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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#02 (03)

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #02 (03)

俺 が 風見 君 に 良からぬ こと を する んじゃ ない か って

心配に なった んだ よ ≪( 風見 ) えーッ ?

男 と 見れば 誰 かれ 構わ ず 襲いかかる と 思って んだ よ

その 気 の ない 相手 に 襲いかかったら

男女 問わ ず 犯罪 です よ ね ≪( 沼田 ) だ よ ね

いい よ なあ 普通に 愛 を 育める 人 は

俺 ストレート だ けど 育んで ません よ

育もう よ 少し は

< 知ら ない って 怖い > < 僕 は これ まで どれ だけ の 人 を > < どれ くらい 傷つけて きた んだろう > < ひょっとしたら みくり さん だって > < 僕 の 考え なし の 言動 に > < 傷ついたり > < 言い たい けど 言え ない 気持ち を > < 隠して いたり する の かも しれ ない > ( 津崎 ・ みくり ) いただき ます

あー

2人 で 食事 久しぶり な 気分 です

沼田 さん と 風見 さん が 丸 24 時間 い ました から ね

これ 朝 ご飯 に 沼田 さん が 作った お 味噌汁 の 残り な んです けど

おいしい です よ ね 沼田 さん が 昼 に 作った パスタ も

タラコソース に わさび おいしかった

あの まま 夕飯 まで 作られて いたら 胃袋 を ガッチリ つかまれて

2 連 泊 されて しまう ところ でした

さすが に それ は … 今日 は ゆっくり 眠り たい

ゆうべ 眠れ なかった んです か ?

誰か いびき と か ? 僕 は 気づき ません でした が

いいえ 特に 何も 眠れ ない ほど の 悩み です か ?

お 気 に なさら ず みくり さん

はい 僕 は ゆうべ 反省 し ました

知ら なかった じゃ 済まされ ない こと も あり ます

もっと 周囲 に 目 を 配ら ない と

職場 と いう もの は 従業 員 だけ の 努力 じゃ まま なり ません

雇用 する 側 も 努力 し ない と

僕 は 雇用 主 として

みくり さん が 働き やすい 環境 を 提供 し たい と 思って い ます

もし 何 か 気 に なる こと が あったら 遠慮 せ ず

何でも 言って ください

ありがとう ございます

でも

眠れ なかった の は

単なる コーヒー の 飲み過ぎ です

ご 心配 お かけ して すいません

もう 30 時間 一緒に い ます

( 山 さん ) 高校 生 じゃ ない んだ から まあ いい じゃ ない 人生 は

壮大な 暇つぶし

暇つぶし ついでに 見 ちゃった んだ よ ね

帰りがけ 津崎 君 うち の 寝室

《≪( 風見 ) 奥さん の 料理 ホント おいしかった です よ 》

《 良かった です 》

≪( 沼田 ) シングルベッド に 枕 が 1つ

あそこ に 一緒に 寝てる ように は 見え なかった

あの 2人 ホントに 夫婦 な んだろう か

おやすみなさい おやすみなさい

< 言え ない > < とても 言え ない > < 絶対 に 言え ない > < 昨日 の 夜 > < 平匡 さん が 毎日 寝てる ベッド だ と 思ったら > < 気配 が …> < まるで 平匡 さん に 包ま れて いる ようで > < すぐ そば で 一緒に 寝て いる ようで > < 甘い 香り > < そうだ ゆうべ この ベッド に みくり さん が 寝た んだ > < まるで みくり さん が 近く に > < すぐ そば で 一緒に 寝て いる ような > 危険だ

エアー を かけて どう する

匂い くらい なんだ

たかが 匂い

たかが 匂い

されど 匂い

自分 の 布団

落ち着く …

< この 日 に かぎって 私 は > < 平匡 さん の ベッド の シーツ を 替え 忘れた こと に 気 が つか ず > < 朝 まで オブジェクション が 続いた こと に も > < まったく 気づか ず > < でも それ が > < あんな こと に なろう と は > ♬~


逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #02 (03) にげる||はじ|||やく||たつ

俺 が 風見 君 に 良からぬ こと を する んじゃ ない か って おれ||かざみ|きみ||よから ぬ||||||| I guess Kazami is doing something wrong with you

心配に なった んだ よ ≪( 風見 ) えーッ ? しんぱいに||||かざみ|えー ッ

男 と 見れば 誰 かれ 構わ ず 襲いかかる と 思って んだ よ おとこ||みれば|だれ||かまわ||おそいかかる||おもって|| I thought that if I saw him as a man, no matter who he was, he would attack me.

その 気 の ない 相手 に 襲いかかったら |き|||あいて||おそいかかったら

男女 問わ ず 犯罪 です よ ね ≪( 沼田 ) だ よ ね だんじょ|とわ||はんざい||||ぬまた|||

いい よ なあ 普通に 愛 を 育める 人 は |||ふつうに|あい||はぐくめ る|じん|

俺 ストレート だ けど 育んで ません よ おれ|すとれーと|||はぐくんで|ませ ん|

育もう よ 少し は はぐくもう||すこし|

< 知ら ない って 怖い > しら|||こわい < 僕 は これ まで どれ だけ の 人 を > ぼく|||||||じん| < どれ くらい 傷つけて きた んだろう > ||きずつけて|| < ひょっとしたら みくり さん だって > |み くり|| < 僕 の 考え なし の 言動 に > ぼく||かんがえ|||げんどう| < 傷ついたり > きずついたり < 言い たい けど 言え ない 気持ち を > いい|||いえ||きもち| < 隠して いたり する の かも しれ ない > かくして|||||| ( 津崎 ・ みくり ) いただき ます つ さき|み くり||

あー

2人 で 食事 久しぶり な 気分 です じん||しょくじ|ひさしぶり||きぶん|

沼田 さん と 風見 さん が 丸 24 時間 い ました から ね ぬまた|||かざみ|||まる|じかん||||

これ 朝 ご飯 に 沼田 さん が 作った お 味噌汁 の 残り な んです けど |あさ|ごはん||ぬまた|||つくった||みそしる||のこり||ん です|

おいしい です よ ね 沼田 さん が 昼 に 作った パスタ も ||||ぬまた|||ひる||つくった|ぱすた|

タラコソース に わさび おいしかった

あの まま 夕飯 まで 作られて いたら 胃袋 を ガッチリ つかまれて ||ゆうはん||つくられて||いぶくろ||がっちり|

2 連 泊 されて しまう ところ でした れん|はく|||| It was a place where I would stay for 2 nights

さすが に それ は … 今日 は ゆっくり 眠り たい ||||きょう|||ねむり|

ゆうべ 眠れ なかった んです か ? |ねむれ||ん です|

誰か いびき と か ? 僕 は 気づき ません でした が だれ か||||ぼく||きづき|ませ ん||

いいえ 特に 何も 眠れ ない ほど の 悩み です か ? |とくに|なにも|ねむれ||||なやみ||

お 気 に なさら ず みくり さん |き||||み くり|

はい 僕 は ゆうべ 反省 し ました |ぼく|||はんせい||

知ら なかった じゃ 済まされ ない こと も あり ます しら|||すまさ れ||||| Sometimes you don't know what you didn't know

もっと 周囲 に 目 を 配ら ない と |しゅうい||め||くばら||

職場 と いう もの は 従業 員 だけ の 努力 じゃ まま なり ません しょくば|||||じゅうぎょう|いん|||どりょく||||ませ ん The workplace cannot be the effort of only employees.

雇用 する 側 も 努力 し ない と こよう||がわ||どりょく|||

僕 は 雇用 主 として ぼく||こよう|おも|と して

みくり さん が 働き やすい 環境 を 提供 し たい と 思って い ます み くり|||はたらき||かんきょう||ていきょう||||おもって||

もし 何 か 気 に なる こと が あったら 遠慮 せ ず |なん||き||||||えんりょ||

何でも 言って ください なんでも|いって|

ありがとう ございます

でも

眠れ なかった の は ねむれ|||

単なる コーヒー の 飲み過ぎ です たんなる|こーひー||のみすぎ|

ご 心配 お かけ して すいません |しんぱい||||

もう 30 時間 一緒に い ます |じかん|いっしょに||

( 山 さん ) 高校 生 じゃ ない んだ から まあ いい じゃ ない 人生 は やま||こうこう|せい|||||||||じんせい|

壮大な 暇つぶし そうだいな|ひまつぶし

暇つぶし ついでに 見 ちゃった んだ よ ね ひまつぶし||み||||

帰りがけ 津崎 君 うち の 寝室 かえりがけ|つ さき|きみ|||しんしつ

《≪( 風見 ) 奥さん の 料理 ホント おいしかった です よ 》 かざみ|おくさん||りょうり|ほんと|||

《 良かった です 》 よかった|

≪( 沼田 ) シングルベッド に 枕 が 1つ ぬまた|しんぐる べっど||まくら||

あそこ に 一緒に 寝てる ように は 見え なかった ||いっしょに|ねてる|よう に||みえ|

あの 2人 ホントに 夫婦 な んだろう か |じん|ほんとに|ふうふ|||

おやすみなさい おやすみなさい お やすみ なさい|お やすみ なさい

< 言え ない > いえ| < とても 言え ない > |いえ| < 絶対 に 言え ない > ぜったい||いえ| < 昨日 の 夜 > きのう||よ < 平匡 さん が 毎日 寝てる ベッド だ と 思ったら > ひら きよう|||まいにち|ねてる|べっど|||おもったら < 気配 が …> けはい| < まるで 平匡 さん に 包ま れて いる ようで > |ひら きよう|||つつま||| < すぐ そば で 一緒に 寝て いる ようで > |||いっしょに|ねて|| < 甘い 香り > あまい|かおり < そうだ ゆうべ この ベッド に みくり さん が 寝た んだ > そう だ|||べっど||み くり|||ねた| < まるで みくり さん が 近く に > |み くり|||ちかく| < すぐ そば で 一緒に 寝て いる ような > |||いっしょに|ねて|| 危険だ きけんだ

エアー を かけて どう する

匂い くらい なんだ におい|| It's about smell

たかが 匂い |におい

たかが 匂い |におい

されど 匂い |におい

自分 の 布団 じぶん||ふとん

落ち着く … おちつく

< この 日 に かぎって 私 は > |ひ|||わたくし| < 平匡 さん の ベッド の シーツ を 替え 忘れた こと に 気 が つか ず > ひら きよう|||べっど||しーつ||かえ|わすれた|||き||| < 朝 まで オブジェクション が 続いた こと に も > あさ||||つづいた||| < まったく 気づか ず > |きづか| < でも それ が > < あんな こと に なろう と は > ♬~