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ロクでなし魔術講師と禁忌教典, ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (12)

( シス ティーナ ) う っ !

まさか レオス …

( レオス ) なん だ と この クソ アマ が !

はっ !

( レオス ) 僕 を あんな 下 劣 で 下 賤 ( げ せ ん ) な ―

クズ ども と 一緒 に する な !

( シス ティーナ ) う っ …

( レオス ) まあ いい 賢い 女 なら 分かる だ ろ う ?

君 に 拒否 権 は ない

( シス ティーナ ) 先生 … 私 …

( カッシュ ) おい 聞い た か ?

( セシル ) シス ティーナ レオス 先生 の プロポーズ 受け た って

( リン ) 式 は 1 週間 後 だ よ

( テレサ ) ずいぶん 急 よ ね

( ウェンディ ) ん …

( ギイ ブル ) もともと 許嫁 ( いいなずけ ) だった ん だ し ( ウェンディ ) あ …

( ギイ ブル ) そう 騒ぐ 事 も ない だ ろ う

それ より グレン 先生 が 決闘 に 来 ない なんて

正直 失望 し た よ

( ウェンディ ) シス ティーナ ! ( ギイ ブル ) う !

( ウェンディ ) あなた 結婚 って 本気 です の ! ?

ええ

魔 導 考古 学 を 究める と いう 志 は どう なった ん です の ?

ああ あれ …

あれ は 単なる 夢 だった だけ 現実 を 見よ う と 思って

( ウェンディ ) クッ …\ N 親友 が 突然 こんな 事 に なって ―

あなた は 納得 し て いる ん です の ! ? ( ルミア ) は …

それ は …

( レオス ) や あ シス ティーナ

式 の 打ち合わせ が あり ます お 時間 よろしい です か ?

あ … うん 分かった わ

( レオス ) 皆さん 失礼

( リィエル ) ルミア あいつ 斬って いい ?

( ルミア ) えっ ?

( リィエル ) よく 分から ない けど あいつ は きっと 敵 !

( ルミア ) ダメッ ! ( リィエル ) あ ルミア …

( ルミア ) ダメ だ よ …

でも …

( ルミア ) もう 少し だけ 待って

グレン 先生 が きっと なんとか し て くれる から

でも グレン は どこ か 行った まま 戻ら ない …

( ルミア ) ん …

( ルミア ) あの 日 私 は 帰って き た シス ティーナ を 問い詰め まし た が ―

“ レオス と 結婚 する ” の 一点張り で …

( シス ティーナ ) 私 の 事 は 放って おい て !

シス ティ …

( グレン ) 誰 だ よ う っせ ー な

あ ルミア …

先生 シス ティ が このまま じゃ ! ( グレン ) ん … !

( ルミア ) 先生 に は 私 が 知り うる かぎり の 事 を 伝え まし た

すると …

はっ …

任せろ

( ルミア ) その後 リィエル の 元 へ 行き ―

“ 絶対 に ルミア から 離れる な ” と 言い残し ―

姿 を 消し て しまった の です

( ルミア ) 大丈夫 “ 任せろ ” って 言って くれ た ん だ から ―

先生 を 信じ て 待 と う よ

( 鐘 の 音 )

( ドア が 開く 音 ) ( ルミア ・ リィエル ) あ …

ルミア … リィエル …

( ルミア ) シス ティ … きれい

いい な その ひらひら の 服

戦い にく そう だ けど 私 も 着 たい

( シス ティーナ ) 大丈夫 きっと いつか 着 られる 日 が 来る よ

ねえ シス ティ …

もう すぐ 式 が 始まる から 参 列席 に 行って て

( ルミア ) シス ティ …

( シス ティーナ ) う っ …

( 司祭 ) 汝 ( なんじ ) その 健やか なる 時 も ―

病め る 時 も 喜び の 時 も ―

悲しみ の 時 も 富め る 時 も …

( ウェンディ ) 花婿 側 の 列席 者 が 1 人 も い ない なんて

( 司祭 ) 貧しき 時 も これ を 愛 し ―

( ウェンディ ) 花婿 側 の 列席 者 が 1 人 も い ない なんて

敬い 慰め …

どういう 事 です の ?

敬い 慰め …

( 司祭 ) 助け 真心 を 尽くす 事 を 誓い ます か ?

誓い ます

( レオス ) お 友達 の ルミア = ティン ジェル の 素性 と 能力

それ と リィエル = レイ フォード

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” で し た っけ ?

( シス ティーナ ) は っ !

誓い ます …

( 司祭 ) で は 誓い の キス を

( レオス ) フッ …

( シス ティーナ ) ん … !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

( シス ティーナ ) は あっ !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

へ っ この 婚 儀 に 異議 あり だ !

俺 は この 結婚 に 大 反対 !

レオス ! テメエ ごとき に 白 猫 は 渡さ ねえ よ !

( レオス ) う っ !

( カッシュ ) し ゃ あ ! ( リン ・ テレサ ・ セシル ) やっ た あ !

( ウェンディ ) やり まし た わ !

リィエル ! ルミア を 頼む ぞ !

任せ て ( ルミア ) 先生 !

( グレン ) へ っ あば よ !

( 生徒 たち ) ハハハハハ ! やっ た あ !

( シス ティーナ ) 先生 放し て 放し て よ !

もう いいかげん に し て !

本当 に どうして こう な っち まっ た ん だ ろ う な

よっ と ぉ

( シス ティーナ ) あなた なんか 大嫌い な の ! 私 は レオス と 結婚 する の !

そう し ない と …

やっぱり な ルミア を 盾 に 脅かさ れ た ん だ ろ

どうせ そんな 事 だ ろ う と 思った ぜ

今 まで どこ で 何 を し て い た ん です か

私 … 私 …

すま ん てこずった

( グレン ) ルミア から 事情 を 聞い た あと ―

俺 は お前 を 取り戻す 方法 を 考え て い た

ただ 分かった の は ―

本気 で 戦わ なけ れ ば 負ける の は この 俺 だ ―

と いう 事 だった

まるで あの 頃 に 戻 っち まっ た みたい だ な

けど こんな おもちゃ が どこ まで あいつ に 通用 する の か

とにかく こっち が 有利 な 場所 に レオス を おびき出し 倒す

それ しか ねえ

( グレン ) 白 猫 レオス の 目的 は 何 だ と 思う ?

俺 も いろいろ と 可能 性 を 考え て み た が まるで 分から ねえ

考え られる と すれ ば ―

こんな 暴挙 に 出る ほど お前 を 愛し てる って 事 くらい だ

それ は あり ませ ん あの 日 私 分かった ん です

この 人 は 私 を 愛し て は い ない ん だ って

まるで 別人 の よう に 冷たく て 怖かった

まるで 別人 ?

( うめき声 )

あ … う っ !

( シス ティーナ ) せ … 先生

( グレン ) 末期 中毒 症 状 …\ N ( シス ティーナ ) あ …

( グレン ) なんで ここ で “ 天使 の 塵 ( ちり ) ” が 出 て くる !

せ …

先生 …

( 中毒 者 たち の うめき声 )

ルミア ! ( ルミア ) みんな 下がって !

やる !

( バーナード ) 待た せ た な

( アルベルト ) リィエル お前 は 皆 を 守れ

( クリストフ ) ここ は 任せ て

走って !

( ウェンディ ) はい ! ( セシル ) 分かり まし た !

リィエル !

ルミア 行 こ う ! ( ルミア ) うん !

さ あて

( アルベルト ) 始める ぞ

( バーナード ) おう ! ( クリストフ ) はい !

( 中毒 者 たち ) う う …

止まれ !

( グレン ) チッ はめ られ た か

先生 この 人 たち は 一体 …

( グレン ) あいつ ら は 主人 の 命令 に 盲 目的 に 従う 死人 ( し び と ) 同然 の 人形 だ

それ より 白 猫 行け !

( シス ティーナ ) えっ ? ( グレン ) いい から 早く 走れ !

お前 を 守り ながら じゃ とても さばき きれ ねえ

わ 私 なら 大丈夫 です

戦い 方 くらい 私 も 教わって い ます から !

( シス ティーナ ) “ 大いなる 風 ” … はっ !

( 中毒 者 ) いい あぁ !

( グレン ) クッ ! “ 駆けよ 風 ”

で やっ ! ( 中毒 者 ) ぐ ああ !

( グレン ) “ 駆け て 抜けよ ”

( 中毒 者 ) ギャア ! ( シス ティーナ ) は っ !

( 中毒 者 ) ギャッ !

“ 打ち 据えよ ”

は …

( グレン ) 白 猫 ! ( シス ティーナ ) はっ

( グレン ) 何 やって る ! ボサッ と す ん な 行く ぞ !

( 中毒 者 たち ) ウガア !

( グレン ) クッ ! ( シス ティーナ ) は あ … は あ …

( グレン ) ん っ !

( 中毒 者 たち ) ヌオァ !

“ 雷 精 ( ら い せい ) よ ”

( 中毒 者 ) ギャッ ! ウアア …\ N ( シス ティーナ ) あ あ …

“ 紫 電 の 衝撃 以 ( も っ ) て ・ 撃ち 倒せ ”

( 中毒 者 ) ダア アア !

あ … う う …

( グレン ) おい しっかり しろ こっち だ !

( グレン ) クッソ ! どうも レオス の やつ に ―

おびき出さ れ てる 気 が し て な ん ねえ

白 猫 を 狙って き て や がる の か あの 時 と 同じ だ

( グレン ) セラ !

( 中毒 者 ) ガァ ! ( グレン ) ガッ グッ !

( 中毒 者 ) ガァ ! ( グレン ) クソ が あぁ !

( 中毒 者 ) ヤアア !

( グレン ) そう か そういう 事 か !

あの 野郎 ! やら せる か !

今 の なまぬるい 俺 じゃ また 守りきれ ねえ !

思い出せ ! 宮廷 魔 導 士 だった 頃 の 感覚 を !

( 中毒 者 ) ギャア ! ( グレン ) グッ !

( 中毒 者 ) ギャアア !

( シス ティーナ ) あ … ああ …

( シス ティーナ ) こ … 怖い

( 中毒 者 ) ウワア !

白 猫 ! 後ろ だ ! ( 中毒 者 ) アアアァ !

( グレン ) クソ が !

( 中毒 者 ) ウガアァ …

( シス ティーナ ) は あっ !

白 猫 ! 大丈夫 か !

触ら ない で !

( シス ティーナ ) は あ …

( グレン ) 俺 が 怖い の か 白 猫

う …

すま ん

( シス ティーナ ) その … 私 は …

( レオス ) いや あ は はっ 見事 だ よ グレン

テメエ ! レオス の ふり は もう やめろ !

おや やっぱり 君 は 僕 の 正体 に 気付 い た ん だ ね

( シス ティーナ ) え ? ( グレン ) あいつ は レオス じゃ ねえ !

元 帝国 宮廷 魔 導 士 団 の 執行 官 ナンバー 11

“ 正義 ” ジャティス = ロウ ファン だ

“ 生き て た の か ” と でも 言 いた そ う な 顔 だ ねえ

レオス は … どこ ?

ああ レオス ねえ …

薬 の 投与 に よって 僕 の 思惑 どおり に 動 い て くれ た あと ―

死 ん だ よ

( レオス ) “ 天使 の 塵 ” を 投与 さ れ た 時点 で ―

人 と して は 死 ん だ も 同然 な ん だ けど

ちょうど 魔 導 兵 団 戦 が 終わった 直後 だった か なあ

( シス ティーナ ) そんな …

久しぶり だ ね グレン

君 と 再び 対峙 ( たい じ ) する 日 を 僕 が どんなに 待ちわび て い た 事 か

白 猫 ここ から 去れ

えっ …

ここ は もう お前 が い て いい 世界 じゃ ねえ

同感 だ むしろ 消え て くれ ない か な

もう 君 の 役目 は 終わった ん だ

僕 と グレン の 戦い を 邪魔 する なら ―

殺す

( シス ティーナ ) ヒッ … !

白 猫 … 行 けっ !

は …

は ぁ っ … ん っ …

達者 で な

( ジャティス ) しかし 本当 に 彼女 は セラ に 似 てる ねえ

( グレン ) う ぜ えん だ よ お前 !

レオス に 近づ い た の も 決闘 も 白 猫 と の 結婚 も すべて ―

ここ で こうして 俺 と 戦う ため の 筋書き だった ん だ ろ !

ハハッ ああ

( グレン ) 予知 に 近い 行動 予測 が 可能 な お前 の 固有 魔術 に ―

まんまと ハマ っち まっ た って 事 か

で 何 が 目的 だ

( ジャティス ) 1 年 前 から ずっと 同じ だ よ 正義 の 執行

その 正義 と や ら を 言い訳 に

帝国 政府 の 要人 や 軍 の 高位 魔 導 士 を

片っ端から 殺し まくった って いう の か よ !

( ジャティス ) そうだ 途中 で 君 に 阻ま れ て しまった けど ね

だが 今度 は きっと うまく いく

“ 禁 忌 教 典 ( アカシック レコード ) ” が 手 に 入れ ば

“ 禁 忌 教 典 ” ?

ああ 世界 の すべて の 理 ( ことわり ) を 支配 する 力 の 存在

僕 は それ を 手 に 入れる ん だ

だが あの 力 は 絶対 的 に 正しい 人間 が 持つ べき も の 故 に ―

かつて 僕 の 正義 を 破った 君 を 倒さ なく て は ―

僕 に その 資格 は ない

たとえ 神 が 許し て も 僕 自身 が それ を 許さ ない

これ は 君 へ の 復しゅう で は ない 挑戦 な ん だ よ !

僕 が “ 正義 の 魔法使い ” と なり ―

この世 すべて の 悪 へ 正義 を 執行 する

( グレン ) そんな 正義 ある か !

あの 時 お前 が これ を 使った 段階 で 正体 を 見破る べき だった ぜ !

( シス ティーナ ) 先生 の 事 別 世界 の 人 だ と 思って しまった

拒絶 し て しまった

先生 は いつ だって 私 たち の ため に 命 を 懸けて 戦って くれ て い た のに

私 の バカ なんで あんな 事 を !

このまま じゃ 先生 は きっと どこ か へ 行って しまう

でも 今 の 私 に 何 が できる って いう の

どう し たら …

( ジャティス ) 隠れ て も 無駄 さ グレン

まだまだ いく よ

( グレン ) “ 三 界 ( さん かい ) の 理 ・ 天秤 ( てんびん ) の 法則 ・\ N 律 の 皿 は 左舷 に 傾く べし ”

( ジャティス ) はっ

“ 白銀 の 氷 狼 ( ひょう ろう ) よ ・ 吹雪 纏 ( まと ) い て ・\ N 疾駆 ( か ) け 抜けよ ”

フッ ヒャハハ 相変わらず 抜け目 ない なあ

フッ !

フハハハハ …\ N アハハ ハハ … !

やはり 君 は そう で ない と

( グレン ) うる せ え !

殺し 合い くらい 黙って やり や がれ !

はっ !

グッ !

( ジャティス ) 僕 の 勝ち だ

安心 し て くれ 苦しま せ ず に 一瞬 で 殺す

それ が 君 に 対 する 最大 限 の 敬意 と 礼儀 だ

あの世 で セラ に よろしく 伝え て くれ

( ジャティス ) あっ !

( グレン ) う っ !

( シス ティーナ ) は あ … 間に合った

( グレン ) う っ !

白 猫 … お前 !

バカ 野郎 なんで 戻って 来 た !

ここ は お前 が い て いい 世界 じゃ ない !

( シス ティーナ ) そう …\ N そして 先生 が い て いい 世界 で も ない わ

私 は あなた を 連れ戻し に 来 た の

な っ !

先生 言い まし た よ ね

“ ルミア を 守る ため に 力 が 必要 だ ” って

ルミア は 私 に とって かけがえのない 人 それ に …

あなた も そう !

あ あっ !

( シス ティーナ ) 怖い あなた も ふだん の ロク で なし の あなた も ―

どちら も “ あなた ” と いう 人間

かけがえのない 人 で ある 事 は 間違い ない !

だから 私 たち の そば に いて よ !

どこ へ も 行か ない で !

は あっ ああ …

( ジャティス ) いやはや 少々 不覚 を とった

( シス ティーナ ) もう 先生 に は 関わら ない で ください !

( ジャティス ) う ざい ね 君 …\ N 性格 まで セラ に 似 てる ん だ なあ

( グレン ) フッ …

やれやれ 俺 も ヤキ が 回った ぜ

( グレン ) こいつ は もう 要ら ねえ な

白 猫 ツー マンセル だ

俺 が 前衛 お前 が 後衛 できる か ?

う っ !

( グレン ) 約束 する ぜ 刺し 違え て も あいつ を 倒し て

お前 だけ は 無事 みんな の 所 へ 戻し て み せる だ から …

( シス ティーナ ) その 約束 受け かねる わ ね

( シス ティーナ ) その 約束 受け かねる わ ね

( グレン ) は っ ?

2 人 で 一緒 に みんな の 所 へ 戻る の

そういう 約束 なら 喜んで 受ける わ

頼り に し てる ぜ シス ティーナ

やっと 初めて 私 の 名前 を まとも に 呼 ん で くれ た わ ね

フッ … 行く ぞ !

( ジャティス ) なんという 堕落 !

シス ティーナ = フィー ベル 君 の せい で !

“ 集え 暴風 ・ 散 弾 と なり て ・\ N 撃ち 据えよ ”

僕 と グレン の 戦い の 邪魔 を する な !

“ 大気 の 壁 よ ・ 二 重 ( ふた え ) と なり て ・\ N 我ら を 守れ ”

即興 改変 ?

“ 颪 ( おろし ) の 風 狼 ( ふう ろう ) よ ・ 我 を その 背 に ・\ N 疾 ( と ) く 激しく 駆けよ ”

ふう う う う … う あっ !

( ジャティス ) ぐう う … 彼女 …

これほど の 技量 と は 計算 違い だった か …

( グレン ) な …

来い ! 僕 の 奥底 に 眠る 正義 の 具現 !

僕 だけ の 神 よ 正義 の 神 よ !

我が 正義 に 牙 を むく 邪悪 を 駆逐 せよ !

レディ ジャスティス ユース ティア !

アハ ハハハハ

アハ ハハハハ …

( シス ティーナ ) “ 大いなる 息吹 よ ”

はっ !

( ジャティス ) なん … だ と …

具現 ( コール ) ! 具現 ! 具現 !

ジャティス ~ !

ヒヒ … う っ !

ふう う う わ っ !

ケリ を つける ぞ

はっ はっ は

うぬぼれる な よ グレン

君 の 優勢 は 彼女 の おかげ だ ろ ?

だが 残念 だった ねえ

( グレン ) な っ !

( ジャティス ) マナ 欠乏 症 限界 の よう だ ね

な … クッ !

( ジャティス ) だ が 今回 は 彼女 に 免じ て

僕 の 負け と いう 事 に し て あげる よ

( グレン ) 大丈夫 か !

( ジャティス ) グレン 君 は 知ら ない だ ろ う が ―

( ジャティス ) グレン 君 は 知ら ない だ ろ う が ―

( グレン ) は あっ !

この 帝国 は 滅び なけ れ ば なら ない

なぜなら この 国 は ね ―

邪悪 な 意思 の 下 に 作ら れ た もの な ん だ よ

また 会 お う グレン

次 は 必ず 僕 の 正義 が 君 を 倒す

( グレン ) う っせ ー !

二 度 と 顔 を 見せる な クソ 野郎 !

( グレン ) 立てる か ?

まだ … 力 が …\ N 入ら ない

( グレン ) う っ ん …

( ルミア ) シス ティ ! ( グレン ) ん ?

よかった ( リィエル ) グレ ~ ン !

( ウェンディ ) 心配 し まし た わ ! ( リン ) 先生 !

( カッシュ ) ケガ ない か ? ( セシル ) 大丈夫 ?

( テレサ ) 無事 の よう です ね

なあ 俺 は 本当 に お前 たち の 教師 で いい の か ?

バカ ねえ 私 が こうして あなた の そば に いる の が 答え じゃ ない

( シス ティーナ ) そう でしょ 先生

( グレン ) すま ん ジャティス の やつ を 取り逃がし ち まって

謝る 事 は ない は な から お前 に 頼 ん だ 覚え は ない から な

あの 野郎 相変わらず ふざけ た 事 ばかり 抜かし て い た が ―

1 つ 気 に なった 事 が ある

( ジャティス ) 世界 の すべて の 理 を 支配 する 力 の 存在 ―

それ が “ 禁 忌 教 典 ” だ よ

( グレン ) それ を 手 に 入れよ う と し て いた ん だ あいつ は …

( アルベルト ) “ 禁 忌 教 典 ” か …

( エレノア ) この 奥 に 開く べき 門 が …

ウフ … フフ フッ …

( グレン ) お は ー っす ( ハーレイ ) ん ?

きょう も いい 天気 っす ねえ ハロウィン 先輩 !

ハーレイ だ ! 貴 様 わざと 言って いる だ ろ !

まったく ! ( グレン ) ヘイヘイ ハーレム 先輩

ハーレイ ! ハーレイ = アスト レイ !

大体 貴 様 は いつも いつも いつも いつも いつも …

大体 貴 様 は いつも いつも いつも いつも いつも …

( リック ) フッフッ

お セリカ 戻って た の か

( セリカ ) すっかり 教師 らしく なった じゃ ない か

だから 言った ろ 俺 は やれ ば できる 子 だって

( セリカ ) だったら もう 安心 だ な

ん ?

実は 本格 的 に 地下 迷宮 の 探索 に 出よ う と 思う

あの 場所 に は 私 の 成す べき 事 が ある 気 が し て なら ない から な

フッ そう か …

( シス ティーナ ) 先生 ! ( グレン ) お ?

早く 早く !

ど あっ ! ( セリカ ) 頼 ん だ ぞ 先生 !

( グレン ) ふう … めん どくせ え なあ

ふ ふ …

( 子供 時代 の グレン ) “ 魔 王 は 魔法使い に 尋ね ます ”

“ 一体 なん だ ? 何 が お前 に そこ まで さ せる ん だ ? ”

“ どうして そこ まで できる ? 私 に は お前 が まったく 理解 でき ない ”

“ する と 魔法使い は 言い まし た ”

“ 簡単 だ よ 魔 王 ”

( グレン ) “ 僕 に は 守り たい もの 守る べき もの が ある ん だ ”

“ それ を 思え ば 自然 と 体 の 底 から 無限 の 力 が 湧 い て くる ん だ ”

“ 何度 だって 立ち 上がれる ん だ ”

そう 何度 だって な

( グレン ) よう し そんじゃ

授業 を 始める ぞ

( 生徒 たち ) はい !



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( シス ティーナ ) う っ !

まさか レオス …

( レオス ) なん だ と この クソ アマ が !

はっ !

( レオス ) 僕 を あんな 下 劣 で 下 賤 ( げ せ ん ) な ―

クズ ども と 一緒 に する な !

( シス ティーナ ) う っ …

( レオス ) まあ いい 賢い 女 なら 分かる だ ろ う ?

君 に 拒否 権 は ない

( シス ティーナ ) 先生 … 私 …

( カッシュ ) おい 聞い た か ?

( セシル ) シス ティーナ レオス 先生 の プロポーズ 受け た って

( リン ) 式 は 1 週間 後 だ よ

( テレサ ) ずいぶん 急 よ ね

( ウェンディ ) ん …

( ギイ ブル ) もともと 許嫁 ( いいなずけ ) だった ん だ し ( ウェンディ ) あ …

( ギイ ブル ) そう 騒ぐ 事 も ない だ ろ う

それ より グレン 先生 が 決闘 に 来 ない なんて

正直 失望 し た よ

( ウェンディ ) シス ティーナ ! ( ギイ ブル ) う !

( ウェンディ ) あなた 結婚 って 本気 です の ! ?

ええ

魔 導 考古 学 を 究める と いう 志 は どう なった ん です の ?

ああ あれ …

あれ は 単なる 夢 だった だけ 現実 を 見よ う と 思って

( ウェンディ ) クッ …\ N 親友 が 突然 こんな 事 に なって ―

あなた は 納得 し て いる ん です の ! ? ( ルミア ) は …

それ は …

( レオス ) や あ シス ティーナ

式 の 打ち合わせ が あり ます お 時間 よろしい です か ?

あ … うん 分かった わ

( レオス ) 皆さん 失礼

( リィエル ) ルミア あいつ 斬って いい ?

( ルミア ) えっ ?

( リィエル ) よく 分から ない けど あいつ は きっと 敵 !

( ルミア ) ダメッ ! ( リィエル ) あ ルミア …

( ルミア ) ダメ だ よ …

でも …

( ルミア ) もう 少し だけ 待って

グレン 先生 が きっと なんとか し て くれる から

でも グレン は どこ か 行った まま 戻ら ない …

( ルミア ) ん …

( ルミア ) あの 日 私 は 帰って き た シス ティーナ を 問い詰め まし た が ―

“ レオス と 結婚 する ” の 一点張り で …

( シス ティーナ ) 私 の 事 は 放って おい て !

シス ティ …

( グレン ) 誰 だ よ う っせ ー な

あ ルミア …

先生 シス ティ が このまま じゃ ! ( グレン ) ん … !

( ルミア ) 先生 に は 私 が 知り うる かぎり の 事 を 伝え まし た

すると …

はっ …

任せろ

( ルミア ) その後 リィエル の 元 へ 行き ―

“ 絶対 に ルミア から 離れる な ” と 言い残し ―

姿 を 消し て しまった の です

( ルミア ) 大丈夫 “ 任せろ ” って 言って くれ た ん だ から ―

先生 を 信じ て 待 と う よ

( 鐘 の 音 )

( ドア が 開く 音 ) ( ルミア ・ リィエル ) あ …

ルミア … リィエル …

( ルミア ) シス ティ … きれい

いい な その ひらひら の 服

戦い にく そう だ けど 私 も 着 たい

( シス ティーナ ) 大丈夫 きっと いつか 着 られる 日 が 来る よ

ねえ シス ティ …

もう すぐ 式 が 始まる から 参 列席 に 行って て

( ルミア ) シス ティ …

( シス ティーナ ) う っ …

( 司祭 ) 汝 ( なんじ ) その 健やか なる 時 も ―

病め る 時 も 喜び の 時 も ―

悲しみ の 時 も 富め る 時 も …

( ウェンディ ) 花婿 側 の 列席 者 が 1 人 も い ない なんて

( 司祭 ) 貧しき 時 も これ を 愛 し ―

( ウェンディ ) 花婿 側 の 列席 者 が 1 人 も い ない なんて

敬い 慰め …

どういう 事 です の ?

敬い 慰め …

( 司祭 ) 助け 真心 を 尽くす 事 を 誓い ます か ?

誓い ます

( レオス ) お 友達 の ルミア = ティン ジェル の 素性 と 能力

それ と リィエル = レイ フォード

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” で し た っけ ?

( シス ティーナ ) は っ !

誓い ます …

( 司祭 ) で は 誓い の キス を

( レオス ) フッ …

( シス ティーナ ) ん … !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

( シス ティーナ ) は あっ !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

( グレン ) ちょっと 待った ぁ !

へ っ この 婚 儀 に 異議 あり だ !

俺 は この 結婚 に 大 反対 !

レオス ! テメエ ごとき に 白 猫 は 渡さ ねえ よ !

( レオス ) う っ !

( カッシュ ) し ゃ あ ! ( リン ・ テレサ ・ セシル ) やっ た あ !

( ウェンディ ) やり まし た わ !

リィエル ! ルミア を 頼む ぞ !

任せ て ( ルミア ) 先生 !

( グレン ) へ っ あば よ !

( 生徒 たち ) ハハハハハ ! やっ た あ !

( シス ティーナ ) 先生 放し て 放し て よ !

もう いいかげん に し て !

本当 に どうして こう な っち まっ た ん だ ろ う な

よっ と ぉ

( シス ティーナ ) あなた なんか 大嫌い な の ! 私 は レオス と 結婚 する の !

そう し ない と …

やっぱり な ルミア を 盾 に 脅かさ れ た ん だ ろ

どうせ そんな 事 だ ろ う と 思った ぜ

今 まで どこ で 何 を し て い た ん です か

私 … 私 …

すま ん てこずった

( グレン ) ルミア から 事情 を 聞い た あと ―

俺 は お前 を 取り戻す 方法 を 考え て い た

ただ 分かった の は ―

本気 で 戦わ なけ れ ば 負ける の は この 俺 だ ―

と いう 事 だった

まるで あの 頃 に 戻 っち まっ た みたい だ な

けど こんな おもちゃ が どこ まで あいつ に 通用 する の か

とにかく こっち が 有利 な 場所 に レオス を おびき出し 倒す

それ しか ねえ

( グレン ) 白 猫 レオス の 目的 は 何 だ と 思う ?

俺 も いろいろ と 可能 性 を 考え て み た が まるで 分から ねえ

考え られる と すれ ば ―

こんな 暴挙 に 出る ほど お前 を 愛し てる って 事 くらい だ

それ は あり ませ ん あの 日 私 分かった ん です

この 人 は 私 を 愛し て は い ない ん だ って

まるで 別人 の よう に 冷たく て 怖かった

まるで 別人 ?

( うめき声 )

あ … う っ !

( シス ティーナ ) せ … 先生

( グレン ) 末期 中毒 症 状 …\ N ( シス ティーナ ) あ …

( グレン ) なんで ここ で “ 天使 の 塵 ( ちり ) ” が 出 て くる !

せ …

先生 …

( 中毒 者 たち の うめき声 )

ルミア ! ( ルミア ) みんな 下がって !

やる !

( バーナード ) 待た せ た な

( アルベルト ) リィエル お前 は 皆 を 守れ

( クリストフ ) ここ は 任せ て

走って !

( ウェンディ ) はい ! ( セシル ) 分かり まし た !

リィエル !

ルミア 行 こ う ! ( ルミア ) うん !

さ あて

( アルベルト ) 始める ぞ

( バーナード ) おう ! ( クリストフ ) はい !

( 中毒 者 たち ) う う …

止まれ !

( グレン ) チッ はめ られ た か

先生 この 人 たち は 一体 …

( グレン ) あいつ ら は 主人 の 命令 に 盲 目的 に 従う 死人 ( し び と ) 同然 の 人形 だ

それ より 白 猫 行け !

( シス ティーナ ) えっ ? ( グレン ) いい から 早く 走れ !

お前 を 守り ながら じゃ とても さばき きれ ねえ

わ 私 なら 大丈夫 です

戦い 方 くらい 私 も 教わって い ます から !

( シス ティーナ ) “ 大いなる 風 ” … はっ !

( 中毒 者 ) いい あぁ !

( グレン ) クッ ! “ 駆けよ 風 ”

で やっ ! ( 中毒 者 ) ぐ ああ !

( グレン ) “ 駆け て 抜けよ ”

( 中毒 者 ) ギャア ! ( シス ティーナ ) は っ !

( 中毒 者 ) ギャッ !

“ 打ち 据えよ ”

は …

( グレン ) 白 猫 ! ( シス ティーナ ) はっ

( グレン ) 何 やって る ! ボサッ と す ん な 行く ぞ !

( 中毒 者 たち ) ウガア !

( グレン ) クッ ! ( シス ティーナ ) は あ … は あ …

( グレン ) ん っ !

( 中毒 者 たち ) ヌオァ !

“ 雷 精 ( ら い せい ) よ ”

( 中毒 者 ) ギャッ ! ウアア …\ N ( シス ティーナ ) あ あ …

“ 紫 電 の 衝撃 以 ( も っ ) て ・ 撃ち 倒せ ”

( 中毒 者 ) ダア アア !

あ … う う …

( グレン ) おい しっかり しろ こっち だ !

( グレン ) クッソ ! どうも レオス の やつ に ―

おびき出さ れ てる 気 が し て な ん ねえ

白 猫 を 狙って き て や がる の か あの 時 と 同じ だ

( グレン ) セラ !

( 中毒 者 ) ガァ ! ( グレン ) ガッ グッ !

( 中毒 者 ) ガァ ! ( グレン ) クソ が あぁ !

( 中毒 者 ) ヤアア !

( グレン ) そう か そういう 事 か !

あの 野郎 ! やら せる か !

今 の なまぬるい 俺 じゃ また 守りきれ ねえ !

思い出せ ! 宮廷 魔 導 士 だった 頃 の 感覚 を !

( 中毒 者 ) ギャア ! ( グレン ) グッ !

( 中毒 者 ) ギャアア !

( シス ティーナ ) あ … ああ …

( シス ティーナ ) こ … 怖い

( 中毒 者 ) ウワア !

白 猫 ! 後ろ だ ! ( 中毒 者 ) アアアァ !

( グレン ) クソ が !

( 中毒 者 ) ウガアァ …

( シス ティーナ ) は あっ !

白 猫 ! 大丈夫 か !

触ら ない で !

( シス ティーナ ) は あ …

( グレン ) 俺 が 怖い の か 白 猫

う …

すま ん

( シス ティーナ ) その … 私 は …

( レオス ) いや あ は はっ 見事 だ よ グレン

テメエ ! レオス の ふり は もう やめろ !

おや やっぱり 君 は 僕 の 正体 に 気付 い た ん だ ね

( シス ティーナ ) え ? ( グレン ) あいつ は レオス じゃ ねえ !

元 帝国 宮廷 魔 導 士 団 の 執行 官 ナンバー 11

“ 正義 ” ジャティス = ロウ ファン だ

“ 生き て た の か ” と でも 言 いた そ う な 顔 だ ねえ

レオス は … どこ ?

ああ レオス ねえ …

薬 の 投与 に よって 僕 の 思惑 どおり に 動 い て くれ た あと ―

死 ん だ よ

( レオス ) “ 天使 の 塵 ” を 投与 さ れ た 時点 で ―

人 と して は 死 ん だ も 同然 な ん だ けど

ちょうど 魔 導 兵 団 戦 が 終わった 直後 だった か なあ

( シス ティーナ ) そんな …

久しぶり だ ね グレン

君 と 再び 対峙 ( たい じ ) する 日 を 僕 が どんなに 待ちわび て い た 事 か

白 猫 ここ から 去れ

えっ …

ここ は もう お前 が い て いい 世界 じゃ ねえ

同感 だ むしろ 消え て くれ ない か な

もう 君 の 役目 は 終わった ん だ

僕 と グレン の 戦い を 邪魔 する なら ―

殺す

( シス ティーナ ) ヒッ … !

白 猫 … 行 けっ !

は …

は ぁ っ … ん っ …

達者 で な

( ジャティス ) しかし 本当 に 彼女 は セラ に 似 てる ねえ

( グレン ) う ぜ えん だ よ お前 !

レオス に 近づ い た の も 決闘 も 白 猫 と の 結婚 も すべて ―

ここ で こうして 俺 と 戦う ため の 筋書き だった ん だ ろ !

ハハッ ああ

( グレン ) 予知 に 近い 行動 予測 が 可能 な お前 の 固有 魔術 に ―

まんまと ハマ っち まっ た って 事 か

で 何 が 目的 だ

( ジャティス ) 1 年 前 から ずっと 同じ だ よ 正義 の 執行

その 正義 と や ら を 言い訳 に

帝国 政府 の 要人 や 軍 の 高位 魔 導 士 を

片っ端から 殺し まくった って いう の か よ !

( ジャティス ) そうだ 途中 で 君 に 阻ま れ て しまった けど ね

だが 今度 は きっと うまく いく

“ 禁 忌 教 典 ( アカシック レコード ) ” が 手 に 入れ ば

“ 禁 忌 教 典 ” ?

ああ 世界 の すべて の 理 ( ことわり ) を 支配 する 力 の 存在

僕 は それ を 手 に 入れる ん だ

だが あの 力 は 絶対 的 に 正しい 人間 が 持つ べき も の 故 に ―

かつて 僕 の 正義 を 破った 君 を 倒さ なく て は ―

僕 に その 資格 は ない

たとえ 神 が 許し て も 僕 自身 が それ を 許さ ない

これ は 君 へ の 復しゅう で は ない 挑戦 な ん だ よ !

僕 が “ 正義 の 魔法使い ” と なり ―

この世 すべて の 悪 へ 正義 を 執行 する

( グレン ) そんな 正義 ある か !

あの 時 お前 が これ を 使った 段階 で 正体 を 見破る べき だった ぜ !

( シス ティーナ ) 先生 の 事 別 世界 の 人 だ と 思って しまった

拒絶 し て しまった

先生 は いつ だって 私 たち の ため に 命 を 懸けて 戦って くれ て い た のに

私 の バカ なんで あんな 事 を !

このまま じゃ 先生 は きっと どこ か へ 行って しまう

でも 今 の 私 に 何 が できる って いう の

どう し たら …

( ジャティス ) 隠れ て も 無駄 さ グレン

まだまだ いく よ

( グレン ) “ 三 界 ( さん かい ) の 理 ・ 天秤 ( てんびん ) の 法則 ・\ N 律 の 皿 は 左舷 に 傾く べし ”

( ジャティス ) はっ

“ 白銀 の 氷 狼 ( ひょう ろう ) よ ・ 吹雪 纏 ( まと ) い て ・\ N 疾駆 ( か ) け 抜けよ ”

フッ ヒャハハ 相変わらず 抜け目 ない なあ

フッ !

フハハハハ …\ N アハハ ハハ … !

やはり 君 は そう で ない と

( グレン ) うる せ え !

殺し 合い くらい 黙って やり や がれ !

はっ !

グッ !

( ジャティス ) 僕 の 勝ち だ

安心 し て くれ 苦しま せ ず に 一瞬 で 殺す

それ が 君 に 対 する 最大 限 の 敬意 と 礼儀 だ

あの世 で セラ に よろしく 伝え て くれ

( ジャティス ) あっ !

( グレン ) う っ !

( シス ティーナ ) は あ … 間に合った

( グレン ) う っ !

白 猫 … お前 !

バカ 野郎 なんで 戻って 来 た !

ここ は お前 が い て いい 世界 じゃ ない !

( シス ティーナ ) そう …\ N そして 先生 が い て いい 世界 で も ない わ

私 は あなた を 連れ戻し に 来 た の

な っ !

先生 言い まし た よ ね

“ ルミア を 守る ため に 力 が 必要 だ ” って

ルミア は 私 に とって かけがえのない 人 それ に …

あなた も そう !

あ あっ !

( シス ティーナ ) 怖い あなた も ふだん の ロク で なし の あなた も ―

どちら も “ あなた ” と いう 人間

かけがえのない 人 で ある 事 は 間違い ない !

だから 私 たち の そば に いて よ !

どこ へ も 行か ない で !

は あっ ああ …

( ジャティス ) いやはや 少々 不覚 を とった

( シス ティーナ ) もう 先生 に は 関わら ない で ください !

( ジャティス ) う ざい ね 君 …\ N 性格 まで セラ に 似 てる ん だ なあ

( グレン ) フッ …

やれやれ 俺 も ヤキ が 回った ぜ

( グレン ) こいつ は もう 要ら ねえ な

白 猫 ツー マンセル だ

俺 が 前衛 お前 が 後衛 できる か ?

う っ !

( グレン ) 約束 する ぜ 刺し 違え て も あいつ を 倒し て

お前 だけ は 無事 みんな の 所 へ 戻し て み せる だ から …

( シス ティーナ ) その 約束 受け かねる わ ね

( シス ティーナ ) その 約束 受け かねる わ ね

( グレン ) は っ ?

2 人 で 一緒 に みんな の 所 へ 戻る の

そういう 約束 なら 喜んで 受ける わ

頼り に し てる ぜ シス ティーナ

やっと 初めて 私 の 名前 を まとも に 呼 ん で くれ た わ ね

フッ … 行く ぞ !

( ジャティス ) なんという 堕落 !

シス ティーナ = フィー ベル 君 の せい で !

“ 集え 暴風 ・ 散 弾 と なり て ・\ N 撃ち 据えよ ”

僕 と グレン の 戦い の 邪魔 を する な !

“ 大気 の 壁 よ ・ 二 重 ( ふた え ) と なり て ・\ N 我ら を 守れ ”

即興 改変 ?

“ 颪 ( おろし ) の 風 狼 ( ふう ろう ) よ ・ 我 を その 背 に ・\ N 疾 ( と ) く 激しく 駆けよ ”

ふう う う う … う あっ !

( ジャティス ) ぐう う … 彼女 …

これほど の 技量 と は 計算 違い だった か …

( グレン ) な …

来い ! 僕 の 奥底 に 眠る 正義 の 具現 !

僕 だけ の 神 よ 正義 の 神 よ !

我が 正義 に 牙 を むく 邪悪 を 駆逐 せよ !

レディ ジャスティス ユース ティア !

アハ ハハハハ

アハ ハハハハ …

( シス ティーナ ) “ 大いなる 息吹 よ ”

はっ !

( ジャティス ) なん … だ と …

具現 ( コール ) ! 具現 ! 具現 !

ジャティス ~ !

ヒヒ … う っ !

ふう う う わ っ !

ケリ を つける ぞ

はっ はっ は

うぬぼれる な よ グレン

君 の 優勢 は 彼女 の おかげ だ ろ ?

だが 残念 だった ねえ

( グレン ) な っ !

( ジャティス ) マナ 欠乏 症 限界 の よう だ ね

な … クッ !

( ジャティス ) だ が 今回 は 彼女 に 免じ て

僕 の 負け と いう 事 に し て あげる よ

( グレン ) 大丈夫 か !

( ジャティス ) グレン 君 は 知ら ない だ ろ う が ―

( ジャティス ) グレン 君 は 知ら ない だ ろ う が ―

( グレン ) は あっ !

この 帝国 は 滅び なけ れ ば なら ない

なぜなら この 国 は ね ―

邪悪 な 意思 の 下 に 作ら れ た もの な ん だ よ

また 会 お う グレン

次 は 必ず 僕 の 正義 が 君 を 倒す

( グレン ) う っせ ー !

二 度 と 顔 を 見せる な クソ 野郎 !

( グレン ) 立てる か ?

まだ … 力 が …\ N 入ら ない

( グレン ) う っ ん …

( ルミア ) シス ティ ! ( グレン ) ん ?

よかった ( リィエル ) グレ ~ ン !

( ウェンディ ) 心配 し まし た わ ! ( リン ) 先生 !

( カッシュ ) ケガ ない か ? ( セシル ) 大丈夫 ?

( テレサ ) 無事 の よう です ね

なあ 俺 は 本当 に お前 たち の 教師 で いい の か ?

バカ ねえ 私 が こうして あなた の そば に いる の が 答え じゃ ない

( シス ティーナ ) そう でしょ 先生

( グレン ) すま ん ジャティス の やつ を 取り逃がし ち まって

謝る 事 は ない は な から お前 に 頼 ん だ 覚え は ない から な

あの 野郎 相変わらず ふざけ た 事 ばかり 抜かし て い た が ―

1 つ 気 に なった 事 が ある

( ジャティス ) 世界 の すべて の 理 を 支配 する 力 の 存在 ―

それ が “ 禁 忌 教 典 ” だ よ

( グレン ) それ を 手 に 入れよ う と し て いた ん だ あいつ は …

( アルベルト ) “ 禁 忌 教 典 ” か …

( エレノア ) この 奥 に 開く べき 門 が …

ウフ … フフ フッ …

( グレン ) お は ー っす ( ハーレイ ) ん ?

きょう も いい 天気 っす ねえ ハロウィン 先輩 !

ハーレイ だ ! 貴 様 わざと 言って いる だ ろ !

まったく ! ( グレン ) ヘイヘイ ハーレム 先輩

ハーレイ ! ハーレイ = アスト レイ !

大体 貴 様 は いつも いつも いつも いつも いつも …

大体 貴 様 は いつも いつも いつも いつも いつも …

( リック ) フッフッ

お セリカ 戻って た の か

( セリカ ) すっかり 教師 らしく なった じゃ ない か

だから 言った ろ 俺 は やれ ば できる 子 だって

( セリカ ) だったら もう 安心 だ な

ん ?

実は 本格 的 に 地下 迷宮 の 探索 に 出よ う と 思う

あの 場所 に は 私 の 成す べき 事 が ある 気 が し て なら ない から な

フッ そう か …

( シス ティーナ ) 先生 ! ( グレン ) お ?

早く 早く !

ど あっ ! ( セリカ ) 頼 ん だ ぞ 先生 !

( グレン ) ふう … めん どくせ え なあ

ふ ふ …

( 子供 時代 の グレン ) “ 魔 王 は 魔法使い に 尋ね ます ”

“ 一体 なん だ ? 何 が お前 に そこ まで さ せる ん だ ? ”

“ どうして そこ まで できる ? 私 に は お前 が まったく 理解 でき ない ”

“ する と 魔法使い は 言い まし た ”

“ 簡単 だ よ 魔 王 ”

( グレン ) “ 僕 に は 守り たい もの 守る べき もの が ある ん だ ”

“ それ を 思え ば 自然 と 体 の 底 から 無限 の 力 が 湧 い て くる ん だ ”

“ 何度 だって 立ち 上がれる ん だ ”

そう 何度 だって な

( グレン ) よう し そんじゃ

授業 を 始める ぞ

( 生徒 たち ) はい !


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