“ わたくし が その お 名前 を 言葉 に する だけ でも ―”

“ こうして 文字 と して 表す だけ でも 心 が 震える と 言ったら ―”

“ あなた は どう 思う のでしょう か ?”

“ わたくし は この 花 の 都 から ―”

“ あらゆる 事柄 に あなた を 結びつけて ―”

“ ため息 を もらす 毎日 な のです ”

“ 例えば それ は 夜空 に 浮かぶ 月 を 見上げた とき ”

“ わたくし は 欠けた 月 を ―”

“ ひらり と 舞い 落ちる 花弁 の ようだ と 思い ます ”

“ そして 次に こう 考える のです ”

“ あなた は 同じ もの を 見て 何 を 思う の かしら と ”

指定 どおり 月 と 花 が 入って い ます ね

お前 恋文 うまい じゃ ない の

ねえ

はい

( ホッジンズ ) おお “ 両 国 の 婚姻 近し ” か

どうやら うまく いき そうだ な

( 伝令 兵 )“ 白 椿 ( しろ つばき ) の 城 で その 美し さ を たたえ られる ―”

“ シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 様 ”

“ 私 の 恋 の 物語 であり ―”

“ 情熱 の 対象 である あなた に ついて は せる 思い は ―”

“ 情熱 の 対象 である あなた に ついて は せる 思い は ―”

( 人々 が ざわめく 音 )

( 人々 が ざわめく 音 )

( 人々 が ざわめく 音 )

“ あふれ ん ばかりです ”

“ あふれ ん ばかりです ”

“ 私 は 早く 私 の あなた に 触れ たい と 思って い ます ”

失礼 いたし ます

( ドア が 閉まる 音 )

うん   さすが に 美麗 な 文章 です ね

ん っ !

( ドア が 閉まる 音 )

恥じらって いらっしゃる のでしょう か ?

( アルベルタ ) いいえ

あの 泣き 方 は そういう もの で は あり ませ ん ね

思いどおりに いか ない とき に 見せる 泣き顔 です

姫 の こと は

お 妃 ( きさき ) 様 の お腹 の 中 に いる ころ から 存じて おり ます

姫   お 隠れ に なって も どこ に いる の か すぐに 分かり ます よ

わたくし が 嫁ぎ 先 の お 母 様 でしたら 今 の は 減点 です ね

姫 は 感情 的に なる と ご 自身 の 立場 を お 忘れ に なら れる

フリューゲル に 嫁が れれば この アルベルタ は い ない のです よ

( シャルロッテ ) どうして そんな こと 言う の ?

わたくし は 宮廷 女官 です

わたくし の 身 は 王宮 の もの であって

シャルロッテ 様 の もの で は ない のです

お前 は わたくし の もの よ !

お前 が 母上 の 腹 から わたくし を 取り上げて

お前 が わたくし を 育てた の よ !

少なくとも …

わたくし は お前 の もの だ わ !

もう イヤ …

手紙 も お前 も 何もかも …

出て 行って !

出て 行って よ !

いいえ   お そば に おり ます

( シャルロッテ の 泣き声 )

( ヴァイオレット ) シャルロッテ 様

次の 手紙 は いかが いたし ます か ?

( シャルロッテ ) 何 か もう どう で も いい わ

いい から 好きな こと 書いて おいて

どうせ あっ ち も ドール が 書いて る んだ し

ダミアン 王子 は お 忙しい 方 だ から ―

手紙 を 読んで すら いらっしゃら ない わ よ

何 を 書いた って 同じだ わ

シャルロッテ 様 は

あちら の お 返事 に 満足 さ れて い ない ようです ね

そう いう わけじゃ ない わ ただ …

わたくし が 一 度 だけ お 会い した ダミアン 様 は ―

あんな 言葉 を 使う 方 で は ない の

ねえ

今 だけ ドロッセル の 王女 を やめて も いい かしら ?

ヴァイオレット あなた も 今 だけ は ドール を やめて ―

ありのままの 姿 で 私 の 話 を 聞いて

ただ 聞いて くれる だけ で いい の

はい

( シャルロッテ ) わたくし が 10 歳 に なる 日 ―

ドロッセル で は 盛大な 宴 ( うた げ ) が 開か れた の

王族 は 10 歳 に なれば もう 結婚 の 対象

会う 相手 会う 相手 すべて が 見合い の 相手

誕生日 を 祝わ れて る 気 が 全く し なかった わ

わたくし の 気持ち なんて どう で も いい

そう 思わ れて る みたいだった

( シャルロッテ の 泣き声 )

( 足音 )

( ダミアン ) よう

誰 も 見つけて くれ なかった の か ?

泣け 泣け もっと 泣いて いい

わたくし は 泣きやみ たい の

そんな こと 言わ ないで

ハハハッ …

宴 で 見た とき

何て 小 生意気な 子供 な んだ と 思った

こうして 泣いて いて 安心 した よ

あんな 誕生 会 最悪だ

俺 で すら 逃げ出して きた んだ

当の 本人 なら 泣き たく も なる さ

じゃあ な

( シャルロッテ ) あの 方 は ―

ありのまま で わたくし に 話しかけて くれた

たった それ だけ

だけど わたくし は …

わたくし に は それ が …

とても うれしかった の

その後 戦争 が 悪化 して ―

わたくし の 結婚 どころ で は なくなった の

ところが 戦争 が 終わって すぐに 縁談 が 持ち込ま れて 驚いた わ

だから わたくし この 機会 を 逃して は なら ない と ―

両 国 が つながれば 国益 と なり 得る 情報 を 調べ 上げた わ

父上 や 議会 に も それ と なく 根回し を して

その せい か は 分から ない けど ―

ドロッセル は フリューゲル を 選んだ

わたくし この 婚姻 が うれしくて しかたない の

だけど あの 方 は どう な の かしら ?

本当 は 心 に 決めた 方 が いら した ので は ない かしら ?

年 だって 10 も 離れて いる わ

お 話 が 合わ ない かも しれ ない

だって …

わたくし なんて ただ の 泣き虫 な 娘 よ

アルベルタ も い ない 異国 で もし 嫌わ れて しまったら …

あんな 手紙 の 内容 は 全部 ウソ

本心 が 見え ない わ

わたくし は

あの 方 の 本当の 気持ち が 知り たい の

“ 本当の 気持ち が 知り たい ”?

( シャルロッテ の 泣き声 )

( ヴァイオレット ) シャルロッテ 様

ヴァイオレット ?

( ヴァイオレット ) 我々 自動 手記 人形 は ―

お 客 様 に とって の 代筆 の ドール

役割 以外 の 仕事 は いたし ませ ん

ですから これ から する こと は 私 の 出 すぎた 行為 です

弊社 CH 郵便 社 と は 無関係だ と ご 承知 ください

何 を する 気 な の ?

あなた の 涙 を 止めて さしあげ たい

( ヴァイオレット ) 実は ―

あちら の ドール が 書く 文章 に 少し 覚え が あり ます

ヴァイオレット

何 を する 気 な の かしら ?

( アルベルタ ) 姫

( 伝令 兵 )“ シャルロッテ ・ エーベルフレイヤ ・ ドロッセル 様 ”

“ あの 月 の 夜 白 椿 の 庭 で の 俺 の こと を 覚えて い ます か ?”

( 女性 ) あの 手紙 手書き よ

( 女性 ) 中身 も あれ だけ で 一体 何 な の ?

( 女性 ) 歴史 上 初 の 事態 よ どういう こと ?

( シャルロッテ ) ヴァイオレット

相手方 の ドール と 今後 の 手紙 の 協議 を して まいり ました

次 は あなた が 手紙 を 書いて ください

あなた 自身 の 言葉 で

( シャルロッテ ) “ ダミアン ・ バルドゥール ・ フリューゲル 様 ”

“ 覚えて い ます ”

“ あなた わたくし の 泣き顔 を 見て 笑い ました ね ”

“ わたくし とても 腹 が 立ち ました ”

“ けれど あなた が 泣いて いい と 言って くれた 声 を ”

“ その とき の 優し さ を いつまでも 覚えて い ます ”

( ダミアン ) “ 年 相応 の 君 が 可愛くて 笑った んだ ”

“ 悪気 が あった わけじゃ ない ごめん よ ”

“ 俺 は 肩書 は 王子 だ けど みんな が 望む ような 性格 じゃ ない ”

“ 大人 の 男 を 期待 し ないで くれ ”

“ あの 夜 一 度 しか 会って ない けど 君 は どんな 子 な の ?”

( 女性 ) ステキ ( 女性 ) 本気 の 恋文 みたい

( シャルロッテ ) “ わたくし は 泣き虫 で かんしゃく 持ち です ”

“ きっと あなた を 夢中に さ せる ような ―”

“ 女性 で は あり ませ ん ”

( 兵士 ) そんな こと ない よ

( 兵士 ) 姫 様 を 安心 さ せて やれよ 王子 様

( ダミアン )“ 妹 が いる から 泣き虫 な 女の子 は 慣れて いる よ ”

“ でも 俺 も 大層な 人間 じゃ ない ”

“ 君 を 夢中に さ せる ような 男 じゃ ない さ ”

( 兵士 ) 何 言って んだ よ !

( 兵士 ) 男 なら “ 俺 に ついてこい ” だ ろ

( シャルロッテ ) “ いいえ   わたくし は もう すでに あなた に 夢中な のです ”

( ダミアン ) “ 最初の 手紙 の せいかい ?”

“ あれ は 腕 の いい ドール が 書いて くれた んだ ”

( シャルロッテ ) “ 手紙 の あなた で は あり ませ ん ”

“4 年 前 わたくし の 頭 を なでて くれた ―”

“ 月下 の あなた です ”

( ダミアン ) “ たった 一 度 泣いて いる の を なぐさめた だけ だ よ ”

( シャルロッテ )“ わたくし は その たった 一 度 を ―”

“ ずっと 宝石 の ように 大切に して きた のです ”

( ダミアン )“ 俺 は ガサツ で 女心 も 分から ない ”

“ 君 を 置いて 狩り に 出かけたり する と 思う ”

“ きっと 君 を ガッカリ さ せる と 思う よ ”

“ 君 は 大人 に なる 過程 で もっと ステキな 人 に 出会う と 思う ”

( シャルロッテ ) “ お 言葉 です が ―”

“ ステキな 男性 と は どのような 方 です か ?”

“ お 顔 ? お 金 ?”

“ わたくし が 思う ステキな 方 と いう の は ―”

“ 自分 を 偽ら ず 接して くれる 方 です ”

“ うわべ だけ の 人々 の 中 で ―”

“ 自分 は いい 男 で は ない と おっしゃる の は ―”

“ わたくし の 知る かぎり あなた だけ ”

“ それ で いい んです それ が いい んです ”

“ あなた が 狩り に 行く の なら わたくし も 行き ます ”

“ ドロッセル の 王女 を ナメ ないで ください ”

“ どんな 殿 方 に も 嫁げ る ように 教育 さ れて い ます ”

“ 遠乗り なら わたくし の ほう が 速い わ ”

( シャルロッテ ) ああ ー !

あんな こと 書か なければ よかった !

きっと 可愛く ない 生意気な 女 と 思わ れて いる に 違いない わ !

あー !

こんな こと なら ヴァイオレット に すべて 任せて おけば よかった

アルベルタ も 止めて くれれば よかった のに

シャルロッテ 様

シャルロッテ 様

( ドア が 開く 音 )

お 返事 です

お 返事 は 何と ?

( アルベルタ ) “ こ よい 月下 の 庭園 で 待つ ” と

( ダミアン ) おう

ダミアン 様

返事 を 持ってきた

俺 の 未来 の 花嫁 は ―

賢くて 気 が 強くて 面白い 人 らしい

いい 妃 に なる

結婚 しよう シャルロッテ

はっ ...

結婚 して くれ ない か ?

はい

( ヴァイオレット ) 恋 が 実り ました

姫 様

お 支度 の 時間 です

お 目覚め に なって ください

( シャルロッテ ) ウフフッ ( アルベルタ ) 姫 ?

( シャルロッテ ) アルベルタ

ウフッ

わたくし は ここ よ アルベルタ

おはよう

姫   大人 を からかう もの で は あり ませ ん よ

あら わたくし だって もう 立派な 大人 だ わ

ウフフッ

さあ お 支度 を シャルロッテ 様

( シャルロッテ ) ねえ アルベルタ

ヴァイオレット は 今頃 どこ に いる の かしら ?

( アルベルタ ) もう 国 を 出て いる ころ でしょう

( アルベルタ ) お キレイ です

ヴァイオレット に も

婚礼 衣装 を 見て ほしかった わ

♪~

もう 不安で は あり ませ ん か ?

不安 よ   不安だ わ

今 も 本当 は 泣き そうな の

( アルベルタ ) 泣いて は いけ ませ ん せっかく の 門出 に

( シャルロッテ ) ダミアン 様 の もと へ 嫁ぎ たい

( アルベルタ ) はい

でも 国 を 離れる の は イヤ

はい

( シャルロッテ ) でも 本当に イヤな の は

ほか の 誰 でも なく お前 と 離れる こと な の よ

アルベルタ

幸せに お なり なさい

シャルロッテ 姫

アルベルタ

~♪

( カトレア ) ヴァイオレット あなた 私 に 借り が できた わ ね

ダミアン 王子 説得 する の 大変だった んだ から

感謝 し ます

私 お 肉 食べ たい

( ヴァイオレット ) それ が 借り の 代償 と いう こと でしょう か ?

( カトレア ) その とおり

( ヴァイオレット ) 了解 し ました

ねえ 今日 本当に いい 日 ね

そう 思わ ない ?

( ヴァイオレット ) はい

良い 結婚 日和 です

( ディートフリート ) 貴 様

( ヴァイオレット ) ディートフリート ・ ブーゲンビリア 海軍 大佐

( ディートフリート ) ウワサ に は 聞いて いた が

本当に 自動 手記 人形 に なった んだ な

貴 様 が …

俺 の 仲間 を 何 人 も 殺した 貴 様 が …

手紙 か ?

多く の 命 を 奪った その 手 で …

( ディートフリート ) 人 を 結ぶ 手紙 を 書く の か ?

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